2002年5月13日、SさんとNHK職員との電話でのやりとり

2002年4月28日放映のNHKスペシャル「奇跡の詩人」に視聴者から寄せられた疑問について、NHKは5月11日放映の「スタジオパーク」のなかで、釈明をおこなった。

*参照 NHKスペシャル『奇跡の詩人』映像サイト

以下は、その釈明放送を見た後、NHKとの受信料契約を解除しようとした一視聴者Sさんと、NHK職員との、電話でのやりとりの記録である。 この記録は、2003年3月4日、3月15日の2回に分けて、「2ちゃんねる」の「NHK@2ch掲示板」の「{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 17 }}}」、「{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 18 }}}」に投稿された。

{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 17 }}}
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1045828576/
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935 :S :03/03/04 19:54 ID:s4vJvlRP
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937 :S :03/03/04 19:59 ID:s4vJvlRP
940 :S :03/03/04 20:37 ID:s4vJvlRP
974 :S :03/03/05 19:42 ID:b5sl9iR3
975 :S :03/03/05 19:43 ID:b5sl9iR3
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977 :S :03/03/05 19:43 ID:b5sl9iR3
978 :S :03/03/05 19:44 ID:b5sl9iR3
979 :S :03/03/05 19:44 ID:b5sl9iR3

{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 18 }}}
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1046867402/
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971 :S :03/03/15 23:16 ID:yxRH8Zyk


2002年5月13日(釈明放送直後)14時42分から38分間のやりとり

釈明と称する放送でさえも、とんでもなく幼稚な理屈で「事実だ」「奇跡だ」と断定し言い切ってしまったNHK。

日本のマスコミ50年の歴史は、真っ黒な泥でNHK職員により醜く汚されてしまった。

その世界のマスコミ史上に残る最大の恥ずかしい放送内容直後の初期の私と東京NHKとの電話での新鮮なやりとり。

どうやら文字盤をブロックに分けてという理屈は母親からだった。


「リーン リーン」

「はい」

「○○○○さんでいらっしゃいますか。えー私、NHKの者なんですが、番組のことで問い合わせのお電話をいただいていたと思うんです」

「問い合わせと言うか受信料契約を解約したいんです」

「ふむふむ、ふむふむ、それで(私)一応その番組の担当の者なんでございますけど、あちらの
中で(NHK大阪の営業所担当者)うかがった中では、手の動きがあまりにも早くて信じられない
という・・」

「速いからじゃなくて、速かろうが遅かろうが極端に言いますと実際NHKさんでも例えばALS
の患者さん等がだんだん筋肉が動かなくなって目の筋肉さえも動かなくなって呼吸の筋肉も動
かなくなって人工呼吸しもって、そういう中で1文字1文字コンピュータ使って絞り出すように会話
しているドキュメント流されていると思うんですけども。
そういうことは理解できるんですけれども、あの方達でも1文字打つのに10秒、20秒、1分かか
っているかもしれないですよね。
なんでああいうルナ君、特に手足の非常に不自由な子が1秒間に何文字も打てるのか。その証
明のためにああいう釈明の仕方というのは絶対におかしいですし、お母さんが第一、文字盤をで
すね、動かしもってルナ君の指をそこに導いて押さえつけているわけですよね。
まして、ルナ君の力が弱いんであればお母さんは(動きを)微妙に感じる(感じようとする)為に、
あんな短い時間で判断できるわけ無いですし、それおかしいと思いませんか」

「あの文字盤について少し、じゃー説明させていただいてよろしいでしょうか」

「ええ」

「あのー 最初にこの前の土曜スタジオの番組の中で少しご紹介さして頂いたんですけど最
初の6才の頃の文字盤を差し始めの頃の映像ご覧いただきました?」

「はい」

「最初はああいうような形で手をルナ君が文字盤にポンと落としながら何とか指すという状態
だったんですね。ああいう状態から初めて6年間親子で訓練しているわけですけれども。お母さ
んだけでなく、お父さんだとか、ボランティアの方でもスピードは遅くなってしまうんですけども指
すような形には出来るんです。それと一番の問題はあまりに早いという、文字盤が動いているのに
なぜかということなんですけど、お母さんに聞いたら文字盤をまず六つぐらいの領域に区切っ
ているらしいんですね。で、ルナ君が六つの内のどの部分かを大まかに指の動かし方で知らせ
て、その後それぞれちょっとだけ指を動かしてどれなのかと指し示しているんだと言うことなんで
す。 途中略 そういう意味、両方動いてもルナ君に取ってみたら十分にさせると言うん
でしょうか」

