吉崎線| よしざき線  加賀温泉バス
 YOSHIZAKI LINE

(山中温泉〜)山代温泉東口〜保賀〜大聖寺駅〜加賀市民病院〜吉崎〜塩屋
最終修正:09.10.31

 元名鉄バス。
終点・塩屋に到着。
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●石川県南端の路線

蓮如上人が北陸布教の本拠地とした吉崎への路線で、
路線は大聖寺駅から大聖寺川沿いに塩屋海岸へと伸びています。

県の南端まで走る路線ということで、
福井方面への乗り継ぎ旅行が思い浮かぶところです。
じっさい吉崎から芦原温泉へ、あわら市営バスが走ってはいますが、
本数はごく零細で、停留所もかなり離れています。

かつては東尋坊方面へ急行バスが走っていたこともあったのですが、
現在はこのような寂しい状況となっています。


[▼]歴 史

古くは温泉電軌(鉄道加南線の前身)の時代から、
大聖寺〜吉崎間のバスは運行されていたといいます。

温泉電軌が戦時統合により北陸鉄道へ吸収されると、
同社の吉崎線として、長い間地域住民の生活から、
塩屋海岸の海水浴客の輸送にも一役買いました。

そんな吉崎線は、ここ10年あまりの間に、
数奇な運命をたどってきています。

93年の加賀温泉バス設立時、いったん大聖寺駅を境に系統を分断され、
南半分が「山代大聖寺線」として独立、残る北半分は加賀温泉バスへ移管され、
本体担当の「山代大聖寺線」、加温バス担当の「吉崎線」と、
完全に別々な2路線としてあゆみ始めています。

これは金沢地区における津幡線高松線の関係に似ています。

なお、分断当初はのちの津幡線や金沢・寺井線と同様に、
乗継ぎ乗車券や、また乗継ぎ回数券も発売されていたようです。

ところが、本体の路線として残った山代大聖寺線もまた、
結局は97年に加賀温泉バスへと移管されることになり、
03年のダイヤ改正では山代東口〜塩屋間を走破する便が復活、
04年にはさらに増強され、このとき正式に山代大聖寺線と再統合、
分断されていた2路線が再び繋がるという、稀なケースとなりました。

一方、吉崎線には一日一往復のみ、
上木経由というレア系統がありましたが、
こちらは06年7月末をもって廃止となっています。
この上木経由は、91〜92年頃に新設されたものでしたが、
利用はふるわず、末期は免許維持同然の系統でした。

せっかく開業したものの利用者が根付かず、
結局減便を重ねてレア系統化していった悲しみが見えます。

分岐点だった三木からさきの停留所名は、
「三木」「上木」「上木出村」「加賀市青年の家前」「瀬越」「塩屋」です。

08年5月より、山中線の廃止を受けて、温泉山中線ルートで
大聖寺駅〜山代温泉東口〜河南〜山中温泉と運行する
系統が朝夕に新設され、新たな活躍を開始しています。

しかし、09年5月末の改正で、大聖寺駅〜塩屋間の運行は月〜金のみとなり、
さらに一日二往復に大幅削減。のみならず、土日祝は山中温泉→大聖寺駅ゆき
片道一本が運行するのみの零細路線へと変わり果ててしまいました。

山代〜塩屋間直通の便も、この改正で姿を消してしまいました。

このように暗い話題ばかりが続いていますが、09年7月には
山中・山代〜大聖寺駅系統の一部便が「大聖寺実業高校前」へ
延長されるなど、利用増に向けた取り組みも見られます。


参考文献:「北陸鉄道のあゆみ」「北陸鉄道50年史」

 ちいさな待合室。


[▼]乗車のヒント

一日一往復のみのレア系統だった上木出村経由が、
06年7月末をもって廃止されたため、
この路線も単純な棒線となりました。

しかし、09年5月末の改正で大減便が行われてしまい、
塩屋ゆき自体がレア系統となってしまいました…。

09年7月に開始した大聖寺実業高校への延長は、
唯一1本のみ全日ダイヤで残った朝の山中→大聖寺系統にも
適用されており、この分は日曜日でも乗ることができます。


※運行ダイヤは北陸鉄道の公式サイトをご参照下さい。 →直リンク
 (ご乗車になる“曜日”にご注意下さい。)

