
私を支える、もう一つの大切な活動・・・
それは、赤十字のボランティアです。
フィッシングメッセンジャーとしての自分。
そして、赤十字の救急法の指導員というボランティアを続ける自分。
どちらも、自分にとって、活動の両輪となる大切なものです。
救急法は、仕事をするうえで必要。と、感じて取り組み始めました。
でも、それだけではいけない―――。
やればやるだけ、学べば学ぶほど、
この知識と技術は、ひとりでも多くの人が身につけるべきものだと・・・。
そんな思いが、指導員を志すきっかけになりました。
実は一度、指導員養成講習会の検定に失敗しています。
その時は、貴重な時間を割いてまで臨む講習会なのだから、
まさか不合格になるとは思ってもいませんでした。
心のどこかで、少々の間違いなどがあっても必ず合格にしてくれる・・・
そんな根拠のない驕りがあったんだと思います。で、結果は「不合格」
当たり前ですよね。自分の甘さを思い知らされました。
それだけに、このままでは終われないと云う思いも強くなりました。
そこからは講習会があれば受講し、スキルを少しでも高めようと努力をしました。
そして2年後、再チャレンジする機会を頂きました。
「合格」の通知を頂いた時の気持ちを、自分は生涯忘れることはできないでしょう。
あの喜びは、正直それまでに経験したことがないものでした。
おそらく高校受験よりも、会社の採用よりも、ずっとずっと重く感じました。
人の命の尊厳をを守っていくという、まさに十字架の様な責任の重さです。
講習会で指導に伺った先々で、受講者の皆さんに先ず感じてもらうことがあります。
それは、人の手の「温かさ」そして「温もり」です。
お互いに手をつないだり、肩を叩いたりしてもらいながら、「安心」を感じてもらいます。
「手当て」とは、文字通リ「手を当てること――」
「あなたの手の温もりを感じてもらうことが、手当てなんですよ」。そう呼びかけます。
まだまだ失敗したり、焦ったりすることも度々ありますが、
いつまでも、温かい手の指導員でいたいと思っています。

救急法を学ぶきっかけは、人それぞれだと思います。
でも、これを学ぶことは、先ず「自分自身」を守ることにつながります。
そして自分が守ることができれば、あなたはきっと
もっともっとたくさんの人を守ることができるでしょう。
何より、自分の愛する大切な人を守ることができるのです。
ひとりでも多くの人が手当ての気持ちを知り、
助け助けられる世の中になる様に、願っています。
授かったこのかけがえのない命を、ずっと活かしていける様に・・・
人道。それは、限りない愛。