非武装中立地帯Vol.4
雇用船客となるには
難、合計(必要な技能、接触または管理−1または社交−1)、知力、1日
雇用船客契約にこぎつけるのに最低3日かかります。
アードン当局に身分照会される可能性は1日あたりに治安レベル以下です。アードンの治安レベルはBですから、12の目がでない限りチェックされます。宗教服を着ている場合はDM+3できます。しかし雇用船客となる活動は放棄しなくてはなりません。宗教関係者が雇用船客にはなることは決してありません。
宇宙港付近で偽造IDということがバレない為には
並、合計(偽造)、最小(知力)、瞬時
です。合計は偽造IDを作った人達全員の技能を足します。最小の意味は、偽造IDを作った人達の中で一番低い値しか足せません。その人が担当した箇所のミスが発生するかどうかの指標です。失敗すると自動的に拘束されます。PC達は逃げ方や対抗法を考えてください。
いざ出発!!
PCが雇われた宇宙船はアードン−ジーノピット−ザーコン−ユトランドまでの船です。本来雇用船客契約は1か月ですが、延長してユトランドまでの契約となります。宇宙船の中では息苦しいアードンの宗教や覇権主義とは無縁ですが、乗客はアードンのVIPだらけです。2等船客には生物しか入れません。レフリーは特等と一等船客だけのチェックで結構です。一等船客はアードン官僚か、母星では住みにくいと感じるアードン人の移民です。特等は最高政治機関"Univer-hero common co-operation"関係者です。船主は幸いアードン人ではありません。アードン政府に雇われた帝国人のデバルド氏です。
「儲けやすいから、ここで船をまわしているだけよ」と船主は語ります。
PCの一人はスチュワード資格にしてください。そしてスチュワード役が下の情報を得ます。
特ダネ(5.アードン政府役人の腐敗1にあたります。)
「バクシーター教なんて、我々が愚かな国民達を支配する道具にすぎない」とせせら笑う高級役人がザーコンから乗船してきます。一等船客を特等チケットではらいのけて乗船してきた「えらいさん」はアードン統治司政官副長のイマイ氏です。部下を2人ほど連れてます。スチュワードのPCにも色々と指図してきます。ここはPCが持っている記録装置や自白剤や酒など、あらゆる手段を使ってでも、彼の言質を記録しやすくするべきです。PC達は帝国人としてのふるまいをしておけば、イマイ達もPC達を帝国人として扱います。お尋ね者であるかどうかは身分の高い彼らにとってはわかりません。だからシラフのときでさえ、イマイは部下達にも帝国人達のPCにも機嫌さえよければ、上のような言葉をしゃべってます。部下もおべっか使いなので、あえて反論しません。本格的に尋問すると以下の事がわかります。尋問のUTPはレフリーが考えてください。場合によっては(尋問)ではなく、普段の会話などでも聞き出せるはずです。そのときは(社交)(インタビュー)となるはずです。
1.帝国海軍特別情報局とアードン現政府の癒着
(ジーノピットで現場を押さえられる。レフリーで考えてください)
2.LSP(リングスタンダートプロダクツ)とアードン現政府との癒着
(これはイマイ自身が当事者です。ユトランドが舞台です。)
3.帝国海軍特別情報局員とアードン現政府幹部の情事関係
(イマイも当事者です。現場はユトランドで起こります。しかし傍目には2にしか見えません。)
4.LSPは帝国海軍やアードン海軍に贈賄・いかがわしい接待を使って、25000排水素トン級の
緩衝装置付アステロイドモニター艦の建造受注を認めさせた事実がある。また見代わりとして
非武装中立地帯の電力・鉱石発掘の諸権利を独占する契約を締結した。
(ユトランドでイマイの愛人が当事者です。彼女を追いかける必要があります。)
5.ゾダーン艦隊が辺境戦争で来た時には、無条件でアードン星系は燃料基地としての
補給を認める文書の存在。(ウチャムチャ・カンの署名入り)
(これはアードンに帰ってから、調べなくてはなりません。)
1から5の順で白状しますが、裏づけ証拠を掴む必要があります。
どうやらユトランドでこの男を尾行する必要がありそうです。
裏さびれた星の大醜聞(スキャンダル)
ユトランド(C473464-7)はアードンの勢力下にある星ですが、元々は鉱山として開発され、数々の政治亡命者の集まる星として地味な地位を築き上げてました。
ここの為政者が「バクシーターメッセンジャー」に対し、あやふやな態度で接していることから、逆にアードンの支配が浸透していません。よってアードンのしがらみや慣習を嫌う、もしくは避けたがる人達にとっては、そこそこ過ごしやすい星です。しかし空気は粉塵で汚染され、一気に吸い込むと気絶するクロロホルム系の成分が含まれています。濾過装置を購入する必要はあります。PCはここで海軍からの報酬であるクレジット通貨は明らかに引き出せないことに気がつくはずです。現金第一のASJCの原則にしたがっていれば、この辺でいいかげん金そのものに困るはずです。またイマイのスキャンダルを追いかけるには、物価が高騰しているユトランド(移民の数も相当増えてます)では、何かと資本が不足しがちです。そこで下の就職新聞「ユトランドガゼット」を思わず購入することになるでしょう。
ユトランドガゼッド
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10.測量士求む 君の理知的な能力を求める。 TEL04-6-7253ペン計測社 |
18.スペースマンになろう!! DigDigDig!そして大金持ちの サクセスストーリー TEL04-2-1156 アデン採掘株式会社 |
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11.レーザー印刷店経営フランチャイズ 参加者募集 最新のレーザー印刷機の共同出資 してくれる人を探してます。 本町通1-53 TEL03-2-1153 ファンドコンテンション社まで |
19.カクテルヒーローになろう。 かっこいいバーテンに君もならないか。 古代地球の映画も見られる。 10Cr/日 二条通5−7トムクリーズ |
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12.地上港税関係官求む 年収48000Crあなたの技能が増えるいい機会 誠実な人求めます。元帝国官僚優遇。 TEL01-5-32 ユトランド地上港人事課 |
20.清掃人求める。 1年契約12000Cr TEL07-5-6742 ロイド商工社 |
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14.給仕人求める 工場で働いている人々へのいたわりと やすらぎを。心優しい人募集四条通5−3 ポイズ社 |
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15.大型救命艇パイロットをやろう 月収8000Cr TEL03-7-3232 アストロボーイ社 |
23.コンピュータープログラマー募集 これからの分野に君も入らないか。 TEL 03-3-6666 ハドソンINC |
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16.君は金を借りたくないか。 そのとき我々が助ける。TEL 03-7-5612 リグールド |
24.ボディガード求める 守ってくれ!! 金は誠実です。 TEL 07-55232 |
レフリー注釈…基本的には上にかかれた条件ですが、いくつかシナリオと関係するので、書いておきます。またレフリーは好きな条件に書き換えてもかまいません。
4はバクシーター社の子会社です。PCは変装でもしてない限り、(宗教服は論外です。アードンではありません)すぐに拘束されます。そしてアードンのヤジフマで再度収監されます。
