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2002年10月30日、NHKスペシャル「奇跡の詩人」についての回答

「奇跡の詩人」情報交換用掲示板のbaianさんの投稿より
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1509&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1510&range=1

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平成14年10月28日

 ○○ ○○様

NHKスペシャル番組部長
天城 靭彦

 会長宛の質問状確かに受け取りました。会長の指示により私より回答させて いただきます。

 私どもの番組は、脳に障害のある少年が発する豊かなメッセージを伝えよう としたものであり、ドーマン法やFCについて推奨したりまたは批判しようと 意図したものではありません。ドーマン法やFCについては様々な捉え方があ ることは、取材過程において承知しておりましたので、当初から番組の中でそ れらの賛否を論ずるつもりはありませんでした。その姿勢は終始貫いておりま す。脳に障害のあるひとりの少年の姿を描く上で、リハビリの様子や文字盤で 意思を表現していることに触れることは必要だったため、その様子を紹介した ものです。

 FCに関しては賛否両論さまざまな見解があり、その妥当性は一般論ではな く個別に論じられるべきものと考えています。日木流奈君の場合を踏まえつつ、 以下に私どもの基本的な見解を申し上げます。

 まず、流奈君の文字盤の使用法についてご説明申し上げます。(別紙の文字盤 の文字配列図をご参照ください。)
 流奈君の使用している文字盤は、50音が並び、その下に「はい」「いいえ」 や「私」「パパ」「ママ」などが配置されています。流奈君親子は、この文字盤 をいくつかのブロックに分けて使っています。そしてひとつの文字を指すのに 二つのステップを踏んでいるということです。
 流奈君はある文字を指したいときに、まず右下とか左上とか、その文字がある ブロックの方向に手の力を入れます。すると補助している母親は流奈君が指した いブロックが分かり、「文字盤を動かし」てそのブロックを流奈君の指に近づけ ます。次に流奈君は同様の方法でブロックの中にある文字を選択します。
 例えば「す」を指す場合を想定してみましょう。「す」は右上のブロックにあ りますから、流奈君は右上の方向に手の力を入れます。すると流奈君が手を動か したい方向が分かった母親は、文字盤を動かして「あ・い・う・か・き・く・さ・ し・す」の文字があるブロックを流奈君の指へ近づけます。次に流奈君はそのブ ロックの左列の下にある「す」を指そうと左下方向に力を入れます。そこで母親 は文字盤を動かして指しやすいように近づけます。この結果「す」が指されて、 母親はそれを読み取れるのです。

 流奈君は文字の配列をすべて記憶しているため、文字を指すたびに一回一回 文字盤を見なくても文字を指せるのです。

 以上が、流奈君が文字盤を指す際の母親の介助方法です。この方法で長い間 毎日コミュニケーションをとってきた結果、二人は上記のような手続きをいち いち意識して行う必要のないほどの熟練度に達しています。現在ではかなりの 速さで文字を指せるようになっている様子は、番組でご紹介した通りです。
 この方法をスタッフが実際に試して見た結果、スピードは遅いものの、文字 盤を見なくても文字を指せることを確認しています。

文字盤を通じて表現している場面の映像にさらに細かい分析を加えますと、 流奈君が間違いなく「文字盤を指している」ことだけでなく、それが「本人の 意思である」ことが明らかになります。その詳しい分析方法を以下に記します。
 流奈君が母親の介助で文章を作っているシーンの「映像」と「音声」の関係 を詳細に見るために、フレーム単位(30分の1秒単位)で「映像−音声表」を 作り分析しました。

 その結果、まず、母親の読み上げる「声」は必ず文字を「指した後」に出て いることを確認することができます。  さらに、指した文字を読み上げている時には、すでに別の文字が指されてお り、これが連続していることも明確になりました。
 一人の人間(母親)がこの作業を行っていると仮定した場合、その人間は“自 分で指した文章を読み上げながら、指ではその先の文章を正確に文字盤で指し ている”ことになります。
 脳の言語処理に関する複数の専門家は、一人の人格でこのような複数の作業 をわずかな“ズレ”で継続して行っていくことは極めて困難であり、訓練によ って身につけることはできないという見解で一致しています。

 また、流奈君は濁点を省略しますので、例えば「し・よ・う・し・き」と指 で指したときに母親はそれを「正直」と読むのか「常識」と読むのか分かりま せん。そのような時に、母親は、「常識?」と聞き、流奈君が「はい」と文字盤 で答えながら作業を進めています。もしもこの場面で、母親があたりまえのよ うに「常識」と読めば、「なぜそう分かるのか」といった疑問も湧くでしょうが、 表現が曖昧であったりうまく母親が読み取れなかったりしたときには、きちん と確認しながら執筆や会話を行っているのです。私たちは膨大な映像をかなり 細かく分析しましたが、母親が一人で行っていると思えるような個所は一個所 も見当たりませんでした。

 番組スタッフは、6か月にわたって流奈君及び日木家を取材してきました。 その過程で、流奈君がスピードは遅いものの、父親や親しいボランティアとも 文字盤を使って、日常の会話を行っていることを確認しています。

 また、流奈君が母親のいないときに聞いた内容や母親の知らない事実を、文 字盤を通して普段と変わらないスピードで伝えている場面を何度も目撃してい ます。

 以上見てきましたように、@流奈君が文字盤を指す時の母親の介助の方法、 A声と文字指しのズレの分析、B文字盤を指す時の二人のやり取り、C母親 以外の介助でも文字盤を使って表現できること、D母親の知らない事実を文字 盤を通じて伝えていることなどの他、取材を進める中で確認したいくつもの事 実の積み重ねから、母親が自分の考えを表現しているのではなく、流奈君が自 分の考えを確実に伝えていると判断しています。

 介助を受けて行うコミュニケーション法については、日本でも公的な機関で 研究が行われており、障害のある子どもが介助によって文字や文章を書いたり、 絵を描いたりいたり(※)することで意思を表明できるようになった例が紹介されて います。  この研究に携わったメンバーのひとりによれば、この方法は“それを行えば 全ての者ができるといったマニュアル的な技法ではなく”、“見た目の障害の重 さと、この方法で伝達される内面世界の豊かさには大きなギャップがあること” が多くの人を戸惑わせる、と述べています。