「なんで! 指せるわけ無いじゃないですか。お母さんの意思と子供の意思が合致しないとク
ロスしないでしょう。と言うことは、子供が喋る前にお母さんが自分の心の中で作り出していると
いう一番の証明じゃないんですか」

「後、そういう意味ではですね、もう一つですね、私どもも、その部分が一番やはり、最初取材
の過程でですね、どう見てもこれは、私達もですね、あれはお母さんが動かしてんじゃないのと、
その疑いも本当に無いのかという部分」

「もちろんね、先ほども言いましたけれども、ALS等で身体が動かなくなって目線なり、最後は
一生懸命、何と言うのかなー、言葉を絞り出している人もいるわけでしょう」

「そうですね。で、そのスピードについて言えば最初はたどたどしかったのが」

「それはー、あのお母さんが、お母さん自身が訓練されて速くなっているんじゃないですか」

「で、その疑念がありましたんでね、私どもも、それに変わる確認の方法が無いだろうかという
ことで取材して行きまして、であのー、お母さんがですね、知り得ない、ルナ君しか知っていなく
てお母さんが知り得ない話をですね、よどみなくルナ君が文字盤を使って話すことが出来ればで
すね、これはお母さんがやっていない証明になるんではないかと、それがあるかどうか見ようと
何回かお母さんがいらっしゃらない時にルナ君と話をしてですね、でその後お母さんが帰ってき
てからですね、すぐに続きの話をしてみたんです。それについて会話が続けられたことが何回か
あったんです。それがあったんで確信してお母さんの意志じゃないと確信を得てそれで放送に出
して行ったんです」

「で、もちろん、そういう時の映像をですね、番組の中でご紹介出来るような形だと良かったん
ですけど時間等の関係でシーンをご紹介していなかったので誤解を招くような形になってしまっ
てその部分こちらの方として反省しているんです」

「それはこの間の釈明の中にあったことと同じことなんですけども?」

「あのスローモーション見る限りですね、はい、いいえ、の所でですね、「この言葉でいいの」と お母さんが聞いて、はい、いいえでですね子供に判断させる時にですね、お母さんがわざわざ 文字盤を上に持って行って押さえつけていますよね、子供の指を。あれはルナ君の意志じゃなく てお母さんが自分で文字盤を上に上げてやっているわけじゃないですか。それはどうなんです か」

「その部分ではですねルナ君が基本的に指をやはり腕を大きくは動かすことが出来ない・・」

「それと、すいません。スローモーションでもう一カ所ですね、ルナ君の指をお母さんが上に持
って行く時ルナ君が握っていた指を、グーの手を力を緩めてパーにするという何気ない動作と言
うのがあるんですけども。通常我々でもグーからパーに開く時何気なくあると思うんですけども。
ルナ君の指をお母さんが動かしている時に特に、スローモーションで握っているルナ君の指が
何気なく力を緩めて指を開ける瞬間と言うのがあるんですよね。そのときは、明らかにルナ君は
指先で文字を指し示そうとする意志の無い現れなんですよ。その映像が明らかに映っていると
言うことは、ルナ君が自分の意志で文字を示そうとするんであれば、何気なくグーからパーに指
を開く動作の中でお母さんが文字を示すと言うのはあり得ない話ですよね。理解しにくいかもし
れないですけども」

