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3日目〜ナッツベリーファームへ〜
わたしのアンチョコをくまなく見ると「50」のバスがディズニーランド方面に行く、との情報が。まだ続々と車が入ってくる駐車場を逆行して表通りへ。幸い50の表記のあるバス停はほどなく見つかるが、一体いつ来てくれるのやら。あたりは暗くなり、不安な気持ちで待つ。そしていよいよバスが!1ドル紙幣を入れて先に入るが妹が足止めされている。何事か、と思ったら「1ダラー、イーチ」とはっきりと言われた。へ?と思ったら妹は私が二人分払ったと思って乗り込んでいて、無銭乗車の疑いをかけられていたのだった。そうでした。ワタシが2ドルにぎってたのでした。はっはっは。もう1ドルを無事支払って、ふと見るとずっと探し求めていた「バスマップ」と「バス時刻表」が!!!!!これさえあればどこでもいける!!と涙ながらにちょうだいしてから下車。そこからシャトルバスの来るゲートまでダッシュ。何とか間に合い、無事ホテルへ。
ホテルの部屋でようやく一息。球場で食べる予定だったナッツのチキンを食べる。そう、夜9時近くになっての本日2食目。おなかがすきすぎて妙な感じになっている。ホテル売店でソーダとマフィンも購入して食べる。
姉は放心状態。ぐったりと、死んだように寝る。日記をつけることもできず。おやすみなさい。
今日はナッツベリーファームへ行くことに決めていた。きっと混んでいるに違いないユニバーサルスタジオは平日に、きっと空いているに違いないナッツを週末に、というもくろみなのである。ホテルからナッツへ行くシャトルは1日1往復しかない。ほとんど1時間ごとにあるというディズニーランドへのシャトルとは対照的だ。シャトルの時間は10時半なので、今日はゆっくり8時に起床。なのに、昨晩の一件で寝た気がしない。ぼーーっとしながらIHOPへ朝食に。おおお、にぎわってる!やはりIHOPは朝食レストランなんだなあ、と実感。コーヒーとパンケーキ(注1)、コーンブレッドを注文する。満腹。
(注1)「決してカラにならない」コーヒーとメニューにあったとおり、ポットで登場。つっても大きめマグ2杯が限界だ・・・。そうそう、以前より、コーヒーが濃くなった気がするのは気のせいか。スタバやタリーズなどの欧風?コーヒーが幅を利かせてきているアメリカでも、本家アメリカンは衰退しているのかしら。あと、IHOPといえばパンケーキ、でシロップの種類が多いのは知っていたけれど、ここにはボイズンベリーが!あれって、どこにでもあるのかしら。ナッツ付近だから?と勝手に納得したのだけれど。
ホテルにもどり、シャトルを待つ。乗り込むのはわれわれだけ。当然小っちゃなバンであった。フリーウェイを通って10分くらいで到着。まずはチケットブースへ。前の家族連れが何やらもめてる。クレジットカードがだめだと言われているらしく、信じられん!と憤慨している。同意を求められても・・。妹の洞察によればこのブースのおじさんは厳しそう、とのこと。でも並び直すのもあほらしいのでそのまま進む。ホテルで集めておいたクーポンを使用、5ドル引きの35ドル/大人1名で購入(注2)した。
中に入って、いちばん手近にあった「must」アトラクションのひとつ、ゴーストライダーへ。入り口が洞窟のようになっていてそれをくぐってみてびっくり。結構な行列。引き返そうかしばし相談するが、まあ並んでみよう、ということになる。・・・でもこれは失敗だったかも。ようやく建物の中に入れたと思ったら蛇行ラインが用意され、乗り場がある2階にあがったと思ったらまたもや蛇行ライン。空いているに違いないとふんでいたナッツでまさかの2時間待ち。おそるべし、ナッツ。ようやく乗れたジェットコースターは待つ甲斐のあるおもしろさで、絶叫のち、声も途絶え・・・で息つくヒマなし。結構長いコースなんだけど、後半もとどまるところを知らない勢いに、ただただぽっかーん。さてさてお次は、と張り切る妹に押されるようにして、ビッグフットラピッズへ。これは大きな浮き輪のような乗り物で急流をいくライド。くるくる回る間に誰にバッシャーンとくるか分からないびしょぬれ覚悟のアトラクション。