2や5で積極的に商売をしていれば、((スチュワード)や(社交)技能でプラスのDMにしていいです。)ASJCのジャーナリストと出会います。ホダやピエトを知っているかと尋ねてくる客とPCが仲良くなれることができれば、アードンのASJCのアジト本部まで安全に帰還を手伝ってくれます。
6は単なる金の数かぞえのバイトです。
12 収賄の副収入があります。月に1D6*1000Crです。しかし月に9+でアードン政府からのお尋ね者である事がバレます。
13の事務所の探偵がズバリ探している人がPC達です。彼はポリータの秘密部隊の一人です。すぐに戦闘と拘束がはじまるでしょう。
14の工場はユトランド随一の鍵の生産工場です。普通の鍵から電子錠に至るまで作ってます。工場長と仲良くなれば、鍵に関する知識も得られるでしょう。
15は恒星間宇宙船も扱ってます。場合によれば、船を貸与してもらえることもあります。
17は営業です。1日歩合制で、Cr25+2D*2Crです。しかし宇宙関係の商品なら25%割り引きで購入できます。(社内販売で)
19で上映される映画は所謂成人映画です。治安レベルのチェックを1週間に1回してください。ひっかかると店長は逮捕されます。PCも身分照合されます。
23では下のUTPチェックをしてください。
至難、合計(コンピューター、万能)最高(知力、教育度)、一週間(確定時間)、反復可能
成功するとPCの作ったゲームはユトランドで大ヒット作品となり、子供達のアイドルになります。10000Crの臨時収入と治安レベルチェックをします。ひっかかるとPCの身分がバレ、また逃亡生活に戻ります。
8と16は高利貸しです。月利子55%です。当然返済に困ると手荒な取り立て屋がPCの元に来ます。トンズラで逃げることは可能ですが、いずれ追いまわされることになるでしょう。
いよいよ本番
PCがこのユトランドにいる理由は、決してユトランドガゼットの職業で、のほほんと人生を送ってもらうためではありません。非武装中立地帯の歴史を変える任務のためです。 アードン統治司政官副長のイマイ氏はユトランドの視察という名の元に、LSPの高テックレベルの星系出身の洗練された女性社員とランデブーを楽しんでます。多くのPCにとってはメガコーポレーション勤務の異性というのは、やはり「高慢」で「偉そう」というイメージですが、アードン人にとってはあこがれの的です。効率的なPC達の行動としては、まじめに働いて、調査資金を維持する者とスキャンダル情報を捜査している者と分かれて行動いるはずです。イマイ氏はユトランドの高級ブティックで仲良くしているLSP社員の女性3人がいます。そのうち2人は双子です。実は双子でない1人は実は帝国特別海軍情報部所属で、かつ超能力をもっている女性です。
超能力をもっている女性はタニ氏です。(彼女はじめ、ここに出てくるキャラクターのデータはレフリーであらかじめ作成しておいてください。)PCとフレンジーで契約した幹部の部下でもあります。彼女は心理攻撃も可能ですが、普段は発揮してません。せいぜいエンパシーで、自分に対するどのような感情を持っているかを探るぐらいです。
双子の女性はMs.トーヤン姉妹です。彼女達は純粋にLSPの社員ですが、イマイ氏はタニ氏だけでなく、彼女達にも御執心です。実は彼女達はゾダーン心理特殊部隊の催眠下にあります。幸いユトランドにはゾダーン人エージェントは来てないようです。(さすがのゾダーン人にとっても、催眠管理は労力の多い行動です。ともすれば、超能力ドラッグ中毒になる可能性があります。彼女らを催眠下において、行動を管理しているのは、アードン星系内だけです。これは後々彼らにとって致命的なことになるのですが。)
ひとつエピソードをPCの前でさらけだすとタニの恐さに警戒するかもしれないので、掲載しておきます。
イマイとライバルにあたるアードン政府ゾダーン連盟方面総司令長官イト氏もウトランドに視察に来てますが、イマイとは犬猿の仲です。しかしある日の夕食2人は共にします。イマイはイトに対し、「お前はゾダーン人だ」と決め付けて、差別してますが、タニが横でひそひそ声で「そのとおりだから、警戒して」とイマイにアドバイスします。
後日イトはタニを密かに呼んで告げます。「ゾダーンの催眠下にあるのだ。助けて欲しい」と。タニ自身も催眠をかけることができますから、イトのゾダーンによる催眠を解放し、イマイにこの事を告げます。しかし内容は「彼は確かに催眠下にあった」と。
イマイはウチャムチャ・カンに報告して、イトが罷免されます。PC達が知ることができる情報はここまでです。
その後イトは帝国の海軍の支配下にある超能力研究所で本格的に治療ないしは研究対象にされることとなります。
−催眠− レフリー注釈…催眠のポイント消化はテレパシーに準じます。テレパシー関係を行えるキャラクターは原則催眠もできるとしても問題ありません。しかし(心理学)の技能がある方が実行しやすいことも確かです。また(リーダー)の能力も催眠には影響します。一応種類をあげておきます。
催眠に従う知性体の探査・・・知性体の中でも催眠にかかりやすい対象とそうでない対象があります。それをさぐる能力です。一般に人類の場合、老人より若者、男性よりは女性が催眠にかかりやすいです。もちろん例外はあります。仮にリラックスしているPCが催眠攻撃にあったとき、攻撃をかわすには 並、対立(決断力、(心理学)、(リーダー)、超能力消費ポイント)、瞬時 もちろん超能力シールドをかぶっていれば、ポイント12として換算してください。失敗すれば、3D6秒*6秒間呆然自失とし、行動がとれません。その間に他のPC達に保護されることになるでしょう。全員そういう状態になれば、催眠実行者に監禁され、確実な催眠状態となることでしょう。 感情の移入による相手の同意・・・対象知的生命体に「こうして欲しい」と実行者が願うことを唆す行為。絶対的な効果はありませんが、いずれ対象知的生命体は実行者が望む行為をしなくてはならない使命感をいだくはずです。効果が発揮する時は確定できませんが、いつの日にか(レフリーが決めてください)します。これはランダムです。これには条件やきっかけは必要としません。(EX.水のしたたる音がするとか、鐘の音がなるとか) 一時的な催眠効果・・・実行者は対象者の視認距離にいる間はずっと、対象者に催眠効果をかけることが可能です。本能に根ざした催眠が中心です。食欲・性欲・睡眠欲などは比較的催眠状態にしやすいですが、これも一旦欲求を満たしてしまうとその催眠効果はなくなります。 継続的な催眠効果・・・一時的な催眠効果の拡大版です。条件付け催眠は3+2D6日間です。また対象者と視認距離にいなくても、1日間は内面の心を監視されていることに対象者は気づき、実行者の命令することを拒みにくくなってます。よって、本能に根ざさない行動(実行者の命令する内容そのまま)を命令することも可能です。 催眠行動操作・・・これは継続的な催眠効果に加えて、視認距離にいなくても2日以降は超能力ポイントを使うことで、当人に対しあらゆる行動の命令が可能となります。効果は1日です。 テレパシーと違って、この行動を開始するには相手をリラックスさせることが大切です。知性体の探査以外の行動において、緊急状態で催眠行為を行う時、上のUTPを「易」にしてください。よってゾダーン人心理特殊部隊の行動パターンは最初に心理攻撃をして、対象者を気絶させてから、別の人間がエンパシーによって、対象者をリラックスさせるようにしむけ、最後に催眠術者が対象者に催眠をかけます。 |
スキャンダル現場
イマイ氏とトーヤン姉妹、タニ氏がホテルで戯れています。PCは現場写真もしくは映像を撮るチャンスです。そこで近所に潜むか、遠隔操作で撮影するかはPCの才覚とアイデアに任せてください。しかし隣の部屋などにPCがいる時にかつ、彼らの宿泊部屋に盗聴器をしかけている時は以下の会話を流してください。
