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 太田 龍の時事寸評

  平成十三年(二○○一年)十一月二日(第十八囘)

◯ マイケル・A・ホフマン二世(米國)の主宰する「レヴィジョニスト・ヒストリー(歴史修正主義者ニューズレター)」第二〇號(二〇〇一年秋季號)は、
  「タワーリング・インフエルノ(クリプトクラシーのグレート・ゲーム)」を特輯して居る。

◯ 「タワーリング・インフエルノ」は、もちろん、何年か前のアメリカ映画(高層ビルの大火災をテーマにしたもの)をもぢつて居る。

◯ クリプトクラシー(Cryptocracy)とは、あまり聞きなれない英語だが、恐らく、M・A・ホフマンとしては、眞實眞相を隱蔽し、暗號と象徴言語によつてこの地上を支配して來たイルミナティ・フリーメーソン祕密結社の權力體制を示すつもりであらう。

◯ 一九一〇年、英國(グレート・ブリテン)で、「ライダー=ウヱイトのタロットカード」が賣り出されたと云ふ。
  ウヱイト(A. E. Waite 1857-1943)は英國フリーメーソンの高級幹部にして有名なカバラ學者、そしてあのゴールデン・ドーン(黄金の曙)の創設者の一人。

◯ このウヱイトのタロットカードでは、「16」の數字の札は、「タワーの崩壞」だと云ふ。これは、バベルの塔の崩壞を象徴する。
  この「16(ザ・タワー)」の繪が、實に良く、今囘911WTCビル崩壞に似て居る。

◯ ここで、M・A・ホフマンの論旨を評述することは出來ないが、今囘の事件を演出した勢力が、このカバラ學者ウヱイトのカードを意識して居たことは、十分にあり得る。
                                  (了)


  平成十三年(二○○一年)十一月三日(第十九囘)

  近刊豫告
   平成十三年十一月二十二日發賣豫定
◯ 太田 龍著 三交刊
   「ユダヤ・キリスト教VSイスラム」
                   豫價 千八百圓

◯ 週刊日本新聞編著 三交刊
   「911緊急出版、アメリカ中樞激爆テロの全眞相を陰謀史觀で解剖する」
                   豫價 千二百圓

◯ 英國人の八十五パーセントはIDカード(身分證明用カード)システムの導入を歡迎して居り、米國人の七十パーセントはIDカードを是認する(ザ・マット・ドラッジ・レポート、The Matt Dradge Report Matt Dradge Internet Service二〇〇一年九月二十三日)と。

◯ 「九一一」を仕掛け、演出中のユダヤイルミナティ三百人委員會世界權力は、彼等の手中にあるマスコミを最大限に利用して、まづ米英兩國人民の中に「恐怖」の念を増殖させつつある。

◯ かくしてその「恐怖心」を背景にして、自由より安全を、
   安全こそ最優先、
    との雰圍氣を作り出す。

◯ 「安全」のためには、すべての市民にIDカードを、
    と成るのである。

◯ これこそ、今進行中の「九一一」事件を、演出したイルミナティ世界權力の戰略目標の一つに他ならない。

◯ 「イルミナティの現在の目標は、世界の人口を管理可能な水準まで削減すること。自由を愛する人民をテロによつて恐怖せしめ、絶對的な降伏に持つて行くこと。人民を完璧な統制下に隸屬せしめ、新世界權力(ニューワールド・オーダー)のマイクロマネージメント(極微の水準まで貫徹して行く管理)に服從せしめること、になる」(ディヴィット・メイヤー「ラスト・トランペット・ニューズレター」二〇〇一年十一月號)。
                                  (了)


  平成十三年(二○○一年)十一月四日(第二十囘)

◯ 何故、米英に取り憑いたユダヤイルミナティ世界權力は、イスラム世界を根絶やしにしなければならないか。

◯ 石油だけが問題ではない。いやむしろ、石油は些末な問題だ。

◯ イスラムの金融制度ハワラ(hawala)の存在が、彼等にとつて邪惡なのだ、とM・A・ホフマン二世は云ふ。(「リビジョニスト・ヒストリー」二〇〇一年秋季號)