※注:原文ママ

 この番組を視聴した障害児心理学の専門家や障害児を持つ家族から、流奈君 と同様のケースがあるとの情報も寄せられています。
 一例をあげれば、「脳障害の自分の息子も、流奈君と同様、文字盤を使ってい るが、周りの理解が得られない」という女性を取材スタッフが訪問しました。 その子どもは小学生の男児で、かなりの速さでしかもブラインドタッチで文字 盤を指し、時には大人びた表現を交えながら自分の意思を表している様子を確 認しています。
 いずれにせよ、介助を受けて行うコミュニケーション法で会話している人た ちがいることは事実であり、この方法を否定することはできないと判断してい ます。

 ドーマン法に関しては、最初に述べましたように、この番組はドーマン法を 紹介したものではありません。ドーマン法については否定的な見解がある一 方で、効果を認める専門家もおり、番組では同法については肯定も否定もし ていません。日木流奈君という脳に障害のある11歳(当時)の少年が行っ ていたリハビリを事実のままに描きました。

 取材先の氏名を明らかにするようにというお求めには、取材源秘匿の原則、 プライバシー保護の観点からもお答えすることはできませんので、ご了承く ださい。

 コミュニケーション障害についての研究はまだまだ途上にあります。研究が実 態に追いついていないのが実情です。一方で、無いと思われているような脳障害 児の意思を何とかすくい取ろうという研究も行われています。
 私どもは、流奈君の成長を見守ると同時に、障害のある方々に対する偏見や誤 解が少しでもなくなることを願って、今後もこの分野の番組作りに取り組んでま いりたいと存じます。
 この番組に対して視聴者から寄せられた様々なご意見は謙虚に受け止め、今 後の番組制作に活かしていきたいと考えております。貴重なご意見、どうもあ りがとうございました。

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*参照

2003.03.29.

NHKからの回答には、別紙に文字盤の配列図がありました。それは、「奇跡の詩人」の視聴者の一人が映像から再現した配列図とほぼ同じでしたので、その視聴者が作ったウェブページにリンクします。
視聴者が再現した文字盤の配列図では、「お」の下が空欄になっていますが、NHKの配列図では、「お」の下に「?」が入っていました。

ルナくんの文字盤
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/8349/044.html

「奇跡の詩人」データ&意見の整理・収集スレッド 保管庫
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/8349/


2002年10月31日、2ちゃんねるの578さんによる、NHKの回答への反論

http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1035381259/

{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 5 }}}

578 :名無しさんといっしょ :02/10/31 15:20 ID:???

↓ここに紹介されているような方法(NHKのいう2段階法)でFCを行うのは、
神経伝達速度から考えると不可能だということ。ハゲガイの議論。
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1509&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1510&range=1

584 :578 :02/10/31 15:37 ID:???

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/8349/ より

286 : :02/05/05 20:44 ID:nDa56qvI

ランダムな文字入力は、普通一文字0.5秒かかる。キーボードが固定されていても。

Cf. Card,S.K. et al.,The Psychology of Human-Computer Interaction,LEA,1983,p.264.

この場合、紙のキーボードを母親が動かしているから、その知覚に0.1秒、処理に0.07秒、運動神経への伝達に0.07秒を最低でもプラスしないといけない。
動いたものの知覚は、最低でもその周囲を含め3箇所くらい見るから、(0.1+0.07)*3+0.07 で、約0.58秒はかかる。
まあ、ブレーキを踏む反応と同じようなものだ。(ランプがついたらボタンを押せ、みたいなのだと0.24秒で可能だが。)

これは、人間の神経が電気だけでなく化学物質も使っているから変えられない。脳のサイクルタイムは1/0.07 Hzなのさ。(だから12-13Hzのポケモン映像で気持ちが悪くなった人が出た)

だから、この場合のタスクでは、一文字を指し示すのに(0.1+0.07)*3+0.5は必要と考えるのが自然。
そして、母親がそれを認知して声に出すには、やはり0.1+0.07+0.07秒かかる。

揺れ動くキーボードを指し示すランダムな文字を、
一文字1.25秒以上の速度で読み上げているとしたら、人間業ではないことは言えよう。

585 :578 :02/10/31 15:39 ID:???

NHKの回答

まず、流奈君の文字盤の使用法についてご説明申し上げます。(別紙の文字盤
の文字配列図をご参照ください。)
 流奈君の使用している文字盤は、50音が並び、その下に「はい」「いいえ」
や「私」「パパ」「ママ」などが配置されています。流奈君親子は、この文字盤
をいくつかのブロックに分けて使っています。そしてひとつの文字を指すのに
二つのステップを踏んでいるということです。
 流奈君はある文字を指したいときに、まず右下とか左上とか、その文字がある
ブロックの方向に手の力を入れます。すると補助している母親は流奈君が指した
いブロックが分かり、「文字盤を動かし」てそのブロックを流奈君の指に近づけ
ます。次に流奈君は同様の方法でブロックの中にある文字を選択します。
 例えば「す」を指す場合を想定してみましょう。「す」は右上のブロックにあ
りますから、流奈君は右上の方向に手の力を入れます。すると流奈君が手を動か
したい方向が分かった母親は、文字盤を動かして「あ・い・う・か・き・く・さ・
し・す」の文字があるブロックを流奈君の指へ近づけます。次に流奈君はそのブ
ロックの左列の下にある「す」を指そうと左下方向に力を入れます。そこで母親
は文字盤を動かして指しやすいように近づけます。この結果「す」が指されて、
母親はそれを読み取れるのです。

 流奈君は文字の配列をすべて記憶しているため、文字を指すたびに一回一回
文字盤を見なくても文字を指せるのです。

 以上が、流奈君が文字盤を指す際の母親の介助方法です。この方法で長い間
毎日コミュニケーションをとってきた結果、二人は上記のような手続きをいち
いち意識して行う必要のないほどの熟練度に達しています。現在ではかなりの
速さで文字を指せるようになっている様子は、番組でご紹介した通りです。
 この方法をスタッフが実際に試して見た結果、スピードは遅いものの、文字
盤を見なくても文字を指せることを確認しています。

594 :578 :02/10/31 16:28 ID:???

