
兼六園シャトル| けんろくえんシャトル 北陸鉄道
KENROKUEN SHUTTLE
兼六園下┌○←┐ ○兼 └○成巽閣前 \六 ↑ \園↑広坂 \| ○広坂 | ○ 武蔵ヶ辻○―○―○┘ / 南 香林坊 / 町 金沢駅◎最終修正:09.07.05
兼六園シャトルに使用される大型ワンステップバス。
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08年7月から、北陸鉄道が打ち出した新しい100円バスで、
城下まち金沢周遊との組み合わせで、金沢観光をバックアップしています。
100円運賃であることと、直線ルートの機動性から、周遊号とは似て非なる存在ですが、
周遊バス専用一日フリー券も使用できることから、使い分けても良し、
両者を併用しても良しで、金沢回遊の幅は大きく広がりました。
〈兼六園シャトル〉の名の通り、金沢市内でも最も観光施設の集中している
広坂、成巽閣前、兼六園下への観光シャトル便的な運行となっており、
この付近へは小橋、橋場町経由の周遊バスでは遠回りとなるため、
“はやまわり”志向の観光客には嬉しい存在と云えるでしょう。
担当は北陸鉄道金沢営業所で、専用の大型ワンステが投入されます。
この専用車は東部支所に在籍していた07年度の新車で、新車購入後、
わずか一年足らずで〈兼六園シャトル〉に抜擢されたことになります。
〈兼六園シャトル〉では定期券タイプを含めたICaの使用が可能です。
[▼]歴 史
金沢市内中心部では08年4月から、金沢商業活性化センターが運営し、
西日本JRバスが受託運行する金沢ショッピングライナー“まちバス”が、
北鉄の既存路線に重複する形で100円運賃での運行を始めました。
この“まちバス”は、当初は市が北陸鉄道へ運行を働きかけたと
云われていますが、北鉄は、100円運賃を決行しては収支が悪化し、
郊外路線の維持が困難になるとして辞退。結果、北鉄と並んで市内で
路線バスを営業している西日本JRバスによる運行となった経緯があります。
“まちバス”が参入した市内中心部の区間は、
北陸鉄道にとっては収益の要ともいえるドル箱路線であり、
この中心部での収入が多くの郊外路線を支えていると云えるのですが、
そこへ“まちバス”が100円運行を始めて利用者が流出してしまったため、
このままでは郊外路線の維持が困難となることも予想される事態となりました。
“まちバス”による減収のために経営が悪化して、
もしローカル路線が切られることになってしまうとすれば、
金沢市の一連の100円バス政策は、間接的に、郊外の交通弱者から
かけがえのない移動手段を奪うことにつながり、いきおい、
市が自ら市民の足を奪うことになると云うこともできます。
もし北鉄がそれでよしとするならば、減収を名目として
不採算の郊外路線を見捨てるという選択もできたはずですが、
しかし北鉄は、郊外路線を守ることを決断しました。
つまり、“まちバス”による現金収入の横取りは看過できぬ。
郊外路線を利用している方々を見捨てるわけにはいかぬという決断です。
ローカルバスを守るため、北鉄は闘うことを決意したと云えます。
かくして、〈兼六園シャトル〉は08年7月5日に開業しました。
09年7月からは、金沢市の主導による「まちなかシャトル運行実験」として、
〈兼六園シャトル〉の平日運行が開始されています。これは100円バス運行による
一般路線への影響などを検証するものです。
参考文献:北陸中日新聞
[▼]乗車のヒント
〈兼六園シャトル〉は日中20分間隔での運行です。
金沢駅では東口コンコースを抜けてまず目につく
6番のりばからの出発ですので、迷うことはないでしょう。
とくに午前中はかなりの長蛇の列となることも予想されますので、
発車時刻の10分前にはのりばに出向くことをオススメします。
運行経路は兼六園下付近がラケット循環となっていますが、
終点の金沢駅まで引き続いて運行する形となっており、
どこにも下車せずに、そのまま帰ってくることも可能です。
ただし金沢駅では下車する必要があります。
兼六園シャトルでは「ICa」を使用することができますし、
区間的に該当する場合は、定期券の使用も可能となっています。
また「観光フリー乗車券」「周遊バス専用1日フリー乗車券」も使用できます。
「周遊号」との組み合わせで、城下町金沢のバス旅を満喫しましょう。
※運行ダイヤは北陸鉄道の公式サイトをご参照下さい。 →直リンク
運賃は100円均一です。
[▼]停留所一覧
| ↓ 兼六園シャトル ↓ | ||||||
| 金 沢 駅 前 | かなざわえき | ※起終点、窓口(のりば:6番) | ∴もてなしドーム、鼓門 | |||
| 武 蔵 ヶ 辻 | むさしがつじ | ※近江町市場前 | ∴近江町市場 | |||
| 南 町 | みなみちょう | ∴尾山神社 | ||||
| 香 林 坊 | こうりんぼう | ※アトリオ前 | ∴長町武家屋敷跡 | |||
| (香 林 坊) | こうりんぼう | ※中央公園(四高)前 | ∴石川四高記念館、近代文学館 | |||
| 広 坂 | ひろさか | ∴金沢21世紀美術館 | ||||
| 成 巽 閣 前 | せいそんかくまえ | ∴成巽閣、県立美術館 | ||||
| 兼 六 園 下 | けんろくえんした | ※物産館前 | ∴玉泉園、加賀友禅伝統産業会館 | |||
| (兼 六 園 下) | けんろくえんした | ※石川門 | ∴兼六園、金沢城公園 | |||
| (広 坂) | ひろさか | ※21世紀美術館前 | ∴金沢21世紀美術館 | |||
| (香 林 坊) | こうりんぼう | ※日銀前 | ∴長町武家屋敷跡 | |||
| (南 町) | みなみちょう | ∴尾山神社 | ||||
| (武 蔵 ヶ 辻) | むさしがつじ | ※エムザ前 | ∴近江町市場 | |||
| (金 沢 駅 前) | かなざわえき | ※起終点、窓口 | ∴もてなしドーム、鼓門 | |||