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本當に安 全で、效果があるのか
子供のワクチン接種に對する兩親への案内

【連載第一回】 ニ ー ル ・ Z ・ ミ ラ ー 著 
天 余 堂 ・譯 、長 田 清 ・監 修 


「 強 制 的 な 」 ワ ク チ ン 

 ワクチンは、病氣から守るためにその病原菌の薄められた量を入れた注射である。ワクチンは、體を刺激して抗體(害になる病原菌の侵入から身體を守るタンパク質)を作り出すために、效果があると言はれてゐる。

 專門用語「ワクチン」は、「vacca」(ラテン語の雌牛の意)が 語源である。これは、牛痘(ウシの乳房を冒す疾患)の抗體が天然痘の發作から人々を保護するために、注射されたからである。

 病氣を防ぐためのワクチン注射と言ふ發想は、一七九六年に遡る。その年、英國の醫師エドワード・ジェンナーは、牛痘(輕い疾患)に感染した酪農婦が、天然痘(致命的な疾患)に感染しなかったことに注目した。ジェンナーは、輕度の牛痘に感染したサラ・ネルムズといふ酪農婦の手から抗體を取り、健康な八歳のジェームズ・フィップスといふ少年の腕にこの抗體を入れた。少年は、その時牛痘に感染した。四十八日後、ジェンナーは、少年に天然痘の抗體を注射した。それは、效果がなかった。これは、最初の記録されたワクチン接種だった。

 今日、いくつかのワクチンが存在する。ワクチンは、一般にゆきわたって實施されてゐる― 多くの國では義務化されてさへゐる。ほとんどの人々は、豫防接種が安全で、有效だと信じてゐる。しかし、より一般的に接種されてゐるワクチン― ポリオ(小兒麻痺)、ジフテリア、はしか、風疹、おたふくかぜ、破傷風、百日咳の七つの調査結果は、この結論を否定する。

 ポ リ オ ( 小 兒 麻 痺 ) 

 ポリオは、腦と脊髓の神經細胞を攻撃する可能性のある腸のウイルスによって、引き起こされる接觸感染症である。症状は、熱、頭痛、咽頭炎および嘔吐を含む。一部の犧牲者は、頚部や背骨の硬直、虚弱筋肉、關節の痛み、そして、一つ或はそれ以上の四肢か呼吸のための筋肉の麻痺をはじめとする神經合併症を持つやうになる。重篤な場合、呼吸麻痺のために致命的な場合がある。

 治療はまづ患者を寝台に寝かせそして、冒された四肢を完全に緩め樂にすることにある。もし呼吸がやられたならば、人工呼吸器か鐵の肺を使ふ場合もある。理學療法を二、三年必要とする場合もある。

 一九五五年、アメリカの醫師で、微生物學者のジョナス・ソークは、ポリオに對して死滅ウイルスワクチンを開發した。一九五九年同じくアメリカの醫師で微生物學者のアルバート・サビン博士は、ポリオに對して生ワクチン(經口)を開發した。兩方のワクチンは、安全でポリオ(および、ポリオウイルスの廣がり)を防ぐのに效果があると考へられてゐる。

 所見― 多くの人々は、ポリオにかかれば誰でも部分的に麻痺するか、死ぬと、誤って信じてゐる。しかしながら、ポリオによって引き起こされた殆どの感染で、特徴的な症状のあるものは少ない。それどころか、自然のポリオウイルスはそれに曝された人々の九〇パーセント以上の人々が、流行してゐる時でさへ、全く症状がない。これで、幾人もの科學の研究者が麻痺性ポリオになる人々の中、少ない比率の者がこの病氣に「解剖學的に罹りやすい」といふ結論となった。厖大な殘りの人たちは本來、ポリオ病原菌に免疫があるのかも知れない。

 ポリオは今日、アメリカ合衆國で實質的に現存しない、しかしながら、ワクチンがポリオをなくしたといふ信用できる科學的證據はない。一九二三年から一九五三年まで、死滅ウイルスのソークワクチンが紹介される前に、アメリカ合衆國とイギリスのポリオ死亡率は、それ自體それぞれ四七パーセントと五五パーセント減少してゐた。統計は、他のヨーロッパ諸國も同樣の衰退を示してゐる(圖 一)。そして、ワクチンを利用することができる状態になった時、多くのヨーロッパ諸國はその有效性に疑問を持ち、自分たちの國民に計畫的に接種することは斷固やめた。それでも、ポリオの流行はこれらの國々で同じく終ってゐたのだ。

