(2000.10)
紅葉シーズン到来の10月の休日。迷った末、期待を裏切らないことを期待して?会津駒ヶ岳に向かった。前回は、夏に登っている。山頂の湿原には、清楚なお花が咲いていたのを覚えている。しかし、雲行き怪しく、雷鳴とどろき、必死に降りてきたため、記憶は、ぽつりぽつりとしか、残っていなかった。
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お天気もよく、巷では3連休の10月中旬。いつものように、前日の夜に出発。奥只見シルバーラインを抜けて、越後から会津へ向かう。すれ違う車が多いのは、やはり連休のせいかもしれない。途中、中の岳登山口の駐車場も、車があふれていた。尾瀬御池は、路上駐車も無く、スムーズに通過できた。
檜枝岐村駒ケ岳登山口の看板で、トイレを横目で見て、どんどん車は登る。記憶通りなら、これより上は、駒ノ小屋しかトイレは無いはず・・・・・・。登山口前の駐車スペースは、既にいっぱいだったので、少し戻って駐車した。やはり、そこにはトイレは無かった。下のトイまでは30分は歩くだろう。ほどなく、眠りについた。 |
朝5時ごろ、薄明かりになってきた。今のうちだ。今しかない。ダンンさんをつっついて、車から出た。もう、登り始めている人の、ヘッドランプの明かりが、ちらちらして、幻想的〜!、などど言っている場合ではなかった。周囲に停めている車のなかからも、同じ目的の人影が、ごそごそしている。明るくなる前が、肝心だ。
ほっとしたので、少しうとうとしてしまった。車は、次々にきた。
せかされるように、出発。
5:30。登り口の豪勢な階段は、記憶の通りだった。この階段だけは、やけに立派。なのに、どうして、トイレが無いの・・・・・・。
稜線までは、せっせと登る。始め、調子に乗りすぎて、飛ばしてしまった。(思ったよりも急な登りだったと、帰りに驚いた。)足元がやわらかくて歩きやすいので、つい、飛ばしてしまうようだ。朝食を食べる場所を探しながら登るが、なかなかよい場所がない。水場のそばに腰を下ろしたが、お尻が少し湿ってしまった。ベンチが、もっとあるとうれしい。
さて、そろそろ稜線かな・・・・・、次はきっと稜線だな・・・・・・と期待しながら、まだ、まだ続く〜。向こうの山の稜線が脇から見えて来る。ほどなく?こちらも稜線に出た。 |
| 駒の小屋を仰ぎ見る |
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ようやく、木道が出現!足取りも軽くなる。木道わきのベンチは、すばらしい眺めが始まる合図。ここで、休憩するまでもないだろうと、駒ノ小屋へと進む。もう、小屋の姿が、ちょこんと見えている。小屋まで一直線に、木道が続いている。この眺めが、会津駒ならでは。先に登る人の、カラフルな色が、紅葉にも映えている。それ、続け〜。
ぜいぜい、はあはあ・・・・・・。けっこう急な木道だ。
駒ノ小屋の下のベンチで休憩。燧ケ岳の二つのピークが、くっきりと見えた。おそらく男体山、日光白根山?も続いて見えていた。
トイレは小屋にしかないので、一応行っておくことにした。小屋の離れにあるトイレは、片側交互通行。木道の上で一列に並んで待つ。引き戸を開けると、男性用(小)が一つ。その並びに、個室が3つ。ノックして行くと、一番奥が空いていた。しばらくすると、前方から低い声で「う〜」という声。男性の唸り声であった。山経験が未熟な私、これで固まってしまった。トイレを出ると、行列。男性が「女性が出たから、女性の方どうぞ。」と言っていた。珍しく、若い女性が目立つ山だった。そういえば、トイレの前で「私、やっぱりやめる」と言って、引き返している、若い女性がいた・・・・・・。トイレには苦労する会津駒だ。
期を取り直して、御飯!その前に、山頂へ行くとダンナさんが言う。ここが、山頂ではないのだった。山頂へ向かう途中は、撮影ポイント。若い女性が二人で、景色に見とれていた。「絵になるな〜」と私も思った。すると、どこかのおじさんが「君、来年の山渓の山のマドンア応募する写真撮らせてくれない?」(もちろん、私に言ったのではない・・・・わかりきってはいるけれど・・・・・)残念ながら若き美女の返事は「やめとく」。私ならOKだったのに、おじさん!
山頂は、とても、つまらない。何も見えないのだ。湿原の景色のすばらしさを競う、苗場山の山頂に負けないくらいつまらない。次から次へと、登ってくる人がいるので、さっさと記念写真を撮る。ありゃ、知らない人が、割り込んでしまった・・・せまい山頂だった。
中門岳へ向かう道が、途中からあるが、向かう人はいなかったちょっとだけ、眺めを見ようと歩いたが、すぐに眺望が無くなったので戻った。 |
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紅葉のなかの木道 |
山頂はつまらないが、駒ノ小屋まで戻る道からの眺めは、素晴らしい。箱庭のような、素敵な庭園のようだった。小屋は、その箱庭のアクセントだ。ここに、ベンチを置いて、昼食をとれたらいいのに。残念腰を下ろす場所はなく、小屋へ戻る。そのころ、小屋の前のベンチは大混雑。あまりに混雑していたので、あきらめて、降りることにした。
稜線に出てすぐにあったベンチで昼食にした。初めて会津駒に来て、紅葉のすばらしさに感嘆している人も多かった。子供を、湿原の草の上で、遊ばせている親子連れもいる。普段、ハイキングとは縁の無い人も、今日は山に来る日なのだろう。気がつくと、このベンチも大混雑。お湯を沸かす場所もないくらい。
ベンチを後にして、どんどん下った。10時くらいなので、まだまだ、登ってくる人が大勢居居る。はたして、駐車場はどうなっているのか、心配になった。
登ったときより、随分長い下りだったような気がした。12時少し前に、登山口に到着。駐車の列は国道まで、続いていた。
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「新駒ノ湯」の、あふれ出るお湯が気持ちよかった。 |