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火打山(2461.8m)

詳しいコースガイドは
こちら
笹ヶ峰牧場−高谷池−火打山山頂-黒沢池-妙高山-黒沢池-笹ヶ峰牧場往復
久々の山小屋泊。一石ニ鳥のはずが・・・
  
1999.8
このコースは百名山が一度で2つ登れる重宝なコースだ。高谷池ヒユッテに予約を取り、久々の1泊2日山登りだ。(地元の人は、それぞれを日帰りで登っていた。)

火打と妙高、どちらを先に登るか考えた。高谷池泊まりだから、先に妙高をと思ったが、今朝の4時起きが体に堪えていた。それに、高谷池に近い火打に明日登れなかったら、残念だ。というわけで、初日は、火打山に直行。明日、妙高山に登り、下山と決まった。

初日が楽になったので、気分も楽になった。12曲がりという、登りの連続にコースタイムを大幅に越えて通過。黒沢池を経由せず、高谷池に直行。しかし、このルートは展望もなく、楽しくない。やっと高谷池ヒユッテが見えたら、湿原で、高谷池だった。

翌日、高谷池ヒユッテから黒沢池へ向かった道は、歩きやすいし眺めもよかった。何より、黒沢池周辺の湿原は、広々として爽快な眺めだ。もう少し早い時期には、イワカガミのお花畑が、素晴らしいことだろう。まだ、いくつか花が咲いていた。

高谷池に着いて、小屋の前のベンチで昼食。朝食の残りのお握り、パン、カップラーメンに重いゼリーを平らげた。一番重い梨は、最初の休憩で消費済み。
高谷池ヒユッテも、黒沢池も水は生では飲めない。煮沸して使用するために、高谷池ヒユッテには、炊事場にガスコンロがある。温かいお湯を水筒に詰めて、火打山に出発。

天狗の庭もよく見えた。らいちょう平という地名にワクワクする。しかし、山頂に近づいた頃、雲に覆われた。ちょうど、正午だった。間近にあるはずの雨飾山の気配もわからず、ほかも全く見えまい。

高谷池に戻ると、まだ3時。明日に備えて、休養する。小屋に一番乗りだ。
夕刻、高谷池から湯気が立ち上り、幻想的な景色になった。17時半。夕食(¥1100)を食べながら、北アルプスが小屋の窓から一望できることに気がついた。白馬岳から乗鞍岳、槍ヶ岳の小槍や、立山、剣岳まで見えて、雲がさがるにつれて、10人の歓声が響いた。

ガスコンロが使えるので、自炊した方がよかったかもしれない。食事は、幻滅した。夜のカレーはレトルトらしい。ご飯はベトベト。
販売しているレトルトカレー(¥500)と、農協ご飯(¥400)を買えばいい。朝食は、牛丼。これもレトルト。素泊まりは¥3500。1泊2食付きで¥5500。北アルプスと比べたら超安価だ。安いとはいえ、この食事には驚いた。

夕食後は、自家製の火打山のビデオ。ナレーションは完璧に素人だが、映像はよかった。管理人が販売しているビデオだった。他に自作の版画絵ハガキも販売していた。

朝は食事が6時。早朝登山用に7時半もできる。山小屋に泊まったら、がんばって早起きするに限る。きっと、火打山山頂の眺めは素晴らしかっただろう。後悔先に立たず。寝心地のよさに、負けてしまった。

高谷池ヒユッテから黒沢池へ向かう途中、茶臼山付近から、北アルプスの山々が見えた。白馬槍ヶ岳の白さが、昨晩よりはっきり見えた。これを火打山から見たかったと言うと、ダンナさんが「妙高山から見ればいい。」と言って、写真も撮らずに歩いて行った。

このとき、私は妙高山をあきらめて、火打山に登って下山する、という密かなプランに未練を抱いていたのだ。昨日の疲れもあって、2日目は思ったより、体が重い。長下りも控えているし、膝が痛くなりそうで自信も無かった。

黒沢池ヒュッテまでは、快適に進み、小屋で寝転んでいる救助犬「ノモ」に挨拶。さっさとベンチで休む私に、ダンナさんが妙高山に行くか、どうするか相談。いくつかの案が出た。
1.このまま下山する。2.妙高山はダンナさんだけ登る。(私は小屋で待つ。)3.ダンナさんは妙高山へ登り、燕温泉へ下りる。私はすぐに下山し、車で燕温泉へ行く。
結局、どれも私には受け入れ難く、二人で登ることにした。

しかし、大倉乗越は想像以上にきつかった。状態が悪いことも加わって、時間が2倍かかった。このペースでは、日が暮れてしまう。無理せず、しかし、行けるところまで行きたいと思う私だったが、燕温泉からの道と合流する場所で、決断した。そこで、荷物を分けて、ダンナさんは山頂へ。私は黒沢池ヒュッテへ戻った。

ダンナさんは、妙高山山頂に立ちました。こちら

私の山小屋泊まりは、これまで数えるほどしかありません。
それは、雑魚寝、屋外のトイレなどなど、できれば避けたい要素があふれているからです。

今までに経験した山小屋歴は、こんなところです。
最初は、新装の西穂山荘。ここは、ログハウスのペンション並で、大満足。次が、村営白馬尻小屋、村営白馬山荘。山頂小屋は個室で安心。白馬尻小屋は、かなりつらかったし、うるさくて睡眠不足でした。
その後、白馬大池、天狗山荘。最後は仙水小屋(甲斐駒ケ岳)です。いろいろな小屋がありました。着いてみるまで、びくびくものなのです。

この後、白馬館、朝日小屋に泊まりました。