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ビックスクーターの従兄弟には、やはり七難八苦が降りかかった。大雨洪水警報は見事に的中し、各地でびしょ濡れのツーリングになったらしい。北海道上陸4日目にして、ここ白金が初のテント泊になる。薄暮のなかで年季の入った
L.L.Bean のソロテントを設営して本日の行動すべて終了。ビールを飲みながら七輪のジンギスカンを囲むと、北海道の正しい夏のキャンプ姿となる。身内ネタで盛り上がり、大いに笑い飲み食べる。意外なことに甥っ子と義弟は今回が初めてのテント泊らしい。親子での記念すべき一夜が、使い古したドームテントと夏用シェラフ・銀マットというのも酷かな?。こっちは真新しいアメニティドームSと3シーズンシェラフ・エアマットだしなぁ。まぁ!ひとつ違いとはいえ弟という立場上、ヤッパしょうがないかぁ(笑)
明けて翌朝。今日も見事な快晴で、日に透けたシラカバが青空に映える。夜中に獣のうなり声で目が覚めたと義弟は言うが、そんな形跡は微塵もない爽やかな朝だ。初テント泊でよっぽど気分が昂揚していたんだろう。簡単な朝食を済ませて、それぞれ出発の準備を始める。従兄弟は富良野周辺をツーリング、甥っ子とちは十勝岳に寄って札幌へ。タチゴケしそうに出発するビックスクーターには、まだまだ七難八苦が訪れそうな予感。旅人を迎え送りだすホストキャンプもナカナカ楽しいものだ。
みんなを送りだしてからは、いつものようにマッタリ過ごす。今日は急な雨も気にせず、シェラフを干してのんびりしたものだ。撤収も吹き出す汗を拭いながらの暑さだが、すぐ横が白金温泉なので何の心配もない。ひなびた温泉ファンが選んだのは、美瑛町国民保養センター。華美なものは無用なので、料金も安く空いているのがありがたい。久しぶりの熱いお湯に、口をへの字にして湯舟に入る。先客のおじいさんは、熱そうな表情は一切見せない。ん〜、ひなびた温泉ファンと言うには、まだまだ修行が足りないなぁ(笑)
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