タニ「うーん、私の気のせいかもしれないけど〜、隣に誰かいやらしい人達がいるようなのね」
イマイ「そんなの気のせいに決まっているじゃないか」
トーヤン妹「タニって、霊感強いのよ、知らないの。お・じ・さ・ん」
トーヤン姉「タニって、ひよっとして超能力者(以後エスパー)じゃない?? 以前から怪しいと思うのだけど・・・。ちょっと恐いなぁ」
レフリー注釈…タニは生命探知の後、テレ・エンパシーで、悪意あるPCの存在を知ってしまってます。トーヤンはタニが帝国海軍特別情報局員であることを知ってます。しかしゾダーンの催眠下に自分があることを告白できないようです。またタニ自身はトーヤンの心理探査をしてません。味方だと思っている先入観(帝国の超能力者では考えられませんが、彼女は帝国海軍からテレパシーの教育をうけている為、帝国の利益となる人達の心理調査は最初からしないためです。)のためです。
トーヤンの姉は薄々彼女がエスパーであることを気づき始めてますが、催眠攻撃をゾダーン貴族のようにしてこないため、確信がもてないのです。もし仮にタニがエスパーだと分かれば、トーヤン姉は彼女に救いを求めます。「ゾダーンに催眠状態にされている。しかし彼らは私達に何をさせるつもりなのかがわからなくて…」と恐怖の日々を送っている事を告白します。妹は最後まで催眠下にあることを否定します。ゾダーン貴族による催眠効果が強く効果が現れている為です。
敏感なPCであれば、レオンの情報とこの会話でタニが明らかに海軍特別情報局員でかつ、超能力者でかつLSP社員であることがわかるはずです。しかし時間はあまりありません。タニは超能力評価12です。盗撮器を取りつけていたのであれば、タニはベッドの上で素っ裸ですが、彼女が残酷な表情をして、PCに心理攻撃してくるのは時間の問題です。PCは何か行動しないといけません。彼女も事を荒立てる気はありません。しかし状況的に話す事による取引は不可能です。ただ心理攻撃してきます。ベッドにいるときは彼女は事前に超能力ドラッグを服用してます。理由は彼女が服用した後の「行為」が好きだからですが、帝国海軍の任務にも忠実です。
シナリオ作成者の独言…私のシナリオでは、ベッドシーンの描写に「トラベラーでこんなシーンがあるとは、かなわんなあ」とプレイヤーはつぶやきつつ、冷静に全員気絶させる技を事前に考えていました。汚染されたユトランドの大気を瓶詰にして、盗撮する人とドアの横に張りついている人間と別行動にしました。タニが心理攻撃をしてきた同時に(通信機で話している)、あらかじめ錠をあけておいたドアから瓶を投げ込んだのです。当時18歳の俺もレフリーとして「ませていた」なあと思いましたが、援助交際がままある世の中ですから、当時の私もかわいかったというところか・・・。
できれば、18歳以上のレフリーにこのシナリオはプレイして欲しいものです。
うまくいったPCなら、全員気絶しているはずです。何か役に立つものでも分捕って置きたいところですが、せいぜいクレジット現金ぐらいで諦めましょう。武器もたいした者は持ってません。そのうちイマイの部下が心配でやってくるでしょうから、そのときまでに逃げるしかありません。特等チケットは相当数あります。しかし分捕っても、後の盗難届によって差し押さえられる可能性が高いので、仮にこれをPCに使わせるなら、一刻も早くユトランドを離脱する必要があります。
彼らを気絶させたままで、隠密に行動しているPCなら、全員まとめて自白剤で、まとめてスキャンダルを吐かせる方法もありますが、トーヤン姉妹が自白するところはここだけです。
「ゾダーンに催眠状態にされている」だけです。その時には裏づけがとれる情報も増えます。
Vol.3の表を参考にしてください。
アードンへの帰還の道
ユトランドでうまく行動ができたPCなら、なんの問題もなく、アードンまで帰還することが可能です。ここで任務放棄で帝国領に帰ることだけは、避けさせて下さい。アードンのバクシーターメッセンジャーもPCの逃走ルートに対して(ディジティス・トレマス・デックスとディノータムは特に)警戒してます。またこれで海軍特別情報局やLSPも敵にしてます。いずれにしても高人口世界のアードンで情報を公開し、この情報が帝国に広がって行った後に、帝国に帰る方が安全です。
しかしここまで大きくなるなるスキャンダルに対し、PCが無力なときは以下のキャラクターを出してください。最終的には25000トンアステロイド艦になぐり込みをかけることになります。傭兵部隊は不可欠です。
私のキャンペーンで出場させたボスです。レフリーが魅力あるキャラクターを作成して下さい。
シナリオ作成者の独言・・・どうやら私が作るキャラクターはみんな、しゃべりが多いです。寡黙なキャラクターはシナリオの俎上にのせにくいのが、正直なところです。やはりレフリーが饒舌だからか・・・。
| 元帝国陸軍歩兵科中尉 9848A7 タカノ・エリトン 帝国人 3期途中 33歳 高校卒業 陸軍士官大学 スパイ養成所*1 従軍記章*2 指揮官記章*3 MCG*1 MUCF*1 PH*1 (交渉−3)(高エネルギー火器−2)(バトルドレス−2)(リーダー−2)(尋問−1) 軍人にしては雄弁な元帝国軍人。戦闘しかできない軍人でないところが傭兵部隊として レーザーサーベル |
| 改良型ブロードソード級傭兵用巡洋艦「コテツ」 TL: 15 MCr429.784(標準割引してません) 船体: 792/1980, 排水素トン=880, 船体=球形・非流線, 装甲=40G , 総重量=9,504.66, 重量=7,760.24 燃料精製装置12時間 パワー: 20/40, 核融合=5,580.Mw 航続=720hrs/30 days 最大航続時間=722hrs/30 days 移動:ジャンプ=3 31/63, 地上 190kph 通常=3G 75/151 移動力=0 最大速度 真空のみ: 3,420kph 巡航速度2,565kph 通信: 電波式 x 2 メーザー通信 x 2 探知機: 能動EMS (遠軌道) x 2 受動EMS (遠恒星間) x 2 質量探知 (1km) x 2 中性子 (10 Kw) x 2 能動物体探知=並 能動物体追跡=並 受動物体探知=並 受動物体追跡=並 受動エネルギー探知=易 受動エネルギー追跡=並 連架ビームTL-13 x 3 2砲塔群 三連架ミサイルTL-13 x 5 5 砲塔群 ミサイルマガジン: 通常弾=100ターン分 核ミサイル=10ターン分 攻撃力 砲塔群 ミサイル 3 5 ビーム 3 2 防御DM=+7 レフリー注釈…このデータは当時の資料を元に、最近インターネット上で見つけたWEBで、アメリカ人が作成したソフトウェア「Ships 3 for Windows」を使って、再計算しました。そして日本語訳したものです。ルールは「メガトラベラー」と「宇宙海軍」の両方を都合よくミックスしています。なぜか「帝国百科」に掲載されている宇宙船は「追加」に「TL13ヘッドアップディスプレイ」を搭載してますが、実際管制ポイントの修正値はダントツで「TL12
大型ディスプレイ」の方が数値が大きい。よってこちらの方が結果的に安く製造できますし、宇宙船の大きさなら絶対に省スペースが図れます。このソフトウェアでその違いを思い知らされました。手書き計算より、楽な上に、 |
アードンへの帰還と懐かしいアジト
帰りは傭兵部隊に守られ、アードンまで戻ります。ヤジフマの宇宙港以外のところに特殊艦載艇に着陸するさいに、ASJCに対して暗号を送ります。すると1日後にASJCの迎えの船がやってきます。
既にホダやピエト達はタカノからある程度PC達が得た特ダネを心待ちにしてます。
次のアードン上陸は極秘ルートでエアラフトが直接軌道上からアジトまで降下します。
しかし相当遠回りさせられてます。首都ウチャメグラッドの上空には25000トンアステロイド艦が誇らしげに浮かび上がってます。竣工間近となり、首都上空まで移送されてきたのです。
