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毎週月曜日發行 年五十囘 一月と八月は、一囘づつ休み
皇紀二千六百六十年

週刊日本新聞 第一四五號
   
    [ホームページ] 住所 http://www.pavc.ne.jp/~ryu

平成十二年七月十七日(月曜日)
發行所 週刊日本新聞
    〒一一二−〇〇〇一
    東亰都文京區白山五−三五−十二
    電話 〇三−三八一三−七八二五
編輯主幹 太 田  龍
一部三百圓 送料九十圓(プラス)
年間郵送購讀料 二萬圓(適宜分割可)
郵便振替 〇〇一八〇−六−四〇六四四八


《本號の主な内容》

◎ 編輯前記(編輯人から讀者へ)   太田 龍
◎ 宇宙戰略放送(一、一二三號)   太田 龍
   「ワイマール型超インフレ」に關する
   ラルーシュ(「EIR」誌)説を檢討する
◎ パワー・オブ・プロフェシー 二〇〇〇年七月號 森 通曉 譯
   イルミナティー奧の院は決定した…
   ヒラリーをアメリカ大統領にすると
            ―― テックス・マーズ
◎ スポットライト 二〇〇〇年六月一九日號 森 通曉 譯
   ビルダーバーグの二〇〇〇年度行動日程(2)
       ―― ジェームズ・P・タッカーJr
◎ 歴史修正研究所取り扱ひ貴重本コピー版目録(1)
◎ 編輯後記   太田 龍


  編 集 前 記(編輯人から讀者へ)

                        編輯主幹 太田 龍


○ 日本經濟新聞(12・7・1)パリ發。フランス南部の農村ミヨーで、マクドナルドを襲撃した佛農業團體幹部ボベ被告(47才)らの公判が六月三十日に、始まる。ボベ被告を支持する三萬人の集會。… 檢察は、罰金五十萬フラン(七百五十萬圓)、懲役五年を求めてゐる。
○ 世論調査では、佛國民の四五%がボベ被告を支持。不支持は四%。
○ 日經(12・7・2)。パリ發。檢察はボベ被告に禁固十カ月を求刑、判決は九月十三日、と。
○ この重要な事件を朝毎讀産經東亰は默殺した。共同通信は不明。
○ しかしそれにつけても我が日本の情なさ。
○ その元兇は昭和天皇以降の皇室の、ユダヤイルミナティ三百人委員會世界權力への投降屈伏の姿勢に在る、と小紙は見る。
○ 東亰スポーツ(12・7・2)。連載「粗食の醫學」最終囘。自民黨加藤紘一(元幹事長)。「粗食は大いに結構…」と。加藤氏の勸める獻立は「ご飯にシジミのみそ汁、さんまの開き、納豆に山菜」。
○ 時代の空氣はやや好轉へ。
○ 正田美智子。
  米作米食に敵對する小麥粉製粉私的營利會社社長の娘が皇太子妃とは、日本民族に對する何たる侮辱か。
○ 「國乃礎」平成十二年二・三月合併號、四十四・五頁。戸松慶議、國乃礎會長の言は必讀。
○ しかも正田美智子はカトリック系。
○ ユダヤイルミナティ三百人委員會による、二重三重四重の日本民族に對する呪ひである。
○ 英文、「英國の國際暗殺局、パーミンデックス(Britain's International Assasination Bureau:Permindex)といふ文書(四十一頁入手)。無署名。
○ これは日本民族に紹介されるべき文獻と認める。
平成十二年七月四日記



  宇 宙 戰 略 放 送(一、一二八號)

                     平成十二年七月六日


   「ワイマール型超インフレ」に關する
    ラルーシュ(「EIR」誌)説を檢討する。


  