して・・・今回の被害者は・・・はい、わたくしです。背中からおしりまでしっかり浴びさせていただきました。妹はほとんどぬれなかったというのに。
乾く間もなくログライドへ。これは丸太型の乗り物で古きよきアメリカを旅する系ライド。人形がなんかの作業をしてる(佐渡金山を思い出してしまう。ガイドブックによれば材木所のイメージらしい)ところを進むが、ほとんどが室内でひんやり気持ちいい。後半多少急なところもあるが、全体的にはのどか。
続きましてはこちらも「MUST」ブーメランへ。これが名前の通りぐるぐる系で、わたしは目を開けていられず。もうカンベンしてください、という感じ。まいりました。(注3)
トイレ休憩(赤いマークにつられて男性用に乱入してしまう赤っ恥事件あり。まぎらわしいと思う。)とフローズンレモネードでリフレッシュしながら、キャリコレイルロードに乗り込む。レモネードを持ったまま乗ろうとしたら捨てろ、と言われる。まだ半分くらい残っていたので、こそこそとリュックにしまって再度並び直す。ただのチンチン列車なのに、いいじゃーん、と、ちと納得いかず。列車はのんびりと園内を走り、ブーメランのショックが少し落ち着いてくる。そうそう、列車内でおもしろいひとたちに会った。(注4)
ここまでほとんどスヌーピー色のないところで遊んできたが、いよいよキャンプスヌーピーへ。ここは、ディズニーランドでいうところのトゥーンタウン?、小さなお子ちゃま用アトラクションが充実。実際、おちびちゃんがたっくさん(注5)!まだ本調子でないわれわれは、再びのんびり系アトラクションを求めさまよい、ステージコーチへ(注6)。これは、馬車、である。われわれを乗せてぱっかぱっかと付近を1周してくれるのだ。この暑さでお馬さんもバテ気味で、申し訳ないような感じであった。その後、脱水症状?のような妹にスプライトを買ってから園外へ。お目当ては、かの有名なチキン。レストランはうわさどおりの大行列。でもテイクアウトはすぐ買えた。すでに4時半。ランチもとらず遊びほうけていたのだ。さすがにおなかもすいてきたっ!というわけ(しかし、ありつくまでにはこのあと何時間もかかってしまうことをまだ知らない・・・)。同じく有名なジャムも購入。種類が豊富で驚いた。(注7)
(注2)実は、先にひとり10ドル引きのクーポンを出したのだが、有効期限が切れていることを見破られ、返されてしまった。くやしいことに1日前で切れており、気付かれないor見逃してくれる、とふんでいたのだけれどそう甘くはなかった。とほほ。
(注3)ここでちょっとした事件が!命の次に大事なパスポートなぞを入れたリュックサックとショルダーバッグを持ったまま乗り込んだところ、係りのおじちゃんに置いてけ、と指導を受けた。いやだ、と首を振って逃れたのに、今度は別のお姉ちゃんにも注意される。このお姉ちゃんは手強く、見ててやるから置いてけ、と言われ、泣く泣く手放す。でも、ちっとも見てる様子はなく、気が気でないまま発進。無事だったけど、やっぱり心配だよなあ。
(注4)とびっきりキュートな男の子がふたり、われわれの斜め前に座っていた。そのとなりに中年カップルが乗り込んできた。と、「おお、ジョンじゃないか!こりゃ驚いた。」という類の会話が、そのカップルとわれわれの後ろのカップルとではじまった。聞くともなく聞いていると(というか声大きいって)、前のカップルはご夫婦、うしろのカップルは婚約者同士、でかわいいおちびちゃんはおじさんの方の子供で、おばさんの方にもティーンの子供がふたりいるという。要は・・・双方連れ子アリの再婚ってわけ。そんな話を気軽に陽気にしちゃうあたり、アメリカだなあ、と思う。列車が1周して到着すると、ふたりの少年はおばさん(新しいお母さん、ですね。)の両手をひとつずつにぎって仲良く去っていった。強く生きろよー。
(注5)そうそう、こどもが多いのにはワケが。現在、ナッツはキャンペーン中で、こど料金は半額の15ドル、しかもTシャツプレゼントつき!なのであった。このTシャツがイエロー地にスヌーピーとその仲間たちのイラストつきでかわいい!ぬれるアトラクションが多いせいか、その場で着てしまう子供が多くてあちこちで目にした。いーなー。