アジトに到着したとき、ほぼPC達が会ってきた人間が集まっています。ホダ・ピエト・レオン・ノビィ・そしてディジティスから脱出してきたフレドリッヒやトムはディジティス人秘密結社の
リーダー的存在になってます。彼は戦闘部隊に入ってます。フサインは相変わらず携帯用
フォースフィールドをいじくりながら、ダリアン連合のエージェント船に暗号を送受信しあってます。 PCが持ってきたVTRないしカセットテープは全員の興味と関心と希望の的となるでしょう。
「原稿は?!」ピエトがPC達に尋ねます。「現物だけです」と返事するPCであれば、
「これからはプロの仕事か・・・」とにこやかに仕事をしだします。原稿も構成も書き上げたPCに対しては「転職して、次はジャーナリストだな。ゴシップ誌の」と笑いながら、再編集しはじめます。いずれにしろ、この情報が立て続けに出たら、アードン政府もうかうかしてられなくなります。覇権主義となるバクシーター教が冒涜されてます。さらに帝国・ゾダーンに関係するスキャンダルの波状攻撃に帝国もゾダーンも一旦調査体制に入らざるをえません。建前として、この地帯は「非武装中立地帯」なのです。ホダはレオンのロボット「オハ」と遊んでます。「あんた編集長だろ」と文句をいうPCがいたら、ピエトが間を挟みます。「彼はへんこりんなテクノロジーに目がないんだよ。ほっときな」レオンも「アードン人で、これだけ『オハ』をかわいがるのは彼が初めてだ」と機嫌がよさそうです。しかしここでリラックスムードに入るわけにはいきません。PC達がリーダーシップをとってください。「次はゾダーンとLSPの関係を探らなくては」
しかしホダが笑いながら「あなた達は人気者らしい。どうしてもあなた達は別の任務につく必要がありそうだ」PCの後ろにはどうも人類のように見えない生物が突っ立ってます。
「やあ。久しぶり」笑っているのはシェグです。フレンジーで避難させてもらうスペースをPCに与えていたのに、突然どこかに行ってしまった彼です。
「仙人」との極地探検
「噂を聞いてないか」とシェグがきりだします。「アンチエスパー剤だ。自生している植物が生えている地帯を知らないか」PCは噂は少しは聞いているはずです。脅迫してきたドルバの憎たらしい顔は忘れてないはずです。「寒いところとだけは聞いている」というのがオチでしょう。
「それを聞いただけで十分だ。暑いか暖かいか冷たいか寒いかだけが、不明だったんだ。ともあれ連れて行ってくれ。現場についたら、私の勘でどの植物かがわかる」
結局ありったけの準備をして行く事になりますが、行く方法エアラフトです。もう時間がないのです。普通にプレイしていれば、1107年に突入しているはずです。辺境戦争のXデイ(開始日)も誰もがうすうすと感じている人も多いと思います。そこで頼りになるのはアードンの辺境を走ってきたことのあるPC達のハウツーが欲しいのです。アードン人とそう見栄えも変わらず、かつ宗教服で説教もしたことのある人材は外星人はPCをおいていません。またドロイン人と仲良くコミュニケーションのできる人材もASJCには不足してます。
ここから各隊は別れて活動を活発にします。ホダやピエトも自ら取材する気です。ホダは「ニュー・ラッシャ」の砂漠地帯、レオンはウチャメグラッドの蜂起部隊(偵察局員達です)の指揮、ノビィはASJCの小艇操縦の訓練、フサインはゾダーンとLSPならびにアードンの関係(Vol3.表3の2と4の1)ピエトは中央の報道総合デスク、トムは帝国とアードンの秘密領土協定(Vol3.表1の3)を取材します。
さしあたって、PC達は植物採集探検です。シェグはなぜASJCを知ったのか。なぜPCと一緒に行動したがるのか。なぜ自らはエスパーなのにゾダーンや帝国でなく、アードンの秘密組織の味方をするのか。色々と疑問はあるでしょう。シェグの動機はあまりはっきりしません。
1つは「ゾダーンは超能力を管理する種族だ。ドロイン人もそうだが、あんなに抑圧的ではない。あれが嫌いだ」「この辺の星域はこの秘密組織が一番理にかなったことをしていると思った」「エスパーでもない単なる平民のPC達が立ち上がり、歴史を変えようとしている努力を私は気に入った」など禅問答のような、酔っぱらいの親父の説教のようなことをつぶやくばかりです。最後に「フレンジーで私が出張したのは、ASJCから私と契約する取引を提案されたためだった。それでフレンジーを離れていたんだ。『貴方達の身柄を安全に確保する』と言ったのに、結果として、海軍の奴らにしょっぴかれてしまった。私は貴方達に不義理をおかしたんだよ。それのお返しと思って欲しい」
シェグの思考はドロイン人というより、義理深い人類の年配者と変わりません。どのみちPCが色々疑ってみても、どうやらASJCという組織やPCの行動に彼は共感したうえで行動しているとしか思えません。実際にそうです。シェグを完全に信用したPCには、シェグからアードンの超能力研究所を案内してもらえます。極地の地下海底にあります。そこはドロイン人が経営してます。ゾダーン連盟でさえも気づいてません。海底までに生命探知は彼らは行おうとも思ってませんでした。これでシェグがASJCを応援する理由も判明するでしょう。
ドロイン人コロニーの保護も彼の目的です。第5次辺境戦争で、この場所がゾダーンないし帝国に発見され、一大戦場にならないためにも、アードン星系は中立であって欲しい。それを実行する組織がASJCだとシェグは賭けてみたのです。ただ今回の旅で超能力検査をうけるほど時間はありません。シェグ自身はアンチ超能力剤の成分となる植物の生息地は本当に知りません。 逆に寒いところという噂が本当なら、馴染み深い研究所の近くのツンドラにそれがあるはずだとシェグは確信してます。研究所の立地条件は何かしら理由があるのです。ドロイン人が現在もなお海底に核融合プラントで生活しているコロニーを作る理由はそこに何かの執着心を起こすだけの理由がないといけないというのが、シェグの推論です。−であれば、アンチエスパー剤に対し、どこまで限界を超えて超能力を発揮できるか−これが当時ここに超能力研究所を設立しようと思った動機だ。
シェグはニヤニヤしながら、空を見上げてます。ゾダーンの衛星などが見えていたら、寄り道しなくてはと思ってます。しかしアードンのバクシーター社も既に極地めざしてエアラフトを向かわせています。ゾダーンの部隊が全員監視できるとも思えません・・・・・・。
異星生物との遭遇
レフリーの資料で「ツンドラ」というのがあれば、それを利用して下さい。(私の作成した地図でしたら、極地の平地です)ツンドラのどこか1ヘクスをレフリーはマークしておいてください。アードンの地図では北側はほとんど北極ですから、南側の数マスしかありません。北側はアードン政府の港も近くにあるので、南側に位置するのがよいでしょう。)そんなに珍しい植物ではありません。シェグをもってしても、超能力研究所から直接アンチエスパー剤の精製品をもらうことはできません。「人類のくだらない戦いに使うな」と言われるのがオチです。彼らは人類のくだらない喧嘩がこの研究所を破壊しかねないことには気をとめません。「そんなバカな事が起こることはない」
しかしシェグ自身が精製する事は別に彼らはとがめません。シェグは既に彼らから精製方法を教えてもらってます。シェグ自身は別に彼らを説得して、精製品を購入するなんて考えはありません。根掘り葉掘り尋ねるPCにはシェグは優しく語ります。
「ドロイン人の無関心精神が、現在の我らの現実であり、世界であり、宇宙なのだ。銀河がこんなにも広大な空間をしめ、多数の生命体が暮らしているのに、ほんのわずかなスペースで満足しきっている事はドロイン種族の習性でもあり、宿命なのだ」
