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 太田 龍の時事寸評

   平成十三年(二○○一年)十一月三十日(第四十一囘)

◯ 大東亞戰爭そして滿州事變以降の日本は、ナチス・ドイツのユダヤ人皆殺し(六〇〇萬人ホロコースト)のやうな犯罪はして居ない。
  かつての日本とナチス・ドイツは本質的に異なる、と云ふのが、日本人の「常識」である。

◯ しかしこの「常識」は根本的に誤まつて居る。

◯ 「アザー・ロス(直譯すれば、その他の損失。つまりその他の死者)」(これは邦譯あり)の著者ジェームズ・バック(James Bacque)は、その續篇として、「犯罪と慈悲――一九四四―一九五〇年。聯合國占領下のドイツ民間人の運命」を出版した。

◯ 著者のジェームズ・バックは、カナダ、トロント在住のカナダ人(又は英國人)作家である。

◯ フランクリン・D・ルーズベルト米大統領政權の財務長官モーゲンソー(ユダヤ)は、第二次世界大戰でドイツを敗北せしめたあと、ドイツ民族を絶滅に追ひ込む、いはゆるモーゲンソー計画を立案した。そこには、二千萬人のドイツ人を餓死させる作戰が含まれて居た。

◯ アイゼンハワーはユダヤイルミナテイの使ひ走り小僧として役に立つと見込まれて、ヨーロッパ戰綫聯合軍總司令官に任命された。

◯ かくして、その結果は。
  ジェームズ・バックは、

  ドイツ人の死者合計を、

  居住地からの追放(一九四五―五〇)による死者
        最小二一〇萬人
        最大六〇〇萬人
  戰爭捕虜の死者(一九四一―五〇)
        最小一五〇萬人
        最大二〇〇萬人
  居住地での死者(一九四五―五〇)
        最小五七〇萬人
        最大五七〇萬人
  合計    最小九三〇萬人
        最大一、三七〇萬人
             (前出、百三十一頁)

  と集約した。

◯ モーゲンソー計画の二千萬人よりは少ないが、ざつと一千萬人のドイツ人が、戰爭終結後、不當にユダヤイルミナテイ世界權力米英佛ソ連の聯合國によつて、殺害されたのだ。

◯ これは確立された事實である。

◯ この事實をすべての日本國民に銘記してもらひたい。

  Crimes And Mercies
   The Fate of German Cirilians
   Unda Allied Occupation,
   1944―1950
   By James Bacque
   1997
   Warne Books
                                 (了)


  平成十三年(二○○一年)十二月一日(第四十二囘)

◯ 「正論」平成十四年一月號、百四十二頁以下。
  ソ連崩壞十周年記念鼎談
  レーニンが確立したテロル制度の自業自得
        金子甫(龍谷大學名譽教授)
        黒坂眞(大阪經濟大學助教授)
        兵本逹吉(共産主義研究家)

◯ マルクス・レーニン主義、共産主義に對する批判。殺人鬼レーニン。……

◯ この水準ではお話しにならない。

◯ ジューリ・リナ著「蠍座のしるしの下で」
  Under the Sign of the Sorpion By J殲i Lira

◯ この本のもとの版は、一九九四年、スヱーデン、ストックホルムで、スヱーデン語で出版された。
一九九八年、増補英譯本が、同じく、ストックホルムで出版されて居る。
三百六十八頁。字がぎつしりと詰つて居る。

◯ まあ、このていどのものはお讀み下さい。

◯ 米國の學者、サットンの研究によれば、ソ連の産業、技術の九十五パーセントは米英西歐によつて供與された。

◯ ボルシェビキ共産革命が、ロスチャイルドを主とするユダヤ國際金融資本によつて、何千萬ドル(當時)の資金を供給されて、始めて成功したのだ。

◯ 資本主義と共産主義の兩建てによつて、全人類を世界人間牧場に狩り立てるユダヤイルミナテイ世界權力の戰略。

◯ 前述の如き人々のレベルでは、かうしたイルミナテイの謀略を曝露出來ないどころか、逆に、無意識のうちに、イルミナテイのエージェントの役割を果たすことに成つてしまふのではないか。