◯ イスラムの金融・銀行制度は、ハワラ(信用)にもとづく。利子を取らない。電子取り引きは使はれない。匿名は保證される。取り引きが終了したのち、その記録は抹消される。

◯ ウォール街は、ハワラ(信用)にもとづく金融・銀行システムによつて運營されるイスラムの經濟を、「破壞的な反資本主義である」と見なして居ると云ふ(ニューヨークタイムズ、二〇〇一年十月三日號、P.B5。Ancient Secret System Moves Money Globally)。

◯ 從つて、ウォール街は、イスラム式經濟と、それを生み出すイスラム教をまるごと、皆殺し、根絶やし、完全に壞滅させなければならない、と決意して居ると。

◯ なるほど、これが、
  「文明對野蠻の世界戰爭」なるものの正體か。
                                  (了)


  平成十三年(二○○一年)十一月五日(第二十一囘)

  ジョン・コールマン博士 東亰講演會のお知らせ

   一、日 時 平成十四年一月十九日(土)
         午後二時半から午後八時まで
   二、會 場 お茶の水スクヱア
          C館三階ホール(收容人員 二〇〇名)
         東亰都千代田區神田駿河臺一ノ六
          JR お茶の水驛 出口から徒歩六分
              明治大學本館の向い側
   三、入場料 三千圓
   四、主 催 文明批評學會
      々  週刊日本新聞


  デーヴィッド・アイク 東亰講演會のお知らせ

   一、日 時 平成十四年四月十三日(土)
           々  四月十四日(日)
   二、會 場 學生會館(二〇二號)(收容人員 三百名弱)
         東亰都千代田區神田錦町
          地下鐵 神保町驛下車二分
   三、日 程  四月十三日(土)
             午後二時から午後七時まで
          四月十四日(日)
             午前十時から午後三時まで
   四、入場料 二日通しの方は    一人 五、〇〇〇圓。
         いづれか一日のみの方は一人 三、〇〇〇圓。
   五、主 催 文明批評學會
      々  週刊日本新聞

             問ひ合せは 週刊日本新聞へ。


◯ パット・ブキヤナン(米國で殆んど唯一人の、ある程度まともで、實力のある愛國派の政治家)は、彼のニューズレター十月號で、
   親イスラエルのネオコン(ネオコンサバテイブ、新保守主義派)一派は、アフガニスタンに對する戰爭を擴大して、イラクをも攻撃の對象とせよ、と要求して居る。
   彼等は、ブッシュ大統領に書翰を送つたが、それには、四十一名が署名した。その中には、リチャード・パール(ユダヤ)、ウヰリアム・ベネット、ジーン・カークパトリックなどが含まれる、
   と云ふ趣旨を展開した。

◯ この一派の中心に、ウヲルフォビッツ國防副長官が居る。彼は過激派シオニストであり、キッシンジャーの再來と呼ばれて居る。
           (「ザ・トラルース・アト・ラスト」紙 四百三十一號より)

◯ このブキヤナンの警告は重要だ。
  後日、詳しく紹介したい。
                                  (了)

  平成十三年(二○○一年)十一月六日(第二十二囘)

◯ ガンパック・ブリーフ(ドイツ系アメリカ人公共問題全國委員會短信)、二〇〇一年十一月號で、ハンス・シュミット氏は、「九一一」世界貿易センタービルの崩壞を、舊約聖書創世記バベルの塔の崩壞と結び付けて居る。

◯ 日本の哲學者梅原猛氏も、東亰新聞13・10・29夕刊のコラム(バベルの塔)で、世界貿易センタービルの崩壞は、一つの文明の解體を象徴する事件である、との趣旨を述べた。

◯ しかしこれらは、表面的な見方ではないか。

◯ マイケル・A・ホフマン二世(「レビジョニスト・ヒストリー」二〇〇一年秋季號)は、
   一九一〇年、英國で發行されたカバラ學者ウヱイトのタロットカードを引いて、 
   「16」は塔の崩壞、
   そして「5」は、ペンタゴン(五角形のビル)。
   「5」のペンタゴンは、「傷付いたが死んでは居ない自然」即ちイシス(古代エジプトの三神の中の一神)を象徴すると同時に、フリーメーソン(スコットランド系)ではシリウス星を象徴する。
   と云ふ。