シェグは少し悲しそうです。「俺はそうでない生き方をしたいだけなんだよ。たぶん人類の貴方達なら、少しは理解してくれるかもしれない」頭の回転の早すぎる悟りきったかのような仙人のイメージを彼に対してPC達の多くは抱いているはずです。このシェグの悩みに意外な精神が宿っていることに感心するか、涙するかはわかりませんが、さしあたっては親近感は増すでしょう。
問題はその植物が群生しているところをつきとめるだけなのです。
3日にPC達が移動をやめて、付近を歩き回って探すと宣言した段階で、下のUTPで完全成功すると群生地を発見できます。
難、探す人全員の合計(偵察、生存、生物学×2)、合計(探す人全員の知力)、
3日(確定時間 反復OK 不確定)
この植物の特徴は赤色クロロフィルを多量に含み、根元が奥深くまで(2m)永久凍土に入り込んでいる植物です。シェグだけに探させてはいけません。ドロイン人は寒さにそんなに強くありません。レフリーがマークしたヘクスと異なる場合は、誰かに(おそらくシェグでしょう)「このあたりにはなさそうだ。次の地域に向かおう」と主張させて、次のヘクスに向かわせてください。もしそのヘクスなら、「この当たりだ、もっと探そう」ということです。
部分的成功の時は、異なる植物を採集してしまいます。
間違った植物を取ってしまったと気がつくには
並、最高(偵察、生存、生物学×2)、最高(知力)、瞬時
見つかって、反重力機器に満載された植物の塊を積んで帰る事になります。この時にアードンポリータにでくわすなんてシナリオを考えもらっても結構ですが、慣れないキャンプ生活や凍傷などで、PC達も疲労困憊していると思います。まだ任務は残ってますので、まっすぐ帰してもかまわないと思います。
(植物の量はPCの人数にもよりますが、確実にトランクと後部座席2席はつぶれます。PC達のパーティーが多い時は最初からエアラフトを2台、もしくはATV、またはプロペラ飛行機で出かけてください。ASJCにジェット機はありません。船舶でもおもしろいと思いますが、極地ですので、氷が張っていれば、陸地に近寄れません。)
シナリオ作成者の独言・・・超能力研究所の場所はこのデータリライト時に当時の場所から変更しました。しかしシェグの叫びは私が18歳の時に行ったシナリオと同じです。「トラベラー」では、ドロイン人は文明のピークは越えたものの、優秀な種族で描かれています。シェグもその代表として、その役割を演じきらせようとしたのですが、やはり悟りきれないのです。これはレフリーの存在そのもののような気がします。やはり知性体であるかぎり、自分や同じ種族に対して根源的な疑問を持つのは当然でしよう。レフリーも同様に自分が作り上げた世界に疑問をいだく・・・はずです。
また第5次辺境戦争が近かったので、ASJCアジト本部に一番近いツンドラにしました。またユトランドで結構働いてしまったので、シェグは洞窟内で既に精製品をPC達に売りつけることになりました。それでもシェグはPCと共に最後にゾダーン部隊と戦うことになりました。自分で書いていたシナリオと実際がずれることはよくあることです。逆にはずれることの方がおもしろいのも確かです。
トリガーは引かれた
PCがASJCに戻ると、各委員達が困惑しているようです。フサインが調べてきたはずのゾダーンとLSPの関係(Vol.3の表の4の1)の証拠が見つからない。PCからトーヤン姉妹を脅せというアドバイスに従って、彼女達を脅迫してみたが、彼女達は一向に愕いて、こっちの提案やらはったりにも応じない。あまりにも変だ。ここからはじめないとネタがつかめないのに、情けない事にここでつまづいてしまったと嘆いている。やはり面識のあるPC達でないと彼女達は反応しないのかという相談事をしている。
フサインは愚痴をこぼしている。脅迫失敗後、首都のアジトというアジトに隠れたのだが、至る所で銃撃にあい、なんとか逃げ切ったところだ。おまけに突然頭がくらみそうになったり、激痛が走る日々が首都生活であったのだ。やけくそで携帯用フォースフィールドを張りつづけて、H-ステーション(水素供給所)の裏でずっと水素燃料をネコババしてテントを張って寝ていたら、元気になったままだ。そのうちフォースフィールドが焼ききれてしまった。それからはまた頭痛の嵐で、なんとか貨物船に乗って帰ってきたところだ。それからは頭痛がなくなった。
フサインはいきなりトーヤン姉妹と取引をしようとしたため、催眠下にある彼女達を支配しているゾダーン人心理特殊部隊に気づかれ、最初は支配下にあるアードンポリータ部隊を使って、
掃討しはじめ、その後はじわじわと心理攻撃や催眠をかけてきました。しかし携帯用フォースフィールドはテレパス攻撃も無効にします。それで、フサインは気絶することに至らず、なんとか生延びてここに帰ってきたのです。帝国人でもダリアン人でも心理攻撃なんてやられたことのない人間にとって、これらの攻撃が具体的にどうされるのかを認知することはできません。しかしPC達は少なくともユトランドで1回この攻撃にやられているはずです。
知力チェックでフサインの遭った出来事の真相を話せます。失敗しても最後にはシェグが物静かに、それでもやたら詳しく説明することになるでしょう。
PCがさしあたってLSPとゾダーンとの関係を暴くために、首都ウチャメグラッドに向かうことになります。報酬は今回は命にかかわりますので、ASJCもPC達が納得の行く金額を支払うでしょうし、応援部隊もセットします。シェグも行きたいのはやまやまですが、アンチ超能力剤の精製作業に没頭しなくては、せめてASJCのジャーナリストには全員配るだけの服用薬ができません。
この段階で相当アードン現体制・ゾダーン連盟・帝国海軍特別情報局の威心は下降してます。アードンの軍事長官だったイトがゾダーンの管理下にあったという情報で、ゾダーン連盟領事館長トリアンシュテブル氏も懸命に否定会見を行ってます。(一方トリアンシュテブルは部下に徹底した催眠管理と25000トンアステロイド艦の竣工とあわせて名義を書きかえる行為を確実にしておくことを命令します。)
ゾダーンが25000トンアステロイド艦のすり替え手続き(Vol.3の表の4の1)とトムが潜入調査(ウチャムチャ・カンの奴隷として奉仕している非支配層の種族として潜入)している帝国とアードンの秘密領土協定(Vol3.表1の3)の裏づけが取れれば、もう革命も間近です。しかしホダも謎の存在「ニュー・ラッシャ」の取材の際、最近、「超能力シールドをマーチングハーリのコインロッカーに入れておいて欲しい」と連絡が入ったばかりです。
首都のウチャメグラッドもレオン指揮する反体制派達が結集して、ポリータ部隊とゲリラ戦をはじめてます。PCが持ってきた情報が確実に世の中を変えています。
フサインは携帯用フォースフィールドをPCの1人に貸与します。「これで特ダネは君のものだ」 今はここで編集長となってしまった感のあるピエトは電話で怒鳴ったり、キーボードをたたき続けてます。かなりピリピリと神経が張り詰めてきているようです。
脅し文句と返し文句
PC達はトーヤン姉妹に接触することができないことは先ほどの各委員の話で承知したと思います。さてどこから脅して行くか。イマイか、イトか、タニか・・・、そうです。タニからです。また最初にウチャメグラッドに訪れた時にPC達に脅迫してきた帝国海軍特別情報局員でもかまいません。「帝国海軍特別情報局も地に落ちたものだな。アードン人に媚びへつらうような情事をしないと非武装中立地帯の安全を維持できないのかよ。物好きだな」ぐらいからかえば、相手は怒り狂うでしょう。元々PC達には任務において裏切られたうえに、この人を馬鹿にしたPCの言質は断じて「帝国海軍軍人」として許されるものではありません。 一方タニは帝国海軍特別情報局員です。かつLSPです。当然会社にこの事実が知られるのはいやでしょうし、イマイという大して魅力のない男にずっとくっついている任務をトーヤン姉妹と共に行ってます。その嫌な任務を共にしているという連帯感の強さを考慮すると、彼女はトーヤンを巻き込む事もあります。また「おまえだけでなく、トーヤン姉妹も連れて来い」と恐喝しても、彼女は従うでしょう。ここから始めるべきです。
