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温泉山中線| おんせんやまなか線  加賀温泉バス
 ONSEN-YAMANAKA LINE

加賀温泉駅〜山代温泉東口〜河南〜二天〜山中温泉〜栢野
最終修正:09.06.14

 金沢地区のお古が活躍。
山中温泉バスターミナルにて。かつて山中駅があった場所。
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●鶴仙渓の湯けむりとともに

加賀温泉郷の玄関口である加賀温泉駅から、
山代、山中の各温泉街へと運行する、
加賀温泉エリアを代表する路線です。

途中の山代は加賀温泉郷の中枢といえる温泉街で、
かつては北陸鉄道の加賀の要衝・山代営業所(のちに支所)と、
これに併設されて山代東口バスターミナルが置かれていた地ですが、
97年頃に取り壊され、道路拡張の用地に転用されてしまいました。
現在は跡地の2/3程度が緑地として整備され、面影をしのばせます。

終点の山中温泉は、行基が発見した温泉と云われ、
その名の通り山の中に位置する情緒豊かな温泉街です。

大聖寺川の渓流は「鶴仙渓」と称され、その渓谷美や、
山中の三名橋と云われる“こおろぎ橋”“あやとり橋”
“黒谷橋”に人気が高く、近年は湯浴みとともに街並みや
渓谷の散策を兼ねた日帰り入浴客が増えているようです。

また、道の駅に併設された公衆浴場「ゆーゆー館」には、
かつて鉄道加南線を走ったロマンスカー「しらさぎ号」が
静態保存されており、鉄道最盛の頃の北鉄を今に伝えています。


[▼]歴 史

温泉山中線は、鉄道加南線が廃止された昭和46年(71年)7月に、
加賀温泉駅から山代、山中への新アクセス路線として開業しています。

鉄道時代の山代東口駅舎をそのまま活用した山代営業所を拠点とし、
80年代始めまでは急行便や、加温駅〜山中間ノンストップの特急便も
走るなど、観光路線らしい運行体系で盛況を極めていたようです。

一方でローカル路線としての側面も当初から併せ持ち、
昭和58年(83年)3月には別所町経由の便が新たに設定され、
また昭和63年(88年)9月には国立山中病院のある緑ヶ丘経由便を新設、
平成に入って91年には、九谷線(山中温泉〜栢野〜枯渕)の廃止を受け、
一部の便が栢野まで延長するなど、地元民の利便性も向上させています。

93年の加賀温泉バス設立時には、メインルートこそ本体に残ったものの、
栢野への延長系統のみ、加賀温泉バスへと移管されることになり、
これにより北陸鉄道本体と加温バスの共同運行路線となりますが、
結局、97年3月をもって全便が加賀温泉バスへ移管されることになり、
同時に以前の山代営業所である南部営業所山代支所も廃止・閉鎖となり、
加賀温泉エリアの本拠地、山代東口バスターミナルも取り壊されました。

その後は加賀温泉バスの代表的路線として活躍を続けており、
08年4月にエリアの大半の路線が廃止されてしまってからも、
吉崎線とともに、地域の最後の足として奮闘が続いています。

09年5月末の改正より、ゆーゆー館系統が栢野へ延長されました。

 最後のパイプ椅子。08年5月6日。


[▼]乗車のヒント

08年4月の合理化で、このエリアの路線は縮小され、
極端に単純化し、淋しい状態になってしまいました…。
とは云え、温泉山中線の亜種系統は残存したのが嬉しいところ。

山中温泉で終点となるメイン系統のほか、温泉街への延長便として、
栢野大杉で知られる栢野かやのまでは一部便が運行、
また道の駅に併設された公共浴場「ゆーゆー館」へは1.5往復が経由します。

このほか、医療センターのある緑ヶ丘への経由便が日中を中心に運行、
また朝には大聖寺川沿いに別所町を経由する便が月〜金の朝に
山中温泉発の片道1本のみ存在します。(学期末運休)

大聖寺へ抜けていた山中線が廃止されてしまい、
山中に着いても同じ道を戻るしかなくなってしまいました。
(おでかけ号で永平寺へ抜ける手段もありますが)
同じ車輌の折返しで戻るよりは、入浴、散策タイムを挟んで、
次の便で戻るのが順当ですし、車輌面でも楽しめると思います。

 栢野→菅谷小学校前。


※運行ダイヤは北陸鉄道の公式サイトをご参照下さい。 →直リンク
 (ご乗車になる“曜日”にご注意下さい。)

