|
ゴールデンウイークで宮城から東京に遊びに来ていた女性(19)の遺体が千葉県柏市内で見つかり、警視庁捜査1課は7日、死体遺棄容疑で千葉県松戸市のフリーター長谷部泰輔容疑者(23)を逮捕した。新宿で女性に声をかけて近づき、金欲しさに殺害したとみられる。同課は詳しい経緯を調べるとともに、強盗殺人容疑でも追及する。
大型連休に友人との買い物を楽しんだ後、見知らぬ男に繁華街で声をかけられ消息を絶った女性。生活していた町から400キロ以上離れた水田で、変わり果てた姿で見つかった。
捜査1課によると、遺体で発見されたのは、宮城県加美町の日焼けサロン従業員、林瑞枝さん。 調べでは、長谷部容疑者は6日深夜、林さんの遺体をスーツケースに入れてタクシーで運び、柏市の水田に捨てた疑い。
林さんは4月29日に上京し、女性の友人宅に宿泊。今月2日、都内で友人と買い物をした後に別れ、JR新宿駅付近を1人で歩いていたところ長谷部容疑者に声をかけられた。同日午後11時半ごろ、友人に「男の人と一緒にいる。遊ぶからあした帰る」と連絡したのを最後に行方が分からなくなった。
長谷部容疑者は林さんが「30万円の預金がある」と話していたことなどから金銭を要求。林さんが拒否したため「包丁で脅してキャッシュカードの暗証番号を聞き出そうとしたが、逃げようとしたので首を絞めて殺した」などと供述している。
林さんが行方不明になった翌日の3日、青森県にある林さんの実家に「警察ですが娘さんは逮捕されました。お金が必要です。キャッシュカードの暗証番号を教えてほしい」と、長谷部容疑者とみられる男から不審な電話があった。捜査1課は林さんの携帯電話を使っていた長谷部容疑者から事情を聴いたところ「自宅で殺害し、死体を水田に捨てた」などと話したため、逮捕した。
林さんのキャッシュカードは3日に現金自動預払機(ATM)で現金を引き出そうとした記録が数回残っていたが、暗証番号が分からず引き出せなかった。
|