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Olympus Trip 35
緑のトリップに変身!

[緑の革の Trip 35(8KB)]

謝辞
    この Trip 35 を修理するにあたり、前田康房さんくまえさんに多くのアドバイスを頂きました。本当にありがとうございました。(2000/5)

購入から修理
    神戸元町高架下で、初めて買ったジャンクです。 その時点で、本体部とレンズ部が浮いて弛んでいました。 上蓋を開けると、中からネジが一本転がり落ちてきました。

    上蓋、下蓋は簡単に開けることが出来ます。 しかし、それ以上の分解は別のアプローチが必要です。

    例えばレンズの分解は、レンズをとめる内枠の3本のネジをはずします。 なお、レンズをはずすと無限遠調整が必要となるので注意してください。 ネジは枠に平行になっていて、撮影距離を変えることでレンズがわずかにせり出すので、これを利用してはずします。

    シャッター部等の機械部分を修理するには、カメラ前面の革に隠れたネジをはずします。 革はドライヤーで暖めながらはがすと良いらしいです。 場合により、ゆっくりはがせば接着剤は革の方に付き、きれいに剥がせます。 はがした革は、後で新しい革の型取りに使うので、取っておきます。

    前面の張り革をはがした Olympus Trip 35



    ところで、このトリップの障害は、レンズ・シャッター部と本体暗箱部とを接合するネジのゆるみによるものでした。 一本は上に述べたネジでしたが、他の三本とネジの頭が全く違います。 まぁ、そういうものなんだろうと思うことにして、ネジをしめ、ボンド G17 で接着します。

    レンズ部裏側から。矢印は問題のネジ。


張り革を緑の牛革に
当初、カメラ分解の練習用にと買ったのですが、シャッターもフィルム送りも調子が良いようなので、バラバラにするのはもったいなくなりました。 どうせなら、気に入ったカメラにしてしまおうということで、そう!初心者ならまず見かけからでしょう!

で、トウトツですが緑の牛革です。 理由はカンタン。 だって緑が好きだから、、、

張り革は元のものと同じような薄いものを用意します。 私は、シール付き牛革というのを買いました。 ですから、これで接着に関する不安はクリアされました。

牛革の切断は、彫刻刀や革用のポンチ等を使うそうです。 私は節約して、カッターナイフ、はさみ、二穴バインダーポンチで代用しました。

出来上がったトリップは、以下のとおり。
緑の牛革に衣更えした Olympus Trip 35

[拡大画像, jpg, 494*400, 68KB]
背面から

[拡大画像, jpg, 487*400, 59KB]

撮影開始
とりあえず、ちゃんと写るようです。 直るとは思っていなかっただけに、嬉しさこの上なし。 あとは、私の腕だけが問題です。

テスト撮影の結果

参考にしたサイト
ちょっと、より道
前田康房さんのウェブサイト。渓流釣り、カメラ修理、自転車関係の記述があります。私は特にギャラリーをお勧めします。どうやったらあんなにきれいな緑が出せるのだろう・・・
くまえの小屋
映画、競馬中心のウェブサイトですが、カメラも多く取り扱っておられます。 そして、トリップに関するページがあります。 1 のつく日にはチャット小屋に出現されます。
エドロムニーのカメラ修理・修復のページ
数少ないカメラ修理のためのテキスト。 そのうち、購入しようと思っています。 ここに記述されているとおり、ネジは巧妙に隠されています。 くれぐれも無理をして壊してしまわないように。


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