
考える会では、市から県へ提出された意見書に対し、私たちの反論を申し入れ
るために、市長との面談を申し込んでいましたが、スケジュールが取れないと
いう理由で、早々に断られていました。そこで、文書での回答を要求した結果、
出てきたのが、下記内容のものです。黒字が会の意見、青字が市の回答の要約
です。
なんと住民の意見を曲解することに長けた人たちなのでしょうか。呆れ返って、
むしろ関心するくらいです。とにかく、お読みください。
平成16年1月8日
柏市長 本多晃 様
大山台SC計画の影響を考える会
代表 大室 幸一
オークショッピングセンター計画に関し面談希望について
拝啓 初春の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。
さて、オークショッピングセンター計画に関し県へ提出された、柏市の意見
書内容および今後のご対応について、私たちは次のとおり要請いたします。市
長のご見解をぜひ肉声でお聞かせ願いたく、ご都合のよろしい時に面談の機会
を頂戴できればありがたいと存じます。ご多忙の折とは存じますが、県の意見
書取りまとめの期限も迫っているものと思いますので、極力早い時期にお願い
したいと存じます。
敬具
記
1.私たちは、部分的な道路の手直しを望んでいるわけではない。現在の道路
インフラの状態で、当該SCの設置そのものに妥当性があるのか、見直しを求
めている内容であることを認識願いたい。
渋滞等が予測される道路を改修することで円滑な交通と安全を確保し、
ひいては周辺生活環境の保持を図ることが、立地法の趣旨に沿うもの。
改修に当たっては優先度を勘案し、できることから取り組んでいく。
2.仮に、道路インフラの見直しを行なうのであれば、部分的な弥縫策ではか
えって危険。地域全体の交通の流れを整理して、系統的な対策を講じるべき。
当該計画においても以下の点で安易な対症療法が指導されていることに疑問
を感じる。
@
来場車の進入経路を分散させるとして、市道23-1号線から隔地駐車場へ
の出入り口通路(実質的な道路)を設けるよう指導したと聞いているが、こ
れにより、松ヶ崎界隈の生活道路に来場車を誘導する結果を招くと危惧さ
れる。
市は、意見書で、来店経路の案内徹底と松ヶ崎地区内の案内誘導看板
の廃止を求めている。隔地駐車場東側の出入口を利用するのは松ヶ崎
の地元住民が主体となる。
A
松ヶ崎東交差点の安全対策実施負担を指導しているとのことであるが、
何を目的とした安全対策かが重要。車の通行を優先とした対策であれば通
行量を徒に増やす結果ともなる。
第一に交差車両と歩行者の事故の危険を回避することが目的。可能な
限り通りやすい形状に改修することで、運転者が歩行者に十分注意す
る余裕が生まれると考える。
B
隔地駐車場経由で敷地内駐車場への誘導を行なうため、A1入口の右折
を指導しているとのことであるが、公道上での渋滞を招く措置であり、近
隣住民にとって騒音、排気ガス等の公害被害が懸念される。
A1入口への右折には、必要な右折車線の設置が必要になるので、この
ことも含めた対策を設置者に求めている。
C
計画道路「豊四季・宿連寺線」が予定されているが、市議会議事録を見
る限り、市道23-1号線までの区間と、そこから松ヶ崎幼稚園までの区間
で、計画期間が二分されて進められてはいないか、非常に危惧される。市
道23-1号線までが先行して完成したとすれば、市道23-1号線の負担が過
重となり、周辺の交通事情の劇的な悪化を招くことは必定、これは絶対回
避すべき。
現状の厳しい財政事情の中では地域全体の整備を行うのは非常に困難
な状況。したがって、当面は工区別に分け、段階的に整備していく予
定。
3.隔地駐車場の設置目的は、「主として松ヶ崎住民のため」との説明であり、
11月20日町会回覧で通知された資料によっても、数字的な裏づけはそのよう
になっている。であるならば、隔地駐車場は不要。なぜならば、近隣に居住
して状況を熟知している松ヶ崎界隈の10%もの世帯が、最も混んでいる1時
間を狙って、しかも遠く離れた駐車場に停めて買物をしに出かけるなどとい
うことは、到底ありえない話である。隔地駐車場は、近隣住民にとって百害
あって一利もない施設である。
仮に、他の目的があるならば、“真実”をきちんと説明すべきである。
隔地駐車場は立地法の必要駐車台数を確保するための設置。指摘のとお
り、施設内駐車場が空いていれば、わざわざ隔地駐車場に駐車する人は
いない。隔地駐車場はあくまで施設内駐車場が満車になったときの需要
を満たすための施設だから、空いているときは隔地駐車場を通り抜けて
施設内駐車場に駐車可能。
4.市長ならびに市職員の方々は、盛んに、規制緩和の中で民間企業が行なう
行為に対し規制、指導を行なうことは難しい、と本計画に対し消極姿勢を示
す一方で、その実、隔地駐車場への進入通路設置、駐車場構造の矛盾を解消
するようA1入口の右折指導を行なう等、当該SC建設をあたかも応援するが
ごとき積極的な指導をされている意図は何か。
A1右折入庫の意見は、隔地駐車場への誘導計画にむるがあると判断した
ため、あくまで周辺生活環境保持の観点に立ち、交通渋滞を緩和するた
めの現実的な解決方法として意見を述べたもの。
以上