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 宇宙戰略放送 第六一七回 平成七年(一九九五年)十一月二十九日

 「ロンドンと、キッシンジャー、ブレジンスキーが日本の金融危機を作り出した」




  一、

 「EIR」のアジア問題専門家、キャシー・ウォルフェ$Kathy Wolfe$は、近着の「EIR」(一九九五年十一月二十九日號)に、
 「ロンドン【金融界と英國政府、を意味する】、キッシンジャー、リーガン$Regan$【レーガン大統領とは別人で、前共和黨政權で財務長官などを務めた】、は、如何にして日本の銀行危機を作り出したか」、と言ふ、かなり長い論文(十二頁)を書いて居る。
 これは、現下の日本にとって、きはめて重要、且つ、有益である。大至急、全文を日本民族の有志に周知せしめねばならない、と我々は見た。

  二、

 この論文には、十六の圖表$フィギヤー$と、三つの數字の表$テーブル$が示されて居る。
 「圖表十五」を左に引用する。

★ EIR 圖表15

 これは「日本の銀行貸し出し(國内)は、『脱工業化』に向ふ」ことを圖示する表である。
 縦軸の數字は兆圓單位である。
 一目瞭然、一九七〇年代から、日本の非生産的部分への國内投資が激増する。
 これは偶然ではない。
 日本經済を壞滅に導こうとする、ロンドン(島のクラブ、三百人委員會)の政策の結果である。
 *に、もう一つ、「圖表十六」(日本の百五十の主要銀行の投資の中で、生産的投資と非生産的投資の比率が、この三十年間の間に激變して行く有樣を示す)を引用する。

★EIR 圖表16


  三、

 「日本の産業計画者たちは、どうして、こんなことが起きるのを放置したのであらうか?その有樣は、まさしく、古典的な『ヴェネツィア型のバブル』である」(前出、十七頁)。
 と、前記論文は書いて居る。
 「これは、ロンドン金融界による日本の民族國家$ネイション・ステート$に對する攻撃である、と言ふことが理解されない限り、まるでわけが分からない」(同上)。
 この指摘は、全くその通りだ。
 「ヴェネツィア金融界は、その全歴史を通じて、投機的な市場の人工的肥大化$インフレーティング$の奇計を使ひ、その土地$ローカル$の業者$プレイヤーズ$を混亂させ、それから、そのバブルを弾けさせ、現地$ローカル$業者がパニック状態に突き落とされたとき、ゴッソリと實質的な財産を奪ひ取って來た。このやうなやり方で、ヴェニスの銀行家達は、十七世紀に、ロンドンのザ・シティ(金融界)を奪取し、十九世紀に、ウォール街(ニューヨークの金融界)をも奪ひ取った」(同上)。
 この文章を讀んで、
 我々は、深い痛みと悲しみの念を抱く。
 日本民族が、かくもむざむざと「彼等」のペテンに嵌められ、全世界の前で、彼等のなすがままに、コケにされてしまった、
 この悲惨な亊實!

  四、

 今、日本經済が、二進$ニッチ$も三進$サッチ$も行かない泥沼に引きずり込まれて居るとき、
 日本の、惡魔主義的闇の世界權力の手先と化した賣國奴的全マスコミは、
 日本民族の經済的主權の最後の砦、と言ふべき、大蔵省を、サンドバッグのやうにブッ叩いて、快感を覺へて居る!
 そして、日本壞滅の侵略戰爭を欲しいままに發動して來たロンドンとその米國の工作員$アセット$達は、ヌケヌケと、日本政府と大蔵省を弾劾する!
 朝日、讀賣、NHK、産經、日經を始めとする賣國奴國賊マスコミは、それを、恭しく持ち上げる!
 嗚呼!
 なんと言ふ、情けない有樣か!

  五、

 日本民族は、ここで、何をすれば良いのか。
 我々は、原則に、初歩に、イロハのイに、戻り、そこからやり直すしかない。
 日本民族は、
 「經済學」と言ふ、この代物を、
 一から、學習しなければならない!
 しかも、超特急で!

¥(了)

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