2000-06-07

今日は、ちょっと発見があった。

昔のテープをMDにダビングしているときに、ふと思い立って、同時期に活躍していた、『カッコよかったバンド』のテープを聞いてみた。
このバンドは、いわくつきのバンドで、僕の友人関係にカゲをおとした人間が在籍していて、しばらく『封印』していたのだ。
当時は、僕らが活動していた仲間内のバンドでは一番カッコイイといわれていた。
コンテストで入賞したり、デビューも程近いと言われていた。
その、コンテストで入賞したテープを聞いてみたのだ。

「あれ?」

あんまりよくなかったのだ。

なんでだかわからないけど、その時に、なんか気持ちの上で変化が起こった。
ふっきれたみたいな、なんか、「そうだったのか」と思ったような感じ。

僕はビョーキになってから、音楽が作れなくなっていた。
表現することが、自分の悪い面を引き出す感じがして、一時は楽器に触ることすらできなかった。
恐くてしょうがなかったのだ。

思ったのは、表現する時に「あんまり考えなくってもよい」ということだ。
だからなんだって感じなんだけど。
うまく文章では表現できないのだけど。
あとで聞いて、たぶん恥ずかしい物になったとしても、良いんじゃないかと言うことなのかな。

別に、自分がやらなくっても、世界はとりあえず動いていくことが多いみたいだ。
だから、あせってやらなくても、いいんだ。
そのなかで、たまたま、タイミングとか運とか人間関係とか色々な条件があったときに、いい物ができて、それが世の中に受け入れられることもあるということだ。

そのほか色々思ったのだけど、うまく書き表せない。
ただ、なんか、これでも良い、って感じだ。
生きてても良いんだって感じだ。

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