(2001.7)
埼玉に住んでいたときから、いつか行ってみたいと思っていた白山。
新潟から予想以上に近くて、前泊日帰りになってしまった。
そもそも、室堂小屋の宿泊する予定だった。しかし、平成13年までは、改修工事中で食事がない。さらに、利用者の評判がいまひとつらしい・・・。そこで、南竜山荘に変更。予約電話をすると、「いっぱいです。」「でも、可能です。」というお返事。予約が取れてよかった・・・。
満天の星空のもと、川の音をBGMに、かすかにカレーの匂いをかぎながら、眠りに着く。明朝3時出発。前日、明るいうちに登山口を確認しておいてよかった。
トイレが見当たらないまま、登って行くとバスターミナルに、立派なトイレ・水場があった。もちろん真っ暗で、誰もいない。あやうく、通りすぎるところだった。
中飯場で、薄明かりがさしてきた。砂防ダム工事の飯場になっている。ベンチで休憩。トイ・水完備。工事用の道路を横切り、甚之助避難小屋をめざす。別当覗きからは、確かに崩壊している様子が見える。だから、砂防ダム工事が必要というわけだろう。
甚之助避難小屋の手前に、大きなベンチ。小屋よりも眺めがよさそうだ。避難小屋にも、トイレがあった。水もかれていない。ここまで、登山道は2列でも歩けるほど、広く整備されている。だから、とっとと歩けるけれど、それなりに疲れた。実は、急な登りなのかも・・・・・・。
しばらく行くと、南竜ヶ馬場(南竜山荘)との分岐だ。ここから、がんばり所。しかし、それほど距離があるわけではない。
|
 |
斜面に明かりがさして、お花畑が見えた。
お花が、にょきにょき育っている。
風雪に耐えるお花でなくて、栄養いっぱいに見える。
北岳のお花を連想した。
2、3歩進んでは、写真をパチリ。
「これじゃ着かないよ」とダンナさん怒る。 |
黒ボコ岩で、下山の人に「ここを登るのは大変でしょう。早いですね〜。」と言われて、内心、余裕の私。
しかし、日中だったら、ばてばてになっていたはず。
かわいい名前の黒ボコ岩から景色は一変する。 |
 |
 |
弥陀ヶ原は、高原に降り立ったようだ。
山頂が見える。
放し飼いになった私は、
振り返ったり、しゃがみこんだりして、パチリパチり。 |
 |
降り返ると、別山も見える。
エコーラインの木道も気持ちよさそう。
玉砂利を敷いたような道を、天にも昇る気持ちで進む。 |
雪渓を見ながら五葉坂を登ると、こんな看板が。
恐ろしい水じゃ。
室堂小屋はもうすぐだ。 |
 |
|
|
 |
室堂小屋は改修工事中。騒然としていた。
飯場にはエアコンの室外機がずらりと並ぶ。
コンクリに石のパネルを貼っていた工事中のビジターセンター。とてもゴ〜ジャスである。 |
|
|
  
室堂から御前峰(山頂)への道に咲く花。ハクサンフウロ、クルマユリ。
|
|
  
御岳が見てきた。登山道に沿って咲くブルーのイワギキョウ
|
|
  
山頂まではお花のパレード |
山頂までは、これもよく整備された道が続く。さえぎるものが無い、快適な眺めと、お花を愛でながら40分の登り。写真を撮りながらでも、コースタイム通りだった。
御前峰(山頂)には、御来光を拝みに登る人が多く、8時の山頂に人影はまばらだ。山頂からは、御岳山から乗鞍、槍、穂高がずらりと見えた。いつもは、遠くに見えていた御岳山がまん前にある。白馬岳あたりまで見えていたのかもしれない。
|