◯ 「16」と「5」を加へると「21」。
  これは21世紀を意味する。
  そしてまさにそれは二十一世紀の門(二〇〇一)、である。

◯ つまり、今囘の事件は、きはめて綿密なカバラ祕教學によつて構成演出されて居る。
  と、M・A・ホフマン二世は述べる。

◯ 明らかに、ホフマンの方が深く、見て居る。
                                  (了)


  平成十三年(二○○一年)十一月七日(第二十三囘)

◯ 「ルーズベルト(FDR)は、一九三一年の時點で既に、ロックフェラー家(ザ・ロックフェラー)が、米國と中國の間に、緊密な、そして恆久的な同盟を確立する計画を立てて居たことを知つて居た。そして、大平洋問題調査會(IPR Institule for Pacific Relations)は、まさにその目的のために、ロックフェラーによつて設立されて居た。」(ジョン・コールマン博士「眞珠灣のはるか奧にひそむもの」、未公刊、二○○一年九月)。

◯ 一九三一年とは、F・D・ルーズベルトが、米國大統領に選出される二年前。

◯ パールハーバー(一九四一年十二月七日=米國時間)は、一介の使用人=雇はれ人F・D・ルーズベルトの次元の問題ではないのだ。

◯ それは、ロックフェラー、いや更にその奧、ユダヤイルミナティ三百人委員會世界權力の設定したプログラムの一端であるに過ぎなかつたのだ。
                                  (了)


  平成十三年(二○○一年)十一月八日(第二十四囘)

◯ ハリウッド。
  これは「神聖なる森林」の意味。

◯ それは單なるひとつの「エンターティンメント産業」の基地ではない。

◯ それはユダヤイルミナティ三百人委員會世界權力の、まづ米國、次に全世界の人民(地球原住民)を洗腦して、ゾンビ人間化するための、強烈な心理操作作戰の基地である。

◯ 古典的名著「世界映画戰爭」(昭和十九年刊、柴田芳男著)がここで必讀だ。

◯ ハリウッドの映画は、唯の一本でも、無意味に、無駄には(「彼等」にとつて)作られて居ない。

◯ つい一、二年ほど前、
  「戒嚴令」と云ふ映画を「彼等」は提供した。

◯ そして、今、「九一一」以後、「彼等」は、着々と、米國に戒嚴令状態を設定して居るではないか。

◯ 米國に戒嚴令、とは、
  全世界に戒嚴令へと展開させられるであらう。
                                  (了)


週刊日本新聞 二一二號(13・11・19)

