
非武装中立地帯Vol.5
遭難と捜索
灯りが見えてきたところの寸前の失敗はさすがのASJCもこたえてます。しばらくの沈黙の後、戦闘部隊の指揮官の一人となったフレドリッヒが全員に怒鳴りつけます。
「あんたら、ヤワすぎるんだ。我々の星は、種族は支配されているんだぞ。抑圧されている状態だ。まだ3人とも生きている可能性を信じないのか」
ノビィは生きていそうですが、他はなんともいえません。緊急信号が受信されるのを待つだけです。1日後、ホダのIDと思われる緊急避難信号が受信されます。偶然本部アジトの近くです。
ノビィは近くの電話から「けがなく降下は完了です。近くの避難地を教えてください」と連絡が入ります。レオンからも入ります。「小艇は不時着。小艇スタッフがここに来るまでこの小艇の応急修理をしておき、確保しておきます」PCはホダの捜索を手伝います。 1人用の泡状アブラット大気圏再突入キットカプセルは万が一用に持っていたようです。
しかし宇宙服をはずさなくてもホダは動きません。死因は2隻の艦船に挟まれたことによる圧迫死と推定されました。死ぬ寸前にカプセルを始動させたらしい。
この事件も報道することになります。ホダは偽名で行方不明と伝えらている。ほぼ同じタイミングで「ニュー・ラッシャ」が本格的なクーデターを声明、マーチングハーリ都心部に本格的に反撃開始するとマーチングハーリのASJC管轄でないテレビが報道してます。
また以前ウチャムチャ・カンが派遣した部隊の装備のほとんどを流用していると現地のASJCから報告もあります。ホダの死亡にいつまでも悲しんでばかりいられません。
検死報告
フサインの検死と分析によるとホダはオートピストルで背中から撃たれた後が残っているとのこと。彼の宇宙服はTLが高かったので、自己回復能力があったが、銃弾は左胸にあたっていたため、この傷が致命傷となっていた。また宇宙服を見ると左手書き(ホダは左きき)で「Q」と書かれている。ホダ自身がオートピストルを好んで持っていたとの情報もあり、「自殺か?!」という話もでるが、ピエトが否定する。「ここまでアードンの星の事を思っているジャーナリスト、いや彼は最後まで海軍軍人だった。そんな彼が自殺はしない」
また左ききのホダが左手で心臓を撃つには腕を思いっきり曲げなければならないため、左胸を貫通する射撃は不可能であります。
ピエトは泣きはらした目でPCに話す。PCは犯人を探す事に専念してもらえないかとピエトに頼まれます。
PCが得られる情報は以下の通りです。
1.ASJCの近くで徘徊していた少年が「死んだおじさんと小太りなおじさんが外でよく口論ていたよ」とホダの葬儀の後PC達に伝言する。
2.ホダはよくレオンの「オハ」と遊んでいたとASJCのスタッフが言う。
3.ホダは「ニュー・ラッシャ」がゾダーン人の影響下もしくは、ゾダーン人であるというスクープを部下にもさらにつっこんで取材させている。その方向性はどうしたらゾダーン人であることを判明するかという方法論に限定されていて、彼女がそうでないという可能性を全く排除していたという、ASJCの部下の一人が告白する。
4.ASJC委員の一人で、元海軍軍人が「Q」は「キュー」と読むが、アードン海軍暗号では「星とか丸いという意味を表す」と教えてくれる。
PCがとれる方法の一つとして、1の少年に深層心理調査を行うでしょう。幸いシェグというテレパシーのプロがいます。少年が目撃した視覚ではホダとレオンが激しい口論をしている。内容はレオンはニュー・ラッシャはゾダーンの催眠などにはかかってないと主張、ホダはその反証を示す。レオンは感情的になってホダから去って行く。その後ホダがレオンのもっている球型ロボットに愚痴を言っている。「お前のご主人さんはなかなか頑固だなあ。ニュー・ラッシャと何かの人間的つながりがあるのだろうか」とロボットと遊んでいる。
どうもホダのダイイングメッセージ「Q」は「球」らしく、犯人は「オハ」のようだ。しかしオハはなぜ・・・。通常シュドシャム協定により、生物の殺傷に関しては、高い倫理性を有しているはずであり、簡単に殺害はできない。委員会本部では「オハ」はみんなの遊び相手だった・・・。
