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今夜の番組チェック

玉川温泉 9時〜21時
600円
秋田県仙北郡田沢湖町玉川
東北道盛岡ICから75キロ
ph1.2の威力は要注意
ご注意 料金・営業時間などは私が訪れた時のものです。
(2000年8月)
霊湯
温泉通は一度は訪れたい湯治場だそうです。場所は、田沢湖と八幡平の間。玉川ダムが近くにできました。国道345は、冬期は一般車両が通行止めになるため、路線バスで行くしかありません。

国道から蒸気が立ち昇るのが見えると、玉川温泉に到着です。初めてこの光景を見たとき、異空間を見るようでした。

玉川温泉外観 岩盤浴

岩盤を湯治客は寝て、観光客は歩く・・屋外編

岩盤にむしろをひいて横たわる岩盤浴をする人が、あちこちにいます。緑のテントの中は湯治の人達が寝ています。むしろは、持参するのが通らしいです。

大音響で吹き出す蒸気。硫化水素の臭いが立ちこめる。周囲をぐるりと周る歩道が整備されている。見物客と、湯治客が混じっている湯治場。

わきを流れる川は、白濁している。思わず入りたくなるが、暖かくはなかった。この水は、中和されてから、玉川ダムに流れこむ。

白濁する川 噴出す蒸気

噴出すお湯の蒸気は

熱気でムンムンです。源泉は98℃。ph1.2、1分間に9000リットル(ドラム缶45本分)という湧出量だそうで、さすが「玉川」!
屋外の露天風呂のお湯は、意外にぬるめでした。無料で入れますが、歩道のすぐそばにあるので、水着を着てこないと、入りにくそうです。脱衣所も何にもありません。


湯治の宿・・・屋内編

玉川温泉の旅館は、湯瀬ホテル(鹿角市八幡平湯瀬温泉)が経営している湯治の宿です。旅館部160室と、自炊部71室と、日帰り入浴ができる大浴場があります。大浴場は、ぐるりと取り囲んでいる施設の中心にあります。この日、旅館部は満室でしたが、自炊部は少し空いていました。自炊部は、開け放たれた窓から見たところ、テレビも、エアコンもなく、洗濯物がはためいていました。

(充実した施設に宿泊したい方向けには、隣の新玉川温泉に宿があります。同じお湯だそうです。)


時間厳守の大浴場は意外に近代的

大浴場の入り口で、入場券を買い、銭湯みたいに、浴室の入り口で、おじさんに入場券を渡します。1度、浴室から出たら、戻れない様子です。

浴室の入り口に、注意書きがありました。
「お湯に浸かる時間は5分。入浴時間は20分を目安に」

浴室は、間口は狭いものの、奥行きがあって、太い柱と梁に感心しました。堂々とした木造で圧倒されます。入り口にかぶり湯と、洗い場が並んでいます。無いと思っていたシャワー、ボデイシャンプーがありました。シャンプー・リンスはありません。出ようとしているおばあさんが、かぶり湯を入念に浴びているのが、妙に気になりました。

浴槽は100%源泉、50%、露天のお湯、頭浸湯、寝湯、蒸気サウナ、打たせ湯、箱蒸し、分かれています。伝統的な浴槽が1個デーンとあるのかと思ったら、だいぶイメージと違い、近代的な浴室です。


最初に100%源泉
入りました。ピリピリするような・・・気のせいかしてきます。
5分を測ってあがりました。

次に頭浸湯
浅い浴槽というか、板張りに仰向けに寝て、頭を側溝のような溝にはめます。耳の辺りまで、後ろ頭がお湯に浸かるしくみです。頭がほいかほかしてきました。血行がよくなり、頭脳明晰になりそう・・・しめしめ。


続いて寝湯

これは、普通の寝湯でした。頭浸湯と同様に、浅い板張りに寝ます。まっ平らなので、体の納まりがよくありません。これは、すぐに出ました。と、この辺りで、体の異変を感じました。お尻のあたりが、ピリピリと・・・。「お尻の皮がむけた」という話を思い出して、あわてました。気がつけば、そろそろ20分になろうとしていました。まだ半分しか入っていないのに・・・まずい。


あわてて、蒸気湯(蒸気サウナ)へ
普通のサウナのようですが、実は口を開けて入るのが正しいそうです。蒸気を吸入するためのもの。屋外の岩盤と同じ、強烈な硫黄の臭い。


打たせ湯に近づくと

注意書きがあります。
「直接打たせると、皮膚炎症状になるので、タオルをあてる」
これは、大変。既に、ピりピリしていたので、打たせ湯はパスです。
また、胸や腹、股、腕の内側などは打たせてはいけないそうです。


あらかじめ2倍に薄めて出している源泉
さらに5倍に薄めて飲むように指示があります。おそるおそる7倍くらいにして口に含んでみました。「す、すっぱーい」飲みこめずに、出してしまいました。ph1.2を味わうのは大変です。食前30分前に飲むと、消化を助け、食欲増進させるそうです。(食欲は、増進はあきらめました・・・必要ないし・・・)


露天と同じ白濁のお湯
浴室内にあります。露天ではありませんが、外の岩盤にあった露天と同じ白濁のお湯です。ややぬるめで、気持ちよさそうですした。入りたくても、肌がピリピリしてきて、あきらめました。外では、見物人が多くて、入りにくいので、ここなら安心。(外は無料ですけれど)


50%源泉の湯に入った時は
最後だったので、もう体中がピリピリしていて、浴槽を歩いておしまい。100%のお湯に浸からずに、50%に入るほうが初心者向けだったと思います。どちらも細長い浴槽で、湯治の湯らしく落ち着いて入れます。


湯上り
番台のようなおじさんの前を通ると、テレビと長いすが並んでいます。入り口前のこスペースが日帰り客の休める場所です。20人くらい座るといっぱいです。お昼のテレビドラマが終ると、ほとんどのお客さんが、ぞろぞろと宿泊棟へ引き上げて行きました。客室にテレビがないからなのですね。のんびり、休憩する場所は、ありません。

幸いお尻の皮は無事でした。お肌は脂が抜けたーという感じでした。ほっ。


観光客用の駐車場には
写真のようなテント村?ができていました。ワゴン車に、タープテント代わりの青いシートがはってあります。鍋や、七輪、ガスボンベなとも見えました。犬もお昼寝。何日も過ごしている様子でした。「ここにいたら、人間も変わりそうだな」とダンナさんがつぶやきました。
うらやましい光景でした。

駐車場