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![]() ![]() ★Spirits 1★ 『昭和の風景を視て来た普通の子供だと思います…』 今日はよろしくお願い致します。 さて、インタビューするに辺り、友納さんのことを色々と知らなければなりませんね。 最初に古〜い話かもしれませんが(笑)。御幼少の頃のお話などをお聞かせくださいませんか? どんな子供時代を過されたんでしょうか? どんな子供だったかと言われても困るのですが、昭和の風景を視て来た普通の子供だと思います。でも皆なで遊ぶよりも、けっこうひとりでいるのが好きだったりしましたよ。今でもお祭りごとがあまり得意ではないのですが、静かに空想している時が落ち着けたりしました。幼少の頃は憧れるものが沢山あるじゃないですか?それは例えば「ウルトラセブンになりたい!」でも良いわけで、何処に魅力があるのかと訊かれても言葉では上手く表現できないような、そんな憧れです。 「音楽」をやり始めたきっかけをお尋ねします。 どんなアーチストに影響されたのでしょう? ましてや女の子にモテるという不純な動機だったと思います(笑) 実際、小学校の時に音楽で「1」を貰ったことがあります。 それはその先生が嫌いだったからリコーダーを吹かなかった、という変な理由。 一転して中学では「トモノウ君は歌が上手だね〜」と誉められ、誉められると直ぐに木に登りました。 このお世辞がなければ、ろくな爺さんにはなっていないことでしょう! やはりユーミンの使う響きがとても好きでしたね。 いわゆるメージャーセブンスという響き。それまでの三和音とは全く異色というぐらいの印象でね。 決して裕福ではないけれど、家にはピアノがありましたから、その時代、誰もがギターばかりを抱えていたので 異端児なボクはピアノにもコードと言うものがあるということを知りそれを覚えました。 最初はドミソを両手の指で押さえていたんです。ドを左手の親指、右手の人差し指と中指でミとソを。 笑っちゃうでしょう? そう、我流なんです。ピアノの響きがクラッシックっぽいと言われたことがありますが、 なーに?嘘っぱちのはったりです! 今は楽器が出来なくとも音楽は創れちゃうという時代ですが、シンセサイザーが100万はしたあの当時、ボクはきっと下心だけで音楽を志していたのかも知れません(爆)。 高校ではハードロックなんかもやりましたね。ディープパープルやツェッペリン、ビートルズもやりました。 いろんな音楽が好きでした。 特に影響を受けたのはジェネシスのトニーバンクスのキーボード・プレイ。 あとは、吉田美奈子さんです。 勿論、たくさん尊敬するアーティストの方々は多いのでボクが吸収していったモノはその方々ばかりではありませんが。 よくお風呂なんかで、鼻歌混じりに できるってアーチストも多いですけど。。。 他人の話では曲先行だったり、歌詞先行だったりといろいろあるようですが、ボクの場合は同時に出てきます。 それこそ鼻歌のメロディーがあって、そこにコードトーンを乗せていくスタイルです。 コードをかき鳴らして作曲をするとワンパターンになってしまうので、それはしませんが、ワンパターンの美学と言うものも存在します。ボクはプログレッシブロック上がりですから、変な響きのコードの流れが自分の中では気持ち良くて、 たぶんその響きが皆さんに言われる「トモノウワールド」ってやつではないでしょうか? どちらにしても楽曲としてのバランスを考えたりすることの方が時間がかかります。 つまり、リスナーに向けた時の音の配分です。 出来ることならばシンプルと行きたいところですが、バンドのプレイヤーや一般に楽器をやられる方々にも楽しんでいただける様な曲創りも心がけています。
★Spirits 2★ 『音楽はある意味バランスのとれた表現手段のひとつなんですね』 まず、今年から「本腰」を入れて活動されるとお聞きしましたが、 具体的にはどのような活動が中心になりますか? 例えば、「ライブ」を行うとか、オリジナルをたくさん作ってCD製作するとか? それによってポイントをおいていかなければならないイメージはあるんだけど、そううまくはいかないことの方が多くて、勿論、実力がないといえばそれまでなんですが、今はボクのスケールにあった活動をしていると言う感じです。 それには今年からとか来年からとかいう考えではなくていつでも価値観として存在している。 でもそれを反映するにはいろんな葛藤があったりするんですよ。 芸術事って自由なわけですよね? 「元気がない奴、励ますソング作ったぜ!」っていう感じでやるつもりもないし。 例えば5分という制約のある楽曲の中で歌詞だけでは表現できないことが多々あります。 それをサウンド、及びアレンジ、そして歌モノですから人間の声を使ってテーマとなるものを補う。 それを聞き手が如何解釈しようと構わないのですが、リスナー側が心にしまいこんでくれる。 それが理想です。 ボクは「愛している」と上手に言葉に出来なくて、でもその「愛している」の想いはいろんな視点があるわけで、それをボクなりの「愛している」として創作している、ただそれだけだったりします。 音楽HP『muzie』には全18曲の作品がアップされておりますが、 まず聴いた感想を言いますと、「大人による、大人のための、人生のブルース・ソング」と印象を持ちました。 詩の部分も心の奥まで読まれているような感じがしたのですが、 『Jilt』や『Ondine』などが特にそんな雰囲気でしたが、その辺は意識的なものはありますか? ありがとうございます。でも特に意識はしていないのですけどね。 『muzie』にアップされているものは、いわゆるデモなんですよ。 ここには18曲しかありませんが、まだまだ趣向の違うものがいくつもあります。 レコーディングをきちんとして、マスタリングをかけて、そのうち正式に発表したいなとは思っているんです。 だから、今はライブでしか聴けない楽曲も少なくありません。 『Jilt』は、曲が先でした。エレクトリック時代のマイルス・デイビスとソウルファンクバンドのウォーを合体させたようなサウンドにして、ついでに機械でどのくらいグルーヴを出せるかに挑んだ曲です。 その後、雰囲気的にはちょっと泥臭いような歌詞が合うかなと思い、コールガールの心の内面を描いたという内容です。 『Ondine』も同じように切ないのですが、サウンド的にはローラニーロを意識して、風景は『青木ヶ原の樹海』だったりします。 あまりにリアル性を出すよりも、やはり別の意味での内面性を表現するといった指向ですね。 あんまりはっきりとは書かないのがトモノウの歌詞かも知れません。 あくまで雰囲気で感じてもらった方が音楽としては面白い、そう思います。 |
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