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毎週月曜日發行 年五十囘 一月と八月は、一囘づつ休み
皇紀二千六百六十一年


週刊日本新聞 第二一三號
   
    [ホームページ] 住所 http://www.pavc.ne.jp/~ryu

平成十三年十一月二十六日(月曜日)
發行所 週刊日本新聞
    〒一一二−〇〇〇一
    東亰都文京區白山五−三五−十二
    電話 〇三−三八一三−七八二五
編輯主幹 太 田   龍
一部三百圓 送料九十圓(プラス)
年間郵送購讀料 二萬圓(適宜分割可)
郵便振替 〇〇一八〇−六−四〇六四四八


《本號の主な内容》


◎ 編輯前記(編輯人から讀者へ)   太田 龍
◎ 宇宙戰略放送(一、二六七號)   太田 龍
   やがて世界經濟體制が崩壞するとき、
   世界の富と資産の大半が英國王室と
   島のクラブの手中に入る、
   と云ふ、驚くべき、信じ難い筋書き
◎ 宇宙戰略放送(一、二六八號)   太田 龍
   ヘーゲル哲學についての評價を
   根柢から改訂し修正する
◎ 太田龍の時事寸評   太田 龍
   (第二十五囘)〜(第三十一囘)
◎ 愛するにせよ、憎むにせよ――汝の敵を知れ 森 通曉 譯
   第三次世界大戰を作り出さんとする     (中)
   詳細な事實に關する考察
   − フリッツ・スプリングマイヤー
◎ 編輯後記   太田 龍

  編 集 前 記(編輯人から讀者へ)

                        編輯主幹 太田 龍

◯ MAD COWBOY
  Plain Truth From The Cattle Rancher Who Won't Eat Meat.
  By Howard F. Lyman
  with Glen Merzer
  一九九八年、二二八頁
◯ これは重要な本だ。是非日本民族に知らせたい。
  米國モンタナ州の牛牧場主が肉食を止め、國際ベジタリアン(菜食主義者)協會の會長に。
◯ 三交社刊、週刊日本新聞 編著
  「米國同時多發テロの「謀略史觀」解析」
       十一月二十二日發賣 定價千二百圓(税込み)
◯ 週刊日本新聞でも取り扱ひます。送料三百十圓
◯ 近刊 成甲書房
  ジョン・コールマン博士「迫る破局、生き延びる道」(來るべき大災害、その他)十二月六日頃刊行豫定です。
◯ レオナード・ホロヴィッツ博士の「Death in the Air(大氣による死)」(二○○一年、五百二十六頁)、第二刷着。
◯ この人は、名前ですぐに分かるやうに、ユダヤ系であるが、この十年、イルミナティ世界權力との思想的學問的戰ひに於て、顯著な進歩をなし遂げた。尊敬に値するユダヤ人の醫學者の一人。
◯ それにしてもこの人の著作はいすれも學術的大著。
  日本民族への紹介の仕事が進まないのは遺憾である。
◯ しばらく前の洋画 グラディエイター Gladiator(劍鬪士)、これはJ・D・クリスチャンによるとイルミナティの意圖を知る上で、きはめて重要な作品らしい。私は映画を見て居ない。
◯ どなたか、便宜のある方、ビデオ化作品があればそれを見て、内容、感想、それから日本での評判、評價など、お知らせ下さるとありがたい。
◯ J・D・クリスチャンの前出の著作をほぼ讀み終つた。これは、參考書として、是非、日本語で出版、紹介する價値ありと判斷する。
平成十三年十一月十五日記


  宇 宙 戰 略 放 送(一、二六七號)

                     平成十三年十一月十四日

  やがて世界經濟體制が崩壞するとき、
  世界の富と資産の大半が英國王室と
  島のクラブの手中に入る、
  と云ふ、驚ろくべき、信じ難い筋書き

  

 ニュージーランドの著述家ジョン・D・クリスチャン著「劍鬪士−魔術、宣傅、そして世界英雄の出現」(二〇〇一年、百八十五頁、River Crest Publishing, 1708 Patlerson Road, Anstin, Texas, 78733 USA)。
 この注目すべき本には、長い序論が附いて居る。
 「映画グラディエイター(劍鬪士)をもとにした流血ゲーム趣好の娯樂遊園地が間もなく開業する、との最近の報道には、もはや、驚いては居られない。我々は、ディズニーワールドを卒業して今や劍鬪士ワールドへと導びかれやうとして居る。…」(十四、五頁)。
 それから色々とあつて結局、この地上はどう成るのか。
  