 死滅ウイルスワクチンでの集團接種をやったあとのポリオ報告例數は、集團接種の前より著しく増えており、アメリカ合衆國全體で二倍以上になったかも知れない。例へば、バーモント州は一九五四年八月三十日で集團接種の終る一年間に十五例のポリオが報告されたが、これと比較して一九五五年八月三十日で終る一年間(集團接種の後)では五十五例だったから二六六%の増加となる。ロードアイランド州は接種前の期間二十二例の報告があり、接種後の期間の百二十二例を比較すると、これは四五四%増加となる。ニューハン圖 一 
 ワクチンが導入される前に、ポリオ死亡率は、それ自體減少してゐた(數字は、一九二三年から一九五三年まで)。
Polio Vaccines Introduced=ポリオワクチンが、導入された。
Dead=死滅ワクチン Live=生ワクチン
圖 二 
 ポリオの症例は、集團接種の後に増えた
(一九五四年および一九五五年の間、
數字は五つのニューイングランド地方の州に對するもの)。
プシャー州の數字は三八對一二九、コネチカット州では一四四對二七六、そしてマサチ ューセッツ州では二七三對二〇二七、これは途方もない六四二%の増加である(圖二)。

 注― 一九五〇年代には國立衞生研究所職員の醫師と科學者は、ソークワクチンは效果がなく、致命的であることを十分認識してゐた。一部の人たちは、率直にそれが「豫防藥として價値がなく、接種することは危險である」と述べた。彼等は、自分たちの子供にワクチンを接種することを拒絶した。ソーク博士自身さへ、「あなたが子供にポリオワクチンを接種すれば、あなたは、二、三週間の間よく眠れない」と言ったといはれる。「しかし全米小兒麻痺基金と、ワクチンに大量投資をしてゐる製藥會社(例へばパーク デーヴ ィス)は米國公衆衞生總局に壓力をかけ、ワクチンは安全で百パーセント效果があるといふ虚僞の聲明書を承認させた」。

 ポリオを定義する基準は生ワクチンが導入された時、變へられた。例へば、「ポリオ流行」の新しい定義は、より多くの症例が報告されなければならなくなった。(從來の十萬人につき二十人でなく、三十五人)その時點で、麻痺性ポリオは再定義することとなり、症例を確認すること、したがって記録することがさらに難しくなった。ワクチンの導入の前は、患者はあくまでも二十四時間の麻痺症状があればよかった。殘留(延長)麻痺を決定する研究所確認とテストは、必要とされなかった。新しい定義では患者は、最低六十日間の麻痺症状を現し、殘留麻痺はこの病氣中に二回確認されなければならないことになった。最後に、ワクチンが導入された後、無菌性髄膜炎(ポリオと區別することが難しいことがよくある感染疾患)の症例が、ポリオとは別の病氣としてより頻繁に報告された。しかしそのやうな症例はワクチンが導入される前はポリオとみなされてゐた。ワクチンの傳へられてゐる效力はしたがってこじつけられたものだ。(表三)
圖 (表 三 )
 ワクチンが導入された後ポリオの症例は以前にも増して
無菌性髄膜炎として報告されることが多くなった
 (數字はロサンゼルス郡健康指標から― 
罹患率及び死亡率、報告義務のある疾病)
RDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDoDDDDDDDDDDDDDDrDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDVF 試 料 月 Eポリオの報告例E無菌性髄膜炎の報告例F_CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCgF 一九九五年七月 E E FF (經口ポリオワクチン E 二七三 E 五〇 FF が導入される前) E E FcCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCkF 一九九六年 E E FF (經口ポリオワクチン E 五 E 二五六 FF が導入された後) E E FZDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDwDDDDDDDDDDDDDDzDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD^
 注― 「免疫を受けた」人が罹った病氣を再定義する慣例は新しいものではない。これは、天然痘流行の間も普通のやり方だった。例へば、一九三六年英國で、健康省は個人のワクチンの状態が診斷要因となることを認めた。言ひ換へれば、もしワクチンを接種されたその人が疾患にかかれば、それはあっさり異なった病名で記録されるのである。

 一九七六年に、一九五〇年代を通じて使はれた死滅ウイルスワクチンの創作者ジョーナス・ソーク博士は、生ワクチン(一九六〇年代初期からアメリカ合衆國で殆ど全面的に用ゐられた)は、アメリカ合衆國で一九六一年以來全ての報告されたポリオ症例の「唯一の原因でないとしても主要原因である」と證言した。(ウイルスは一〜二週間喉に殘り、二ケ月間は便に殘る。したがって、ワクチン接種者は危險な状態であり便の排出が續く限り感染の可能性がある。)

 連邦疾病管理センター(CDC)は最近、生ワクチンが今日アメリカ合衆國でポリオの最も有力な原因になったことを認めた。それどころか、CDCの數字によれば、アメリカの一九七三年から一九八三年までのポリオの全症例の八七パーセント(輸入された症例を除く)はワクチンが原因だった(圖四)。もっと最近、一九八〇年から一九八九年を通じて、アメリカ合衆國のポリオの全ての症例 (輸入された症例を除く)はワクチンによって引き起こされた。 (外国旅行の間ポリオにかかった人々のうち五人に三人は、前にポリオの豫防接種をしてゐた。)

圖 四  全てのポリオ症例の八七%が、
ポリオワクチンによって引き起こされた。
 CDCの統計(米國)―  一九七三年〜一九八三年
 ワクチンが原因、八七%  原因不明、一三%
 フィンランドでは、死滅ウイルスワクチンが用ゐられてゐるが、一九六四年から一九 八三年の間ポリオの症例が報告されてゐない。しかしながら、一九八四年數人のフィンランド人がポリオに罹ったので、どちらのワクチンについても有效性についてまた專門家の論議が起った。