584で紹介した議論は1文字ずつ指しているという前提でのものだが、
そこで上げられている数値をもとに、NHKのいう方法で文字指しを
しているならば、さらに時間がかかることになる。

1A:「す」は右上のブロックにありますから、流奈君は右上の方向に手の力を入れます。
⇒訓練によって文字盤を見なくてもいいようになっているとすれば、知覚処理の時間は
不要。流奈君の脳が「す」を指すことを命令処理するのに0.07秒、運動神経への伝達に
0.07秒(合計0.14秒)

1B:すると流奈君が手を動かしたい方向が分かった母親は、文字盤を動かして「あ・い
・う・か・き・く・さ・し・す」の文字があるブロックを流奈君の指へ近づけます。
⇒流奈君の運動を母親が知覚するのに0.1秒、処理に0.07秒、運動神経への伝達に0.07秒
(合計0.24秒)

595 :578 :02/10/31 16:28 ID:???

2A:次に流奈君はそのブロックの左列の下にある「す」を指そうと左下方向に力を入れます。
⇒母親が文字盤を動かしたことを流奈君が知覚するのに0.1秒、処理に0.07秒、運動神経へ
の伝達に0.07秒(合計0.24秒)

2B:そこで母親は文字盤を動かして指しやすいように近づけます。
⇒流奈君の運動を母親が知覚するのに0.1秒、処理に0.07秒、運動神経への伝達に0.07秒
(合計0.24秒)

3A:この結果「す」が指されて、
⇒母親が文字盤を動かしたことを流奈君が知覚するのに0.1秒、処理に0.07秒、運動神経
への伝達に0.07秒(合計0.24秒)

3B:母親はそれを読み取れるのです。
⇒流奈君の運動を母親が知覚するのに0.1秒、処理に0.07秒、運動神経への伝達に0.07秒
(合計0.24秒)

つまり、0.14+0.24+0.24+0.24+0.24+0.24=1.34秒が神経伝達だけで必要。
これに母親が文字盤を動かす空間移動時間(2回)、流奈君が手を動かす空間移動時間
(2回)、流奈君の指が「さ」の位置で反応する時間、母親が発声する時間を加える
ことになる


2002年10月31日、「奇跡の詩人」情報交換用掲示板でのsaihikarunogoによる、NHKの回答への質問

http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1515&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1517&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1518&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1519&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1520&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1521&range=1
http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1529&range=1

1515 NHKからの回答のまとめページ saihikarunogo 2002/10/31 22:10 ip1a0616.hyg.mesh.ad.jp

NHKスペシャル「奇跡の詩人」についての公開質問状(2002/09/30)への、NHKからの回答(2002/10/28)のまとめページを作りました。
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/20021030nhk.html

ちなみに、関連リンク集のページも更新しています。
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/lunacontents.html

1517 NHKからの回答への再質問(1) saihikarunogo 2002/10/31 22:18 ip1a0616.hyg.mesh.ad.jp

「2002年9月30日 NHKへの公開質問状」に対する、NHKからの回答について、次の5点に質問があります。

(1)文字盤の使用法について
(2)文字盤をさしながら読み上げる速さについて
(3)同音異義語について
(4)FC(Facilitated Communication)について
(5)ドーマン法について

(1)文字盤の使用法について

NHKスペシャル「奇跡の詩人」の映像について、
「現在ではかなりの速さで文字を指せるようになっている様子は、番組でご紹介した通りです。」
と述べ、次のように、文字盤の使用法を説明されています。

「文字盤をいくつかのブロックに分けて」「ひとつの文字を指すのに二つのステップを踏んでいる」
「流奈君はある文字を指したいときに、まず右下とか左上とか、その文字があるブロックの方向に手の力を入れ」る。
「補助している母親は流奈君が指したいブロックが分かり、『文字盤を動かし』てそのブロックを流奈君の指に近づけ」る。
「次に流奈君は同様の方法でブロックの中にある文字を選択」する。

さらに、この説明について、
「この方法をスタッフが実際に試して見た結果、スピードは遅いものの、文字盤を見なくても文字を指せることを確認しています。」 と述べられています。

しかし、NHKのスタッフは、もともと補助がなくても、自分の意思で自分の手を動かせます。
日木流奈さんは、どの程度、自分の力で、手を動かせるのでしょうか。流奈さんが、「まず右下とか左上とか、その文字があるブロックの方向に手の力を入れる」ことが、どの程度の速さと強さで確実にできるのかがわからないと、NHKの説明が正しいかどうかも、わからないと思います。

そこで、文字盤ではなく、いくつかのブロックにわけたホワイトボードのようなものを使って、確認してもらうことはできないでしょうか。ホワイトボードの各ブロックには、それぞれ、言葉や絵や写真を入れておき、そのどれかが答えになるような質問をする。流奈さんのからだは、日木千史さんにだきかかえてささえてもらっておくが、手は、千史さんの補助なしで、流奈さんひとりで動かしてもらう。事前に目的を説明し、何回か練習をして、要領を覚えてもらえば、検証できると思います。
もし、千史さんの補助なしでは、どうしてもホワイトボードの目的のブロックをさすほどの手の動きができないということであれば、千史さんには目隠しをして、流奈さんの手を補助してもらうと、いいと思います。

これは、NHKによる文字盤の使用法の説明の正しさを確認するためのものです。
NHKの説明がまちがっていたからといって、すぐにそれが、「奇跡の詩人」の映像で見たような、会話や執筆ができないことを示すわけではありません。

○NHKからの回答文
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 流奈君の使用している文字盤は、50音が並び、その下に「はい」「いいえ」や「私」「パパ」「ママ」などが配置されています。流奈君親子は、この文字盤をいくつかのブロックに分けて使っています。そしてひとつの文字を指すのに二つのステップを踏んでいるということです。  流奈君はある文字を指したいときに、まず右下とか左上とか、その文字があるブロックの方向に手の力を入れます。すると補助している母親は流奈君が指したいブロックが分かり、「文字盤を動かし」てそのブロックを流奈君の指に近づけます。次に流奈君は同様の方法でブロックの中にある文字を選択します。
 例えば「す」を指す場合を想定してみましょう。「す」は右上のブロックにありますから、流奈君は右上の方向に手の力を入れます。すると流奈君が手を動かしたい方向が分かった母親は、文字盤を動かして「あ・い・う・か・き・く・さ・し・す」の文字があるブロックを流奈君の指へ近づけます。次に流奈君はそのブロックの左列の下にある「す」を指そうと左下方向に力を入れます。そこで母親は文字盤を動かして指しやすいように近づけます。この結果「す」が指されて、母親はそれを読み取れるのです。

