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- アルミニウムはアルツハイマ-病に特有の脳障害を引き起こすという結果が、いくつかの研究により得られています(アルミニウムと脳障害の研究の一部は1989年の朝日新聞にも掲載されました)
- ある研究では、水道水質基準より低い濃度でもアルツハイマ-発症の危険性があると報告しています
- アルミニウムはほとんどの浄水場で用いられる凝集剤という薬品に含まれています
- アルミニウムは水のpHが中性付近で(7程度)で最も溶解する量が少ないとされています。これよりもpHが高かったり、低かったりすると水に溶け込んだいる量が多くなると考えて良いでしょう。水道統計では浄水のpH の年間最大値が8以上となるような浄水場が1割以上もあり、アルミニウムの残留が心配されます
- アルミニウムに関する水道水の基準値は日本:0.2mg/l、WHO:0.2mg/lです。しかし、これらの値は着色の点から定められていて、脳障害の面は考慮されていません
- 更に、水に溶けたアルミニウムはろ過や活性炭を用いる通常の浄水器では取り除くことが困難といえます
- 鉛は蓄積性のある毒物で、特に乳幼児、胎児は感受性が高いためにできるだけ摂取しないようにする必要があるとされています。(子供は食物中にある鉛を成人の4〜5倍も多く吸収します。妊娠中については、鉛の胎盤への移行は妊娠12週目くらいに起こり、胎児の鉛の摂取は発育期間中続くとされています)
- 鉛の慢性毒性の兆候は疲労,不眠,短気,頭痛,関節痛,胃腸障害があり、更には、知能障害を引き起こすとも言われます。
- 日本の水道水質基準は大人が1日2L、乳児が0.75Lの水を毎日飲んでも血中濃度が健康に影響するレベルを超えないように設定された。だが、蓄積性があり、乳児は水の摂取割合が大きい為、知能の発達の遅れなどの影響が懸念される
- 水道水の鉛の基準値は0.05mg/l以下(平成15年を目途に0.01mg/lに改正の予定)であり、現在は、WHOの0.01mg/lに比較して高い値です
- 水道水中の鉛は主に給水管(家の敷地内の水道管)から溶け出したものと考えられています。そのため、鉛濃度を低くするには給水管を鉛が溶け出さない管へ替えることが根本的な解決方法となります。しかし、その作業はあまり進んでいません。1999年度に(財)水道技術研究センタ-が実施した鉛給水管に関する調査では、現存する鉛給水管の長さ:27,467km、鉛給水管を使用している世帯数:852万世帯、1世帯当たりの平均的な鉛管の長さ:2.7mとなっていて、まだ、まだ、多くの鉛管が残っている事がわかります
- 水道水だけが鉛汚染の危険にさらされているわけではありません。地下水にも鉛が含まれます。環境庁が公表した平成11年度の地下水測定結果では5,199本の井戸のうち15本が基準(0.01mg/l。水道水質基準値の強化を考えて設定)を超えていたと報告されています
- また、日本では鉛の分析に使う水の取り方に決まりがありません。既に述べたとおり鉛は鉛管から溶出する部分が多く、溶出量は当然、鉛管と長く接触すれば多くなります。そのため、鉛の分析には、米国では6時間給水管で滞留した水を1L採取して用いることとなっていますが、日本にはそのような決まりがありません。そのため、鉛管に長時間触れた水を排出し、その後のきれいな水を採取して「基準値を達成できました」と報告しても問題はないのです
- 鉛問題の根本的な解決方法である給水管の取り替えの完了にはまだ時間が必要なため、暫定的な対策として水道水のpHを高くする方法が奨められています。しかし、pHを高くするとトリハロメタンが多く生成することになるため、注意が必要とされています
- 逆浸透方式や蒸留方式の浄水器で鉛を除去できるとの報告がありますが、活性炭方式の浄水器では今のところ鉛は除去できないと考えておいた方が良いでしょう。
- 臭素酸イオンは浄水場で行われるオゾン処理によって作られます。オゾン処理を導入している浄水場は割合としては多くありませんが、水道水の元になる水が汚れている地域では臭いの除去やトリハロメタンの低減を目的として多く導入されています。
- 臭素酸イオンは動物を使った実験では非常に高い確率で腎臓腫瘍の発生を引き起こすといわれています。国際がん研究機関(IARC)は臭素酸を「発がん物質である可能性のあるもの」に分類(トリハロメタンと同レベル)しています。
- WHOは臭素酸イオンのガイドライン値を25μg/l、米国では基準値を10μg/l,目標濃度としては「0」を挙げています
- 臭素酸イオンが作られる仕組みは詳細には解明されていませんが、臭素イオン(海水に多い,地質由来もある)が多い、pHが高い、オゾン処理の際に多くのオゾンを添加されている 場合などに臭素酸が多くなる傾向があるといわれています。
- また、浄水場で必ず使用される塩素剤(消毒用)の中にも臭素酸イオンは含まれるという調査結果が最近報告されています。
