2000年1月10日


オステオパシーの先生におこられました。

1月8日に治療に行った。
その日はたぶん数カ月振りに早起きして、6:50ごろに目がさめたので、先生のいうように、午前中に一度井の頭公園に散歩しにいった。
他の本にもかいてあったのだが、朝早起きするのはうつ病にはよいのだそうだ。
うつ病によくない要因として、身体の体内リズムが狂ってしまう事がよくいわれている。
前日遅くても、朝、一定の時間に起きる事で、体内リズムにリセットをかけることになり、それが次第に身につくと、うつ病もよくなるといことだった。

ところが、正月、実家に帰ったりしたときに、ちょっと生活のペースが狂ったりしていた。
なんだかあんまりリラックスできなかった。

そのうえ、年末から薬の量が増えた。
これがまた、僕の身体のバランスに影響したらしい。
凄く怒りっぽくなって、一日中イライラしてた。

で、先生が仙骨と頭に手をあてたら、すぐわかったらしい。
「早起きできたのは、よくなってるからじゃなく、バランスがおかしくなったからだよ。全然こっちとしてはよろこぶべきことじゃないね。」

そういえば、うつ病の特徴として、早朝覚醒っていうのは特徴的なことだった。



今、心療内科/精神科クリニックで処方されているのは、抗うつ剤「ルボックス」、抗不安薬「レスリン」、パニックの時の頓服用として「コンスタン」、たまに眠れない時に「デパス」など。
この中でメインとなるのが、抗うつ剤の「ルボックス」だ。

ルボックスといのは、SSRIという種類の新しいタイプの抗うつ剤である。
ちょっと前に、「性格を変える薬」っていうので「プロザック」という薬が話題になった事があるが、これもSSRIの一種である。
NHKかなにかで、まるで「新種の麻薬か!夢の新薬か!」みたいな扱われ方をしていたようだ。

*(SSRIについては
"SSRI's Homepage"とかに詳しく載ってると思う。)


SSRIは、脳内物質のセロトニンというものを遮断するらしい。
うつ病の人って言うのはこのセロトニンていうのを受容する力が強いらしい。
だから、こいつの流れを遮断してやると、楽になるって言う理屈のようだ。

ルボックスっていうのは、日本ではじめて認可されたものらしく、去年ようやく大っぴらに使えるようになったものだそうだ。
利き目はプロザックよりは穏やかに聞くという評判だった。

でも、僕はこれをのんでもかなりイライラする。
増えてくるととくにそうだ。
「うつが抜ける」という感じとは程遠い。
逆に薬で「動け〜仕事しろ〜」って言われている感じがする。


それでも、最初に使っていた「トフラニール」っていう薬よりかはまし。これはひどかった。
すごいめまいがするし、昼間はすごいもちあげられかたをするのに、夕方になるとパタっと薬がきれた感じになって、そのあとすごいうつが襲ってきてた。
これは40年くらい前からあった薬らしくて、医者の方も使い方になれてるのでまず処方されることが多いようだ。
80パーセントくらいの人はこれでOKらしい。

でも僕には全然ダメ。
漢方薬でも葛根湯(かっこんとう。カコナールとかにはいっている)のような「陽」の体質向けのものはあわないから、たぶん似たような効き方のものがあわないんだと思う。
たいていの人はカコナールでガンバれるでしょ?


薬のせいだと思うけど、最近急激に肌荒れがはげしくなったり、白髪が一気に増えたりしてきた。
オステオパシーの先生には、最終的には自分で自分の身体は守らなきゃいけないっていわれた。
薬の事、クリニックの先生にもちゃんときいてみよう。


オステオパシーについて補足

あとで気がつきましたが、オステオパシーとは何かについてぜんぜん書いていませんでした。

僕は、はじめは普通の精神科クリニックに行っていたのだけど、どうにも薬の副作用に弱くて、かなり身体が弱っていました。
そんなときに、「オステオパシー」というものがウツ病の回復期には効果を発揮する、という記事を、別冊宝島「メンタルケアで楽になる」で知りました。

オステオパシーというのは、日本語だと「頭蓋仙骨療法」というらしいです。でも、良く調べてみると、単に身体の矯正をするだけではなく、矯正によって体の中の自然治癒力を高めていく療法で、実はかつてはアメリカでは現代の薬を使った医学とはライバル関係にあったほどのものだということがわかりました。
以前にもアンドルー・ワイルという自然療法の御大みたいな人が書いた「癒す心、治る力」(角川文庫10753/上野圭一訳)に、身体を矯正するだけで色々なところをなおす医者 ボブ・フルフォード氏のことがでていて、なんか気になっていたんですが、ここへきてつながりました。
アメリカでは、大学もあり、それなりに認められている療法ですが、日本ではまだかなりマイナーです。

まあ、日本で言えば漢方医みたいな存在なんでしょう。

WEBを調べてみたところ、日本にも「オステオパシー学会」とか「オステオパシー学校」があることがわかり、そこのホームページで近所の療法家を紹介してくれる、というのです。

学校のカリキュラムを見てみると、かなりまじめに取り組んでいることがわかりました。

こう言うところの紹介なら何とか大丈夫かなぁと思い、メールしてみたところ、近所に先生がいたというわけです。
実は森田療法の本も、ここの先生が読んでみたら、と薦めてくれたのです。

もし、興味があれば、以下のホームページにアクセスしてみてください。

日本オステオパシー学会ホームページ

 

オステオパシーについてしらべ、療法家のところに通えるようになるまでに身体が持ち上がったのは、やっぱり精神科クリニックでの薬物治療があったからで、なかなか自然療法だけではウツ病を治すのは難しいとは思いますが、薬だけではどうにもならない人はためしにやってみる価値があるかもしれません。

(追記:2000/01/29)

 

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