 食物― 一九四八年に、ポリオ流行の絶頂期、オティーン復員軍人病院の榮養專門家、ベンジャミン・サンドラー博士は、ポリオと糖類やデンプンの過剩攝取の關係について詳述した。彼は、砂糖の一人當りの消費のもっとも高い國がポリオのもっとも大きい發生率があることを示す記録を集めた。彼は、そのやうな「たべもの」が細胞を脱水させ、神經、筋肉、骨、および齒からカルシウムを搾取すると主張した。重大なカルシウム欠損が、ポリオに先行する。

 研究者は、ただでさへポリオが熱い夏の間に最も流行することを知ってゐた。サンドラー博士は、暑い天候で、子供達はアイスク リームやソーダ水等人爲的に甘くした製品を一層たくさん消費することを目にとめてゐる。一九四九年、ポリオ流行の季節が始まる前に、彼は人工甘味料の消費を減少させるために、(新聞とラジオを通じて)ノースカロライナの住人に警告をした。その夏のノースカロライナ州の人々は砂糖の攝取を九〇パーセント下げ、それで、ポリオは、一九四九年砂糖の攝取量を下げた量と同じく減少した。 (ノースカロライナ州の健康部は、一九四八年、二、四九八件、一 九四九年に二二九件のポリオ件數を發表した。)

 注― ある製造業者は、サンドラー博士のポリオにかからない爲の食事法の公表を受けて、最初の一週間だけでもアイスクリームの出荷を百萬ガロン少なくした。コカコーラの賣り上げも同じやうに落ちた。しかし、ノースカロライナ州の人々に冷凍製品を販賣してゐる強力なロックフェラーミルクトラストとコカコーラ社は、サンドラー氏の所見が作り話であり、ポリオは偶然のできごとだったと確信させた。一九五〇年夏までの販賣高は例年の賣り上げまで戻った。そこで、その年のポリオ症例も「普通」に戻った。

 ジ フ テ リ ア 

 ジフテリアは、細菌によって引き起こされる上部呼吸器系の感染症である。症状は、咽喉炎、熱、頚のリンパ節の腫大を含む。病氣が進行すると扁桃と喉の表面に厚い膜を形成し、気管と肺の中へ廣がることもある。この膜は、呼吸や飲み込みを邪魔することがある。ひどい場合、この膜は呼吸通路を完全にふさぐこともある。他の合併症では、心臟筋肉の炎症、喉と眼の筋肉の麻痺、そして呼吸時に用ゐる筋肉の麻痺などがある。呼吸筋力の麻痺は、致命的な場合もある。

 ジフテリアは、通常抗生物質で處置する。それと同時にベッドでの安静と十分な榮養(飲み込むことが可能ならば點滴か鼻のカテーテルによって)が必須である。
 ジフテリアは、一般に病原菌にじかに觸れる事によって移される。このやうに、ジフテリアは單純な衞生上の處置と注意の徹底で容易に制御できる。

 所見― ジフテリアの症例は、まれである。アメリカ合衆國で一九九二年に、わづか四つの症例が報告されただけである。しかしながら、ジフテリアの著しい衰退はワクチンが發見されるずっと前から始まった。アメリカでは一九〇〇年から一九三〇年に、これはジフテリアワクチンが導入される何年も前であるが、九〇パーセント以上もジフテリアの死亡報告の減少が既に起ってゐたのである。一部の研究者はこの減少は榮養や衞生上の意識が高まったことによるとしてゐる。

 ドイツは、義務的なジフテリアワクチン注射を一九三九年に始めた。ワクチン接種を完全實施後ドイツのジフテリア症例は一五〇、 〇〇〇件へと急増した。フランスは、他の國でワクチンの使用による災害を目撃した爲、ジフテリアワクチン注射を初めは拒否した。しかし、ドイツの占領後に、フランスはワクチンの接種を強制された。一九四三年までに、フランスのジフテリアの症例は四七、〇〇 〇近くまで上昇した。同時期、ワクチン注射を拒否した近隣のノルウェーでは、わづか五〇の症例があっただけであった。

 一九七五年ジフテリアに關する公報で、アメリカの生物製劑局及び食糧醫藥品局(FDA)は、ジフテリアトキソイドは「免疫性藥劑として考へられてゐるほど效果がない」との結論を下した。兩機關は、ジフテリアがワクチンを接種された人に起る可能性を認め、また、「トキソイドによって引き起こされた免疫の永續性は、疑ひを免れない」ことを注意した。

 そもそもジフテリアにかかる人々のおよそ五〇パーセントは、完全にワクチンを接種された人たちである。例へば、シカゴの一九六九年の大發生で、健康局は發生の三七・五パーセントは完全にワクチンを接種されたか、または完全免疫の醫學的證據があったと發表した。他の大發生に關する發表では、全體の症例の六一パーセントと、致命的な症例の三三パーセントが完全にワクチン接種を受けてゐたことが明らかになった。
(以下、次號へつづく)