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Sienaの雪化粧(その1)

2004年1月は例年よりも寒波が何度もヨーロッパを訪れ、このSienaにもとうとう雪が積もりました。数日前からちらほらと降り、雨によって解けてしまっていた雪でしたが、天気予報が雨を告げていた1月29日のお昼位から雷の音とともに積もり始め、雪支度をせずに仕事をしていた人々の焦りをよんでいました(そんなイタリア人の中でなんて奇麗なんだろうと私は1人で感動していました)。
以前知人から“Sienaで雪が降ったら本当に奇麗だからどんな仕事もほっぽらかしてPiazzaを見に行きなさい”と言われていた私は、チェーンを忘れて横滑りする車を横目に家に帰り写真を撮りました。そのうちのいくつかを紹介したいと思います。


1月29日の午後、未だ雪の降るPiazzaで雪合戦をする人々

Piazza del Campoはすり鉢状に斜めに傾いた広場ですが、そのため斜面が凍ってしまいました。テレビでは多くの若者が雪車のように傾斜を滑っている光景、どんどん降り積もる雪で雪だるまのようなものを作る光景なども流していました。東京同様ほとんど雪が積もることのないSienaの人々にとってPiazzaが真っ白に雪化粧するのはなかなか見られない光景のようです。


左が大雪の翌日のPiazza del Campoの様子です。市の清掃局のひとによってPalioの時に馬が走る、貝殻状の広場の周りの部分の雪は取り除かれましたが、内側にはまだまだだいぶ雪が残っています。滑りやすく危険と判断したのか、赤白のロープで広場全体が覆われていました。


坂道の街Sienaですので、ちょっと移動するにも傾斜している部分を通らざるを得ず、苦心しました。いつもはでこぼこの石畳も、今日だけはスキー場かスケートリンクのようです。

Duomoの洗礼堂の様子。階段の奥に見えるのは"Duccio"の展覧会の宣伝。雪の日のvia Galluzzaとその翌朝のvia S.Caterinaの様子。傾斜が急な坂道が凍ってしまいみんなペンギンのように用心して歩いていました。

右の写真はPiazza IndipendenzaからDuomoに向かう小径であるvia Diacettoから見た、雪の日の翌朝のSan Domenico教会の様子です。この道は一部が橋のようになっていて、向かい側にSan Domenico教会を望むことが出来ます。
Sienaと言えばContrada....ですが、このようなときにはその威力が十二分に発揮され、坂道の一部(多くはそのContradaのSocieta'に通じる道でしたが)の雪がきちんと片付けられていました。逆に郊外の通りは完全なアイスバーンとなっていました。新聞によると昨年の夏は歴史的な猛暑で、そして冬には普段雪が降らない地域にも降雪が、と例年と比較して異常気象となっているみたいです。昨年扇風機を購入し損ねた私としては今年の夏があまり暑くないことを祈るのですが。ちなみに2003年の夏は猛暑で乾燥していたため名産の茸(タルトウーフォ、ポルチーニ)の収穫がいまいちだったそうです(キノコは湿っていないと育たないだろうと友人に言われました)。スーパーマーケットではクロアチア産のポルチーニが売っていましたが、イタリア産は果たしてどうだったのでしょうか??。


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