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沖縄の本

ここでは,沖縄について学びたい人のために色々な本の紹介をしています。
今後もがんばって追加していきます。いい本があったら教えて下さいm(_)m
bookcover観光コースでない沖縄(新崎盛輝ら著,高文研,1997, 1600円)

 これを読めば、沖縄の地上戦、基地問題、歴史文化が全てわかるスグレモノ。まずはこの本から読み始めて沖縄問題の土地勘をつかみたい。

bookcover高等学校 琉球・沖縄史(新城俊昭,東洋企画、1997,1456円)

 高校で使われている教科書。この本を読むと沖縄が日本の一部になった歴史は実質100年弱しかないということを思い知らされる。最近は一般の高校の歴史教科書でも琉球・沖縄史の記述量は増えてきたけど,本土との利害関係に基づいた情報に偏っているという欠点があるので、この本でちゃんと勉強し直しましょう。情報量が違います。

bookcoverアメラジアン・もう一つの沖縄(上里和美,かもがわ出版,1998,1800円)

 アメラジアンとはアメリカ人とアジア人との間に生まれた子供を指す造語。主に沖縄に駐留したアメリカ兵と沖縄の女性との間の子供を指している。筆者の上里さんが,国際児の親との出会いをきっかけに,アメラジアンが国際児としての独自の地位を確立できるよう行政に訴えていくまでが描かれている。男と女の恋愛のもつれから文化の問題まで考えさせられる,奥深い一冊。

bookcover基地と環境破壊(福地礦昭,同時代社,1996,1600円)

 沖縄の環境破壊は急速な観光化,開発化によるものもあるが,基地によってもたらされる環境破壊も相当すさまじいものがあることを教えられる。赤土汚染やPCBによる土壌汚染は有名。その他にも騒音被害に遺跡破壊と数えだしたらキリがない問題を一通り学べる。どうでもいいが、筆者紹介の福地さんの写真と現在の本人はまったく違う顔をしていることは秘密である。

bookcover沖縄戦後史(中野好夫,新崎盛輝著、岩波新書,1976,650円)

 新崎盛輝氏の方は、沖縄大学教授で基地問題などでも積極的に発言をする有名人。沖縄戦終結から1972年の本土復帰までを取り上げている。「戦後沖縄の歴史は、米軍支配下の歴史であった。」という文章ではじまる本書は、戦後の苦渋に満ちた歴史を沖縄という独自の視点から描きだしている。

bookcover沖縄・読谷村の挑戦(山内徳信,水島朝穂,岩波ブックレット,1997,400円)

 副題の「米軍基地内に役場をつくった」の通り、米軍読谷補助飛行場の中に役場をつくってしまうという偉業を成し遂げた山内村長の戦いの記録。しかし、戦うだけでなくいかにうまくアメリカと交渉していくかという交渉のエッセンスもつまっている点が秀逸。一章目のタイトル「笑いを武器に米軍と対峙して半世紀」は沖縄基地運動が編み出した偉大なる運動スタンスである。


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