「映像の中でグーだった指が・・?」

「パーに開いて行くんですよね。開いて行く中でお母さんが強制的に文字をポンポンポンポン
示しているわけですよね。もしルナ君が自分の意志でもって示すんであればグーならグー。パー
ならパーの状態を保たなければいけないのに、いわゆるグーからただ単に、すーと指を開く何気
ない動作。その数秒間の中でお母さんが指を文字板に押し当てていると言うのはね、とても納
得出来ないんですよ。NHKさん少なくともマスコミで一番信頼おけるべきNHKさんがですね、さ
も当然なことのようにああいう証明のされ方をされると言うのは信じられないんです。明らかに、
(インチキと)見て分かりますもん」

「なかなかその部分については、専門家、アメリカ、オーストラリアでも、ああいう文字盤を使っ
たコミュニケーションが本当にされているのかどうかと言うのは裁判にもなっておりましてです
ね、でー、事前にこちらで調べてみたんですけれども。それで科学的にあのー、本当に示してい
るのかどうか、検証が出来るのかという部分も議論があるんですが、それによると、確かに、指
している場合もありますし、本人でなくお母さんの意志が入ってしまっていることが推察されるケ
ースもあるという裁判なんです。そのことはこちらでも分かっておりましたんで、そういう意味、科
学的検証が出来ないので先ほどの、お母さんが知り得ないことを話すことが出来たかどうか。そ
の部分で私どもですね、検証して行ったんですよ。その上で・・」

「まあ、それはね、スタッフさんの人間としての優しさと言うんですか、身障者に対してきつく追
求出来ないという現れと思うんですけど、それが逆に真実を隠すことになっているんじゃないで すか」

「その部分は、きちんと私どもですね情報を伝えるという仕事の基本としてですね、間違った情 報を伝えてはいけないと言うのは大前提としてありますのでその部分については慎重に確信が 持てるまで何度もかよって複数の人間で確認してその上での・・・」

「本当にあなたはそれを信じているんですか」

「ええ、きちんとそういう形で検証した上で放送しています」

「その、まあ正直言って私もなかなか最初信じられなかったんですけども。なかなか健常者で はですね、一般的に考えられない能力を発揮される障害者という方も・・・」

「それはね。サバン症候群とか、ああいう音楽にしても一度聞いたことをですね覚えてピアノで
再現したりだとか、一度見た風景をですね、時間たって細密に再現したりするという特殊な能力
という方を知っていますし。どこの放送だったか元々人間と言うのはそういう能力が元々あって、
大きくなるに従って(成長につれて)消えて行くんだと、だから、逆に傷害のある方は消えて行く
べきそういう能力が、傷害の為に残ってしまっているからそういう能力が一見出たように見えると
いう解釈もあるんですよ」

「はあ、はあ、はあ、はあ 症候群と言うのは・・ 」

「サバン症候群と言うのはね・・。 傷害があるから小さい頃の超能力的な能力が消えずに残
ってしまうから、そういう一般の人が驚くだけであって、本来、人間は小さいときにそういう能力を
持っていると。そういう解釈もあるんですよ。だから、能力が後から付け加わったんでなくて、能
力が残ってしまったという解釈ですね。それを特殊な能力と思ってしまうこともあるんでしょうけ
ど、今回のルナ君もですね、1文字1文字絞り出すように作っていく場面、ALS患者さんの映像
でも見たのですけどああいう形でのほんとに心の底から信じられるような映像って作り得るはず
なんです。それをなぜ第三者のお母さんが文字盤を介入して、まして、文字盤を動かしもってす
るのか? もちろんルナ君自身もゆっくりなら自分でも指し示せるでしょうけども、そのことと、お
母さんがあんなに速いテンポで言葉を喋りもって、文字盤も動かしもって出てくる言葉と区別しな
いとだめだと思うんですよ。本当のルナ君の言葉と、お母さんの作り出した言葉が一緒になって
いると思うんですよね。特にお母さんにしてみれば我が子であるから身障であることを打ち消し
たい気持ちと言うのがあるわけでしょうから、たとえ自分の作り出した言葉であろうが「心と心が
通じているんだから私の子供の生み出した言葉だ」と信じ込んでしまうと、心理学的に事実と同
じことになってしまうんですよね。そういう一種の特殊な精神状態にあられるんじゃないかなと思
うんですよね」

