カッコウの声 第5弾(最終回?)

 

平成16年5月23日の午後12時頃、松ヶ崎第六公園(D3入口の向かい側

にある公園)付近で、カッコウが話しかけてきました。あの森を探して戻って来てくれたのでしょう。しかし、彼(彼女?)が停まっていたのは、悲しいかな、電線の上でした.....

 

カッコウ:カッコカッコ、私たちの森はやはりなくなってしまったのですか?

住人:.....(申し訳ない、実はそうなんだ)

カ:やはりそうなんですね。

住:私たち住人も頑張ったんだよ。県の審議会では、この辺の交通事情をよく

  理解してくれて、来店車の総量を抑制せよ、という意見を出してくれた。

  より安全にするにはどうしたらよいか、考えようとしているわけさ。

カ:人間はなんて複雑怪奇なの? それとも愚かしいと言ったほうがよさそうね。

  実際は、私たちの森を潰してしまって、現に建物だってもうこんなに建っ

  てしまっているじゃない。何をいまさら交通量が増えるから問題だなんて

  大騒ぎしている訳? そんなの初めからわかっていたことじゃない。なぜ森

  を潰す前にもっとよく考えなかったの? もう私たちの森は取り戻せない

  のよ。カッコ〜〜ウ

住:本当に申し訳ない。法律でできることは全部やったつもりだ。

カ:法律だって人間が自分たちで作ったものでしょう。そんなの、言い訳には

  ならないわ。私たちはもうここには戻って来れないけれど、あなたがたは、

  自分たちの安全くらいは自分たち自身できちんと守れるよう、せいぜい頑

  張ってくださいね。もう二度と会うこともないでしょう、では、ごきげん

  よう。

 

カッコウは、きらきら交差点の方向に飛び去って行きました。何回かその声が

その方向から聞こえてきました。本当に、どこかもっと棲み心地のよい棲家を

探し出してくれるよう、祈るばかりです。お元気で、そしてお幸せに.....

さようなら.....