ウチャメグラッドに着いたPC達は以前ほどポリータの治安監視の目を気にしなくてすみます。ウチャムチャ・カンはじめ幹部達はアードン現政府を転覆させる意図をもって報道している勢力は当然ホダ達ジャーナリスト達と思ってますが、彼らは「ニュー・ラッシャ」の支配下にあると彼らは考えてます。だから最初にマーチングハーリ東方の砂漠地帯に対する攻撃を予定して、各武装集団は東方へ大移動してます。
しかしPC達は帝国とゾダーンという2つの大勢力にとってものぞましくない人物までに存在が大きくなってます。PCがタニに脅迫電話をかけた時に、街頭の大型ビジョンが「ウチャムチャ・カン元帥は自らが救世主ラッシャであるという神託をうけたと表明。自ら『ラッシャ』となり、砂漠地帯にいる偽者「ニュー・ラッシャ」に対する攻撃を行うと述べられました」と叫んでいる。うるさくて仕方がないが、帝国軍人のタニは間髪いれず、PCと会うと電話越しでいいます。PCは都合のいい場所(これはグレータースラムに行くよりは首都市街の使わなくてもよくなったASJCアジトがいいでしょう。)
タニはPCと目をあわせた段階(5m近距離です。)で何も言わず心理攻撃をかけてきます。PCは当然フォースフィールドの準備ができていると思いますが、出来てなければやばいので、レフリーは対策を立てさせてください。(超能力シールドでもかまいません。しかしその時は銃撃戦となるでしょう。タニも1人では来ません。)
PCは普通の動きをしていれば、タニ達を拘束することが可能なはずです。ここでトーヤン姉妹を呼び出します。この呼び出し方によって、解決方法が変わります
1.「彼女はこちらに訳あって遊びにきている。貴方達にも会いたいのだが・・・」とこっそり電話でしゃべる
彼女達は幸い休みの日です。ゾダーン人心理特殊部隊の刺激さえ与えない会話なら、催眠術下にありません。彼女達は理性的に反応します。自白剤などを呑まされると、彼女達はゾターンの支配下に入ります。そもそも催眠下に自白剤を飲ましても、逆効果です。そのまま彼女達の家に泊まりこんで、次の日の朝同伴出勤で、地上宇宙港LSP事務所にはいる事が可能です。しかし30分後、ゾダーン人心理特殊部隊がLSP事務所に突入してきます。撃退の方法はPCが立案してください。
2.「アードン・帝国・ゾダーンすべての勢力の治安部隊の干渉を許さない。ゾダーンの催眠術者もこの回線を聞いていることぐらい分かっているんだ。さて、タニさんは我々の人質だ。地上(軌道)宇宙港LSP事務所の鍵をよこせ」と脅し文句でトーヤン姉妹に堂々と電話でしゃべる。
注意・・・トーヤン姉妹をユトランドにて「アードン星系内で自分たちはゾダーンの催眠下にある」ことを告白させていた場合に限ります。
トーヤン姉妹の電話はゾダーン人心理特殊部隊員だけが聞いているのではありません。後々にはLSPの上司も当然相談にのりますし、タニの誘拐に関しては、帝国にも報告する義務がLSPにはあります。ゾダーンはタニが帝国海軍特別情報局員であることは知ってます。しかし帝国海軍特別情報局はLSPに我が情報局員は在籍してないという建前を重要視します。LSPの管理職達は、トーヤン姉妹がゾダーンの催眠術管理下に入っていることは知ってます。ほとんどのLSP社員がみんな催眠術下(宇宙船建造チームは特に。しかしモトロフは別です。彼は超能力シールドをかぶり続けて軌道上で設計をしてました。)にあるからです。
せめて"LSP"所属のタニだけでも催眠術下でなければ、とトーヤンの上司達は願っているだけです。しかしタニもなぞのグループ(PC達)に監禁されているとなって、パニックになります。LSPで催眠状態になってないのはタニだけだったのですが、タニは周りの人間がみんな催眠術下に陥っていることを知りませんでした。あくまでも敵は外部だという固定観念で情報局員の活動をしていたのです。後日譴責処分は免れません。
帝国海軍特別情報局はタニはあくまでも「LSP社員である。うちとは全く関係ない団体である。関知しない。しかし他の情報局員はおとなしく返還するように」とやんわりと後でPCのところに電話してきます。「取引をしようではないか」と金で解決するフリをしてきます。PCは当然無視してください。(あくどいプレイヤーならここで金もとって下のスクープも狙うでしょうが・・・。)
LSPは帝国海軍特別情報局から尻拭いされる羽目となります。「タニを返しなさい。トーヤン姉妹を話にむかわす。PC達の望むようにする」といいます。
*・・・PCはここで自分たちのアジトを案内してはいけません。LSPのトーヤンの地上事務所に
ズバリ25000トンアステロイド艦の所有名義証書があるのです。こいつを映像ないし画像を押さえる必要があります。これは既に彼女達の手によって、ゾダーン籍に変更されているのかどうか。そのときに立ち会ったゾダーン人を特定しなければ、なりません。
最後にゾダーン人ですが、当然何もPCには告げません。当たり前です。これで能動的に行動すると「催眠術下においた」事を自ら暴露することになります。しかしゾダーンの精鋭部隊(エスパーに限らない。しかし高エネルギー火器はもっていきません。LSP事務所はアードンの地上です。)を送り込むことを決定します。PCの人数×2倍ぐらいいてもいいでしょう。
そしてトーヤン姉妹は催眠下の中、ふらふらと地上(軌道)宇宙港LSP事務所に移動します。PC達の希望する方へ移動していきます。
対決!!
1の場合はPC達はLSPの地上事務所に入ります。2で軌道宇宙港に行っても、特に何にもありません。軌道宇宙港事務所では戦闘がおきて、PCも参戦することになるでしょう。1の場合、PC達の方がゾダーン部隊よりも1時間早く到着します。トーヤン姉妹は衰弱してます。明らかに遠隔催眠管理におかれてます。
彼女達が催眠状態である事を知らないまま、ここに来てしまった場合、自白剤をのませても一切効果はありません。当然催眠下にあることを知っているPC達なら、自白剤をのせまても効果がないことは知ってます。
2の場合はほほ同時のタイミングでLSPの地上宇宙港事務所に入り込みます。鍵は当然トーヤン姉妹が持っているので、PCの方が若干はやいです。相手はゾダーン人とおぼしき小隊です。対決方法はレフリーで考えてください。
トーヤン姉妹から何をききだしても、彼女達は無表情です。PC達で強引に資料を探し出すしかなさそうです。大切な資料を探し出すには
並、最大(偵察、管理、捜査)、教育度、1分(反復可能)です。
下の順番に情報をだしてください。途中でゾダーン部隊がやってくる事もレフリーは時間設定に厳密にチェックしてください。
1.本棚には3Dテープがあります。頼りになる部長と若き女性のラブストーリードラマです。
BGMは癒し系です。
並、心理学、教育度、瞬時
成功したPCは催眠効果があることに気がつきます。
2.絵の裏にはクッションがあり、3回叩くとはねて引き出しに代わる。そこに業務日誌が
見つかります。
催眠下にある日とその前とでは、トーヤン姉妹の筆跡が異なります。LSPというメガコーポレーションで、コンピューター端末で文章をかかない事にPCは相当違和感を覚えるはずです。
並、最大(心理学、管理)、教育度、瞬時
成功したPCはよっぽどの極秘日誌であることに気がつきます。データ化しないことで、情報の盗用を防いでいるのです。
日記:アードン海軍の大佐オーツトラス・スニアトル・トランステブルの住所が不定であることに対し、当時の彼女は不審に感じている。しかし、ある日を突然に関連記述がひとつもない。
3.日記の続きです。会計収支では「特別人件費」で彼ら3人に領収書がきられている事が書かれている。
