
凝集沈澱
- 自然の水に含まれる濁りは小さくて沈みにくいものが多いので、凝集剤といわれる薬品を加え、小さな濁りを集めて大きなかたまりを作ります。
- 濁りをかたまらせた水を大きな池(沈澱池)で静かに置くと、濁りのかたまりは下に沈むので、上にはきれいな水ができます。これが凝集沈澱です。でも、これだけでは完全にはきれいにできないので、次に書いている急速ろ過などを行う必要があります。
- 凝集沈澱で用いる凝集剤には、アルツハイマ-病との関係が疑われているアルミニウムが含まれています。アルミニウムは水のpHが高すぎたり、低過ぎたりすると浄水場で取り除かれず水道水の中に漏出してしまいます。
- 最近はpHの高い水が多いことや、凝集剤をたくさん使うようになっていることもあり、アルミニウムの漏出が心配されます。
急速ろ過
- 急速ろ過は、普通、凝集沈澱された水に対して行います。
- 砂を敷き詰めた槽に水をとおして、水中に含まれる比較的小さな粒のにごりまでろ過するように取り除きます。現在では日本で最も一般的な浄水方法といえます。
緩速ろ過
- 砂層に水をゆっくりと通すことによって、砂にいる微生物が水中の濁りや細菌のほか、アンモニアや臭気を取り除きます。
オゾン処理
- 原水の水質が悪いところ(淀川など)で脱臭や発ガン性物質といわれるトリハロメタンの除去のために導入されます。
- オゾン処理をすると身体に良くないかもしれない副生成物をつくってしまうため、それを除去するためにオゾン処理の後には活性炭処理を行うことが決められています。
- オゾン処理によって、臭素酸イオンなど身体に良くないと思われる物質が生成されます。オゾン処理の後に行う活性炭処理によって取り除かれる物質もありますが、臭素酸イオンはほとんど除去されません
塩素処理
- 水道法により、すべての水道で塩素消毒を行うことが義務付けられています。
- 上に挙げた処理方式すべての最後に塩素処理を行い、蛇口から出る水に塩素を残すようにして微生物等の繁殖を防ぎます。
- 塩素処理によってトリハロメタンが作られることは皆さんご存知のとおりです。トリハロメタンは水温が高いほど、時間をおくほどたくさん作られます
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