レフリー注釈(*)・・・おわかりの通り。犯人はレオンです。動機はニュー・ラッシャ=彼の元妻がゾダーンの洗脳下にあった事実を認められないだけでなく、これがホダによって帝国に報告されると彼女はまず超能力研究所の実験台にされる可能性が高いことを知ってます。イトの運命しかりです。
トリックですが、「オハ」の感情表現を外しました。命令は以下の通りです。
「今からお前の任務は以下の通り。宇宙服を来ているの物体は、私がのっている小艇の燃料を奪っている。つまり「オハ」自身の燃料を奪っているから、完全に無力化しろ。対象物はオートピストルで武装している。そいつの銃を奪ってから、射撃しろ。始末したら、艦内に戻って来い」というものです。一般的に「感情表現」ソフトは過去に蓄積された人物の特徴リストを引き出し、ハードディスクからピックアップします。そして「この知性体にはこうふるまえば喜ぶ」というプログラムをはしらせます。ふだんなら「オハ」をかわいがっていたホダなら、「こんにちわ」と無邪気に遊ぶ「オハ」ですが、このプログラムを外されたうえに、宇宙服を着たホダを元々インプットされていたホダの情報認識と一致させ、「知性体」という認識ができなかったのです。後「ロボット工学」を持つレオンが巧みなのは、宇宙服を着ているホダを「対象物」と指定していることです。また「オハ」は酸素吸入形式で宇宙空間も飛行することが可能です。ただし反重力プレートであり、スラスターではないので、重力ポイントから10倍以上離れたところでは速度は半分に落ちます。ただ宇宙線や隕石などの耐性はないので、せいぜい6時間が宇宙空間にいる限界でしょう。
ノビィも現場にいるわけですから、太陽風は確かに強く吹いてましたが、レオンはわざと適当な操縦をして、燃料ケーブルのアダプターにいるホダを危険な目に陥れ、オハを刺客として送ったのです。
問題はレオンが指示したという証拠がありません。ともあれレオンも戻って来てない以上、PCとしてはピエトにその推論をいうか言わないかを決定させて下さい。ここではピエトに犯人の推定を告げたと言う前提でこの後のシナリオを書きます。
ピエトは先にやるべき仕事にとりかかろうと話し出す。PCにもう一度首都に行って、LSP社員からゾダーン基地(オーツトラスらがいる場所)を聞き出して欲しいと依頼してきます。これには傭兵のタカノも同行します。フサインからはフォースフィールドの最後の1こをもらう。
この日の晩、ASJCの総合委員会で「革命」を全国民に表明。本格的に姿をあらわし、アードンジャーナリスト委員会と改名します。(AJC)
次の日トラベラー協会支店アードン星系をアンバーゾーンに指定し、ウチャムチャ・カンはウラシマ(シスカ海の中島)に遷都を発表します。同時にマーチングハーリがニュー・ラッシャによって陥落されるニュースを聞きます。ウチャメグラッドもAJCが本格的蜂起開始します。指揮官の一人はフレドリッヒです。PCはこの段階で今まで通り車で行く事を諦めるでしょう。タカノも同意します。LSPの事務所ですが、こんな事態となって地上宇宙港で業務をしているとは思えません。それに以前PC達が荒らしてます。トーヤン姉妹も軌道上でしょう。
きちんと彼女達の連絡先をおさえているPCでしたら、軌道上の事務所にいることがわかります。また超能力シールドやシェグの精製アンチ超能力剤ももっていくべきでしょう。
精製アンチ超能力剤の生産量はレフリーの自由裁量です。あまり増やしすぎるとこの後の戦闘のとき、緊張感が低下します。
放送機関はAJC系・独裁者系・ニューラッシャ系・ミニコミなどが入り乱れているため、情報が錯綜します。惑星ゴルドンにはアードンのポリータ艦隊とAJC系のスダーン提督が率いる艦隊との会戦がはじまろうとしています。。
ピエトは実況中継。ゾダーン・帝国の各機関は表立って活動していません。(非武装中立地帯の為)タニは帝国海軍から懲戒処分が出ている。
LSP軌道宇宙港事務所
鍵はしまってます。呼びかけても誰も出てきません。しかし確実に中に誰かがいる気配がしてます。押し入るしかなさそうです。みんな怯えてます。なかなか帝国領からの応援が来ません。トーヤン姉妹も端っこの部屋で怯えています。かなりひどい催眠状態です。