 流奈君は文字の配列をすべて記憶しているため、文字を指すたびに一回一回文字盤を見なくても文字を指せるのです。

 以上が、流奈君が文字盤を指す際の母親の介助方法です。この方法で長い間毎日コミュニケーションをとってきた結果、二人は上記のような手続きをいちいち意識して行う必要のないほどの熟練度に達しています。現在ではかなりの速さで文字を指せるようになっている様子は、番組でご紹介した通りです。
 この方法をスタッフが実際に試して見た結果、スピードは遅いものの、文字盤を見なくても文字を指せることを確認しています。
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1518 NHKからの回答への再質問(2) saihikarunogo 2002/10/31 22:20 ip1a0616.hyg.mesh.ad.jp

(2)文字盤をさしながら読み上げる速さについて

NHKからの回答では、
「母親の読み上げる『声』は必ず文字を『指した後』に出ていることを確認することができます。」 と述べ、次のように解説されています。

「一人の人間(母親)がこの作業を行っていると仮定した場合、その人間は“自分で指した文章を読み上げながら、指ではその先の文章を正確に文字盤で指している”ことになります。
 脳の言語処理に関する複数の専門家は、一人の人格でこのような複数の作業をわずかな“ズレ”で継続して行っていくことは極めて困難であり、訓練によって身につけることはできないという見解で一致しています。」

これは、たとえば、「あさきゆめみしえいもせず」という語句を、声を出して読みながらキーボードで入力するときに、
「あ」(キーボード入力)→「あ」(発声)→「さ」(キーボード入力)→「さ」(発声)
ということならできるけれども、
「あ」(発声)→「あ」(キーボード入力)→「さ」(発声)→「さ」(キーボード入力)
ということはできない、ということを、述べられているのでしょうか?
この件について、「一人の人格でこのような複数の作業をわずかな“ズレ”で継続して行っていくことは極めて困難であり、訓練によって身につけることはできないという見解で一致してい」るという、「脳の言語処理に関する複数の専門家」の論文か著書を知りたいと思います。

○NHKからの回答文
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 流奈君が母親の介助で文章を作っているシーンの「映像」と「音声」の関係を詳細に見るために、フレーム単位(30分の1秒単位)で「映像−音声表」を作り分析しました。

 その結果、まず、母親の読み上げる「声」は必ず文字を「指した後」に出ていることを確認することができます。 さらに、指した文字を読み上げている時には、すでに別の文字が指されており、これが連続していることも明確になりました。
 一人の人間(母親)がこの作業を行っていると仮定した場合、その人間は“自分で指した文章を読み上げながら、指ではその先の文章を正確に文字盤で指している”ことになります。
 脳の言語処理に関する複数の専門家は、一人の人格でこのような複数の作業をわずかな“ズレ”で継続して行っていくことは極めて困難であり、訓練によって身につけることはできないという見解で一致しています。
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1519 NHKからの回答への再質問(3) saihikarunogo 2002/10/31 22:21 ip1a0616.hyg.mesh.ad.jp

(3)同音異義語について

NHKからの回答では、次のように説明されています。

「流奈君は濁点を省略」するので、「『し・よ・う・し・き』と指で指したときに母親はそれを『正直』と読むのか『常識』と読むのか分か」らない。
「そのような時に、母親は、『常識?』と聞き、流奈君が『はい』と文字盤で答えながら作業を進めてい」く。

千史さんが、文字盤を使用するときに、流奈さんに質問して確認されることがあるのは、インターネットの掲示板でも、読んだことがあります。(*)
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*参照
「『奇跡の詩人』についての多様な意見」
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/lunafriendly.html
(3) 2002年7月24日
【本スレ】異議あり!Nスペ「奇跡の詩人」Part78

774 :765 :02/07/24 11:40 ID:BGd5n5Ax

>769
その時はまだ「講演会」ではなく、「ルナパパお話会」でした。
でも私達は流奈君に会えることを期待して小さな会場に足を運びました。

私は子供がトイレに行きたいと言うので席を外しました。その間に夫が目にしたことです。

思いがけず始まった流奈君のFCでのお話の中で
お母さんが「きょうがく?」と小さく呟いて首をかしげ
(あなた何言ってるの)というような表情で流奈君を見つめました。
お母さんは「きょうがく」を即時に頭の中で漢字化できないようでした。
少し間があって、お母さんはああそうか、という表情になり「驚き」と言い直しました。 話し言葉で「驚愕」は余り使わないので咄嗟に頭に浮かばなかったのでしょう。
流奈君がじれったくて指し直したようでした。
その間の動作は演技と言うには余りにも自然だったそうです。

夫が後で興奮気味に私にこの話をしました。
彼が私に作り話をする可能性はゼロです。
どちらかと言えば疑って行ったのは彼のほうでしたから。
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「*参照」で例に挙げたように、千史さんが、「きょうがく」という言葉の意味を確認するために、流奈さんを見つめ、「驚き」と確認する、というような場合は、千史さんが「聞き、流奈君が『はい』と文字盤で答えながら作業を進めてい」くということが、実際に起こっているように思えます。
しかし、濁点・半濁点のある文字を示すのに、いちいち、質問と回答を繰り返す必要があるのでしょうか。
NHKの回答で図示された文字盤には、濁点・半濁点もあります。同じようなものを、よく図書館の検索画面などで見ます。濁点・半濁点のある文字は、「文字」「濁点」、「文字」「半濁点」と、2回、キーを押して使っています。
だから、流奈さんが、文字のキーを2段階に分けて指すのならば、濁点・半濁点のある文字は、4段階に分けて指せばいいと思います。そのために、濁点・半濁点のない文字をさすときより、少しスピードが落ちますが、それは、先に例に挙げたような図書館の検索画面などでも、多くの人が経験しています。ついでですが、慣れてくると、こどものほうが、おとなよりもじょうずに速く画面を操作することもあります。少なくとも、いちいち、質問と回答を繰り返すよりも、速く単語を特定できると思います。
 NHKスタッフは、流奈さんと千史さんとの文字盤の使用法を正確に理解されたのでしょうか。

