[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック


      平尾誠二


             ラグビーを知らなくても平尾誠二という名前は聞いた事があると思う
       平尾は長身の二枚目で、甘いマスクをしている。くわえて頭がいい
       顔が良く、ラグビーもうまいなら、やっかみの声も聞こえそうだが、ラグビー界で
       彼の陰口を聞いた事が無い。この『ミスターラグビー』と呼ばれる男は、ものすごく
       輝かしい経歴を持つ。伏見工業高校、同志社大学3連覇、神戸製鋼7連覇と
       実に11回の全国制覇と3度のワールドカップ出場、34歳で最年少・日本代表監督
       ラグビー界のスーパー・スターである。
     
       平尾の本は数多く出されるので、エピソードについては語らないが、なぜか業界の違う
       対談が多い。スポーツ界ならず、政界、財界、業界人を対談させるのは、平尾は
       ボキャブラリーが豊かで、分野が違っていても相手の言語で表現できるからである
       平尾が発する言語は平易だ。誰でも分かりやすく、自然体で語られる
       本人は意識してないだろうが、たまに出る『核心』が読んでてドキッとする
       数ある経営者との対談も良かったが、私は個人的に映画監督『北野武』と
       棋手『羽生喜治』との対談が面白かった

       平尾は日本のスポーツ界の伝統的指導方法を嫌う。怒られながら、根性で耐えぬく
       上意下達式の強権発動理育成システムがおかしいという。
       叱られるのを怖がって、顔色ばかりうかがっていると、単なる指示待ち族になってしまう
       スポーツというのは、全体の流れの中で、次の行動パターンを予測し、自分の果たすべき
       役割を認識し、瞬時時に行動に移せる事が大切です、という
       『プレーとは、最後には個人の能力なんです。瞬間、瞬間にいかに個人が質の高い
       判断と動きを生み出すか、そこにかかって来ます』
       『自分の内なるモチベーションを持って、自分の頭を使って、プレーを創り上げていく
       喜びをつかみ取ってほしい』
      
       平尾誠二には、もう一度日本代表監督に復帰してもらって、日本ラグビー界のため
       内からの変革を望む







home