会計収支表はトーヤン姉妹に指示すれば、彼女達がコンピューターディスプレイに表示します。(この段階では催眠操作下に彼女達はおかれてません。ゾダーンとしては彼女達にPCを攻撃させるようにも考えましたが、直接始末することにしました。その方が確実だからです。)しかし彼女達は完全に催眠下から醒めてないため、能動的な行動は行えません。PCは彼女達をリラックスさせて、指示すれば、彼女達はPCの意向に従います。
催眠操作から脱したばかりの人を自らの催眠下におくには。
難、合計(心理学、社交、リーダー)、知力、3分です。
4.もう一つ彼女達のテーブルの引き出しに3Dテープがあります。あまりにも目立つところにあるので、空テープだと思ってますが、これが一番の特ダネです。
契約ビデオが収録されている。ゾダーン人3人(下の3人。アードン人の変装をしている)がLSPの幹部にゾダーン音楽をかけながら、催眠をかけながら、完成間近の25000水素トンアステロイド艦をゾダーン籍にするように署名させている。
5.PCはこの署名がどこにあるのかトーヤン姉妹に尋ねなければなりません。
尋問の場合は
難、尋問、教育度、3分(不確定)です。催眠の延長におくのであれば、上のUTPを使用してください。
成功すれば、彼女達は指をさします。外の駐車場です。駐車場の車輪型輸送機器のダッシュボードの中です。PCが向かうときにはゾダーン兵士が駐車場にいることでしょう。
レフリー注釈・・・とりあえずドハデにドンパチしてかまいません。ゾダーン部隊はもう高テックレベルの制限にかまってません。標準装備は磁気ライフルとクロースでしょう。当然彼らは携帯用フォースフィールドの存在さえ見たことないので、真っ黒な物体が接近しても、何かわからないまま、磁気ライフルをぷっぱなしてきます。PC勢の人数が
少なかったら、タカノやディジティス秘密組織のフレドリッヒなどを使ってください。ここが第一のクライマックスです。
アジトに戻れ
無事契約書もコピーないし撮影、VTRも入手(現物の盗難は犯罪ですし、これがないと実際にLSPとゾダーンとの契約が有効となりません。帝国人として、これを破り捨てるというのも、愛国心の発現で「まことに感心すべき」結構なことですが、文明的ではありません。何よりも証拠がなくなります。)したら、ただちに本部に帰るべきです。通信は危険です。
ASJCがPCの身柄の保全を第一に行動します。PC達がマーチングハーリを通過したときに車または携帯用のラジオから速報が流れます。「マーチングハーリ郊外の原子力発電所がメルトダウンしました」PCの帰る速度ははやくなるでしょう。
これはゾダーン人の部隊が本格的にアードン現政府に見きりをつけ、世紀末イメージを波及させ、以前から現政府ととってかわる、彼らにとって都合の良い組織、「ニュー・ラッシャ」の勢力を本格化させる事を決断したためです。そのひとつの作戦がこのメルトダウンです。念動力を持つエージェントがしかけたものです。
総合委員会会議
全員が興奮にわきます。ピエトは原稿と事前に計画していた強力ゲリラ電波によるアードンの普通地上波の乗取作戦を開始します。PC達の持って帰ってきたVTRをそのまま放送するつもりです。トムも予定通り帝国とアードンの秘密領土協定(Vol3.表1の3)の裏づけ証拠をとりました。トムの肩にはひどい刺傷の後があります。「奴隷も半端な仕事じゃないね」苦笑いしてます。
しかしフサインは困ってます。いつも通りにダリアン連合向けのパイロットと交信しようとしてますが、どうやら当局に発覚されたようで、パイロットと戦闘状態となってます。
ホダは「ニュー・ラッシャ」がゾダーンの催眠下に置かれているか、もしくはゾダーン人であるという情報を入手した事を告げる。ASJCもある程度好意的にみていたこの勢力も「催眠下」にあることに全員愕然とします。しかし1人猛烈にそれを否定する人間がいます。
レオンです。彼はホダの撮影してきた映像を見て、「これはうちの妻だ」とわめきちらします。息子のノビィが「元の妻であり、私の母に似てます。しかし私情をいれるべきではないと私は思います」と冷静に発表すると、親子喧嘩が始まります。ホダは猛烈に抗議します。
「あなたの奥さんはゾダーン人なのか」レオンはさらに激怒して、殴り合いになります。
「うちのカミさんをゾダーン人呼ばわりされる筋合いはない」「いやこれも発表する」
「当人にインタビューもできてないくせに、よくもいいきれるな。このクソ記者」とさらに悪化します。真っ当なPC達の判断としては、「さしあたって、これはまだ報道しないでおこう。しかし他の情報はアードンだけでなく、帝国やダリアン連合にも知らせる必要があるのではないか」と主張することでしょう。そして今までシナリオをちゃんとクリアしたPCなら「帝国海軍情報局のあるディノータムかリジャイナに直接この情報を伝える必要がある」冷静なPCの話とピエトの恫喝の後、ようやくホダもレオンも落ち着き始めます。
二人の狭間で「オハ」がおろおろ動き回ってます。
冷静になったホダは「時間の猶予が許されないことから、1ジャンプで帝国海軍基地にたどりつけるため、Xボートのレンタルの可能性を考える。元偵察局員のレオンとライシャがトレマス・デックスでXボートを借りて、アードン、ディノータムとジャンプする」計画を発案し、支持されます。PCがもっとよい案があれば、それをいってもかまいません。そのことで、後の事件が発生しなくなる可能性もあります。
この後の予定としてはXボートがアードンに着いてから、燃料補給はアードンのアステロイド工事中のど真ん中で工事用小艇が多数出入りする軌道上で行う。Xボートはヤジフマから小艇で曳航する。そして小艇に100倍ジャンプぎりぎりのところで、一気にディノータムに行きます。この小艇の操作はホダが自ら行います。小艇(30トン大型救命艇です。他の船は予定されているアードン現政府軍との宇宙戦闘のために、演習中です。)による恒星間宇宙船の曳航なんてことはアードン海軍でもエリートしか、演習で行いません。
レフリー注釈・・・元海軍出身のPCがいたら、彼がアードンからディノータム行のXボートに乗るべきかもしれません。また小艇による曳航に自信のあるPCがいれば、彼がやればいいでしょう。この段階でホダは死なずにすみます。
辺境戦争までX日、アードン革命まで、あとY日
レオン達が宇宙にとびだってからは、(管理)(インタビュー)などの技能があるPCは総合デスクピエトの雑用係、(生化学)(化学)(医学)の技能をもつPCはシェグのアンチ超能力剤の精製の手伝いをします。軍事技能や(リーダー)がある人は、ASJCの軍事部隊の指揮官か下士官でしょう。(徴用)はASJCの委員募集をさせられているはずです。ASJCはすでにゲリラ放送を継続してます。ゾダーン領事官はほとんど黙秘して、意地でもPC達を探してます。LSPもゾダーンの催眠下と帝国海軍との癒着の狭間で、アードン事務所は業務をなしてません。他星系からの応援を待ってます。帝国もアードンの癒着がバレ、どう行動していいか悩んで、近くのフレンジーからの司令を待ってます。アードン政府は「ニューラッシャ」と交戦中ですが、メルトダウンで、士気が落ちてます。当然報道によるスキャンダルの影響も大きいのも事実です。ともあれどこの勢力もゲリラ放送の発信源を探してますが、ASJCの事前からの計画にのっとり、中央管制を置かない方針のため、せいぜい小さな事務所にガサいれされるくらいです。技術班とジャーナリストの職務を分割していた効果はここにも現れています。フサインは戦闘で重傷の委員達の治療に入ってます。
アードン海軍所属と言われていたオーツトラス・スニアトル・トランステブルがゾダーン人であることが判明したところで、星系そのものはパニック状態となってます。