 みつ。

山代温泉東口〜塩屋間の運賃は、530円です。
山代温泉東口〜大聖寺駅間の運賃は310円です。
大聖寺駅〜塩屋間の運賃は310円です。


[▼]山代温泉東口 のりば案内

    至・加賀温泉駅
      ┃┃
至     ┃┃
・     ┃┃ 
山     ┃┃∴山代東口駅跡(緑地)
代 ━━━━┛┗━━━━━━━━━ 至・粟津温泉
西 ━━━┓┏━━━━━━━━━
口     ┃┃[H]かんぽの宿
    ゆき┃┃
      ┃┃●待合室
     ┃┃
 特急金沢、┃┃山中温泉、
 加賀温泉駅┃┃大聖寺・塩屋、
      ┃┃
      ┃┃

     至・山中温泉

   + + + + +

[▼]吉崎 のりつぎ案内

吉崎からは、あわら市(福井県)のコミュニティバスに乗り継いで、
JR芦原温泉駅、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅へ向かうこともできます。
ただし、距離は意外とありますので、悪天候のときは注意してください。

あわら市コミュニティバスの時刻は、
あわら市の公式サイトをご参照願います。

       至・塩屋
          \
           \吉崎(加温)
            \
             ・
     蓮如上人記念館 |     至
至       ∴    |     ・
・――――――――――()―――大
あ          吉崎交差点  聖
わ湯  吉              寺
らの  崎(あわら市営)
 町


[▼]旧道のはなし

 ・ 旧塩屋大橋

手持ちの94年5月の地図(石川県広域道路地図 大阪人文社)と
現在の地図とを比べると、塩屋大橋の位置が異なっています。
おそらく大橋の老朽化の為に、架け替えが行われたものと思われます。
(なお、01年の地図ではすでに現在の大橋となっています。)

また、かつては夏季に塩屋よりさらに西の、
「塩屋海水浴場」へと臨時(延長?)運行されていた
こともあったようです。

塩海
屋水
 浴    塩
 場    屋
 ×………┬◎―┬………
       |
 〜〜〜〜〜〜‖〜〜大聖寺川
 〜〜〜〜〜〜‖〜〜〜〜〜〜
       |
       |
        \
         ○吉崎 至
         |   ・
         ┴―――大
             聖
             寺


[▼]停留所一覧

↓ 吉崎線 ↓
(フリーバス区間:錦城ヶ丘〜塩屋)
山代温泉東口やましろおんせんひがしぐち ※起終点
山 代 温 泉やましろおんせん  
幸   町さいわいちょう  
山代小学校前やましろしょうがっこうまえ  
保   賀ほうが  
黒   瀬くろせ  
上  河  崎かみかわさき  
下  河  崎しもかわさき  
南   郷なんごう  
南郷公民館前なんごうこうみんかんまえ  
菅  生  町すごうまち  
弓   町ゆみちょう  
南   町みなみちょう  
大 聖 寺 駅だいしょうじえきまえ ※起終点・鉄道駅
(南   町)みなみちょう  
越  前  町えちぜんまち  
関   町せきまち  
錦   町にしきまち  
錦 城 ヶ 丘きんじょうがおか  
三   ツみツ  
三   木みき  
永  井  新ながいしん  
永   井ながい  
永 井 西 口ながいにしぐち  
瀬  越  口せごえぐち  
吉   崎よしざき  
塩   屋しおや ※起終点
↓ 市民病院経由(寄り道ルート) ↓
(越  前  町)えちぜんまち  
加賀市民病院かがしみんびょういん ※05年頃「加賀中央病院」より改称。
↓ 大聖寺実業 ↓
(大 聖 寺 駅)だいしょうじえきまえ ※鉄道駅
大聖寺実業高校前だいしょうじじつぎょうこうこうまえ ※起終点

 


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