(注6)ここの前で少年二人組に声をかけられた。なにごとか質問されるが、よくわからず、何度か聞き返してようやくわかった。「ここってどこ?持ってるマップでおしえてよ。」というのだ。さっそくマップを開いて教えてあげる。・・・が、ユニバーサルにしろ、ナッツにしろ、わたしって人のいい顔をしてるんだろうか。ナッツなんて日本人はゼロに等しいところでわざわざ不案内そうなヤツに聞かんでもいいのに、顔見りゃわかるっしょ。
(注7)あまりの暑さとぐるぐる系アトラクションにばててしまったナッツだが、もう少し時間とパワーがあったら乗りたかったものをご紹介。「PERILOUS PLUNGE」:オープンしたてらしい。プールの滑り台みたいなので、しかもおそろしい曲線を描いて落下するライド。その曲線とものすごい水しぶきがブーメランから見えて興味シンシン、だったのだが・・。「モンテズーマの逆襲」:こちらはガイドブックにも載っていた。やっぱりぐるぐる系コースター。なぜか平和なキャンプスヌーピーにある。
(注8)ここからタクシーを利用する客はないのか、5台くらい並んでいるところへ現れたわれわれは、いいカモに?先頭にいたタクシーにいくらくらいで行くか?と尋ねると9ドル、と言われ5ドルくらいとふんでいたわたしは高い、と言う。そうこうしている間に、他の運ちゃんもみんな出て来て、「オレなら10ドルだ、9ドルは安いぜ」「バスなんかいつ来るかわかんないよ」「ディズニーランドじゃあたくさんお金を使ったんだろ」などやいのやいの。面倒くさくなってきたわたしは、おびえる妹を従えて「ええい、ままよ」と乗り込んだ。白タクじゃなかったと思うし、メーターもついてるのに、案の定メーターは動かず。後日地元の人に聞いたら「彼のアルバイトになっちゃったね、2ドルくらい高いかな」と言われる。たいしてボラれたわけではないよう。しっかし、ぐやじい。これだからタクシーは苦手だ。どなたか「正しいタクシーの乗り方」を教えてくださいませ。
時間どおり5時に現れたシャトルでホテルへ。案の定帰りもわれわれだけであった。申し訳ないような気がしてチップをあげる小心者のわれわれ。ホテルに着きフロントで部屋を変えてもらう段取りをつけ、めでたく4階へ。またまたはしっこではあったが、1階よりはずっと心強い。そんなこんなで6時に。
実は、本日のプランはこうだ。名付けて「シャトル大活用プラン」。6時のシャトルでディズニーランドへ行き、そこから、アナハイムエンジェルスの球場まで行く。帰りもディズニーランドからシャトルに乗って戻る。要は、目的は7時からのナイター観戦なのだが、ホテルからタクシーで往復するとお金がかかるため、途中までは無料シャトルを使っちゃえ、というせこいプランなのだ。6時のシャトルはこんな時間から何しにいくのかい?と思うほど乗客多し。到着後、われわれは、ディズニーランド入り口近くのインフォメーションへ直行。球場への行き方をたずねる。タクシーで、と言われるが、バスはないのか、と食い下がる。お兄ちゃんはさすがディズニーランドのおヒト、というフレンドリーさで、一生懸命調べてくれるが結局よくわからず、そうこうしてる間に、6時半を回ってしまった。しかたなく、バスはあきらめタクシー乗り場に。なんか腑に落ちないところもありつつ(注8)も、ようやく球場へ。球場はだだっぴろい駐車場の彼方にあり、ひたすら歩く。
チケットブースで、勢い込んで「いちばん安い席をっ」と言うと「1枚しかない」と言われる。「じゃ、2番目に安いのを」と言うと「そうじゃなくて球場全体で1席しかないの!」と言われる。なにーーーーー。こんなに苦労して来たのに売切れだとーーーーー。そうなのだ。わくわくムードで次から次へと現れる観客を尻目にわれわれは入れず仕舞。7時になり、花火がババーン、大歓声がとどろき、ちらりと見えるスクリーンには選手が映って・・・とほほ、であった。ダフ屋(多くないし、おとなしい。日本でのあのチンピラ風情(失礼)とは違う感じ。)も考えたが、こんなとこで悪いことしてもなあ、といい子ちゃん心が勝って、なすかたなく帰ることに。しっかーーし!どうやって帰ろうか?もうタクシーはこりごりだし、となるとバスか・・・。