○NHKからの回答文
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 また、流奈君は濁点を省略しますので、例えば「し・よ・う・し・き」と指で指したときに母親はそれを「正直」と読むのか「常識」と読むのか分かりません。そのような時に、母親は、「常識?」と聞き、流奈君が「はい」と文字盤で答えながら作業を進めています。もしもこの場面で、母親があたりまえのように「常識」と読めば、「なぜそう分かるのか」といった疑問も湧くでしょうが、表現が曖昧であったりうまく母親が読み取れなかったりしたときには、きちんと確認しながら執筆や会話を行っているのです。私たちは膨大な映像をかなり細かく分析しましたが、母親が一人で行っていると思えるような個所は一個所も見当たりませんでした。
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1520 NHKからの回答への再質問(4) saihikarunogo 2002/10/31 22:23 ip1a0616.hyg.mesh.ad.jp

(4)FC(Facilitated Communication)について

NHKからの回答では、次のように説明されています。

「介助を受けて行うコミュニケーション法については、日本でも公的な機関で研究が行われており、障害のある子どもが介助によって文字や文章を書いたり、絵を描いたりすることで意思を表明できるようになった例が紹介されてい」る。

日本の公的な機関が出した、FC(Facilitated Communication) についての研究報告を知りたいと思います。NHKは、市民からの要求に応じて、該当の論文名・著者名・機関名を提示する義務があります。公的機関の研究報告ならば、それは市民が共有する情報資源です。

○NHKからの回答文
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 介助を受けて行うコミュニケーション法については、日本でも公的な機関で研究が行われており、障害のある子どもが介助によって文字や文章を書いたり、絵を描いたりいたり(※)することで意思を表明できるようになった例が紹介されています。 この研究に携わったメンバーのひとりによれば、この方法は“それを行えば全ての者ができるといったマニュアル的な技法ではなく”、“見た目の障害の重さと、この方法で伝達される内面世界の豊かさには大きなギャップがあること” が多くの人を戸惑わせる、と述べています。
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1521 NHKからの回答への再質問(5) saihikarunogo 2002/10/31 22:24 ip1a0616.hyg.mesh.ad.jp

(5)ドーマン法について

NHKスペシャル「奇跡の詩人」の放送について、次のように説明されています。

「ドーマン法については否定的な見解がある一方で、効果を認める専門家もおり、番組では同法については肯定も否定もしていません。」

しかし、2002年4月28日放映当日の新聞のテレビ番組紹介欄には、次のような言葉が並んでいます。(*)
*参照
「NHKスペシャル「奇跡の詩人」関連記事と広告のリスト」
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/lunavideo0613.html

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2002年4月28日(日曜日) 午後9時〜9時50分
NHKスペシャル「奇跡の詩人」放送 脳障害児11歳・愛の言葉 / 天才育てた知的訓練 / 肉体との格闘
(神戸新聞2002年4月28日付第30面、テレビ番組欄より)
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また、『ひとが否定されないルール〜妹ソマに残したい世界〜』(日木流奈著、講談社、2002年5月7日第一刷)の新聞広告には、次のような言葉が並んでいます。

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NHKスペシャル 4月28日放映
「奇跡の詩人」で大反響!!
人間への愛、人生への勇気に感動! 脳障害・天才少年の魂の記!!
ひとが否定されないルール
妹ソマに残したい世界
(2002年5月15日、朝日新聞・毎日新聞、朝刊第3面下段「広告欄」、5月16日 朝日新聞大阪本社版、朝刊第3面下段「広告欄」、6月15日発行日付、「週刊読書人」「図書新聞」、「広告欄」に掲載)
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そして、『ひとが否定されないルール〜妹ソマに残したい世界〜』28ページには、次のように注釈がついています。
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編集部注
 ドーマン博士は、一九四〇年ペンシルヴェニア大学を卒業し、子どもの脳の発達に関する研究を始めた。一九五五年に人間能力開発研究所を設立。六〇年代のはじめには、脳障害の治療の成果の詳細が、この種の報告としては初めて掲載された。これまで一三五ヵ国から一万五〇〇〇人を超える家族が同研究所を訪れている。数多くの国から叙勲を受けており、特にブラジル政府からはその比類ない功績に対し、「世界の子どもたちにかわって」と、叙勲士の称号を授与されている。著書に『親こそ最良の医師』『赤ちゃんの知性を何倍にもするには』『赤ちゃんに算数をどう教えるか』『赤ちゃんに百科事典的知識をどう与えるか』『赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか』(以上、ドーマン研究所刊)がある。
〔ドーマン法〕についての問い合わせ先
ドーマン研究所神戸オフィス (北川双美)/〒六五一‐‐〇〇六四 神戸市中央区大日通七‐‐一‐‐一〇‐‐二〇三 TEL 〇七八‐‐二五一‐‐三二四〇
ドーマン研究所東京オフィス (野口光枝)/〒一〇七‐‐〇〇六二 東京都港区南青山五‐‐九‐‐一五 共同ビル新青山六五号 TEL 〇三‐‐三七九七‐‐五九五〇
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これらの広告や本の注釈を見ていると、NHKと講談社とがタイアップして、ドーマン法の宣伝をしているように思えます。少なくとも、NHKスペシャル「奇跡の詩人」の放送が、「ひとが否定されないルール」の広告宣伝効果をあげることは予想できたでしょう。それならば、公共放送として、「ドーマン法については否定的な見解がある」という事実も、報道しておく責任があったのではないでしょうか。

○NHKからの回答文
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 ドーマン法に関しては、最初に述べましたように、この番組はドーマン法を紹介したものではありません。ドーマン法については否定的な見解がある一方で、効果を認める専門家もおり、番組では同法については肯定も否定もしていません。日木流奈君という脳に障害のある11歳(当時)の少年が行っていたリハビリを事実のままに描きました。
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1529 2002年10月30日 NHKからの回答への再度の要求 saihikarunogo 2002/11/01 09:05 ip1d0067.hyg.mesh.ad.jp