「そういう事例があることも、分かっております」

「それをですね、そういう心理状態の方を責めると言うのも酷なことなんですけども、そういうこ
ともふまえてほんとのマスコミなりNHKさんであれば本当の事実を伝えないと絶対おかしなこと
になると思うんです」

「そういう意味、ほんとにいまのああいう状態になるまでの、細かいステップと言うのでしょう
か、その辺の部分と言うのがきちんと伝えてられなかったですね。そう言うのがまずかったと思
いますし。そういうこともありますので親子としては機械でですね、ALSの方がやってらっしゃる
お母さんの手を借りないで、子供さんも独り立ちしていかなければいけないので機械を使ったコ
ミュニケーションの機械も探しているんです。なかなかその子にあった、残された能力にあわせ
た機械を作って行かなければいけないらしくなかなかすぐにと言うのでないらしいんです。今、そ
ういう物も探しておりますのでそれがうまく作動する様になったところでですね引き続いて番組の
取材もですね継続して行きたいとと思っておりますのでその部分を見て頂ければと思うのです
が」

「ただ、あの映像だけは絶対に納得できないですよ。あれで釈明されたつもりになっているNH
Kさんもはっきり言って信じられないですね。取材する立場とすれば、そのテーマに一端入り込
んで企画としてはおもしろいということになるんでしょうけど、いったん入り込んで映像もたまっち
ゃったとなると、どうしてもそれを否定したくなくなる気持ちもあると思うんです。そういうところも
あるんじゃないかと思うんです。申し訳ないですけどそれも思っちゃうんですよ」

「もちろんそれはですね、あのー、ほんとに放送直前の物でも、そういう事前が分かればです
ね、事実に反することになってしまいますので放送はもうしないなりと言う形で対応しております
ので、今後ますます、取材については慎重に行っていきたいと思いますので又、見て頂ければと
思いますが」

「でも、あれですよ。おかあさんがですね、ルナ君の手をですね鷲づかみにして文字盤に叩き
つけて行く様な、ああいう映像って証明にならないですよ絶対。証明するもしないも視聴者を洗
脳するような、誘導するようなすごい怖いことだと思うんです。特に、オウム真理教のような、例
えが悪く申し訳ないんですけど、事件が起こった後でも子供連れで修行に行くような方もおられ
るのは事実なんですけども、だからですね、そういう人達を変な方向に持って行くことになってし
まうんでは無いかと」

「そうですね」

「すぐに先導されてしまう様な人が、真の科学というのを基盤に持たないオカルト的なそういう
方を、ああいう世界もあるんだと、NHKさんがそんなことを先頭に立って、明らかにおかしな釈
明映像で済ますというのは絶対にこれおかしいですよ」

