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今夜の番組チェック

イチロー選手インタビュー 〜城島捕手について〜

2006年7月23日 NHKBS1で中継された対レッドソックス戦の後に流されたイチロー選手のインタビューをテキストにしてみました。ジョーに対する信頼感と友情に溢れた素晴らしい内容で,正確を期すためイチロー選手の発言を忠実に再現しています。(一部8月4日スポーツ大陸での発言も加えました)

ジョーがやっぱり、日本での経験が沢山有る。いいピッチャーを沢山見てきた。ダイエーとソフトバンクでね。でもそこまで至っていないピッチャーが多い、マリナーズではね。どうしてもレベルが落ちてしまう。だからそれに今度はジョーも合わせて行かなくてはいけない。
でもやっぱりいいものを知ってるから、そっちに引き込んで行きたい。でもなかなかやっぱり習慣の違い・言葉の違い、そこは満たされない。

そこはやっぱ戦ってると思いますね。そう云うのが見えますよ。うん。もちろんそれを覚悟してこちらに来たとは思うんですけれども、その中で本当に身を削り乍らって云うのは、ああ云う感じじゃ無いですか?!
本当に一生懸命やっていると思いますね、う〜ん。

その中でも気配りみたいなものを忘れ無いしね。キャッチャーとして、野手がいいプレーをしたら必ずグラブをこう(左手を挙げて)、キャッチャーミットをその選手に当てて「有難う」ってことを表してくれたり。あれってね凄い後ろで守っている選手としてはね、嬉しいものなんですよね。ああやって応えてくれる仲間が。
今まで僕、そう云うのを見たことが無いから、殆ど。この五年間。

それはそれでね、いいプレーをしたとしても「あっ、あいつだったら当たり前のプレーだ」って思われることも。それはそれで喜びでは有るんですよ。
いやでも、「今のプレーはちょっと何か言ってよ」みたいな時もあるんで。(笑いながら)そう云うのが殆ど無いんですよ。だからちょっとこう「あれ?今のは大したプレーでは無かったのか?」って自問自答したりね。
そう云う哀しい思いをしたことも有るんで。あれはね、凄い嬉しい。ジョーがこうやってくれるのは(左手を挙げて)。
「ああ、そう云うことをよく分かってるな、あいつって」感心しますよ。あれだけ他のことに気を遣わなくては行けないキャッチャーとしてね。色んなところに気配りをしなくては行けないのに、それも出来るって云うのは大したもんですよ。
5月19日(現地時間)対パドレス戦。
リードはわずか1点の5回1死満塁でジャイルズ選手が右飛。イチロー選手がやや深めの地点からダイレクト送球。捕球した城島捕手が、三塁走者の体当たりに飛ばされて一回転しながらも、がっちりボールを掴んだままで併殺。日本人野手同士によるホットラインが、MLBで初めて達成したスーパープレイについて、イチロー選手が語っています。
僕に言わせれば、あのプレーで城島と云うキャッチャーがどんなキャッチャーなのかと云うのを、見定めるプレーでも有りましたね。うん。もの凄く心強い存在ですよ。だって今まで正直言えば、ああ云うプレーを避けたキャッチャーが居ましたから、わざと。接触プレー、やっぱ恐いじゃ無いですか?!この中に来ればジョーで有ってもね、決して体は大きく無い。むしろキャッチャーとしては小さいかもしれない。それがもうタックルしてくるのを恐れずにアウトにしに行ってくれる訳でしょ。それはもう心強いですよね。

「お前が居てくれて本当に心強いよ」とは言わないですよ。それはやっぱり日本人としての呼吸、『阿吽の呼吸』と云うやつですよね。言わなくても分かる、だから強いものになるって云うことですよ。やっぱり日本ってそう云うところじゃ無いですか?!久しぶりの感覚でしたよね、あれは。
この5年間、少なくともそう云うのは無かったですね。

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