「2002年9月30日 NHKへの公開質問状」では、次のような要求をしています。

「早急に番組の検証を行い、その上で企画そのものが適切であったか、番組作りのためのリサーチが適切に行われたのか、必要な情報が片寄りなく収集されたのか、取材は過不足なく行われたのか、NHKの見解を提示されたい。」
「NHKがドーマン法やFCについて賛否両論を含めた正確な情報に基づく番組を制作し、放送するよう併せて要望します。」

それに対して、NHKからの回答では、次のように述べられています。

「私どもは、流奈君の成長を見守ると同時に、障害のある方々に対する偏見や誤解が少しでもなくなることを願って、今後もこの分野の番組作りに取り組んでまいりたいと存じます。」

2002年4月28日の「奇跡の詩人」放映が、ドーマン法の宣伝になってしまった以上、NHKは、「ドーマン法やFCについて賛否両論を含めた正確な情報に基づく番組」を制作する必要があると思います。その番組は、日木流奈さんという個別のケースには触れないで、放送することができると思います。
たとえば、NHKからの回答への再質問(1)で、NHKによる文字盤の使用法の説明の正しさを確認するために、文字盤ではなく、いくつかのブロックにわけたホワイトボードのようなものを使って、確認してもらうことはできないか、と述べました。しかし、もとより、流奈さん・日木千史さんには、NHKに協力する義務はありません。もし、NHKが、流奈さん・千史さんに協力を依頼しても承諾が得られなかった場合は、「文字盤をいくつかのブロックに分けて」「ひとつの文字を指すのに二つのステップを踏んでいる」という説明を撤回すればいいと思います。 それゆえ、NHKは、流奈さん・千史さんの文字盤の使用法を説明することができないとき、日木流奈さんという個別のケースとは別に、「ドーマン法やFCについて賛否両論を含めた正確な情報に基づく番組」を制作し、放送してほしいと思います。

○NHKへの質問文
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 NHKには番組の企画案など資料が揃っているにも関わらず、自ら番組についての検証を行わない理由は何か。放送に携わるプロの集団であれば容易に検証可能なはずである。早急に番組の検証を行い、その上で企画そのものが適切であったか、番組作りのためのリサーチが適切に行われたのか、必要な情報が片寄りなく収集されたのか、取材は過不足なく行われたのか、NHKの見解を提示されたい。もし、検証を行わないのであれば、その理由を提示されたい。

 以上の質問に対し、10月30日までに回答されるよう求めます。また、NHKがドーマン法やFCについて賛否両論を含めた正確な情報に基づく番組を制作し、放送するよう併せて要望します。
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○NHKからの回答文
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 コミュニケーション障害についての研究はまだまだ途上にあります。研究が実態に追いついていないのが実情です。一方で、無いと思われているような脳障害児の意思を何とかすくい取ろうという研究も行われています。
 私どもは、流奈君の成長を見守ると同時に、障害のある方々に対する偏見や誤解が少しでもなくなることを願って、今後もこの分野の番組作りに取り組んでまいりたいと存じます。
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http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1530&range=1

1530 再質問の原稿?? takimota2000 2002/11/01 10:16 251.pool0.ipcyokohama.att.ne.jp

saihikarunogoさんは、再質問の原稿案を作っているということですか?質問者ら間の意見交換ということでしょうか?

もしそうだったら、できあがった時、どこかにアップして下ると幸いです。

んではっ。

http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1538&range=1

1538 Re:再質問の原稿?? saihikarunogo 2002/11/01 23:16 ip1a0574.hyg.mesh.ad.jp

> saihikarunogoさんは、再質問の原稿案を作っているということですか?質問者ら間の意見交換ということでしょうか?

いえ、再質問の原稿案というようなものではなくて、 NHKの回答文を見て思ったことを、投稿してみたのです。 誤解を招いてすみません。 m(__)m

もっと、いろいろ、皆さん、御意見や感想を書き込まれるといいなあ、 と思います。

NHKの回答は、公開質問状の内容に対しては答えずに、ただただ、 日木流奈さんの執筆や会話の能力の説明を前面に押し出しています。 一見、じょうずに説明しているなあ、と思うけど、よく考えたら、 結局、何も説明していないのと同じ。 もう、こういう無駄な説明はやめて、市民に情報を提供する、という、 公共放送としての責任を果たしてほしい、と思います。 ドーマン法やFCについて、NHKの回答のなかで援用していた専門家や研究機関、 その論文などを、明示してほしい。さらに、視聴者に対して、 賛否両論があることをくわしく説明する番組を作ってほしい、と思います。 もし、関係者が望めば、FCを認めてほしい、という人の声も入れればいいと 思います。 一方で、FCを認めない、という人の声も入れる。

双方の声に真摯に耳を傾けているうちに、そもそも、 障害児者とその家族にとっての、療育や訓練に関する問題が、 浮かび上がってくるのではないでしょうか。 特に幼いこどもに障害があると告げられたときの親のとまどい、 適切な相談が受けられるかどうか、適切な支援があるかどうか、 医療的ケアつき教育といわれるものが充実している養護学校がどれくらい あるのか、とか、いろんな問題がある、ということだけでも、 広く知られるきっかけになると思います。

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「介護福祉、ボランティア@2ch掲示板」の574さんによる、saihikarunogoの再質問についての批判


2002年11月1日、「奇跡の詩人」情報交換用掲示板でのbaianさんによる、NHKの回答への疑問

http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1527&range=1

1527 回答への疑問 baian 2002/11/01 05:25 ppp0322.va-ngo.hdd.co.jp

NHKの回答はおそらく3人くらいで分担して起案し、一本にまとめたもの なのでしょう。前段、中段、後段で文章のトーンや漢字の用い方が異なって います。
FCについては中立の立場であると強調しておきながら、途中でFCは本物 だ、という論調に変化しています。FCについて検証した報告、実験結果を NHKはどう理解しているのでしょうか。都合の悪い情報は無視ですか?
また、情報源秘匿の原則、プライバシーの保護という建前で質問への回答を 拒絶しておきながら、NHK側に都合の良い情報だけはしっかり使っていま すね。これがご都合主義でなくてなんでしょう。

