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April / May / June / July / August / September / September2


夕日に染まる、春のうららの支笏湖

4月に入り青山釣師匠との忍耐の釣行が続く。海サクラを追って隔週の積丹・神恵内詣でだが、釣果の方は散々たるものだ。終いにはトドの群れが、悠々と目の前のポイントを食い荒らして行く始末。ある情報通はピンクのスリムジグで高速リトリーブが最適。かと思えばアワビ張りスプーンでスロー引きが有効。最初の一本がホント難しいんだよ。だとさ。ん〜?サクラマスは奥が深い(笑)

4月29日早朝。ブルーシートに包んだカヤックを引っぱりだし、エィヤ!のかけ声でキャリアに上げる。あら?こんなに重かったかしらと冬場の不摂生を悔いる。


キャンプ道具をトランクに押し込め、方々の残雪を眺めながら453号を南下する。目指すは本日オープンの支笏湖・モーラップキャンプ場。今回のテーマは、ひと冬コンテナに入れっぱなしの用具の点検。あとはビール片手にマッタリと夕日を眺める。ハハハァ!ようはナンにもしないで、脱力系キャンプを楽しむってこと(笑)

ゴールデンウィーク初日。渋滞とは無縁で昼前にはスンナリ到着。ファミリーに先を越されて、不覚の2番手で設営を始める。春のうららの支笏湖。風もなく穏やかな湖面に恵庭岳の姿が映る。頂きの残雪が澄んだ青空にくっきりと浮かぶ。裏山からはウグイスの初鳴きが聞こえてくる。肌に感じる春の訪れに、自然と頬が緩み力が抜けて行く。恵庭岳の正面に構えた椅子に深く腰掛け、早々にビールと決めこむ。プウァ〜、何事にも勝るこの世の幸せ(単純)

サイト奥では初心者のフライフィッシング講習会が開かれている。30数名がひたすら湖面にラインを放つ。どうせならフライも結べばと思うのだが、ルアーマンの発想だろうか。ビギナーズラックなんてこともある訳だし、遊び心がなきゃ楽しめないよね。リバーランズのブラピは美しかったなと思い浮かべる。踊るようなラインの動き、突如水面を割るビックトラウト。魚と対峙する真剣なまなざし。ブラピ若き日の秀作でしょう。春の陽光を受け、益々ビールが進む(笑)



穏やかに流れる時間。目の前にあるのは空と山と湖だけ。時計の針に追われることも、愛想笑いをする必要もない。湖面を走る風を眺め、形を変える雲に想像力をふくらませるだけ。余計なものが身体から抜け出し、鈍くなった五感が冴えてくる。まぶたを閉じるとアッ!というまに寝息をたててしまいそうだ(笑)

夜の寒さに備え流木を拾い集める。十分な量を確保して、まずは一安心。仕事ついでに補充品のチェック。案の定、ホワイトガソリンが残り僅かだったり、マグライトの電池が切れていたりする。出かける前にチェックしろよ!とツッコミたくなるが、いつもこんな感じだからしょうがない。若者グループがギターを弾き、ブルーハーツの青空を合唱する。身なりは今どきだがナカナカのセンスだ。ついつい一緒に唄ってしまう(笑)

陽が傾き始めると不思議に風が止んだ。樽前山の方から恵庭岳を目指してユックリと落ちてくる。空が少しずつ染まる様子をジーと眺める。雲が淡いむらさき色に染まり、湖面の光の帯がキラキラと輝く。よくある光景のようだが、なかなか出会えないのが現実。日常とは遠い世界での出来事。恥ずかしながらチョット感動した。

只今の気温8℃。さすがに冷え込んできた。6年目の七輪に炭を入れ夕げの仕度。取っ手も空気窓も壊れたが、今でも十分現役で活躍している。寒空の定番メニュー、クラムチャウダーを鍋一杯に作る。網の上に牛・豚・鳥・羊と次々に乗せ、完璧なミートイーターに徹する。寒さに負けるな!高カロリー熱量作戦のつもり(笑)

只今の気温5℃。ん〜、かなり寒い。乾燥した流木がパチパチと音をたて、風に吹かれて火の粉が舞い上がる。焚火台に流木を次々に放り込むもんだから、またしてもキャンプファイヤー状態。薄雲が空をおおい、星空が見られないのが残念だ。拾い集めた流木を使い果たしシェラフにもぐり込む。裏山から得体の知れない野鳥の鳴声が聞こえてくる。岸にもやった舟が波に揺られ、軋むような不思議な鳴声だ。今宵の夢はジョニー・デップ扮する海賊一味と、一戦交えることになりそうだ(笑)



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