 世界經濟體制の完全な崩壞。
 そしてそれからどう成るのか。
 J・D・クリスチャンによれば、

 「計畫された通りに世界經濟の破局が到來するとき、そして世界自然保護銀行(World Conservation Bank)の政策が實施されるとき、この極惡非道な邪惡さ、むき出しの、信じ難いほど狡猾な取り引きは、全地球の資産まるごと、女王(母なる大地の女神の化身としての)のものにしてしまふであらう。そしてこれらの資産は、チャールズ皇太子−未來の世界王(バビロニアの太陽神の生ける化身)のための信託財産として確保される。この無秩序化の過程で、すべての預貯金は消えてなくなる。證劵市場は崩壞する。金(ゴールド)と銀は殆んど無價値と成る。…
 「エドモン・ド・ロスチャイルド男爵の僞瞞的な言葉に曰く。新しいマグナカルタが必要と成るであらう。第二マーシャルプラン。新しい世界貨幣システム。銀行は今や境界や國境を乘り超へなければならない。それこそ世界にとつての唯一つの希望である。
 と。
 「チャールズ皇太子、環境保護についての著述の作者、僞善的なジェンタイル(異邦人、非ユダヤ人)の王、及びロンドンシティーコーポレーションの中の神を信じないユダヤ人の家臣團−世界銀行家たち−、ブラジルの熱帶雨林及び世界中の森林の破壞のまさに責任者たち、この人々の指揮の下に、今や、世界環境保護銀行によつて推進される彼等の惡魔的な政策を通じて、我々の生態系を保存し、人類に平和をもたらし、世界を救ふやう、提案される…」(前出、百二十六頁)。
  

 右に引用した長文の文章は、一寸、容易には讀み下せない。
 しかしここには、非常に重要なことが述べられて居る。
 重要なこと、と云ふよりも、これは大がかりな手品であり、魔術であり、魔法、である。
 この場合の魔術とは、
 もつぱら、人をペテンにかけること、だますこと、幻惑させること、
 を意味する。
 人間のみならず、自然、植物や動物を含めた、全自然界をもペテンにかける。
  

 しかしそれにしても、右に引用したJ・P・クリスチャンと云ふニュージーランドの著述家の長い文章、
 これは、大方の日本人には意味不明、
 まるで何を云つて居るのか、さつぱり讀み取れないのではなからうか。
 結論だけ要約して見ると、
 、間もなく世界經濟は計画通り瓦解させられる。
      ↓
 、一般人の財産資産はきれいさつぱり消えてなくなる。
      ↓
 、手品のやうにして全地球がそつくり英國女王と次の國王チャールズ皇太子のものと成る。
      ↓
 、チャールズは英國王となるのみならず、世界王(ワールド・キング)としてこの地上に君臨する。
 と云ふのである。
  

 J・D・クリスチャンの前出著作の百十四頁に、ジョアン・ヴィオン女史の「チャールズ皇太子−維持可能な皇太子−未來の新世界權力統治者(一九九七年)を、必讀書として推薦してあるのでこれを注文して讀む。
 この人Joan Veonには、「國際聯合、地球狹窄衣(Global Straitjacket)」と云ふ新著があり、これについては、週刊日本新聞紙上で紹介論評した。
 「環境保護主義の作戰計画は極めて複雜に作られて居る。」(前出、四十七頁)
 さう、この評價は全く適切だ。
 しかし、なんのためにそんなに複雜にしてあるのか。
 それは、まつたく合法的なペテンで、地球まるごと、英國王室のものにしてしまふ、
 そのためだと云ふ。
 この場合の英國王室は、いはゆる「シティー」を中核とした、世界金融寡頭權力の代表である。
 しかしそれにしても、日本人の英國觀の、どうすることも出來ない絶望的な誤謬と錯覺と淺見と幻想。
平成十三年十一月十四日記
太田  龍


  宇 宙 戰 略 放 送(一、二六八號)

                     平成十三年十一月十五日

  ヘーゲル哲學についての評價を
  根柢から改訂し修正する

  

 ヘーゲル(G. W. F. Hegel 1770-1831)は、ドイツの哲學者。
 形式論理學に對して、辨證法論理學を打ち立てたことで知られて居る。
 この「辨證法」は、ディアレクティークの日本語譯だが、この譯語に問題がある。
 辨證とは、日本では、佛教學上の用語であらう。
 しかし、ここでの「ディアレクティーク」は、佛教の「辨證」とは全く違ふだらう。
 いすれにしても、この「ディアレクティーク」でヘーゲルが言はんとするところは、
 正−反−合、
 テーゼ(命題)−アンチテーゼ(反命題)−ジンテーゼ(統合命題)、
 と要約される。
 このディアレクティーク論理の方が、形式論理學(三段論法など)よりもずつと高級だ、
 と云ふ。
  

