空気が見える

●空気センサー(AQセンサー)
 
・健康には換気性この相反する要求を満足させるセンサーです!
・省エネには気密性
人が居るスペースでは常に健康のため空気性能(Air Quality)を確保するための換気性が要求され、一方冷房、暖房の効率からは気密性が要求されます。空気性能を実際に見ることでの適当な換気を行うことにより、この相反する要求を満足させることができます。
・オフィス(ビル管理法による規制)
・住居(気密性の高い住居での空気性能の確保)
に空気チェッカーを設置し、空気の性能を確保してください。

*室内空気向上のための対策
対応方法空気質向上の内容対応時の留意点
空気清浄器浮遊粉塵の除去
ガス、臭気は不可
機器の十分なメンテナンスが必要となり不十分な場合二次汚染が発生
換気浮遊粉塵、ガス、臭気の全て除去可能省エネのために適格な換気指示が必要
AQセンサーにより適格な指示が可能

人が居るスペースでの空気性能は、人の呼吸による炭酸ガスが空気中にどれだけ存在するかにより評価されます。従来、炭酸ガスの濃度を計る装置は高価で取り扱いが難しいため、一般の人が使用することができませんでしたが、今回開発されたAQセンサーは低価格でメンテナンス不要のため空気性能に関心のある人が手軽に使用できます。


空気質チェッカーの概要


1.空気質チェッカーの背景

1)
空気質の程度による強制換気
空調エネルギーの省エネ要求
居住空間(一般住宅、オフィス)構造の高気密化
換気不足による空気環境の悪化
換気不足の表示が必要となる
2)空気質の法的規制
オフィスではビル管理法によりCO2(炭酸ガス)濃度1000ppm以下に規制されている。
3)住居における法的規制は無いものの実態は居住空間の高気密化により、オフィスよりも空気質が悪化している場合が多く見られる。

2.空気質チェッカーの現状

1)空気質の尺度としてはCO2濃度が通常用いられる。
2)CO2濃度計は、ビル管理法に対する計測や室内環境の研究などに用いられているが、一般の住居、オフィスに置いて使用するには適していなかった。
価格安価なもので13〜14万円前後であるが、表示が見にくい、外観等から見て常設して濃度数値を見る形ではない
使用定期的な校正が必要であり一般の人の使用には不向き
精度細かな精度は期待できない

3.開発した空気質チェッカーの優位点

 
価格ローコストで見やすい表示付き
使用メンテナンスフリー
精度高精度確保 20〜30万円レベルの機器の性能

4.二酸化炭素ガスセンサ方式比較表

赤外光方式半導体方式
原理特定波長の赤外光が二酸化炭素ガス分子に吸収されることを応用。加熱したSn02の表面への分子の吸着による電気抵抗値の変化を測定する。
対象ガス特定波長の赤外光は二酸化炭素ガス以外のガスでの吸収はなく、二酸化炭素ガスのみを対象とする。分子結合の弱いガスが元来の対象ガスである。Sn02表面への処理によりCO2を対象としたものがあるが、他のガスに対しても反応しやすい。
測定値二酸化炭素ガスの濃度絶対値を高精度(±30ppm程度)に測定する。原理的に吸着ガスの変化分の測定であり絶対値の測定はできない。そのため、定期的(数分、数十分ごと)な校正によりその時の値を推定して値を得ている。校正はマイコン処理により行われる。校正のために室内空間の容積、人数などの使用条件設定が必要であり、条件が変われば校正結果も変わる。換気実行時の測定値変化分も校正に組みこまれる。
安定性構成上の工夫により長期安定性可能。安定性を云々する以前の問題として絶対値測定ができないことがあるが、変化分の感度の安定性としては表面への異物付着や環境条件による感度の変動が見られる。
価格AQセンサにおいては濃度値アナログ出力、濃度値ディジタル表示つきと濃度値アナログ出力のみとがあるが、低価格の供給可能。マイコン処理による校正を含み50,000円程度。ただし濃度値はよめない。

5.換気センサーの利点と換気センサーのコスト評価

5.1.換気装置に換気センサーを組み合わせることによるいくつかの利点は従来から認識されています。
1)換気装置の操作簡略化と消費電力の節減
換気装置を連続運転で使用する場合、住宅、事務所での室内人数により換気能力の切り替えを行うことは目安なしでは困難な操作となります。換気センサーによる換気装置の自御運転は換気不足、過剰換気をなくします。
また換気装置の消費電力の節減にも有効です。
2)温度調節装置(エアコン)消費電力の節減
 換気量の適正化は温度調節された室内空気の持つエネルギーの無駄な排出を押さえます。
同様な目的では熱交換器がありますが、高額な初期コストの問題や必要なメンテナンスの問題があります。
3)計画換気制御の単純化
 繁雑な換気量測定による制御結果の確認が不要です。換気の結果としての空気質を常時連続測定することで換気制御の最終結果の確認がえられます。
室内の換気された結果を空気質として数値確認できることも利点です。
5.2.換気センサーの利点を活用させるための換気センサーのコスト評価
1)上記の換気センサーを用いる利点はあっても、換気センサーのコストが高額であれば実際に活用させることはできません。
2)換気センサーの使用により得られるコスト上の直接的な利点は、換気装置の運転コスト、温度調節装置の運転コストの削減です。
3)装置運転削減コストと換気センサーコストとのバランスからコストを見ます。この場合、装置運転削減コストと住宅購入者が支払う換気センサーの実勢コストのバランスとなります。その試算結果のひとつでは、換気センサーのコストを従来の1/5、または本格的に普及させるためには従来の1/10程度に低下させる必要があります。
4)以上の評価を基にして本HPの換気センサーコスト目標を設定しています。
開発結果は精度を向上させ、上記のコスト低減を実現しています。


*空気質チェッカー仕様(空気質表示付き、アナログ出力付きのフルスペック)

1.性能
1)空気質表示0〜3,000ppm (C02濃度)
2)20℃での精度ゼロポイント ±30ppm
フルスケール ±90ppm
3)測定方式赤外線光方式(NDIR方式)
2.機能
1)空気質の3段階表示
2)リレー出力
3)空気質の数値表示 0〜3,000ppm
4)空気質の電圧出力
3.電気的仕様
1)電源ACアダプタ使用
2)電源電圧AC100V±10%
3)消費電力5VA以下
4.外形 150×100×45 mm

*換気装置組込タイプ仕様(アナログ出力のみ、空気質表示なし)

換気装置への組込にはCO2濃度値のアナログ出力のみ、数値表示なしのタイプが低価格にて供給可能です。
1.入力DC12〜24V 6VA
2.出力DC0〜2,440mV (0〜2,000ppm)
3.寸法118(高さ)×60(幅)×47(厚)


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