「あのー、宗教との関係を週刊誌が書かれているんですけど、それについて私もですね、私達
もですね宗教との関係性という物を調べてみたんです。・・・・

「ラジニーシというのは宗教家なんですか」

「えーと そうですね。その人との結びつきがこの家族はあるんではないかと一部の週刊誌の
方で批判をされているものがあったんですけれども、そのつながりを示す根拠としては、言葉づ
かいがですね、彼の書いている本の中の言葉づかいと、宗教家が書いた本の訳本の言葉づか
いとですね非常に似ていると指摘があった物ですから、もう一度、ラジニーシに詳しい、宗教を
大学で研究されている、特にラジニーシについてアメリカで博士論文を書かれた先生に確かめ
てみたんです。でその、「「わ」という言葉づかいですとか「手放す」という言葉の使い方が似てる
という指摘があるんですけれども、これは強い結びつきを示している言葉なんでしょうか」と。そ
れについてはですね「「わ」というのは非常に一般的な言葉使いとして、聖徳太子の「和を持って
尊し」から始まって仏教界でも、キリスト教の中でもですね、神道でも、済みませんキリストでは
なくて仏教界、神道界では非常に一般的な言葉ですよ」と、「それをもってラジニーシとの強いつ
ながりを言うのはこれはかなり新興宗教のマスコミに見られるネガティブキャンペーン傾向があ
るんではないでしょうか」と、もう一つ「手放すと言う言葉についても、たしかに英語でレッツゴー
と言う言い方をラジニーシはしているんですけれども、この言い方は1960年70年のアメリカを
中心とした新宗教人間性回復ムーブメントと言うんでしょうか。それがそのアメリカであったとき
に良くその中で使われていた言葉で、特段ラジニーシだけが使っていた言葉では無いだろう。た
だ手放すというレッツゴーの意味の中で使われる手放すという言葉はたしかに日本語として今
の訳語としてそれほど多く見られないので、本等を読んでいる可能性はある」と、ただラジニー
シという方の本というのは国内でかなり発売されておりまして、なおかつラジニーシの活動とい
うのが信者にならないと伝えられないと言う物でなく、書籍を通じてかなり広く伝えられておりま
して、個人名はあげられませんけれど、音楽家の方ですとかミュージシャンの中にもですね、ラ
ジニーシの著作をよく読んでる方がいらっしゃって、または反社会的な宗教活動をしているのか
というとそういう方でない方が非常に多いこともあってですね、その言葉づかいから何かオーム
と関連づけて反社会的なですね・・・あのー」

「いや私は、反社会的とか言ってるのじゃなくてオームがああいうことをしたにも関わらず子供
連れで修行に行くような人も実際いるわけですから。そういう心理状態の人ですね。だからそう
いう予備軍みたいな人を、今回の放送を見ることによって、とんでもない世界に引きずり込むき
っかけになってしまうと思うんです。はっきり言って事実でないと、私はあの映像を見る限り思っ
ているのでね。母親の言葉だと思うんです。もちろん、ゆっくりならルナ君自身出来るでしょうか
ら、それは彼の言葉でしょうけども」

「あの、ご心配の部分というのは良く分かります」

「だから、母親の言葉をさもルナ君の言葉みたいに、スローモーションで映して「どうです。指が
そこに行ってるでしょう」という説明していましたが、あれは母親がそこにもっていって叩きつけて
いるんですよ。ルナ君の指を明らかに。あんな事をNHKさんが理由にすると言うのがとても怖い
です。作っている人は「一生懸命作ったし」というともあるんでしょうけど、明らかに何歩か離れて
見ると絶対におかしいですよ」

「そうですね。取材者として、その一線があると思うんですよね」

「だからはっきり言って、もし、あれが正しいと本当に今後主張されていくんであれば日本人、
僕と同じような事を考えている人がたくさんいると思うんです。絶対NHKから離れていくと思いま すよ」

「はい、その部分についてはですね今後ますます検証して番組を作って行きたいと思いますの で・・・」

「そりゃ、作って行かれれば良いんでしょうけど。今回の件でとても信頼を無くしたので解約を
したいんです」

「その分については私の方で何も言うことは出来ませんので、そういう形になられても仕方な
いと思うんですけれど、又今後ともがんばって参りますので・・・」

「職員の方なんでしょうけれど、だからこそ言いづらいこともあるんでしょうけど、本当に取材以
外の職員にも、おかしいと思っている人もいるだろうし、同じような障害(ルナ君)を持っている方
もたくさん(視聴者に)いるわけです。特に、目も見えず、耳も聞こえず東大の助教授になられた
方がおられて(福島 智氏)その方は、通訳の方が手の平に指先を細かく打ち付けながら会話
をされている様子がNHKでも放送されているわけですけれど、ああいう一目瞭然の事ですと信
じられないと誰も言わないし、自分自身で通訳の方と指で会話しているわけですからね。でもル
ナ君の場合は明らかにお母さんの意思がかなりの部分反映していますよと言うことなんですよ」

「その部分、映像だけでその説明が足りなかったというのはですね、ご指摘の通りでですね。
その部分本当に反省していかないとならないと思っております・・・(長い沈黙)・・・・・・・・・・・」