 「ディアレクティーク」は、「ダイアローグ」(對話)と關聯する。
 もともと、ソクラテスの對話(プラトンが編輯した)に由來する。
 ソクラテスは、對話によつて眞理に迫ることを心がけたと云ふ。
 しかし、ソクラテスの對話法は、當時のギリシャで全盛であつた詭辯論者(ソフィスト)と、非常にまぎらはしい。
 これに對し、プラトンの弟子アリストテレスは、主觀的に曖昧さのない、客觀的に判定可能な論理として、
 三段論法(AはBである、BはCである、故にAはCである)、それから同一律(AはAである、A=A)、矛盾律、排中律、
 などを立てて居る。
 その後、ヨーロッパの學界では、この萬學の祖アリストテレスの論理學が廣く普及する。
 もちろん日本は、徳川時代までは、こんな固苦しい論理學や哲學とは無縁でやつて來た。
  

 ヘーゲル死後、ドイツに青年ヘーゲル派が生れ、更にその中からカール・マルクスが出て、マルクスがヘーゲルの觀念辨證法を唯物辨證法哲學なるものに作り變へたことは良く知られて居る。
 日本の大學では、明治期を通じて西洋哲學總論を學び、それから、大正期に入ると、次第に專門化して行く。
 つまり、古代ギリシャ哲學專門家、イギリス專門家、フランス專門家、ドイツ專門家、
 と云つた具合に。
 そして更に、それぞれの國について、細分化する。
 しかし、日本のアカデミズム哲學の主流は、その時々の西洋歐米の哲學でもつとも持て囃されて居る學説の影響を受ける。
 それは、或る時は新カント派であり、或る時はニーチェであり、或る時はハイデッガーであり、
 と云つた具合である。
 ヘーゲルは、さうしたアカデミズムでなく、大正の末から日本の學生の大半を洗腦したマルクス主義の陣營によつて、辨證法論理學の祖、として、取り上げられることに成る。
  

 けれども、日本人が、それによつて、ヘーゲルの辨證法論理學の眞意を理解したかと云ふと、どうもさうではなささうだ。
 デーヴィット・アイクは、
 イルミナティの地球原住民支配の根本論理は、
 問題――反應――解決、
 だと云ふ(「大いなる祕密」その他)。
 つまり、
 、問題を作り出す。
     ↓
 、その問題によつて反應が生み出される。
     ↓
 、その反應(と云ふ新しい問題)に對する解答を與へる。
 と云ふ仕組みであらう。
 イルミナティが實現しやうとする目標は、第3項であるが、最初からそれを持ち出すことはしない。
 →→、
 と、迂囘する。
 これを目くらまし、と云つても良いが、その表現では單純すぎるであらう。
 アイクはここでヘーゲルの辨證法を引き合ひに出しては居ないが、云ふまでもなくこれはヘーゲルに由來する。
  

 レオナード・ホロヴィッツ博士は、「大氣による死」(百九十五、六頁)で、
 「ヘーゲル辨證法と灣岸戰爭症候群」について記述する。
 エイズについても、灣岸戰爭症候群に於ても、まさにこのヘーゲル辨證法(テーゼ−アンチテーゼ−ジンテーゼ)にもとづく作戰が、英國政府と米軍當局によつて實施された、と云ふ。
 ホロヴィッツ博士の見方は正しい。
 ユダヤの兩建て作戰、と云ふ。
 つまり、資本主義と共産主義の兩頭を使ふ。
 これも、ヘーゲル辨證法の應用、と云ふべきではないのか。
 かうして見ると、ヘーゲルは死せる犬、
 どころではない。
 むしろヘーゲル哲學は、イルミナティ世界權力高級幹部團のための訓練用テキスト、
 と見るべきなのかも知れない。
 つまり、家畜人化される一般大衆にはヘーゲル辨證法は無用であり、
 下級中級インテリにも、その本當の意味は教えられることはない。
 と成る。
  

 それでは、マルクスの唯物辨證法はどうなのか。
 マルクスとマルクス主義については、モーゼス・ヘス(一八一二−一八七五年)と云ふユダヤ人を知る必要がある(ジューリ・リナ著「蠍座のしるしの下で」五十六頁以下。「モーゼス・ヘス。マルクスとエンゲルスの教師」)。
 モーゼス・ヘスはシオニスト・ユダヤであり、近代共産主義、社會主義運動の創立者、イルミナティであり、マルクスとエンゲルスを背後から操作した大物、だと云ふ。
 この件についてはここでは省略する。
 しかし、マルクス主義イデオロギーなるものが、カール・マルクスと云ふ「天才的個人」の創作物、などではなくて、イルミナティと云ふ、巨大な闇の中の祕密結社によつて捏つち上げられたものであることをここで、特記して置く。
 つまり、「唯物辨證法」も、その奧儀は、共産主義運動の奧の院最高級幹部にのみ教えられる。
 共産主義運動の下級中級メンバーには、その形式論理化され、化石化したかたちでのみ與へられる、
  と解して置く。
  

 かくして、ヘーゲル哲學、ヘーゲル辨證法の本當の姿、その眞の役割が、今、白日の下にさらけ出されることに成る。
平成十三年十一月十五日記
太田  龍


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