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巻機山

山の写真とコースガイドは
こちら
桜坂駐車場−井戸尾根−御機屋-朝日岳分岐-御機屋-井戸尾根-桜坂駐車場
伝説の山はてごわく、美しかった
  
(2001.7)
なんとなく、神秘的な印象を持っていた。その理由は、
@名前が読めなかった。A下界から山の姿が見えない。
B織姫伝説がある。C三国峠が開通しなければ、街道筋だった。
そして、登山者の事故という恐い記憶があったので、私には近寄りがたい山だった。ところが、いよいよ登るときがきた。

桜坂駐車場に前夜着くと、県外ナンバーの車が次々に到着。
暑苦しさと、車の音で何回も目が覚めた。明日の体力が心配。
長丁場なので、夜明けとともに出発の予定。が、いつものように遅れる。
ダンナさんに文句を言われるが、4:30出発は自分としては、上出来である。

雑誌で見た山頂付近の光景を思い描きながら、黙々と登る。
すぐに3合目の標識が現れた。なかなかいい調子だ。
6合目までは、ひたすら歩いて・・・・・・その先からが大変。
そう思うと、ますますゆっくり、ゆっくり歩く。

湯沢周辺のスキー場が、次々と見えてくる。上越国際スキー場のホテルがよくわかる。越後湯沢のホテルも、にゅきにゅき見える。
沢に雪がたくさん残っている。
尾根に出れば、別世界が待っている。しかし、まだまだ遠い。

6合目からの眺めは、天狗岩。
期待する展望は、まだ先だ。樹林帯は日差しがしのげるが蒸し暑い。
汗がだら〜り。
樹林帯を抜け、蒸し蒸しから解放。
今度は、直射日光の攻撃だ。
そして急な登りが始まる。
階段は思ったよりは登りやすいが、足はなかなか進まない。
6合目で、リlュックの荷物を減らしてもらった効果はどこへ?
まるで天国への階段だ。

9合目のニセ巻機を通過。「ニセ」という言葉が、にくたらしい。
でも、ここからがいよいよ、あこがれの光景だった。今までの、うっそうとした山とは一変。ここまで来た人しか見られない秘密の箱庭。やっぱり神秘的。
避難小屋が、箱庭のオブジェのように見えた。

御機屋のベンチを過ぎ、朝日岳分岐まで行くと、山頂を通りすぎていた。分岐の前でお昼を食べていると、「山頂はどこ?」と来る人、来る人けげんそう。

木道を牛ヶ岳へと歩く人がほとんどだ。、牛ヶ岳を往復する人が、目の前を通りすぎる。「みんな行くよ」と、ダンナさんに言うと「もういい」。牛ヶ岳はやめた。

分岐の先には、谷川があるというが、今日は見えない。戦国時代、謙信も巻機山や谷川岳見ながら、清水峠を越えたのかぁ・・・。国道が清水峠経由だったら、巻機山もスキー場になっていたのかも・・・などなど妄想しながらお昼を終えた。

ニッツコウキスゲ。

心地よい風。

このまま帰りたくない。
巻機山山頂から

午後は気温があがり、下りといえども、大変ばてた。
途中で追い越していった屈強な男性が、Tシャツの裾をぎゅ〜としたら、水のように汗が絞れた。負けずにダンナさんも、首に巻いたタオルを絞って見せて、驚き合った。水、水、と言いながらの苦しい帰路であった。

巻機山は、私にとっては手ごわい山だったが、地元の子供達や、身軽ないでたちの登山者と、たくさんすれ違った。
湯〜パーク薬師 に寄りました。料金が時間制です。