> 一例をあげれば、「脳障害の自分の息子も、流奈君と同様、文字盤を使っ
> ているが、周りの理解が得られない」という女性を取材スタッフが訪問し
> ました。
> その子どもは小学生の男児で、かなりの速さでしかもブラインドタッチで
> 文字盤を指し、時には大人びた表現を交えながら自分の意思を表している
> 様子を確認しています。
こうした例を挙げられても障害の程度や症状、どの程度の介助によって文字 盤を指しているのかが分からなければ、NHKのスタッフが何をどのように 確認したのか、まったく説明になっていません。
しかしNHKは、障害の程度や症状、介助の程度などはプライバシー保護の ためだと称し、秘匿するでしょう。

すべてのFCがいんちきだ、という考えではありません。だからといって、 すべてのFCが真実であるというものでもありません。個別に見るべきです。 だからこそあいまいな情報を、誤解を招くような表現で流してはならない。 しかし、NHKは同じ誤りを繰り返しています。

回答の大部分を文字盤入力の説明に費やしていますが、NHKがどうして文 字盤「ブランドタッチ説」に執着するのか、自分には理解できません。 「しょうしき」という入力に、「正直」あるいは「常識」どちらの語を当て はめるかは文脈から判断するべきもので、NHKの説明には失笑してしまい ました。

また交流会のビデオで千史さんは、流奈君の語ろうとすることばを数行分先 読みできると豪語しておりましたが、NHKはどう説明するのでしょうか。

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2002年11月1日、2ちゃんねるのSさんによる、NHKの回答への批判

http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1035381259/

{{{ NHKスペシャル『奇跡の詩人』総合スレ 5 }}}

817 :S :02/11/01 15:03 ID:O2/m5iYw

障害者を抱えながら、いかに家族、それを支える人たちとの結束を強くし工夫し生きてゆくか、そ の一端として子供との共同作業として本の出版、交流会に取りんだり・・・・

あの家族も、本来、NHKの取材でその取り組みの結束のことを伝えたかったはず。子供がしゃ べる早さで言葉を紡ぐ様子を誇りたかったわけではないはずだ。だから再取材も拒んだ。

にもかかわらず、NHKは、この障害者を抱え、大変な思いをしている家族の癒しのための取り 組みの取材で、家族のほほえましくがんばる文字差しの一例を「信じられないことが起こってい る天才児だ奇跡だ」と言うスタンスで番組冒頭いきなり、取り上げてしまった。

見る側もバカではない、実際信じてしまう人もいるだろうが(実際大変大きな問題)、背景を理解 しそっと心の奥に思いをしまい込み、一生懸命取り組む様子を暖かく見守る人も出てくる。

あの家族の、心の癒しの手段の一端としての文字差しでの子供とのやりとり。そのことで広がる 支える人たちとの心の結びつき。そのことは、しっかりと認め自分の人生の手本として心に留め 置く価値があると思う。

ならば、「あの文字差しはほんとなのか」との声が聞こえる。しかし、嘘かほんとかは活動で取り 組む上ではまったく関係ない。(人の心を詐取する手段としてなら徹底的に追及はされるべきだが)

それを言い出すと、いろんな、例えば、宗教で言われている「神は、仏は、我々を救うために死 後、復活され云々・・」の事まで言及しなければならない。「嘘を(知ってながら)信じてはだめだ」 という様なことは事は誰にも言えない。今、ほんとだと信じていることが覆ることもままあるから だ。光速度が、29.9792458万キロメートル/Sで普遍であることも究極には覆る可能性もある。

潮来(いたこ)を取り上げた番組で、無くなった方の親しくしていた家族などがその潮来の声を聞 きながら癒され、亡き人を偲ぶ番組もある。私でさえも、その場に立ち会い潮来の言葉を聞く機 会があれば、涙もろい私はきっと泣き崩れてしまうと思う。あらためて亡き人を偲ぶ思いに心を 癒され人生の糧となる時間を過ごすことが出来るだろう。

しかし、その番組では、決して「これは本当です。奇跡です」等のよけいな解説は無いのだ。

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2002年11月2日、Yahoo!掲示板のcayennepeppeper798さんによる、NHKの回答への反証

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=2000251&tid=ffclznaefe0a4nff&sid=2000251&mid=4434

おなじみの文章ですが
投稿者: cayennepepper798 2002/11/ 2 15:24

文字板指しが正確であることを証明しようと懸命なNHK

その一方でルナパパの言葉(日木流奈「月の贈り物」あとがき)
  ↓
“おもしろいのは、使い込んで文字がかすれてしまって、ほとんど見えない文字盤でも会話が可能なところだ。
実際、白紙でも可能だし、暗闇で何も見えなくても、ボードになるものがあれば可能なのだ。
マ、白紙や暗闇ではちとやりにくいのは確からしいが。
 なぜそのようなことが可能かというと、今となっては、流奈が正確に盤上の文字を指さなくても、腕や手首のカの入れ具合でわかってしまうらしいのだ。
これは母子ゆえのヘソの緒コミュニケーションだ。
流奈は生後すぐの手術のためにヘソはないとい
うのに、それが成り立ってしまうのだから、ホーと感心するしかない。”

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=2000251&tid=ffclznaefe0a4nff&sid=2000251&mid=4435

ありがたい、文の出典が判り良かった
投稿者: class_real2002 2002/11/ 2 21:54

たぶん正確には・・・

あなたへのEメール
「月のおくりも」
*何があっても大丈夫よ*
日木流奈(ひきるな)

大和(だいわ)出版
定価:本体1,300円+税
ISBN4-8047-6069-5

1999年8月30日発行
http://www2.odn.ne.jp/luna/books/books.html#TO

       ・・・でしょうね。どうもでした。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=2000251&tid=ffclznaefe0a4nff&sid=2000251&mid=4436

