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インヒビタースイッチのオーバーホール
注意!! 私は自動車整備のプロではありませんので、このHPの内容を参考にされて
不具合が発生しても責任は負えませんのであしからず。

XJのお乗りの皆さん。バルブが切れている訳ではないのに、バックランプが点かない。
なんて事はありませんか?もし そのような現象が発生しているようであれば、
それは「インヒビタースイッチ」の不具合から発生しているのかもしれません。
しかも、そのスイッチはATのシフトレバーが[P]or[N]ポジションでなければ
エンジン始動出来ないようにする安全装置も兼ねているため、
放っておくと「ひぇぇぇぇー!エンジンが掛からないーっ!!(汗)」
なんて悲惨な事になってしまいます。
しかし、この部品 国産車ならば数千円程度の部品なのですが、Jeep Cherokeeの
場合、な な な なんと\43,800.-もするらしいんです!
(JCML過去ログによる)
そこで、この不景気のご時世(まぁ 私の場合、景気が良くっても貧乏なんですけど^^;)
自分で何とかしてやろうと思ったワケです。
同じような症状でお悩みの方や、
JCML先輩メンバーの方にインヒビタースイッチの恐怖について教えてもらって
(脅かされて?)心配で夜も眠れないよぉ なんて方の参考にしてもらえたら幸いです。
My Cherokeeは’95LIMITEDです。
パーツリストによると、少なくとも’94から’96迄のCherokeeは同じ部品が
使用されてるはずです。(Mopar Parts No. 8350 3712)
他の年式はスミマセン 解りません。
まぁ 中身なんか似たような物だと思いますけどね。Cherokeeだし・・・
インヒビタースイッチは、トランスミッション右側面の運転席フットレスト真下あたりにあります。
すぐ横を排気管が通り、かなり狭い場所ですので、
走行直後は火傷しないように注意してください。

まず、ミッションから出てるシャフトを止めているナットを外します。
回り止めワッシャーの爪を−ドライバー等で伸ばして、
22mm(7/8")のスパナで外します。
それから、12mmのソケットで取付ボルトを外します。

インヒビタースイッチ配線のコネクターは
エンジンルーム内シリンダーヘッドとブレーキマスターバックの間にあります。
それを外し、配線に数カ所止まってるタイラップを取れば、車からはずれます。
(実はタイラップとるのが一番辛かったです。狭くて狭くて・・・泣)

コレが悪名高きインヒビタースイッチ。
邪悪な顔つきしてますな。
\43,800.-もするんだから、内部はさぞかし精密な電子部品でも詰まっているかと思えば・・・

なぁーんと 内部はこれだけ。
サギですよ 詐欺っ!!
きっと とっても高名な職人さんがムクから削りだして
一つ一つ手間暇かけて手作りしてるんですよねぇ。→クライスラーさん。
ちなみにケースは+ネジ6本で閉めてあるだけです。

グリスが埃で固まってべとべとです。

コレがミッションから出てるシャフトに連動してスライドするわけです。
上下に2段小さな端子が並んでて、スプリングの力でケース側端子に押しつけてるんですね。
よく見ると、下側の端子が固着して引っ込んだままになってます。
バックランプが点かない直接の原因はコイツでしょう。
万が一 この端子が摩耗していたとしても、「コ」の字形のタダの銅板ですから
自作も可能そうです。

シフトレバーが[P]or[N]の位置にあるとスライド部上段の端子によって通電し、
安全装置が解除され、[R]の位置ではスライド部下段の端子によりバックランプに
通電するという仕組みになってます。
でも、[D][3][2-1]の位置で不具合は何にも無かったんだよなぁ。
ここの信号はTCUに入ってないって事???
まぁいいか。Cherokeeだからな・・・(口癖)

ケースのパッキンがペシャンコになってました。
防水性が低下してスイッチ内に水分や埃が浸入したのが根本的な原因でしょう。
しかし、Cherokeeのゴム製品はホント品質が悪いよねぇ。
これを見て、もしもアメリカに行くことがあってもコン○ームだけは国産品を持っていこうと心に
誓った私はヘンでしょうか? (サイズが合わないからってハナシもある。)←(爆)

で、部品をキレイキレイします。
樹脂製品はガソリンよりもパーツクリーナーの方が良いでしょう。
細かな部品が多いので、なくさないように注意しましょう。

洗浄完了!!
端子部分はペーパーで磨いてピカピカにしときましょうね。
幸いにも スライド側端子の摩耗は大丈夫そうでした。

樹脂部品が擦れあうのと、防水性に優れているので
出来ればシリコングリスを使用した方が良いと思います。
たっぷり塗り込んで元のように組み立てます。

邪悪の根元のパッキンは防水性を高めるために
シリコンコーキング漬けにしてからはめ込みます。
器用な人はゴム板からくり抜いて作っちゃう人もいるようですが、
私はめんどくさがりなので・・・
っつーか、車動かないんだモン。買いに行けねーよ!(笑)

うーん 新品同様!!
故障防止のおまじないとして、JCMLステッカーを貼ってみました。
故障再発の呪いになってしまうという噂もありますけど・・・(^^;)

とりあえず、テスターを持っている方は仮止めで通電テストをしましょう。
シフトレバー位置[P]or[N]で、配線コネクター端子BとCが通電し、
シフトレバー位置[R]で、配線コネクター端子AとEが通電すればOKです。
他の位置ではめんどくさいのでテストしてません。(笑)
で、Cherokeeに元通りに取り付けます。
ミッションから出てるシャフトのナットは、あまり強く締める必要はないと思います。
回り止め用のワッシャーの爪は確実に曲げて、確認してください。
コネクターを挿し、配線を数カ所タイラップで固定すれば完成!!
結構 簡単だったでしょ!
追記!!
適当に取り付けても何の問題もなかったんですが、Haynesのマニュアルに
調整方法とシフトポジション毎の通電箇所がちゃんと書いてありました。(^^;)
さすがです。

まず、シフトレバーを[N]ポジションにします。
画像では分かり難いんですが、ケースの赤線の位置に調整用のラインが彫られています。
このラインとミッションから出てるシャフト
(Haynesによるとマニュアルバルブシャフトっていうらしいです。)
の長辺のセンターのライン(緑線)が一直線になるように取付位置を調整します。
で、ちゃんと取り付けると、各シフトポジションでのコネクター各端子間の通電が
シフトポジショ
ン |
通電箇所 |
|
P |
B and C |
|
R |
A and E |
|
N |
B and C |
|
D |
通電箇所なし |
|
3 |
A and G |
|
2−1 |
A and H |
と なれば完璧だそうです。
せっかくですから、ちゃんと取付ときましょうね。→俺(^^;)

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