総合委員会会議から14×1D日後に、レオンとノビィがアードン星系に到着します。ホダは小艇に乗りに行きます。「編集長なのに、もっとでんと座っていて欲しいものですな」と委員の一人がぼやきます。「この組織はピエトが実質の編集長だって、みんな知っているじゃないか」ホダは笑います。「俺はこんな仕事はいやなんだよ、カッツ」ピエトはぼさぼさの頭をかいてます。「帝国海軍に真実を知らせる栄誉は編集長がしゃしゃり出て、すまないな」ホダは自信ありげに宇宙服をつかんで、出て行きます。彼もディノータムに行きます。
当然非武装中立地帯のジャーナリスト代表として帝国を訪問します。また彼は帝国海軍にも外交武官時代にコネクションがあります。PCにとっては最後の彼の姿となりますが、PCの知る由ではありません。
カナリア撃墜す
ホダはエアラフトで軌道上まで、上昇します。現在は帝国もゾダーンもアードンのバクシーター社も地上軌道間の移動は何の悪びれもなく、当然のごとく行ってます。ホダの移動であやしまれることはありません。その後小艇のパイロットと交替して、1人でXボート到着地に向かいます。そしてXボートを牽引して、25000トンアステロイドモニター艦のそばまで行きます。竣工間近のモニター艦はありとあらゆる輸送機器で氾濫してます。「木の葉は森に隠せ」の格言通り、ここでXボートの燃料補給をします。
下にアステロイド艦のデータを載せておきます。
| タイプ: 緩衝装置付アステロイド艦 TL: 9 「ガーディーン」 MCr11,001.4 (Battleship) 船体: 22500/56250, Displacement=25000, Config=9非流線型, 装甲=56D , 総重量=469,970トン, 重量=373,818トン パワー: 2333/4666, 核融合-9=210,000Mw 航続=720hrs/30 days 限界航続=844hrs/35 days 副艦橋 移動: Jump=なし 地表=130kph 通常=4G 2894/5789 移動力=1 低精製燃料補給可 Speeds:大気真空 最大=3,400kph 巡航=2,550kph 通信: 電波式=星系内距離x1 メーザー式=星系内距離x1 探知機: 能動EMS=遠軌道距離 能動EMS妨害=遠軌道距離 能動探知物体=並 能動追跡=並 武器: 設置点=162 ; 160設置済み 砲塔群: 3連架ミサイル-7 x 60 6群 3連架レーザー-7 x 30 3群 3連架散乱砂砲-8 x 20 3群 副砲ベイ:100-ton ミサイル攻撃力-7x 5砲 ミサイルラック: 通常弾=50ターン 核弾頭=10ターン トータル=40800発. 核弾頭=680発 砲塔群 副砲 レーザー 攻撃力8 砲塔群 3 ミサイル 攻撃力6 砲塔群 6 副砲 7 5 散乱砂砲 攻撃力 7 砲塔群 3 防御: 防御DM=+3 艦橋: コンピューターモデル3/ファイバーx 3,コンピューターパネルリンク x 41566 バックアップ=モデル2/ファイバーx 3 追加=ヘッドアップディスプレイ x 100 環境=基本環境、基本生命、高度生命、重力プレート、重力補正器 エアロック x 162 乗員: 総員=234 艦橋=14 エンジニア=60 砲手=53 飛行士=40 海兵隊=10 補修=22 指揮=24 医者=5 スチュワード=6 居住区画: 専用室 x 50 小型専用室 x 100 (ロボット整備区画) x 1 (医務室) x 5 その他: 船倉=5251.5Kl/389 tons, 視認タイプ=強 燃料=75600Kl/5600 tons, 目標サイズ=大 発進チューブ 積載輸送機器: 50トン戦闘艇x20 50トン特殊艦載艇x5 アンチハイジッャク装置: 基本ソフトウエア x 1 監視カメラ x 3250 + 赤外線感知装置 x 3250 + 光感知装置 x 3250 人員配置ディスプレイ装置 x 6 バルブコントローラー x 1 重力コントローラー x 1 船体内電気錠 x 6 概容 アードン政府の要請によって、帝国のメガコーポレーション、リングスタンダートプロダクツ社の技術提供と現地政府企業グループの共同作業によって、1105年初頭から建設されている緩衝装置付アステロイド艦です。非武装中立地帯の高人口世界、アードン星系を護衛するための専守防衛を「一応」目的にしてます。 実際のところはアードンの小帝国の誇示というのが実情でしょう。現地アードンの最新テックレベルであるTL9の部品を惜しまず使用されています。ただし非武装中立地帯ということもあり、ゾダーン企業も一部の区画の建設に参画しています。現状の政治バランスを考えるとやむを得ない措置だと、現地住民ならびに帝国の当局者も妥協しているところがあります。 |
アステロイド艦は完成は間近ですが、アードン星系の宇宙船の燃料基地にもなってます。Xボートの燃料補給はアードンのアステロイド工事中のど真ん中で工事用小艇が多数出入りする軌道上で行います。宇宙港も当然その機能がありますが、PC達のXボートが訪れるわけにはいきません。アステロイド艦の近くに燃料チューブが出てます。それを大型救命艇にとりつけ、さらに小型燃料チューブで精製された水素燃料をXボートに注入します。アステロイド艦からは書類上の手続きで燃料補給許可はもらってます。時間は6時間ほどかかりそうです。
PC達は残念ながらこのやり取りは聞けません。何よりも極秘の行動なのですから。ところがいきなり宇宙船の無線が入ります。ASJC内は騒然とします。成功を黙って祈るしかないところにいきなりノビィとレオンの会話が入ってきたからです。「カナリアにつぐ。太陽風・イオン風、強い。コネクタースタッフ撤退せよ。チューブがはずれる。やばい」
「親鳥、安全な場所に避難してください。避難して!! カナリア不安定。親鳥に衝突の可能性あり」 カナリアはXボート、親鳥は小艇の暗号名です。
このあと猛烈な音が響きます。チューブの外れた物理的な衝撃波と液体水素の衝撃波です。この電波は緊急用に使われるチャンネルで、すべての宇宙船艦船に聞こえてます。フサインがあわててます。「レオンに伝えろ、緊急用電波は使うな」と。
「バカな事いうな。ホダはXボートと小艇の間のコネクター接続とその確保を宇宙空間上でやっているんだぞ。レオンはホダの身柄を心配しているんだ」
「身元がバレる。宇宙服とは別チャンネルで交信できる」
衝突音の後、「カナリア燃料が入らないまま、牽引ロープ切断された。大気圏に突入する!!」
ノビィの悲痛な音声で、「メイデ・・・、」あえてノビィは緊急信号を1回うって、やめました。猛烈な爆発音の後、何も音がしません。しかし
難、合計(通信、探知機、音楽、捜査)、知力、1分
成功したPCはこの爆発音はダミーで、その後緊急用バブルアブラットで離脱する準備音がします。宇宙船操作と秘密任務に関しての知識があるPCなら、ノビィの態度は感服するべきものがあります。
しかし小艇側にいるレオンは大慌てで緊急用信号を立て続けにならしてます。「メイデイ・メイデイ」コネクター要員がチューブの間に挟まれた!! 小艇も停泊ポイントからはずれた」
しばらくするとアステロイドの管制官が緊急用電波周波数を使って「小艇、操縦は可能か」と何度も尋ねますが、返事がありません。ASJCに設置されている通信用ディスプレイでは、どうやら小艇も操縦できないところまで、縦横高さすべての方向軸で回転してます。外にでるとXボートが、流星のように燃えているのが見えます。大気圏内に突っ込んだようです。小艇もどうやらあの状態になるようです。
レフリー注釈・・・レオンは(パイロット)(大型救命艇)の技能がないため、こんなていたらくなのです。レオンはデータ表通り、技術と予備役部で偵察局員の生活を送っているのです。偵察局員出身で、レオンの部下だったPCも、レオンの前いたセクションは知りませんでした。用心深いPCならこの悲劇は避けられるかもしれません。
武装中立地帯Vol5
Written by HATONO Kotaro
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