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2002.11.7
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全国ツアーも夢じゃない!
日本人カンタンテ誕生!?
日本人に生まれて良かったと思う瞬間が人生の中でどれくらいあるだろうか?海外に行けば真っ先に狙われるのは日本人だし、クジラを食べる民族だからと非難され、漢字ブームで鼻高々と思っていても元を正せば中国だし、モダンな日本食も手巻き寿司しか握れないおいらとしては、食事でおもてなしもできない。
だかしか〜し、そんな日本人留学生(自称親善大使)に白羽の矢が当たったのだ。それも日本語が話せるという理由だけで。
私の住むSant AndreuにはFabra i puigという場所があり、FabraとはFabrica、つまり昔ココに縫糸工場があったそうだ。しかし時代の流れと共に会社は縮小、移転。建物を市が買い取って公共図書館をオープンすることになり、その開館セレモニーにおいらが起用されたというわけだ。当初は、私を含む5人の外国人が各自の母国語で『基本的人権』をRapで歌うというものだった。それもスタジオで録音したモノを流すという。ところが練習スタジオに何度か通
ううち、Musicoの一人ミゲールとすっかり意気投合。調子好いておいらもカラオケを思い出し歌を歌ったところ、これがまた大好評。結局、Rapの基本的人権に加え、日本の歌『赤い花』を民衆の前で歌うことになったのである。
思い起こせば小生若干3歳の頃から、人目もはばからず道の真ん中で歌を歌っていたと母親が話していたが、やはり芸は身を助く。何事も続けていると思わぬ
ところでどうでもよい才能を発揮できるものなのである。
セレモニー当日、様々なイベントとエスペクタクロの中、ステージ上に突然見知らぬ
外国人が登場(それも他の外国人が捕まらず私だけ)。そして何語なのか分からない言葉をRapに乗せて叫ぶ。私が誘った日本人の友人と渡西中のTaco以外はまったくチンプンカンプンだったことだろう。
そして瞬く間にイベントは終了。ステージの袖で握手責めとは言わないが「歌が気に入った」「グループ名は?」「次のコンサートはいつ?」などと質問責めで、ちょっとしたスター気分を味わえた。うき。
結局は、民衆3000人の前で歌った自分が一番気持ちよかったのだと思うが、それ以上に共演したミュージシャンたちが「この勢いでCD発売、全国ヒラ(ツアー)だ、Vamos!」とノリノリなのである。歌を歌ってギャラまで貰える。こんな商売も悪くないなとほくそ笑んでみた一夜であった。
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図書館前の広場、仮設ステージで熱唱。
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イベント終了後、舞台の袖に駆けつけたアダムとその弟。今まで以上に感じがよいのは気のせいだろうか。
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遅い夏休みを利用し、友人のTaco、Domingoと私の3人でアンダルシア、セビージャを旅することになった。朝9時-サンタ・フスタ駅に到着。バルセロナでは「東京にいるみたい」といっていたTacoもSevillaに着くなり「外国に来たって感じがする」と感慨深げだったが、曇天のせいか私の印象は“静かで暗い地方都市”程度だった。
わざわざここまでやってきたのは、フラメンコの本場でヒターノの生活、そこから生まれる魂の踊りを堪能するためである(大げさ)が、それ以上に私が関心を持ったのはセビージャ人(?)気質である。
まずはマチスタ(男性優位主義者)が多いこと。たとえば、街で雰囲気の良いBarを見つけ入ろうとすると、体格の良い男性がカウンターを占拠し入口を一瞥。よそ者(特に女、子供)を寄せ付けない空気を充満させる。
また、街で知り合った50代の男性は、私が多少なりともスペイン語が話せるのに、直接質問せず、Domingoを介して話しかけてくる。さらに彼に質問しても、怪訝そうな顔をして答えてくれないありさま。その後、セビージャに長期滞在する日本人女性(Tacoの友人、ともちゃん)にその件を話したところ、女性が男性の会話に割り込むのも御法度なんだとか。ひえー。
あけっびろげで、誰にでも気軽に声をかけるのがアンダルシア人気質と聞いていたが、ヒターノはヒターノ、ゲイはゲイ、若者は若者同志とひとつの集合体が他と交わることなく、まとまっているのも不思議な光景だった。オープンな性格とは表面的で、深いところでは仲間意識が強いのである。日本も九州あたりではまだマチスタが生息していると聞くが、ここスペインも南部は同じなのだろう。あるいは単に田舎ということなのかもしれないが。旅行するには楽しいけれど、住むにはちょっときつそうなセビージャであった。
別添「Tacoのスペイン勝手に一人旅」ページ有り。ご興味があればどうぞ
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サンタ・クルス街の狭い路地
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今月はお休み
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Can Fabra
市立図書館(Can Fabra)のオープニングセレモニー。花火、巨大蟻など想像以上に大がかりなセレモニーであった。29/9/2002
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バンド練習風景
ベース、ギター、ドラム、サックスなど、私以外はプロのMusicos(ミュージシャン)。やっぱプロの演奏をバックに歌うのは最高さ!
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Can Fabra
ちょっと気になるムシコ。
名はMarc。えらく不思議な楽器を演奏している。
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Sevilla y Jerez
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Barrio de Santa Cruz
セビージャの街の中心「サンタ・クルス街」。入り組んだ路地がいっぱいでまるで迷路のよう。
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Jerez de la frontera
シェリー酒の産地ヘレス。初めて一人旅をした15年前、ここで飲んだシェリー酒は辛くてとてもきつかった。 |
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Real Alcazar
セビージャにあるアルカサル(王城)内の公園。アルカサルよりこの公園が気に入った。学生無料の特権を活かし入場。
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Real Alcazar |
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