鹿島線| かしま線  北鉄奥能登バス
 KASHIMA LINE

穴水総合病院〜穴水駅前〜新崎〜根木〜能登鹿島〜曽福
最終修正:09.08.30

元かなちゅう。
曽福の終点は国道からそれた旧道沿いに。
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●岬めぐりの元国鉄バス路線

鹿島線は元の国鉄バス鹿島線(七尾・能登中島〜穴水)です。

国鉄バス廃止後は穴水町内の区間を町が代替輸送していましたが、
01年4月、町内の路線バスを一元化する目的で、運行を能登中央バスに移管、
再び緑ナンバーのバスが走るようになりました。

さすがに元町営バスだけに、距離のわりに運賃が安いのが特徴です。

路線はのと鉄道に併行していますが、バス道はより海岸線に近く、
七尾湾に突き出た新崎へと細道を縫って廻るコースも味わい深く、
穏やかな七尾湾の海を堪能することは欲しいままと云えるでしょう。
ただし、新崎へ寄るのは曽福方向のみで、穴水方向は通過となります。


[▼]歴 史

いまでこそ穴水町内だけを平日数本走るのみの鹿島線ですが、
かつては七尾と穴水を結ぶ幹線ルートとして、
数多くの事業者が競ってバスを走らせていました。

大正10年の「柴野自動車商会」を皮切りに、
七尾の「巴自動車(初代)」、宇出津の「能珠自動車」、
「輪島タクシー」、「丸中汽船」と、次々に参入、
抗争は激烈を極めました。

戦後になってからも、北陸鉄道は西岸線、国鉄バスは鹿島線として、
それぞれ路線を輻輳させ、中能登と奥能登を繋いでいましたが、
いかんせん国鉄七尾線と完全に併走する区間ということもあり、
加えてモータリゼーションの影響や少子化を正面から受け、
北鉄西岸線は81年〜83年頃にかけて廃止。国鉄鹿島線も、
中島〜穴水間は昭和60年(85年)9月に、七尾〜中島間は
昭和61年(86年)12月にそれぞれ廃止となっています。

 ― 現:鹿島線
 … 廃止区間

    穴水◎―┐
        *(現:穴水小学校前)
        |
        ×穴水鵜島(代替バス停なし)
        |
        ○乙ヶ崎
        |
        ○新崎口
        |
        ○志ヶ浦
        |
        *(現:第二望洋台)
        |
        *(現:第三望洋台)
        |
        ○根木
        |
        ○鹿島本町(現:鹿島)
        |
        ○能登鹿島
        |
        ○曽福(現在の終点)
        :
        ×横見
        :
        ×田岸
        :
        ×外(そで)
        :
        ×西岸駅前
       ・
      ・
     ・
    ×能登小牧(おまき)
    :
    ×岩崎
    :
至 浜 ×浜田
・ 田 :
富―○―┤
来   |
    ◎中島駅前


 * 穴水小学校前、第二望洋台、第三望洋台は当時未設置。

 * 穴水鵜島は現在の鵜島交差点の少し南にあった模様。

 * 浜田は国鉄の流儀でいえば「能登浜田」が妥当な気もする
   (鉄道山陰本線に浜田駅がある為)が、住宅地図では
   いずれも「浜田」表記。

 * いずれの停留所も、国鉄のものか北鉄のものかは
   住宅地図では記載がない。もしかすると、いずれかには
   存在しなかったり、名称が異なるものもある可能性がある。
   (穴水鵜島、能登小牧、浜田の3つはとくに)

 * ちなみに現在も旧穴水鵜島〜中島駅前間には
   ノンストップながら輪島和倉特急が運行しており、
   容易に鹿島線・西岸線のあとを辿ることができます。

両路線の廃止後は、穴水町が町内の区間のみを「穴水町営バス」として、
同じく国鉄バス廃止路線を肩代わりした河内線とともに
自家用バスを用いて代替輸送をしてきましたが、
01年4月に至って、これらを能登中央バスへ移管、
鹿島線は21条貸切代替バスとして再スタートを切りました。

白ナンバーの自主運行バスから緑ナンバーへの転換の例は、
ほかに珠洲市営バス→北鉄奥能登バス小屋線でも見ることができます。

08年4月、能登中央バスと奥能登観光開発が合併し、
「北鉄奥能登バス」が誕生。鹿島線も同社へと引き継がれました。

参考文献:「輪島市・門前町・穴水町住宅明細図」昭和58年版(刊広社)
     「七尾市・鹿島郡住宅明細図」昭和58年版(刊広社)

 能登鹿島駅から。


[▼]乗車のヒント

日祝は全面運休となるクセ者です。
基本的に鉄道に並行して走りますので、
能登鹿島駅を利用し、逆順で乗るのも容易です。


※運行ダイヤは北陸鉄道の公式サイトをご参照下さい。 →直リンク

穴水駅〜曽福間の運賃は290円です。


[▼]小ネタ

以前は町営バスが走っていたこの路線が、
能中バスの路線となったときは大層驚いたものですが、
なかでも眼をみはらせたのは、バス停の丸板デザインが
町営バスそのままのものに「能中バス」としてあったことです。

とくに穴水小学校前は、どう見ても道路標識のポールとしか思えない
標柱に、ちょこんと停留所の丸板が付いているという珍奇な停留所でした。

 この曲がり方は…。

また、運用される車輌には運賃表も整理券もなく、
運転席の後ろに三角タリフが掲示してあるだけでした。
案内テープもなく、まさに地元の限られた人のためのバスでした。
(河内線と違い、両替機はありましたが。)

このようなシステムで異彩を放っていた鹿島線ですが、
08年1月頃に変化が見られました。

>穴水〜曽福の路線のバス停が、従来の町営バスデザインから北鉄仕様に変わりました。

>穴水小学校前の以前の道路標識のような変わった形のバス停は、
>丸板は外されたもののポールだけ残っており、隣に北鉄仕様のポールバス停が並んでおります。
(情報ご提供:TOMさん)

08年春には能登中央バスが奥能登観光開発とが合併し、
新会社の「北鉄奥能登バス」へと移行しており、
このからみもあっての変化だったのでしょう。


[▼]停留所一覧

↓ 鹿島線 ↓
穴水総合病院あなみずそうごうびょういん ※起終点
東   町ひがしまち  
穴 水 駅 前あなみずえきまえ ※起終点・鉄道駅
穴水小学校前あなみずしょうがっこうまえ  
乙  ヶ  崎おとがさき  
緑  ヶ  丘みどりがおか 曽福方向のみ経由
新   崎にんざき 曽福方向のみ経由
新 崎 崎 出にんざきさきで 起点・曽福方向のみ経由
新  崎  口にんざきぐち 曽福方向のみ停車
志  ヶ  浦しがうら  
第 二 望 洋 台だいにぼうようだい  
第 三 望 洋 台だいさんぼうようだい  
根   木ねき  
鹿   島かしま  
能 登 鹿 島のとかしま 能登鹿島駅前
曽   福そぼく ※起終点

 


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