                                 (了)


  平成十三年(二○○一年)十二月二日(第四十三囘)

◯ ゴードン・チャン著「やがて中國の崩壞が始まる。日本に覺悟と備えはあるか」(草思社)

◯ 著者は中國系アメリカ人。
この人の素性と正體は非常にいかがはしい。

◯ この人は、現象論的には中國を良く見て描いてゐる。

◯ しかし、肝腎のことは何一つ、述べてくれて居ない。

◯ ユダヤイルミナテイ世界權力が、中國(シナ、チャイナ)をどのやうに料理して來たかその歴史は少なくとも四千年。
(拙著「繩文日本文明一萬五千年史序論」參照)

◯ 近代について云へば、彼等(イルミナテイ)は、

ク 朝體制の中の賣弁階級の育成。


ケ 朝はご用ズミと成つて、國民黨を飼育。


コ 國民黨もご用ズミ、次に中共、中國共産黨を使つて中國の歴史と傳統の潰滅を實行させた。


サ そして今二十一世紀。
  中共政權もご用ズミとして廢棄處分にする。
  これが、二十一世紀初頭の五―一〇年である。


シ そしてそのあとには、中國そのものの消滅、である。
  即ち世界人間牧場の中に
  中國大陸を完全に取り込むこと。

◯ これが、彼等(イルミナテイ)の中國處分アヂェンダ(計画)ではないのか。

◯ そして、ゴードン・チャンと云ふ人物は、そこでいかなる役割を果すのか。
そこのところを考へなければならない。
                                  (了)


  平成十三年(二○○一年)十二月三日(第四十四囘)

◯ ジョン・コールマン博士著、太田龍監譯
迫る破局 生き延びる道
     成甲書房刊 三四七頁
           一九〇〇圓(プラス税)
     平成十三年十二月六日發賣

◯ 「(一九二九年)大恐慌の一〇倍の破壞力の經濟崩壞がアメリカ發で全世界におよぶ」(二九頁以下)

◯ 一九二九年世界經濟大恐慌を體驗した人々の世代はもう殆んどあの世に居る。「話し」では聞いて居る人は少々は存在するであらう。しかし、壓倒的大多數は、何も知らない。とりわけ日本の場合、若い世代は、その事實、一片の史實すら、毛頭意識になひであらう。

◯ 二十九年大恐慌の打撃をもつとも強く受けたドイツでは、勞働者の三分の一が失業した。

◯ けれども、コールマン博士によれば、間もなく爆發させられる世界經濟の大崩壞は、二九年恐慌の一〇倍の破壞力を持つ、と云ふ。

◯ これはなんとなく成り行きでかう成るのではない、そのことをまづ、理解しなければならない。

◯ 生き延びる道はどこにあるのか。

◯ 大破局を生き延びるための第一の前提は、この破局、この危機を計画的につくり出して居る闇の中の勢力の正體を明確に知ることである。
                                  (了)

                                      
ジョン・コールマン博士東亰講演會
 平成十四年一月十九日(土)
      午後二時半――八時
 東亰、お茶の水スクヱアC館三階ホール
 主催 文明批評學會
    週刊日本新聞
 入場料 三千圓
問ひ合せは、週刊日本新聞へ

  平成十三年(二○○一年)十二月四日(第四十五囘)

◯ この十年近く、日本は「構造改革」と云ふ魔語に取り憑かれて、日一日と滅亡の急坂道を轉落して行く。

◯ しかしそもそもこの「構造改革」とは何ものなのか。

◯ それは、「リインベンチング・ガバメント(Reinventing Goverrment)」と云ふ英米兩國由來の英語の日本語譯であることに氣付かなければならない。

◯ それではこの「リインベンチング」とは何のことか。

◯ ジョン・コールマン博士著「迫る破局、生き延びる道」(成甲書房、平成十三年十二月六日發賣)、百七十五頁以下。

一九九一年、アルベート・ゴアは「構造改革(リインベンチング)に關する第一囘地球會議」の議長を努めた。…
この會議のテーマは、すべての政府が今「同じこと」をしなければならないといふこと。