槍、穂高 |

乗鞍岳 |

御嶽山 |
 |
←山頂から見たお池
室堂と別山→ |
 |
 |
お池めぐりをするのが一般的なのだが、
山頂から見たお池が、あんまり魅力的ではないので、そのまま下ることにした。お池めぐりからの下山路も楽しそうだったが。
室堂で荷物を担いで、展望歩道へと進む。 |
|
|
 |
展望歩道に咲く花
←コバイケイソウの群生
クロユリの群生→ |
 |
 |
←ピンクのしっぽ?
白いしっぽ?→ |
 |
 |
ワイルドなお花畑。 |
 |
赤・白・黄色・いろとりどり。
斜面いっぱいに咲く。 |
 |
展望歩道、展望台では、
雲がわいて展望はなかった。
やはり、山は朝!
南竜ヶ馬場は箱庭のようだ。 |
 |
南竜ヶ馬場への木道は、
丸太の階段。
小また歩きは難しいが、
滑らず安心。
|
 |
 |
美しすぎる南竜山荘
←2階の無料休憩室
1階ぴかぴかトイレ→ |
 |
南竜山荘のビジター用休憩室の、きれいさに呆然。(宿泊棟は、新しくはなさそうに見えた)ケビンもあって、山小屋というより、「休暇村」みたいな雰囲気。BGMも流れていた。
やっぱり泊まってのんびりしたいなぁ〜いう気にもなる。しかし、9時に山頂を降りたので、
室堂からキャンセルの電話を入れていた。(ダンナさん)
キャンプ場を利用する人も身軽にやってくる。お昼の時間から、到着する人でにぎわっていた。これは、相当混雑するのは、間違いないだろう。風も出てきたので、キューイを食べて下山開始る。
|
 |
エコーラインと合流する場所。
下りは勢いがつきそうな斜面。
斜面はニッコウキスゲでいっぱい。
|
南竜山荘からの道が、砂防新道に合流するとお花も終りだ。
最後に、撮り残したお花を、慌ててパチリ。
ゴゼンタチバナ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ミヤマシシウド、
タカネナデシコ、その他もろもろ(不明)。
|
  
ほかにもたくさんの花・花・花 |
午後の砂防新道は、登る人でおお賑わい。ベンチや避難小屋には、ばてている人があふれていた。夕方に小屋につく予定なのだろう。のんびりしていた。下る人は少ない。
来るとき、夜明け前で見えなかった砂防ダムが見えた。その姿は、都市公園の噴水にように、整然と美しく、違和感を覚える。いずれまた土砂に埋もれてしまうのだろうか。むなしい気がする。
中飯場まで来れば、あともう少し。しかし、暑い。それに、足もくたびれた。ゆっくり歩かないと、下りはきつい。この道を、ライトを頼りにして、よく登ってきたなぁと、我ながら感心する。道は悪くないけれど、結構上りが続いていた。
つり橋を渡ると、もうすぐバスターミナルだ。立派なつり橋だが、思いのほかよく揺れる。(つり橋だからあたりまえ?)来るとき見えなかった景色が見えると、かえって恐いものだ。
バスターミナル到着1時50分。ちょうど、団体さんのバスが着いて、これから歩き出すところだった。まだ、登る人がいることに驚いたが、小屋に泊まった人の話では、消灯してから小屋に到着する人もいたという。白山が、これほど身近な山であるとは、驚くばかりである。いつまでも、霊峰のままでいてほしくもあり、日帰りできたことをありがたくも思う。
白山の登山道、標識の整備はすばらしい。山頂付近は「環境庁」、それ以外は「石川県」の標識。みごとである。県で唯一の百名山だから?それとも、何かあるのかな?
白山で一番恐かった道は、登山道ではなくて、別当出合から市ノ瀬の車間である。平日はマイカーが走れるが、工事用のトラックが、すごい勢いで向かって来るのだ。しかも、すれ違い不可能な場所もある。もちろん路線バス、観光バスも走る。
|
白山周辺は、温泉天国です。金沢から別当出合の間に、たくさんあります。
迷ったすえに、「白山天望の湯」と、「大門温泉センター」に入りました。 |