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2002.7.4

 

共同生活における日本人の弱み

人生というのは、自分の思い通りにならないのが常だ。
インド雑貨商社に勤めるルームメイトのドミンゴは「スペインで洋服を買う必要はないよ」と日課の如く洋服やアクセサリーをくれる…。
ありったけの洋服をスーツケースに詰め込み過ぎ、成田空港で追加料金10万円支払った私にである(とほほ)。しかし友というのはありがたいもの。しかも破格の家賃で住まわせてくれる心優しい彼に少しでも恩返ししたいと私は考えた。それは光熱費をなるべく抑えるという策で、電気はこまめに消す、灯りの必要な作業は明るいうちになど、大ざっぱな性格の私にはかなりの努力が要求されたが、頑張ってこなしてきた。その代わりといっては何だが、きれい好きといわれる日本人(?)だから、シャワーと洗濯だけは譲れないと、日々、蛇口を最大限にヒネリ、溢れんばかりの水を使わせてもらっていた。

ある日、ドミンゴとひょんな事から光熱費の話になり、衝撃的事実を聞かされた。なんとこの2年間電気代を一度も払っていないというのだ。近所の電線に勝手につないで、電気を盗んでいると薄ら笑いを浮かべ告白されたのである。こんなことは、スペインでは日常茶飯事に行われているらしく、罪悪感なんてものはないという。また最近では、空き家に侵入し生活を始める、いわゆる家宅侵入の若者が急増したりと、つまりは人を傷つけなさえしなければ、犯罪に値しないと考える人が多いようなのだ。「じゃあ、もしかして水道代も?」と身を乗り出して聞いたところ、こちらは毎月銀行から引き落とされ、きちんと支払っていると言うではないか。だから彼は、週に1度しかシャワーを浴びなかったのね(それもどうかという感じだが)。私の地道な努力はいったい何だったのか。家賃の値上げを切り出されるのも時間の問題であろう。





バルセロナの典型的ピソ(マンション)
1階は常に入り浸っているbar。
ココに行けば、必ず友達がたむろしている。

 

バルセロナータが待ち望んだ季節、夏がやってきた。天気の良い週末は、車で15分ほどのビーチに出かけ、日光浴するのが友人達の間でもっぱらの習慣になっている。そして週末。ビール、ジュースをクーラーボックスに詰め込み、いざビーチへ出発。穏やかな海、白い砂浜、海岸に横たわり目を閉じると、うち寄せる波の音しか聞こえない静かなビーチ、マルベラ(美しい海)。そしておもむろに目を開けると、そこには全裸の男女が日干し魚のようにびっちり海岸に寝そべる。そう、ここはヌーディストビーチ。訪れる人は、みんな生まれたままの姿で海岸線を散歩し日光浴するのだ。「目のやり場がない」というのは、まさにこのシチュエーションなのだろう。横たわる私の目の前で仁王立ちし、2Lのペットボトルを飲むスペイン人。私と言えばもう、寝たふりをするしかないのである。しかし、人間というのは恐ろしいモノ。2時間もするとすっかり目が慣れ、じっと観察できるほどまでになり、逆に水着を着ている人の方が不自然な感じなのだ(怖い)。いつの日か私も全裸で海岸線を散歩するのだろうか。乞うご期待。

 


さすがにヌーディストビーチでの撮影は気が引けたので、かわりに先日参加した「ホモセクシュアルのデモ」写 真をお届けします。

 

今月はお休み

 

ブラジル人のお友達リナタの結婚式。彼女若干22歳であります。 リナタの姉妹。左から、ステファニ、ジャン、プリシア、旦那、ルピア。美人揃い。そして彼らの母は39歳。私と変わらないじゃん。

ホモセクシュアルの自由を求め、デモ行進に参加。フランコが亡くなった翌年から始まったこのデモは、今年で25周年を迎えた。

デモの終着点は市庁舎前。 みんな歌い、踊り楽しいときが過ぎる。
「日本ではゲイのデモは不可能」とスペイン人には言ってしまったが、日本でもいつか実現してほしい。自分の気持ちを隠すことなく生きる彼らは清々しい。そしてかっこいい殿方はすべてゲイ。とほほ
   


   
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maii to: zomenn@yahoo.co.jp


 


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