「の」抜けでした(;^_^A アセアセ…
投稿者: class_real2002 2002/11/ 2 22:10

「月のおくりもの」

http://homepage1.nifty.com/risshi/book010503.html

・・・これは神の御言葉みたいですね。

   ヘソのオーマイゴッド!!の御業。


2002年11月6日、「奇跡の詩人」情報交換用掲示板の七味とうがらしさんの意見

http://bbs4.otd.co.jp/476470/bbs_plain?base=1587&range=1

1587 私の考え 七味とうがらし 2002/11/06 15:18 ndcm1du22.tk2.mesh.ad.jp

現時点での私の考えを書きます。
私は検証に関しては現時点では無理だし求めるべきでないと考えています。
きちんとした検証には日木流奈一家の協力はどうしても必要であり、
「比較されない テストされない」ことは日木家とドーマン研究所の教条みたいなものですから、
検証に応じるとは到底考えられず、無理に検証を求めることは日木一家との摩擦を生じます。
理想としては日木流奈本人が、疑惑を晴らす為に検証を受けることを申し出ればよいと思っていますが、
まあ無理な相談でしょう。

やはりNHKが取材を開始するときに日木一家に迷惑がかからない範囲で、
少年の言葉であるかどうかある程度客観的な方法で証拠を確認すべきであったと思います。
つまりウラをとるというやつです。
NHKの釈明は非常にあいまいな説明のみであり、科学部の製作であるにも関わらず、
そういう確認作業はやらまいまま番組を作ってしまったようです。
質問状の回答では、NHKは文字板指しが正確であることの説明に懸命ですが、
文字板は母子のFCには必ずしも必要ないということはルナパパも明言しています。
言葉が少年から発しているという立場を取るにしても、母親による先読みや修正・補足がある程度行われていると考えるのが普通でしょうし、そのようなことがあっても自分としては許容範囲内です。

ただし番組を見た私は 95% 少年の言葉ではないと思いました。
日木流奈の本を読んだ今は99.9%母親の言葉であると思っています。

sonimさん
>「立証責任がある」「謝罪しろ」等と主張しても、相手が無視して平気でいられるのであれば、言ってるだけで何の意味もないように思えます。

NHKはまさにこう思っていると思います。“相手があきらめるのを待つと”いうのは組織が個人を相手にするときの常套手段とおもいます。

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2002年11月6日、および7日、2ちゃんねるのSさんによる、NHKの回答への批判

http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1035530079/

【日木】奇跡の詩人のVTR持ってます【流奈】

339 :S :02/11/06 02:53 ID:47ITouhp

「奇跡の詩人」は、その後、まったく裏付けのない決め付け放送だということがわかり、NHKの 評価は地に落ちました。支持を失った、NHKは、ブラインドタッチの出来ない職員の考えた文字 差しの理屈のこじつけの手段に出ました。そもそも、2段階法では1回目の動きでグループ、2回 目の動きで方向、その時点で文字が分かるらしいのです。
実際NHKは、
>流奈君は文字の配列をすべて記憶しているため、文字を指すたびに一回一回文字盤を見なく
>ても文字を指せるのです。  とわざわざ説明しています。

母親も、わずかな2つの動作で位置が理解できしゃべる早さで指を持っていけると言うことは母 親も、ルナ君同様配列をすべて記憶し文字盤が必要ないことになります。
最初の2段階法での文字種の意思伝達の時点で、相手方に目的の文字種、言葉がすでに伝え 終わっている事になります。つまり、文字に触れることも文字盤すら必要ないことです。受けた側 はその時点で言葉を声で発すればいいのです。つまり、指点字的な世界。濁点、半濁点も省くこ となく本来伝達出来きることになります。

もし仮に、2段階法(グループ指定と方向指定)で2つの段階が別々で行われているとすれば、 グループ指定とそれに対する相手方の指の、グループへの移動、停止動作の確認。

次に、グループ内での方向指定とそれに対する相手方の指の、方向への移動、停止動作の確認。

という大きく4つのことが常に必要になります。しかし、映像を見ると、1段目のグループ指定で、 必要となる移動場所で一端止まっての確認作業も見られず、2段目の方向指定で、必要になる 方向表示動作で一端止まっての確認作業も見られません。

常に連続した動作になっており、そもそも、生理学、物理学の立場からも明らかな説明の破綻が 起こっています。2段階法の説明自体が意味をなさず、2者間での文字の情報伝達も、そもそも ないことになります。

つまり、母親の頭の中の自らの言葉を、文字盤上で子供の指をつかみ誘導し持って行き声にす るという、母親自身の自動的動作、という結論に達します。さらに、2段階法なる理屈事態もそも そも存在しないことになります。

485 :S :02/11/07 12:00 ID:YNuszu6n

NHKが、釈明放送で言ってる2段階法なら、グループ指定と方向を伝えた時点で、目的の文字 の確定が終わっているので、そもそも文字盤などいらないのに、不思議ですね。

第一、ルナ君はNHKの説明で
>流奈君は文字の配列をすべて記憶しているため、文字を指すたびに一回一回文字盤を見なく
>ても文字を指せるのです。 と、わざわざ付け足し説明までしています。

母親も、しゃべる早さで目的の文字に指を移動できると言うことは、文字位置を覚えているので 文字盤は、そもそも二人にとっていりません。

なぜ母親は、ルナ君からの2段階法の信号を受け取り終わった時点で、言葉にしないのでしょ う。つまり、2段階法をやってないと言うことですね。

ルナ君からのグループ指定での位置の確認のための停止動作、方向指定の確認のための停止 動作が無く、連続した動きになってしまっています。

このことは、生理学、物理学の立場からも明らかなNHKの説明の破綻が起こっています。2段 階法の説明自体が意味をなさず、2者間での文字の情報伝達も、そもそもないことになります。

NHKは、ブラインドタッチの出来ない職員の考えたこじつけの理屈で墓穴を掘り、NHKはあの 家族に対し、大きな罪をかぶせてしまったことになります。

2段階法と称するものは、健常者で有ればゆっくり時間を掛けてやれば、NHK職員がやったよ うに誰でも出来るという種類の手法でしかありません。そもそも、動きをスローモーションで見て みることなど、2段階法ではなんの意味もありません。

このことと、釈明放送での濁点、半濁点を省く説明の矛盾点の追求も含め、意見書としてまとま り次第、NHKに再度打診致します。


2002年9月30日 NHKへの公開質問状

NHKスペシャル「奇跡の詩人」関連リンク集

NHKスペシャル「奇跡の詩人」〜日木流奈くんについて〜

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