「まあ あのー これ以上言うことは無いんですけれど、もしNHKさんがこのまま「あれは事
実だ」と言うスタンスを崩されないのであれば、絶対おかしな事になるし、事実であるなら、ああ
いう証明の仕方じゃなくて、特に科学番組で非常に深くつっこんだ番組も作られているわけです
から、専門の方もたくさんおられるわけでしょうしね。そういう方々は特に納得されてない方がた
くさんいると思うんですけども、そういう方とチームを組んで、障害ある方を追求するんで無くっ
て、事実を事実として調べるというスタンスの番組も成り立つと思うんですよね。私が言うことで
ないでしょうけど。なんでああいうことがまかり通ることになったのかみたいな、社会的な側面と、
科学的な側面を交えて人間の心理というんですか、おかしいと思いながらも、あんな事をしてし
まったと言う。そこまで考えないといけないのかなと思ってしまうし。もっと言うと、あの子供がも
し不幸にも亡くなったとしたらこの事実というのは永遠に分からない訳ですよね。そうすると、う
やむやになってしまうわけですね。そういう心配までしてしまうんです」

「そういう意味で、今後とも、この障害者に限らず、今回の脳障害に限らず、障害者のことにつ
いてはですね、継続して取材して参りますし、その能力についてですね、きちんとした科学的に
検証するような形でもですね、そういう違う番組の形もたしかにあり得ますんで今後ともそれに
ついて・・・・」

「それは是非やって頂きたいし、あのー、例え身障者でもすごい能力、ヘレンケラーにしても実
在の方、亡くなられた方もおられますけれども芸術面でも子供ですごい絵を描いて発表して亡く
なった子供だとか、だから身障者だから否定すると言うスタンスでないんです」

「そうですね」

「あれは明らかにおかしいですよ」

「少し引いて見て行く、きちんとした番組と言うことですね」

「そうですね」

「はい、それについても今後とも取材を続けて参りますので」

「それは是非続けてください。それだけはお願いします。で、それは良いんですけれど私の意
思といたしまして、契約を一端解除したい気持ちがあります。その担当の方をお願いしたいんで
すけれども」

「はい、それでは大変恐縮なんでございますが、先ほど、大阪の営業の方にかけて頂いたと思
うんですけれど」

「そこでもう一度喋れば良いですか」

「はい、担当者が説明して、「聞いたんだけども」とお話をして頂ければ良いかと思いますが」

「もしかしたら真実かも知れません。これはね。はっきり申しまして。だからもっとやり方がある
のではないかと。「つっこんで取材出来ない」と言うコメントがあって、人道的にみたいなことで逃
げられているのでは無いかというみたいな、そこが引っかかってしまうんです。だから、人間の良
心が隠れ蓑になって、もし嘘だとすると、どんどんそれがまかり通るとなると、すごく怖いですか
ら。何度も言いますが。そこを言っているんです私。だから、もっとつっこんだ取材してほしいな
と。そういうことです」

「はい、本当にそれはきちっとですね、その辺の分析も含めてですね、今後の取材を続けてい
く尚、約束させて頂きますので」

「お願いしますよ」

「はい、又何かありましたらよろしくお願い致します」

「分かりました」

「失礼致します」

ガチャ


以上
5月13日 14時42分から 38分間の釈明放送後のNHKへの問い合わせによる電話での
やりとりでした。

最初の頃の新鮮なやりとりでした。


2002年10月9日、SさんとNHK職員の電話でのやりとり
2002年6月14日〜6月20日のSさんとNHKとのやりとり

SさんとNHK職員とのNHKスペシャル「奇跡の詩人」についての対話(2003/10/16)

Sさんレポート「東京のドーマン法の本部へのFCに関する問い合わせ電話」(2003/11/11)


SさんからNHKへの、「奇跡の詩人」放送に関する意見書・質問書


NHKスペシャル「奇跡の詩人」関連リンク集

NHKスペシャル「奇跡の詩人」〜日木流奈くんについて〜

小林泰三の不確定領域「駄文24 NHKスペシャル」


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