2000-07-04

東京に、すごい大雨と、この暑いのに、雹(ひょう)が降った。
僕の気分は、なんだかひさしぶりに全体的に気分が落ち着いていた感じがした。


先週、ちょっと調子が落ちぎみだった。
だんだん、元気がなくなってきて、鬱っぽい感じが強くなった。
執着心が強くなったり、外に出るのがきつくなったりした。
外はせっかくの梅雨の晴れ間だったのに、
家の窓から見える外の景色がまったく別の世界の事のように感じられて、
出にくくなった。
(それでも、がんばって気合いを入れて、思いきって、出る事が一応できたのだが。
 これはずいぶん進歩した事だ。)

窓から見える家の庭のバラの樹の生命力が脅威に感じられるようだった。
部分的に雨で腐ったみたいな、茶色くなった花の残りが、グロテスクだった。

夜、暑い事も手伝ってか、余計に寝つけなくなった。
で、寝ればまた、すごいたくさんの夢を見て、
すごく眠りが浅い感じになった。
朝は、血が全然体に巡ってくる感じがしなくなって、
それが、鬱な感じを、よりいっそう強めていた。

しょうがないので、クリニックでひさしぶりに「ハルシオン」などを処方してもらったりした。
これは、ようは睡眠薬だ。
「また、眠れなくなるのかなぁ...」と思うと、さらに眠れなくなったりした。
楽しくて眠れないとか、集中して気を張ってるから眠れなくても良い状態と違って、
鬱の時の不眠は、すごくきついのだ。


あれ、そういえば、こんな感じ、前にもあったなぁ。
そう、一瞬思った。
それは、最初の薬(トフラニール)や、SSRIのルボックスをしばらく使っていた時に感じた事だ。

どうやら、僕の体質として、この手の薬を長期間使っていると、
ある時点で体が拒否反応みたいなものをだして、
症状が悪い方向にいってしまうのだ。
神経に効く薬は強い効果があるから、逆に反動も強いのかも知れない。

で、クリニックの薬をストップしてみた。
もしかして、もう大丈夫かも、という思いもあったので。


ストップした当日は、ひどい状態だったので、ハルシオンを飲んでぐっすり寝た。
(しょうがないよな)
レスリンは飲まなかった。
飲むと、二日酔みたいになるから。

翌日から、クリニックの薬をいっさい止めた。
そのかわり、漢方薬はきっちり飲んだ。
体力が弱ってる感じもしたので、処方をちょっと変えてもらった。
この間、漢方の講演会でサンプルにくれた
「麦味散顆粒」(力をつける感じのもの)と、
「冠元顆粒」(血流をよくして気が回るようにするもの)が、
なんか良い感じだったので、それをいれてもらった。

そうしたら、翌日から、なんだか調子があがってきた。
落ち込みが逆に幅がせまくなってきて、
夜は逆にぐっすり眠れるようになった。
寝付くのに時間はある程度必要だけど、お茶とか風呂でリラックスを心掛けた。
夜のパソコンも無理してやらないようにした。
(日記は書けなくなったけど)
朝、だんだん早めに起きられるようになってきた。
夢を沢山見なくなった。


土曜日のカウンセリングの時に、
調子が良くなってきた原因について聞かれたので、
この事を言った。

「そのことを、クリニックの先生にもちゃんと言っておいた方が
 いいんじゃないかな?
 言いづらいとは思うけど...」

と、カウンセリングの先生に言われた。
「はぁ」と言ったけど、確かに言いにくい。

「クリニックの先生は、漢方はつかわないのかね?」
とも聞かれた。
まぁ、あの先生は、使わないな。
少なくとも僕には。


今日はクリニックだったので、とりあえず、先生に言ってみた。
そうしたら、ちょっと嫌そうな顔をして、
「とりあえずよかったですけど、そういうことは、できれば相談してほしかったですね。」
と、いわれた。
とりあえず、すいませんといっておいた。
「急に薬をやめることで、場合によってはですが、死にいたる場合もあるんです。
 まぁ、何ごともなかったから良かったですが。」
と、なんだか脅しみたいな事も言われた。
「調子がわるくなったら、レスリンだけ使ってみて下さい。今日は薬をお出ししません。」
そういえば、ここに来るようになって、薬をもらわない日ははじめてかも。
で、この感じで2-3週安定すれば、戻る事を考えても良いかも知れませんね、ともいわれた。

とりあえず、調子がいい間は、飲まないでやってみようと思う。


あと、昨日の夜、ひさびさに『あの人』のところに電話してみた。
とりあえず、一度、再来週くらいになってしまうけど、話をしようという事にしてもらった。
ひさびさだったので、ちょっと(僕にしては)長めにしゃべったほうだ。
今日は、ちょっと機嫌が良かったみたいだ。

どうなることやら。

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