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沖縄の文化

琉球方言

沖縄の方言は、日本語と同一系統の言語であり、上古日本語から、2世紀から6世紀にかけて分離したものだと考えられている。かなり早い段階で分離したため、東京方言(標準語)との差異も大きい。母音は、日本語のaiueoに対してaiuの3つしかなく、eとoは長母音として現われ、琉球方言の最も、特徴的な部分である。子音も、現代の日本には残っていない独特なものが多くある。

おもろ

沖縄・奄美の古歌謡。古琉球語では歌のことをおもい(思い)といい、のちに王府でうたわれものを「おもろ」というようになったと考えられている。1531年、首里王府によって「おもろそうし」第一巻が編集され、のちに12巻1553首が編集された。のちに、琉歌の登場に伴い衰退した。

三味線

三味線は、14世紀ころに中国から伝わったと考えられ、単調な鼓に変わって歌の伴奏に用いられるようになった。初期の三味線は胴を蛇皮張りにしたもので沖縄人にとっては高価であったため、芭蕉の茎からとった渋汁をつかって紙で胴を張る方法が発明された。これにより、沖縄に三味線が普及するようになった。

琉歌

沖縄の定型の短歌。和歌が五七五七七の31音に対して、琉歌は八八八六の30音であり、三味線にのせてうたわれ、一定の節と踊りがついている。琉歌の歴史は3期に分けることができ、第一期は1200年頃から1500年頃の間である。第一期の琉歌の特徴は、万葉集時代の歌のように、やや写実的で表現は素朴であり、技巧的な表現は少ない。第二期は1500年から1700年頃で、歌の表現がやや技巧的になってきている。第3期は1700年から現代にいたる時代で、技巧に富み、縁語、掛詞なとが盛んに用いられるようになる。琉歌は、第3期の中頃で絶頂期をむかえ、その後は下降線をたどり、現在は一部の愛好家によって歌われるのみとなった。