◯ しかしそれは何のことか。
それはワンワールドに向けて、各國民族國家の主權を劇的に破壞して行くこと、以外の何ものでもなかつたのだ。

◯ 眞實を見拔き、
  眞實を語れ。
                                 (了)


  平成十三年(二○○一年)十二月五日(第四十六囘)

◯ 十二月四日付けのニューヨークタイムズ紙社説が、
日本が女性の天皇即位を認めれば、世界もこれを歡迎するだらう、
と述べたと云ふ(日經、平成十三年十二月五日夕刊)。

◯ これは注意と警戒警報發令、であらう。

◯ ニューヨークタイムスは、「ジューヨークタイムス」の異名を得て居る。

◯ ニューヨークの人口の三分の一前後はユダヤ人、とされる。

◯ ニューヨークタイムスはユダヤイルミナテイ三百人委員會世界權力の(ワシントンポスト、ニュウヨークタイムス、ウヲールストリート・ジャーナル、ロンドン・タイムス、ロンドン・エコノミスト、デーリー・テレグラフ)六大主力マスコミの一つ。

◯ それらのイルミナテイの主力マスコミの紙面は、片々たる記事に至るまで、入念に點檢され、構築されて居る。
まして社説においておや。

◯ 從つて、我々日本民族は、このニューヨークタイムス社説(二〇〇一、十二、四)の、日本女性天皇歡迎、との説を、強度の警戒心を持つて受け取らざるを得ない。
その裏は何か。
この甘言に乘せられてはならない。
                                 (了)

追記

◯ ちなみに、極祕のビルダーバーグ年次總會は、マスコミ完全シャットアウトだが、
ワシントン・ポスト、
ニューヨーク・タイムス
ロンドン・エコノミスト
この三紙は獨占的に參加を許されて居る。


  平成十三年(二○○一年)十二月六日(第四十七囘)

◯ 産經新聞(13、12、6夕刊)
米國ブッシュ大統領は、アラファト、パレスチナ自治政府議長に對して、
テロリストを殲滅せよ、
と要求したと云ふ。


◯ ここでの「テロリスト」とは、パレスチナのイスラム原理主義派を指して居る。

◯ つまり、アラファトは、パレスチナのイスラム原理主義派殲滅(一人殘らず皆殺し」すべきだと云ふ。

◯ 既にイスラエル軍は、アラファト議長の至近距離にミサイル彈を撃ち込んで居る。つまり、何時でもアラファト議長を殺すことが出來る、との武力示威。

◯ アラファトは、テロリスト(パレスチナのイスラム原理主義者)の側に立つか反テロ陣營か、二者擇一を迫られて居る。

◯ これを、普通は最後通牒と云ふ。

◯ しかしこのまま對立が激化して行くと、状況はどのやうに展開するのか。

◯ イルミナテイは、ユダヤキリスト教とイスラムの對立をどこまでもエスカリートさせる必要がある。

◯ そのためには、アラファト議長の殺害。
イスラエル軍による殺害か。
もしくは、パレスチナ人自身のイスラム原理主義者による殺害か。

◯ どちらでも良い、と見てゐるであらう。

◯ しかしそれはもちろん、ユダヤキリスト教とイスラムの全面衝突に向けての一つの段階に過ぎないであらう。

◯ 日本が、この中に卷き込まれることに、我々は明確に反對である。
                                  (了)


週刊日本新聞 二一六號(13・12・17)

