|
久しぶりにアキラを読んだ。 相変わらずやたらデカい本に驚きながら、夢中になって読んだ。 僕は絵を描かないせいか、正直このマンガが 「天才だ!」「マンガを変えた」 とか言われる由縁というのがどうにもわからない。 わからないけど、「お、なんだ面白いじゃないか」とは思った。 中学生の頃に読んだときは、そう思えなかった。 ツマンネ、って感じだった。 同じ作品を、時間をおいて読むとけっこう印象や感想が変わることがある。 同じ本でも読むたびに感想が変わるのなら、 実はそのたびごとに違うものを読んでいる、ってことじゃないのか。 芸術にはふたつあって、 彫刻や絵画みたいな、『完成してしまえば未来永劫変わらないもの』と、 歌や演劇みたいな、『出会うたびに変化する、即興性のあるもの』があると思う。 なら、本やマンガっていうのは、「一度完成すれば未来永劫変わらないもの」ではなく、 歌や演劇と同じような、ライブ性の強い、「出会うたびに変化するもの」なのだろうか。 ふとそんなことを思った。 (9/4) (返事は出来ない場合もあります。ご了承ください) |