 「ワイマール」とは、第一次世界大戰後、ドイツに生まれた共和國憲法とその國家體制を云ふ。
 一九一八年、敗戰と共に皇帝は退位し、ドイツ帝政は崩壞した。
 そのあとに生まれたのは、ユダヤ勢力が全權力を握るワイマール共和國である。
 しかし、ユダヤイルミナティ三百人委員會世界權力は、ドイツに對して天文學的賠償金の支拂ひを命じ、ためにドイツ財政は瓦解。
 遂に一九二三年、ドイツマルクは止め度なし下落、一九二三年十一月には、一ドル四兆マルク。
 パン一ケ買ふのにトランク一杯のマルク紙幣、と云つた具合と成つた。
 英米佛などそしてドイツ國内のユダヤ資本は、ドルを以てドイツの資産の大半を手に入れてしまふ。
  

 このときには、一九二三年末、米國政府が介入してドイツに融資を與へ、インフレを收束させた。
 しかし、今、ラルーシュ(「EIR」誌)が警告して居るワイマール型超インフレは、世界を舞臺とする。
 米國の介入、
 などはあり得ない。
 第一次、第二次世界大戰終結直後、米國本土は無傷であり、經濟は繁榮し、事實上、米國國家に負債は存在しなかつた。
 これから(間もなく)起きやうとする超インフレに於いては、米國こそ、その主要な震源地と目されるのである。
  

 米國から發する超インフレと、現行の世界金融體制の崩壞のあとに、「新暗黒時代」が用意されて居る。
 と、ラルーシュは警告する。
 けれども、ここで良く考へなければならない。
 現在の金融體制を消滅させたあとに、ユダヤイルミナティ三百人委員會は、現金なし電子通貨制度を導入するつもりではないのか。
 ジョン・コールマン博士の「三○○人委員會凶事の豫兆」第六章(キャッシュレスがもたらす奴隸社會)、第七章(IT革命の未來はエレクトロニクス強制收容所)は必讀である。
 「カオスを通じての秩序」。
 「彼等」にとつて、この手段は常套手段の一つである。
 現金なし社會とは、すべての經濟取り引きは電子的に、カードを通じて行はれる社會を意味する。
 「彼等」のこの計画は、昨日今日、又はこの一年二年のうちに作られたものではない。
 「沈默の兵噐」によれば、既に一九五四年、「彼等」は、コンピューターを利用して、人類を完全なロボット人間として使役する體制の實現を目標とする。全人類に對する(そしてまづ米國民に對する)第三次世界大戰の開始を宣言して居る。
 これはコンピューター技術の最初期の話しなのだ。
 その後、一九五○年代、六○年代と、コンピューター、そして遺傳子工學は急速に發展した。
 その展開を前提として、ブレジンスキーは、一九七○年、「テクネトロニック時代(高度電子工學時代)」と云ふ著作を出版して居る。
 コールマン博士は、ブレジンスキーから引用する。
  それはこれまでのどんな社會とも違つたものになつていくだらう。テクニトロニク社會は、テクニトロニク獨裁へと容易に變質しうる。その特徴は、情報革命、サイバネチックス、觀客を意識した見せ物的な娯樂などで、さうした麻藥をあたへることで、大衆はどんどん無目的化する。(「三○○人委員會凶事の豫兆」、三百二十八、九頁。成甲書房、傍綫は引用者)。

  

 ブレジンスキーがこの文章を書いたのは、今から三十年前。
 「大衆はどんどん無目的化する」、と云ふ。
 しかしこの云ひ方の眞意は、
 「我々(イルミナティ三百人委員會)は、大衆をどんどん無目的化して行くぞ」、
 と解さねばならない。
 無目的化した人間とは何者か。
 およそ生物の本質は目的を持ちそれを實現することである。
 どんなに初歩的原始的生物でも、その本質は變はらない。
 人間が動物を家畜化するとき、ここに異變が生じた。
 家畜とされた動物は、自己本來の生きものとしての目的を主體性を自由に伸張することが出來ない。
 家畜は、飼ひ主たる人間の必要と慾望、目的を實現するための手段に轉落してしまふ。
 このことは家畜制度の初期に於て既に明確だが、時代が經過するにつれて、ますます濃厚と成る。
  