   編 集 後 記

                       編輯主幹 太 田 龍

○ 「現代」平成十三年一月號、三十六頁以下。
  緊急對談、梅原猛×山折哲雄
   反戰爭論。戰爭と宗教と哲學と日本の叡知が「文明の衝突」のいま、
   日本の役割を問ふ。…
○ エラさうに尤もらしく見えることを、べらべらとよくしやべる二人。
○ 淺薄そのもので、讀んで居てこちらが恥しい。
○ 一神教を少し批判して見せる。
○ しかし、この人々は、どうして天武天皇以降の「殺生肉食禁斷」の國是が目に入らないのだらう。
○ 「文藝春秋」の増刊號(健康長壽法をテーマにしたもの)、藤田紘一郎さん(東亰醫科齒科大學教授)が、敗戰後の日本人の家畜化、ないし自己家畜化の危險性を警告して居られる。この人は今の學者の中では少しはまともだ。
○ 日本義塾。
  十二月二十日(木曜)午後六時半〜九時(六時開場)
   會場 文京シビックセンター五階研修室(AB)
    JR水道橋驛下車10分、地下鐵春日驛、後樂園驛上。
   講師 太田 龍
   演題 在るべき宇宙文明の理想型。
    松居桃樓先生の法華經解釋。
   資料代 一囘千圓。
   參考文獻 松尾桃樓著「いのちきわみなし――法華經幻想」(一九七九年、ミ
   ネルヴァ書房、絶版)コピー試作版一册三千圓、送料四百五十圓。申し込みは
   週刊日本新聞へ。
○ 松居先生のこの名著を復刻市販する機會が來ることを切望して居る。
○ 法華經の英譯、獨譯、佛譯はあるんでせうね。
○ 「ユダヤ主義の核心は、グノーシス主義、エジプトのヘルメス主義と同じく、God(神)の創造物即ち自然に敵對する魔術であり、宇宙の操作である」マイケル・A・ホフマン二世「ユダヤ主義の竒怪な神々」、八十八頁)。
○ ホフマン(タ)のこの定義はどうか。
○ この人は、自分はキリスト教徒だと云ふ。
○ しかし、恐らく、この人のやうな「キリスト教徒」は、世界中に何人か何十人か、何百人か、正確には分らないが、きはめて僅かであらう。
  何故なら、今日のキリスト教徒の殆んど全部が、右に定義されるやうなものとしてのユダヤ主義の惡魔主義イデオロギーに完全に毒されて居るからである。
○ マイケル(タ)が適切に批判して居るやうにそのユダヤ化され惡魔主義化されたキリスト教徒の筆頭は、ローマ法王ヨハネパウロ二世なのだ。
○ しかし他人のことはともかくとして、まさしく、今日の日本の各界エリート指導層のほぼ一〇〇%、完璧に、右のユダヤ主義の定義に、ぴつたりと符號するのではなからうか。私にはさうとしか見えないが。
○ 鐵砲洲稻荷神社講話。
  十二月二十四日(月曜、振替休日)午後一時〜四時
   講師 太田 龍
   演題 祕密結社フリーメーソンの正體。
○ 中川正光宮司さんの講話もあります。
○ 平成十四年一月二十日(日曜)午後一時〜四時
   講師 太田 龍
   演題 アフガニスタン戰爭の眞因
  中川宮司さんの講話もあります。
○ 會場道順 地下鐵日比谷綫八丁堀驛下車6分、中央區湊一ノ六ノ七鐵砲洲稻荷神社社務所二階
○ ジョン・コールマン博士「迫る破局、生き延びる道」(成甲書房、三百四十七頁)。千九百圓(プラス税)。十二月六日發賣。
○ 二百十七頁以下。イスラエル政府(シャロン首相)は、パレスチナからすべての非イスラエル人を驅逐するといふ望みを……。
○ もちろんこれは正確な事實だ。
○ そもそもシャロンとは何者か。
  この人物と、ユダヤ教原理主義の關係如何。
○ しかし日本人は、このあたりの機微になると、全くの白癡にひとしい。
○ 少なくとも、西洋ルネッサンス期に於けるオカルト哲學についての初歩的教養が必須なのだ。
○ 「ねぢれ古代史」(天皇の親族が賤民に落とされた)
   山本健造、山本貴美子共著
   福來出版、平成十三年七月刊
   定價二、一〇〇圓 送料三一〇圓
○ 週刊日本新聞で取り扱ひ中。
○ 太田 龍著「繩文日本文明一萬五千年史序論」(ワープロ本を、誤植訂正、編輯、目次、見出し、索引、付き、第一章を書き直した版)を製作中。十二月下旬に出來る豫定です。
  一册 三千圓。送料四百五十圓(豫定)。
平成十三年十二月七日記


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