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一輪車の基本知識を身につけよう!


 
一輪車の魅力

一輪車の原理

一輪車の安全性

服装と防具

練習の場所

 

一輪車の魅力

まず、なんと言ってもその愉快さです。一輪車に乗ると、今まで考えてもみなかった新しい自由の喜びが味わえます。それはユニークな不思議さでしょう。たった一つだけの車輪の上でバランスがとれ、しかも走れ、前後進はもちろん、一ヵ所に静止することも、スピンして回転することも可能になり、その他、数多くの技術が楽しめる魅力は決して他では味わうことのできない貴重なものなのです。
 一輪車は年齢・性別に関わらず、またどんな技術レベルの人にとっても最適なスポーツです。一輪車の走行パターンや技術の組み合わせの創作には、美的感覚が伴う良さがありますので、ダンスやフィギュアスケートと同じように、限りなく創造性が発揮できます。
 また、練習が進めば進むほど、まだまだ上の技術が待ち構えていて、そのたびに新鮮な刺激を味わうことでしょう。一輪車の技術は非常に多種多様なので、決して飽きることはありません。
 さらに一輪車は、健康に非常に有益です。足の筋肉を活発に運動させますので、酸素の消費量が多く、健康増進や体力づくりに最適です。加えて、反射神経や平衝感覚を養い、スタミナ増強や肥満対策・老化防止など、若いバイタリティを保つのに効果があります。

 

一輪車の原理

一輪車は、サドルとフォークと車輪の3つの主要な部分から構成されています。ハブと車軸は連結していて、自転車のようにフリーホイール(ペダルを止めても回転を続ける)はしません。つまり一輪車は、車軸とハブとクランクが一体となって回転しますので、ペダル1回転に対して車輪も1回転するわけです。ペダルを前に踏めば前進し、後ろに踏めば後進します。
 一輪車上でバランスを保つ基本的原理は、足で車輪を直接操作することにあります。バランスを保つためには、重心がタイヤと地面の接触点上になくてはなりません。もし前のめりになった場合は、重心が接触点より前にあるということですので、ペダルの回転を加速して、車輪をサドルに追いつかせるようにします。また、重心が接触点の後ろにきた場合は、逆にペダルの回転速度を落して、サドルと車体を車軸に追いつかせます。言いかえれば、乗り手は自分の体を、サドルが車軸とほぼ直線をなして走るよう、努力しなければならないのです。

 

一輪車の安全性

 一輪車は車輪が一つしかないことから、非常にバランスの悪い危険な乗り物と思われがちですが、全くその反対で、とても安全性の高い乗り物です。
 一輪車はペダルを踏まなければ車輪は回らず、前に踏めば前進、後ろに踏めば後進し、たとえバランスを崩すことがあっても、車輪は前後に逃げて、足から着地することができます。
 また、一輪車の車輪は、ローラースケートやスケートボードのように、から回りすることはありませんので、両足をすくわれて、後頭部を打つような心配もありません

 

服装と防具

動きやすい軽快な服装が、一輪車には最適です。靴はかかとのない普通のジョギングシューズで、滑りにくい靴底のものをおすすめします。はだしで練習するのはやめましょう。
 また人によっては、くるぶしのあたりをクランクにぶつけてしまうこともありますが、これは、くるぶしの向きを少し外側にそらしたり、あるいは防具で足首を守ることでケガを防ぎます。
 次章から説明する段階的な練習を積み重ねていけば、転倒は少なく、防具をつける必要はありません。但し、レースやケガしやすい技を練習するときは、ひざあてと手袋をつけるようにしましょう。

 

練習の場所

一輪車の練習場所は、凸凹のない平らなところを選びましょう。コンクリート、アスファルト、体育館、堅い土などが練習場所として最適です。小石のあるところや凸凹のある路面、やわらかい土の上では練習の成果は上がりません。そして横に手すりのようなものがある場所を探すようにしましょう。
 石垣やフェンスを手すり代わりにしてもかまいませんが、できればベランダのフェンスや学校の鉄棒のようにしっかりつかめるところがよく、それが胸の高さであれば最適です。

 


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2000/10


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