 目的を持たない(目的を奪はれた)人間とは、
 つまるところ、家畜化された人間、ないしロボット化された人間、人間機械、
 と云ふことであらう。
 主人のために、その道具、その手段として利用される人間。
 限りなく家畜に近い人間。
 云ふまでもなくこれは、ユダヤイルミナティ三百人委員會が完成させやうとして居る、新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)と云ふ名の世界人間牧場に狩り立てられて行く家畜人を意味する。
  

 ラルーシュ(「EIR」誌)は、これから作られやうとする「新暗黒時代」を、十四世紀半ば(一三四七〜一三五○年)、黒死病に襲はれたヨーロッパの「暗黒時代」と比較する。
 實はこの「黒死病」の前に、ヴェネチア、ジェノアの黒い貴族、高利貨國際金融關の破産と、それに續くヨーロッパ經濟の大破局が先行した。
 そのことをラルーシュ(「EIR」誌」)は指摘する。
 ヴェネチアの黒い貴族による高利貨業が、ヨーロッパの實體經濟を破壞した、と云ふ。
 ラルーシュは、その後六百數十年のヨーロッパ史は、ヴェネチアの高利貨金融寡頭權力と、フランス國王ルイ十一世に始まる國民國家(ネイション・ステート)の動きと云ふ、二重權力の葛藤として見なければならない、とする。
 私は、「闇の世界超政府の極祕戰略」(日本文藝社、絶版)の中で、その件は、詳述した。
  

 現時點の世界情勢の焦點は、
 國民國家の運命、である。
 ユダヤイルミナティ世界權力は、グローバリズムの名の下に、地球上のすべての國民國家を解體破壞しつくさうとして居る。
 ラルーシュ(「EIR」誌」)は、
 國民國家を守れ、
 と主張する。
 これは正しい。
 國民國家を守る側に立つのか、
 それとも、グローバリスト(と云ふ名のユダヤイルミナティ世界權力)の陣營に立つて、國民國家を破壞する側に立つのか。
 それが問題だ。
  

 もちろん、日本民族も、この二つの陣營に分裂させられて居る。
 いや、この云ひ方は正確さを缺く。
 日本の各界のエリート指導者階級の壓倒的多數、その殆ど全部は、グローバリズム、つまり要するに賣國奴の陣營に在る。
 このグローバリズムの中には、いはゆる左翼も含まれる。
 いはゆる大衆運動、反體制運動も右に同じ。
 これに對し、グローバリズム、ユダヤイルミナティ三百人委員會世界權力に眞正面から對決して國民國家を死守せんとする、眞性保守、民族主義陣營は、表面には存在しない。
  

 コールマン博士は、「三百人委員會」の經濟專門家が、英國女王と英國議會のために準備した、現金なし社會への移行に關する覺え書を引用して居る(「三○○人委員會凶事の豫兆」、三百三十七頁〜三百四十五頁、成甲書房)。
 この部分は必讀だ。

  ……世界的な緊急崩壞が起こり、現金を基礎にした社會の終はりが示されると、それまでの負債措置は凍結される。……
                             (三百四十二頁)
 などと云ふ。
 「彼等」の意圖は明白だ。
 「彼等(三百人委員會)」は、世界的金融崩壞を人工的に演出する。
 そしてそれが現實のものと成ると、「彼等」は、その危機を人工的に増幅させつつ、それを口實として、現金を基礎とした社會の終はりを宣言すると云ふ。
 かくの如くして「彼等」は一擧に、地上のすべての國民國家に死の宣告をなさんとする。

 まさにそこで、國民國家防衞の戰ひが死活問題と成るのである。

 この五月初旬來、すすめられて居るアジア通貨基金體制構築の動きは、明らかに、ユダヤイルミナティ三百人委員會グローバリズム陣營の準備しつつある世界金融體制の破局に備え、その中に於てアジアの國民國家經濟と國民國家の主權の防衞を視野に入れて居る。
 と見なければばらない。
平成十二年七月六日記
太田  龍


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