加賀温泉駅〜山代温泉東口間は240円、
加賀温泉駅〜山中温泉間は410円、
加賀温泉駅〜栢野間は530円、加賀温泉駅〜ゆーゆー館間は470円です。


[▼]山代温泉東口 のりば案内

    至・加賀温泉駅
      ┃┃
至     ┃┃
・     ┃┃ 
山     ┃┃∴山代東口駅跡(緑地)
代 ━━━━┛┗━━━━━━━━━ 至・粟津温泉
西 ━━━┓┏━━━━━━━━━
口     ┃┃[H]かんぽの宿
      ┃┃
      ┃┃●待合室
     ┃┃
 特急金沢、┃┃山中温泉、
 加賀温泉駅┃┃大聖寺・塩屋、
      ┃┃
      ┃┃
     至・山中温泉


[▼]ちょっとひと浴び

山中の温泉情報として、総湯「菊の湯」を紹介するのは
あまりに当たり前すぎますので、ここでは「ゆーゆー館」を。
道の駅「山中温泉ゆけむり健康村」に併設された温泉施設です。

レア系統の「ゆーゆー館前」停留所が最寄りですが、
栢野ゆきの「こおろぎ町」から歩いても近く、また
山中温泉から目抜き通りを歩くのも良いと思います。
風情ある温泉街の散歩のつもりでいかがでしょう。

広々とした露天風呂には山中節がゆったりと流れ、
なかなか良い雰囲気。また総湯「菊の湯」の方にはない
ボディソープ、シャンプーがあるのも嬉しいところです。
入浴料は500円。タオルは200円で販売されています。

観光客で賑わう菊の湯とちがい、利用者は地元客が中心らしく、
入浴セットを片手の来場者が多い気がします。定休日は毎週火曜日です。

なお、敷地内に静態保存されている、旧鉄道加南線のロマンスカー
「しらさぎ号」も、もちろん忘れてはいけない見所のひとつです。
冬期など一部の期間をのぞき、車内を見学することもできます。

 しらさぎ号。


[▼]停留所一覧

↓ 温泉山中線 ↓ (フリーバス区間・高瀬大橋〜栢野)
加 賀 温 泉 駅かがおんせんえき ※起終点・窓口・車庫・鉄道駅
加賀市農協前かがしのうきょうまえ  
加   茂かも  
七  ッ  堀ななつぼり  
文 化 会 館 前ぶんかかいかんまえ  
山 代 温 泉 口やましろおんせんぐち  
市の瀬神社前いちのせじんじゃまえ  
山代温泉東口やましろおんせんひがしぐち ※起終点
山 代 温 泉やましろおんせん  
幸   町さいわいちょう  
山代温泉西口やましろおんせんにしぐち  
山代温泉南口やましろおんせんみなみぐち  
河   南かわみなみ  
淀   町よどまち  
二   天にてん  
中   田なかだ  
長  谷  田はせだ  
旭   町あさひまち  
上   原うわばら  
塚   谷つかたに  
桂  木  町かつらぎちょう  
山 中 温 泉やまなかおんせん ※起終点・窓口
山 中 本 町やまなかほんまち  
菊 の 湯 前きくのゆまえ  
山中温泉支所前やまなかおんせんししょまえ ※05年10月「山中役場前」より改称。
こ お ろ ぎ 橋こおろぎばし  
こ お ろ ぎ 町こおろぎまち  
高 瀬 大 橋たかせおおはし  
栄   松さかえまつ  
も み じ 谷もみじだに  
日  和  台ひよりだい  
菅   谷すがたに  
菅谷小学校前すがたにしょうがっこうまえ  
栢   野かやの ※起終点
↓ 緑ヶ丘(医療センター)経由 ↓
(塚   谷)つかだに  
緑  ヶ  丘みどりがおか  
医療センター前いりょうセンターまえ  
西 桂 木 町にしかつらぎちょう  
(山 中 温 泉)やまなかおんせん ※起終点・窓口
↓ 上こおろぎ町系統 ↓
(こ お ろ ぎ 橋)こおろぎばし  
ゆーゆー館前ゆーゆーかんまえ ※起終点 03年頃「上こおろぎ町」より改称
(栢   野)かやの ※起終点。
↓ 別所町経由 ↓
(幸   町)さいわいちょう  
山代小学校前やましろしょうがっこうまえ  
漆 器 団 地しっきだんち  
別  所  町べっしょまち  
見  晴  台みはらしだい ※起終点
上  原  町うわばらまち  
(塚   谷)つかだに  

 


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