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April / May / June / July / August / September / September2


只今増水中、雪代あふれる後志利別川

たっぷりと夕日を浴びた支笏湖から戻り、脱力モードのまま2日間の仕事をこなす。世に言う9連休は全くたわごとだ。まぁ、そのあとは5連休だし!と言いたいところだがそうもいかない。土曜日に幼なじみが懲りずに2度目の結婚式。それも若い嫁を貰うもんだから、友人たちと悪態をつきつつ出席する。相手方の親族の前で、祝辞のコメントに気づかいながらスピーチするのも大変だ(笑)

5月3日早朝。赤井川経由、岩内回りで新せたな町・真駒内ダム公園を目指す。無料で利用できる施設としては、岩尾内湖の白樺キャンプ場と肩を並べ道内トップクラス。


赤井川村周辺は未だに道路脇にもタップリと雪が残っている状態。さすが常に最高積雪をマークするキロロだけのことはある。新緑の季節は当分おあずけのようだ。岩内町を過ぎ、穏やかな日本海の潮風が心地よい。正面に見えかくれする狩場山を眺めながら快調に進む。ナントものどかで、まぶたを開け続けているのは拷問だ。

渋滞とは無縁で10時過ぎには真駒内ダム公園に到着。ここから狩場山を望む景観はいつ見ても素敵だ。落ちついた雰囲気が漂い、自然と心穏やかな気持ちになる。山に残る雪は去年よりも明らかに多いように感じる。大雪と春先の低温の影響は、ここ道南も例外ではないようだ。オープンも確認せずにやって来たが、4張ほどが設営しているの見て一安心。早速、去年と同じサイトにパパッと設営。あ〜、青空の下で冷えたビールが飲めるシアワセ(笑)

のどかな春の陽光を受け、早くも脱力モード全開だ。クーラーボックスからつまみを探し出し、比例してビールが増えるのはしょうがない。真駒内川の瀬音とウグイスの鳴声を聞きながらうたた寝をする。ナントも贅沢なひととき。重い腰をあげ、一抱えの流木を拾い集める。これで今夜の寒さもしのげるだろう。



夕方を前に利別川の下見に向かう。下流から順に真栄橋・豊田橋と河川敷の取付に下りるが、地面がぬかるみ川の近くまで入って行けない。川岸はさらに泥だらけで、どうもパッとしない状況だ。次の利別大橋。ここも川までは遠いが右岸下流にちょっとした河原があり、カヌーをあげるには十分な状況だ。次の今金橋。ん〜、ここも川まで遠いなぁ。橋下右岸から無理矢理ぎみながら出艇は可能だ。それよりも鼻をつく屎尿臭が気になる。橋のすぐ上流が雪捨場だったらしく、泥まみれの雪が堆積している。ん〜、今一つ気が乗らないなぁ。治水対策として河川敷を広く取っているのだろうが、川から人を遠ざけているように感じるのは穿った見方だろうか。正直、この川はイジリ過ぎだ。清流日本一というにはおこがましい。取りあえず今金のスーパーで食材を買い揃えてテントに戻る。まぁ、川下りのことは明日考えよう。

キャンプ場に帰ると賑やかな光景に変ぼう。ファミリーにソロ、キャンピングカーとバラエティ豊かだ。今金のスーパーで仕入れたエビとイカを七輪に乗せ、腰をすえて飲む態勢を整える。いぶった煙りがあちらこちらで立ち上る。ここの薪は今一つ火付きが悪いようだ。もちろん、わが家ののろしも隣村まで届きそうだ。具沢山シチューで身体を暖めながら満天の星空を見上げる。天の川が天空を見事に流れている。今年こそ新しい星座を覚えるぞ!と酔った頭で力むが、いったい何時のことになるやら(笑)

明けて翌朝、今日もあっぱれの快晴。夜半からの冷え込みに弱音をはき、テントの中でリゾットを作り暖かくなるのを待つ。小さめのテントに変えようかと思うが、こういうことが難なく出来てしまうので悩みどころだ。日もあがり真駒内川を下流に向かい散歩に出る。利別川を下見したせいもあるが、この川の自然な流れが輝いて見える。ゆったりと蛇行しながら瀬と淵が交互に現われる。沢山の野鳥が飛び交う中を、道草しながらのんびりと歩く。振り返って見る狩場山の姿が美しい。牧場脇を上がり国道に出ると、道ばたのツクシがアスファルトを突いて伸びている。力強い春の訪れだ。



支笏湖の余韻を引きずり脱力系キャンプの時を過ごす。エアーマットを芝生の上に置いて昼寝を決め込む。穏やかな陽光を受けてアッというまに夢の中へ。川下りの気分は盛り上がらず、海岸線に立ち並ぶ風車を眺めながら町に出る。のどかな漁村の風景は一変した。地元の人たちはどんな思いで、この光景を見ているのだろう。一抹の寂しさを覚えるのは他所者の感傷か。

三本杉の土産物屋で1枚200円の生ホタテを奮発する。Aコープでワサビとビールを定価で購入する。田舎生活は金がかかる。早々にサイトに戻りホタテをさばく。ワサビ醤油で丸ごとかぶりつく。ん〜、旨い!キュッと締まる歯ごたえたまらない。その後、定価で買ったビールが次々と消費されたのは言うまでもない(笑)


今夜も盛大にのろしを上げ、暖を取りながらの夕食。満天の星空は高曇りの空に覆われ、残念ながら見ることができない。七輪の上の合鴨にハーブソルトを振り、今金で買ったカイワレを包んで食べる。辛味が強くてかなり旨い。札幌ではナカナカ味わえない代物だ。現地で調達する食材は、意外な発見があって楽しみが増える。ただし、ビールだけは別だけどね(笑)

明けて翌朝、テントを叩く雨音で目覚める。ツグミの大群が地面を飛び跳ねながら餌をついばむ。それにしても微妙な天気だ。小康状態なのか?荒れ始めるのか。あちらこちらのサイトで始まった撤収作業に意を決し、北ひやま温泉のオープンに合わせて撤収開始。予定通り10時過ぎに到着するも、日帰り入浴はナント11時オープン。こんな洒落た温泉はとっとと後にして、今金のねとい温泉に向かう。畑の真ん中にポツンと建つ一軒宿の温泉。小振りな湯舟だが子連れの親子だけなので用は足りる。力一杯手足を伸ばすと、日焼けのあとがピリピリしみる。いや〜ぁ、タップリ遊んだなと思うが・・、ハハハァ!何にもしてないや。今年はこんな調子が多そうだ(笑)


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