シェグを連れてくるべきでしょう。ただちに催眠状態を消してもらいます。表層調査に入ったところで、ゾダーン人と推定される人間の干渉が入ったため、自動的にその人間の居場所が判明します。当然向こうも珍しい超能力者の存在に気がつくはずです。基地はアステロイド艦の中です。(首都ウチャメグラッド上空に浮かんでます。メインエンジン点火と運行式開始予定日はこの日から2日後)
シェグがもう一度表層調査するとPCとであったことのある人間が怯えている事がわかる。シェグが特徴をいうと、PCはモトロフであることに気がつきます。電話線で直接会話しようとすると、モトロフ他みんなが、「助けて欲しい」と依頼される。電話から聞こえるBGMは癒し系のゾダーン音楽だ。LSPの幹部が彼の居場所をつきとめ、捕まえようとしていると話している。
モトロフのいる場所とPCのいる場所は比較的近いところです。救出作戦を行い、モトロフを助けると、後でLSPに対する交渉は有利に運べるでしょう。
催眠から解放されたトーヤン姉妹には超能力シールドをかぶらせましょう。PCから事情を知り、帝国人として行動する事を決断します。ゾダーンからの連絡に対し、適当に答える。超能力行使に対しては距離が離れているため、催眠状態にはできず、PCが横で彼女の会話を聞いていたら、空脅しのゾターン人に笑えることでしょう。
遭難したレオンから連絡がある。ライシャとは運良く合流でき、砂漠に不時着した小艇の修理も終える目処がたったため、軌道上まで近々上昇できる情報が入ります。
最後の決着
PCはここで決断します。このアステロイド艦にいる基地の破壊です。帝国海軍に報告してもかまいませんが、特別情報局はこの状態に至っても、「辺境戦争を帝国がしかも非武装中立地帯で宣戦布告するわけにはいかない」と官僚的です。
AJCの精鋭メンバーやアードンに滞在している傭兵を募集すべきでしょう。しかし2日後にはメインエンジンが点火され、基地としての役割を果たしますので、それ以前にたたくべきです。
時間はありません。ほとんどがタカノの傭兵かAJC委員の戦闘部隊でしょう。モトロフを救出した事をピエトに報告していれば、ピエトはモトロフを地上に呼びます。救出された科学者のインタビューのようです。モトロフはまた軌道上に戻ってきます。その時は「オハ」も来てます。「感情表現」ソフトは外されてます。PCはどうしたのか尋ねるでしょう。「ピエト君から預かってきた。戦闘に参加させてやってくれ」と。用心深いPCはモトロフにさらに尋ねます。「ピエトからこのロボットについて、何か尋ねられなかったか」と。「彼も興味があるみたいで色々聞いてきたよ。ロボットによる殺人は可能なのか」など。です。
モトロフは上のレフリー注釈(*)のような指示をしたら可能かもしれないと、ピエトに教えてます。ここでモトロフに「オハにあらかじめ命令されている内容を調べることができるか」と尋ねると「もちろん」とモトロフは返事します。
仮に調べさせたら、ピエトによって命令されてます。
「アステロイド艦に上陸して、すべての戦闘が終わったときに一番最初に宇宙服を来た物体がおまえの名前を呼んで近づいたら、無力化しろ。それはお前をスクラップにする物体だ」と。
この命令は当然取り消すことでしょう。しかしここまで用心して行動しなかったPCは、オハが最後にレオンを狙撃するのを目撃することになるでしょう。
襲撃ですが、一応アステロイド艦の見取図です。あまりにも粗末なので、レフリーはふさわしい設定を作ってください。艦船はまだ工事中です。シェグが催眠調査をすると1人、女性が一番奥の部屋(下の図の12 艦長室)で催眠下にあるようだ。シェグが簡単な絵を書く(優れた超能力者は一般に芸術や音楽の才能はあります。)と誰かに似てます。−−−ホダがスクープした「ニュー・ラッシャ」そのものです。また彼女を監禁しているゾダーン人貴族達は・・・オーツトラス・スニアトル・トランステブルです。
オーツトラスは超能力評価15.テレパスと肉体制御の達人です。スニアトルは超能力評価12で、テレパスと透視の達人。トランステブル超能力評価12で、テレポーテーションと念動力の達人です。
