太田原線  おおだわら線 北鉄奥能登バス

穴水駅前〜下出〜伊久留〜太田原〜能登瑞穂〜鵜川駅前←宇出津駅前
最終修正:08.05.06

 とりあえず小型オンリーの模様。
のと鉄道代替バスのひとつとして組み込まれた。
Mori Saketen.com

●能登の奥の細道

02年3月に廃止された西日本JRバス・太田原線の廃止代替路線で、
穴水から鵜川にかけて北へと大回りして結んでいるのが特徴です。

穴水町北東部の山村を巡りますが、道路は大変に狭く、また遠回りでもあるため、
最短距離の曽山経由より30分以上余計に時間がかかり、運賃も高くなっています。

かつては地図中に「破線」で示されているほどの細道を経由し、
能登地区有数の超狭隘路線として知られていましたが、
能登空港のからみで徹底的に道路改良が施されました。

バスはところどころで道をそれ、集落内の旧道に分け入りますが、
この旧道走行シーンにのみ、往年の狭隘路線風景が残るばかりとなり、
このような道が、かつては終始続いていたのが信じられないほどです。

ただ、あみだ状に旧道が横切ったり、妙に道が膨らんでいたりと、
道路付け替えの痕跡はかなり残っています。逆に、昔の道のありかを
車窓に探してみるのもひとつの楽しみ方かも知れません。

JRバス時代は中型車が入ることもありましたが、
移管後は小型車のみの運用と見られ、petitも活躍しています。


★歴 史

奥能登の旧JRバス路線は、従来民間の零細企業が運行していたものを
買収したものがほとんどなのですが、この太田原線は国鉄によって
開設された路線であり、開業は昭和35年(60年)10月となっています。

とにかく林道めいた狭隘道路が終始続いた路線ですが、
98年頃、能登空港建設工事の関係で能登木原〜小田間の道路が廃道となり、
やむをえずコースを伊久留方面へと大きく迂回させたことにより、
さらにバス道路と思えない狭隘区間が誕生したのは異色の経歴です。

この伊久留への迂回路は、路線付け替え前の道路地図中では
“破線(幅1.5m未満の道路)”として示されていたほどの道で、
もちろんバス道路化に際して若干の改修が施されたとは思いますが、
「その他の危険」の標識(!マーク)が幾本も立つなど、
その細道ぶりには破天荒とさえ云えるものがありました。

現在は道路改修が進み、往年の凄まじさは影をひそめています。

02年3月のJRバス奥能登撤退とともに、能登中央バスへ移管され、
05年4月からはのと鉄道能登線代替バスのひとつとして活躍を続けます。

05年10月からは穴水総合病院口発着の便が新設され、
また07年4月には藤住への寄り道ルートが開設されるなど、
近年は利便性を強めた経路設定が追求されています。

08年4月には能登地区の北鉄グループ会社合併により、
運行会社名が北鉄奥能登バスに変わっていますが、
担当は引き続き、穴水営業所が受け持ちます。


参考文献:「穴水町史」「石川県広域地図(大阪人文社)」


★乗車のヒント

北鉄グループへの移管後は穴水中心の運行体系となったため、
宇出津からの便は非常に貴重な存在となりました。

穴水〜鵜川・宇出津間は、奥能登線もご参照下さい。


運行ダイヤは北陸鉄道の公式サイトをご覧下さい。→直リンク
 (ご乗車になる“曜日”にご注意下さい。)

穴水〜(太田原経由)〜宇出津間の運賃は1,200円です。

 移管当初はJRバスカラーのまま運行していました。


★小ネタ

07年4月に新設された、藤住への寄り道ルート。
藤住は寄り道コースの終端部となっていますので、
当然ここで転回して来た道を戻ることになるのですが、
この藤住、転回所らしきものは設けられていません。

にもかかわらず、「ワンマンバスの回転場所のため…」
とした立て札が停留所向かいの道端に立っているのですが、
さてどのように転回するのか…ぜひ体験してみて下さい。
小型バスならではの、かなり反則的かつシュールな転回方法です。


★停留所一覧

↓ 太田原線 ↓ (フリーバス区間・下出〜山田)
穴 水 駅 前あなみずえきまえ ※起終点・鉄道駅
大   町おおまち  
大  島  町おおしまちょう  
穴 水 栄 町さかえまち  
北  七  海きたしつみ  
麦  ヶ  浦むぎがうら  
下   出しもで  
かじ  
滝   又たきまた  
柿  ヶ  原かきがはら  
堂  地  口どうちぐち  
藤   巻ふじまき  
木原公民館前きはらこうみんかんまえ  
能 登 木 原 のときはら  
伊  久  留いくろ  
伊 久 留 下いくろした ※07年4月新設
藤   住とうじゅう ※07年4月新設
(伊 久 留 下)いくろした ※07年4月新設
菅   谷すげんたに  
樟   谷くのんたに ※終点
能 登 柏 木のとかしわぎ ※起点
太  田  原おおだわら  
太 田 原 橋おおだわらはし  
柏  木  口かしわぎぐち  
上  鮭  尾かみさけお  
下  鮭  尾 しもさけお  
堂  坂  橋どうざかばし  
宮 地 学 校 前みやちがっこうまえ  
宮   地みやち  
魚  池  橋うおちばし  
長  竜  寺ちょうりゅうじ  
上  山  田かみさんでん  
山   田さんでん  
能 登 瑞 穂のとみずほ  
まち  
八  乃  田はちのた  
柿   生かきお  
能 登 神 道のとじんどう  
谷   屋たにや  
小   垣おがき  
鵜 川 駅 前うかわえきまえ ※起終点
鵜  川  口うかわぐち  
能 登 桜 木のとさくらぎ  
能 登 七 見のとしちみ  
な  ご  みなごみ ※05年4月、新設。
矢 波 弁 天やなみべんてん ※08年4月「矢波駅前」より改称。
三   波さんなみ  
波 並 駅 前はなみえきまえ  
能 登 間 島のとましま  
健民テニスコート前けんみんテニスコートまえ  
藤 波 駅 口ふじなみえきぐち  
辺 田 の 浜へたのはま  
能 登 田 町のとたまち  
宇出津病院前うしつびょういんまえ ※05年4月「宇出津新町」より改称。
宇 出 津 駅 前うしつえきまえ ※起終点・車庫

 


[PR]ベビー用品はたまひよ♪:子育てが楽しくなる便利アイテムいっぱい