沖縄戦後史(中野好夫,新崎盛輝著、岩波新書,1976,650円)
新崎盛輝氏の方は、沖縄大学教授で基地問題などでも積極的に発言をする有名人。沖縄戦終結から1972年の本土復帰までを取り上げている。「戦後沖縄の歴史は、米軍支配下の歴史であった。」という文章ではじまる本書は、戦後の苦渋に満ちた歴史を沖縄という独自の視点から描きだしている。
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沖縄・読谷村の挑戦(山内徳信,水島朝穂,岩波ブックレット,1997,400円)
副題の「米軍基地内に役場をつくった」の通り、米軍読谷補助飛行場の中に役場をつくってしまうという偉業を成し遂げた山内村長の戦いの記録。しかし、戦うだけでなくいかにうまくアメリカと交渉していくかという交渉のエッセンスもつまっている点が秀逸。一章目のタイトル「笑いを武器に米軍と対峙して半世紀」は沖縄基地運動が編み出した偉大なる運動スタンスである。 |