| 外交官大使 675BFB 「ニュー・ラッシャ」ことライシャ・ティーカ 帝国人 6期途中 40歳 高校優等1浪後 文系大学優等卒(接触−5)(リーダー−4)(万能−2)(教官−2)(コンピュータ−1) (大型刀剣−1)(反重力機器−1)(ハンドガン−1) レオンの元妻であり、ノビィの母である。レオンと別れた理由はたんなる夫婦喧嘩で、1週間たって、レオンが反省していれば、家に帰るつもりでした。しかしポロズロの個人所有陣営の大国、オッサコシアのエージェントが彼女が持つカリスマ性と卓越した外交手腕を見込んで彼女を誘拐しました。誘拐の理由はもうひとつあり、彼女がライラナーの政府外交官からポロズロの自由所有陣営の有力国コテラシオン連邦の外交官として、ヘッドハンティングされた為です。 |
レフリー注釈・・・ 高エネルギー火器もバトルドレスもなんでもござれのゴージャスな戦闘と心理攻撃合戦をしてください。シェグも格闘・心理攻撃両方可能ですが、超能力ドラッグがないとやはりゾダーン部隊に部があります。アンチ超能力剤をうまく活用して下さい。
一番もりあがるのは、PC達の1人がこの薬を服用して、近接戦闘にもっていき、他のPCが援護射撃をすることでしょう。ゾダーン貴族は心理攻撃かそれとも銃器を使うか、それとも近接戦闘か−。レフリーの戦闘センスのみせどころです。オハは生存できるようにしておいてください。またゾダーンの貴族1人は今後の交渉の為にも人質にとるべきです。ゾダーンの貴族は彼らの社会では完全に身分を保障されてます。取引に使うにはもってこいです。
涙の家族写真
戦闘を終え、最後まで生き残ったAJCのメンバーも喜び合っているでしょう。フサインは緊急病棟を作って、ケガ人の治療をしながら、そばに3Dホログラフ録画機を自動で録画しているはずです。シェグは超能力ドラッグを栄養ドリンクみたいに飲んだ後、ニューラッシャことライシャ・ティーカを催眠から解放します。
彼女は現在の自分の立場をすばやく理解しようとします。かつて誘拐された経験から、いち早く順応する能力を身につけてます。「アードンの最高責任者はどなたですか。ウチャムチャ・カンでないことは私にもわかってます」
PCとしてはピエトを紹介することでしょうが、まだ彼はここに到着してません。
先にレオンとノビィの修理された小艇がアステロイド艦に到着します。
宇宙服姿のまま二人はかけよって、PCのところにやってきます。そばにオハがひょっこり浮かんでいるでしょう。「オハ〜」とレオンは喜びながら走ってきます。ティーカはどこかで聞いたことのある声に振り向こうとしてます。その後PC達は信じられない光景を見ることになるはずです。そうレオンは自分が行った行為の報いをここで受ける事になります。
ノビィは叫びつづけます。「なぜだ」ティーカはレオンの宇宙服を脱がして、抱き寄せます。「(偵察局出身のPCに)最後の写真撮ってくれよ」レオンは息も絶え絶えにつぶやきます。
AJCの一人が2Dインスタントカメラを渡すと、PCが撮影します。ティーカとノビィも並んでます。「ホダは俺が殺った。許して欲しい。アードンのみなさん」レオンは最後にティーカの方を見つめて「愛して・・・いるよ」
みんなパニックです。とりあえずモトロフがいたら、彼も号泣してます。「彼のあの質問の意図はこうだったのか・・・、ロボット工学者として失格だ」と自分を責めてます。シェグは終始無言ですが、PCが話しかけると彼はつぶやきます。
「人類とは不思議な事をする種族だ。復讐という動物的な部分を相当に残している・・・」
フサインはレオンを見て首を振ります。見事に左わき腹付近を貫通してます。
「ダリアンの病院ならまだしも、テックレベル8の船内では・・・どうにもならん」
トムやフレドリッヒなどディジティス人はオハに発砲してますが、オハは逃げまくってます。PCに制止させてください。一番最初に理性を取り戻すのはティーカです。
「わたくしの夫は亡くなりました。しかし世の中には生きている人達であふれてます。やらなくてはならないことをしましょう」PCはさしあたって、ピエトに文句の一つぐらい言いたくもなるでしょう。通信をオンにするとピエトはLSP軌道事務所にいます。