   編 集 後 記

                       編輯主幹 太 田 龍

○ 「EIR」二〇〇一年十月二十六日號、六十四頁以下。ミシエル・スタインバーグ「ウヲルフォビッツ一味」こそ、米國の内部の敵である。と。この小論は重要だ。飜譯紹介したいがその力がない。
○ 九月十九、二十日。十八人が參加した十九時間に及ぶ防衞政策ボード(理事會)の會議。この場合の「ボード(Board)」は、一寸、日本語に譯しにくい。この「防衞政策ボード」の議長はリチャード・パール。現在、ネオ・コンサバティブ(通稱ネオコン)派の「アメリカン・エンタープライズ研究所」。この人物のあだ名は「暗黒の王子(ザ・プリンス・オブ・ダークネス」だと云ふ。そしてこのニックネームは、米ソ冷戰期に、全面核戰爭のハルマゲドンを提唱したことに由來すると。
○ さう。まさに今、「核戰爭」が問題に成りつつある。
○ M・Aホフマン二世は、米國ハーバード大學教授スチーブン・J・グールド(この人は、生物學では超高名な學者)が、ニューヨーク・タイムス二〇〇一年九月二十六日號で、世界貿易センター雙子ビル崩壞を表現して、「グラウンド・ゼロ」と云ふ用語を使つた。そして忽ちこの「グラウンド・ゼロ」が多くのマスコミによつて引用され、定着してしまつた。そのことの意味に、注意を喚起して居る。
○ 「グラウンド・ゼロ」(爆心地、と譯される)とは、他ならぬ、原子爆彈が投下されて地上で爆發する、その「爆心地」を意味する。
○ グールド教授は疑ひもなく、イルミナティ世界權力の「インサイダー」の一人。
○ つまり、イルミナティは、この言語・心理操作を通じて、二十一世紀に、核兵噐が爆發させられるであらうことを大衆の心に刷り込むのだ、と云ふ。
○ 現在のアメリカ人は一九五〇年代のアメリカ人ではない。と、マイケルは云ふ。
◯ この人は、非常に深く見、そして思索することの出來る、アメリカでは實に珍らしい、貴重な思想家だ、との感を深くする。
◯ 「EIR」二〇〇一年十一月二日號、五十三頁以下。ディーン・アンドロミダス「アフガニスタンのその先。シリア、レバノン、イラクが次の標的となるかも知れない」。
◯ これは重要な記事だ。イスラエル政府と呼應して、この方向(戰爭を擴大する)を推進する米國政府内の主要人物として、ウヲルフォビッツ國防副長官と、アーミテージ國務副長官。
◯ そして、この「アーミテージ」がブッシュ米新政權の要職を占めたとき、「岡崎久彦」そして「藤井嚴喜」のやうな人物は、雙手を擧げて大歡迎した。「知日派アーミテージ」の登場は、「日米同盟」を再建強化する絶好の機會だ、と云ふ。
◯ 「藤井嚴喜」。この人は、日本の「保守派」、「民族派」、「愛國派」の主要な「論客」の一人と見なされ、「月刊日本」誌の常連執筆者の一人。
◯ 「岡崎久彦」については多言を要しない。
◯ この人たちの論理は、
  、日本の主敵は中共、北朝鮮、ロシアである。
  、堅固な日米同盟によつてのみ、日本は、中共などの敵に對して安全を保證さ れ得る。
  、從つて、日米軍事同盟の安定強化のみが日本の國益である。
  と成る。
◯ かうした人々にとつては、渡部悌治先生の「攘夷の流れ」のやうな本は、實にイヤだ。見るもイヤ、聞くのもイヤ、であらう。
◯ エストニア人ジャーナリスト、ジューリ・リナ著「蠍座のしるしの下で」を讀むと、ボルシェビキ、ソ連共産黨政權が、誕生のときからずつと、七十年に亙つて、ロンドン、ニューヨークのユダヤ國際金融資本と國際フリーメーソンによつて大切に保護され、育成されて來たことが、詳細に、證據によつて證明されて居る。
◯ もちろん、前記のやうな日本人は、リナの著作は、出來ることなら「焚書」にしたいであらう。
◯ つまり、この種の人々の立場は、ソ連圈と中共北朝鮮カンボジヤなどで、一億七千萬人を虐殺したボルシェビキソ連共産黨、中共などの共産主義者と、寸分、變らないのである。
◯ これはをかしいか。
○ いや、少しもをかしくはない。
  保守派、民族派、愛國派を自稱(詐稱)するこの種の人々は、ユダヤイルミナティ世界權力が、幕末以降百五十年の歳月をかけて、日本民族を皆殺しにするために入念に養成した工作員、以外の何者でもないのだから。
○ 前出、リナの「蠍座のしるしの下で」二十九頁以下。
  「シラーの暗殺」。シラーとは、あのドイツの大文豪フリードリッヒ・フォン・シラーのこと。シラーは、誘はれて、イルミナティに加盟した。ところが、イルミナティの邪惡な内實を知り、それを批判し、曝露する作品を書き始めた。それを知つたヴァイスハウプトは、シラーの殺害を指令。かくして一八〇五年八月九日、シラーは死ぬ。享年四十五歳。
○ シラーは、ベートーベン第九交響曲の合唱部分の詩の作者でもあるので、近年、年末第九合唱ブームの日本。今や日本人にもなじみがないとは云へない。
平成十三年十一月七日記


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