「申し訳ない。ホダというアードンの将来を担う人間を始末した罪は重い」ピエトは淡々と語ります。PCとしては言いたい事はたくさんあるでしょうが、ティーカはさえぎります。「『ニューラッシャ』は私です。現行の勢力は私がまだ確保します。こちらの要求はアードンを各勢力が団結して1つの勢力になることです。ゾダーンと帝国にはそれぞれ色々な意味で抗議声明を発表します。あなたは私の夫を殺害しました。対抗条件にはなりませんが、この条件をあなたの勢力が認めなければ、『ニュー・ラッシャ』は全面交戦します」
アーデン連邦設立
ニューラッシャとAJCの合同が正式発表されます。ライシャ・ティーカは自らの名前を名乗り、過去のゾダーン連盟による催眠下にあったことも公開します。しかし過去の行動は自己の信念にもどついていた事もみとめて欲しいと訴えます。
25000トンアステロイド艦竣工式も同時に行われます。新政体の名称は「アーデン連邦」です。「アードン」はウチャムチャ・カンの育った方言で訛った発音によるものです。これを元の発音に戻したのと、現在存在する植民地はきたる第5次辺境戦争で現地住民が戦闘に巻き込まれないための保護政策のため、放棄しないことにしました。
アステロイド艦は当然AJCが接収してます。モトロフが強気に発表します。「ゾダーン籍になっているこの船を強制的に接収する。理由は催眠術による詐欺による名義書換によるため」 船内のゾダーンスパイが一掃されます。LSPは帝国「海軍情報局」と先にコンタクトをとって、処理をある程度委託された模様です。そして海軍内の派閥争いが激化してます。海軍情報局もアードンに入り込んできます。
ゾダーン領事官は「オーツトラスはじめ、3人の国籍については現在調査中」と発表。帝国はゾダーンの発表に反発する内容の発言。それ以上の言及はしなかった。
ウチャムチャ・カン、ウラシマ島の港で捕まり、彼の勢力は無条件降伏します。近々独裁者の裁判が始まります。
PCも少なからずケガをしているでしょう。アステロイド艦内で入院です。するとフレンジーで契約した海軍特別情報局員がやってきます。「偵察艦を返せ」 この解決方法はレフリーに一任します。
第5次辺境戦争
ゾダーン連盟は1107年XXXに第五次辺境戦争を開始します。しかしアードンを攻撃しません。燃料補給だけして通過します。橋頭堡となるべき「ニュー・ラッシャ」の勢力はアードンに根付いた陣営に変化しました。ゾダーン連盟ができる事はせいぜいアーデン連邦の人質となった貴族の奪還です。
アードン政府の代表ティーカやピエトと会談中に心理攻撃をして、ゾダーンの恐怖を思い知らせる方法にでますが、シェグ精製のアンチ超能力剤があります。ゾダーン連盟は自分たちが行った行為を後悔するはめとなるはずです。この効用は心理攻撃や催眠をかけてきた実行者が白痴化します。治療は困難です。ノビィは母親と共にアーデン連邦の仕事を手伝います。
ディジティス人達は解放後、アーデン連邦の参加を表明します。フレドリッヒ達はディジティスに帰還し、現地政府とアードン人の利害調整に入ります。ゾダーン艦隊の燃料補給は現金取引で認めます。しかし戦争終了後、アーデン連邦からは離脱します。ディジティスの選挙投票で否決されたのです。帝国領にも入りません。
シナリオ作成者の独言・・・さしあたってリプレイを読むことをおすすめします。私自身「第5次辺境戦争」を一人プレイでしてみました。非武装中立地帯を占領する行為はトレマス・デックス以外の星系はゾダーン連盟にとってメリットがほとんどありません。
やはりランス一帯の占領をうえ、ライラナーに向かうべきです。
このリプレイから10年以上が過ぎてますが、今ならもっといい進行ができるのではないかと思います。リライトしたり、キャラクターやアイテムなどの設定はメガトラベラーの設定により近くしました。
みなさんもできれば、このシナリオで楽しんでいただければと思います。矛盾点つっこみの入れ所は多かれ少なかれあります。そのへんは各自で訂正して下さったうえで、この「非武装中立地帯」のプロットとフレーバーを満喫していただければ、幸いです。
非武装中立地帯 一応 完(レフリーが今後の世界を続けてみてください。)
Written by HATONO Kotaro 帝国暦 -2518 西暦2000年