NHKスペシャル「奇跡の詩人」問題をソフトランディングさせるには?
〜2ちゃんねるのNHK板での、2002年7月28日〜7月31日の議論から〜

2002.04.12. by saihikarunogo

【本スレ】異議あり!Nスペ「奇跡の詩人」Part80
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/6302/kiseki2chlog80.html

(1)異形のものを見る視線で作られた「奇跡の詩人」
(2)「奇跡の詩人」問題をソフトランディングさせるための提案
(3)NHKは、自分たちは被害者だ、という立場を守ろうとしている
(4)放送批評懇談会の「奇跡の詩人」批評
(5)NHK中央放送番組審議会での「奇跡の詩人」釈明


(1)異形のものを見る視線で作られた「奇跡の詩人」

154 名前:耳をすませば投稿日:02/07/28 08:13 ID:teRCl7tJ

(略)

流奈さん、ほんとに2000冊の本を読んだり、
自分も本を書くぐらい知的な活動が盛んなら、
流奈さんの知的な欲求を満たすための活動で、
親が走り回るぐらいいそがしいだろうと思う。
詩や物語を作るのなら、さらにたくさん、詩や物語を読むだろうし、
古典も研究するだろうし、音楽も聴くだろうし。
研究活動をするのなら、親は手足となって図書館に通ったり、
大学の先生や専門家に質問の手紙を代筆したり、
インターネットに接続して代理でメールを交換したりするんじゃないかしら。

155 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/28 08:29 ID:???

>>154
私たちの知っている、高い知性とは、そういうものですよね。
そして、そういう知性は、本人のものであることを証明されることを、
何より強く望むもの。

もっとも、彼の知性は奇跡によって得られたもので、
常識の枠にははめられないものです、と言われたら、
それまでかと。

156 名前:耳をすませば投稿日:02/07/28 08:45 ID:teRCl7tJ

>155さん
>もっとも、彼の知性は奇跡によって得られたもので、
常識の枠にははめられないものです、と言われたら、
それまでかと。

そういう「奇跡」をころっと信じてしまうのは、
もともと、脳障害というのはわからない、
いや、わからないのは確かなんですが、
そこに、わけがわからない異形のもの、
という感覚が付け加わってしまうことを、
自覚していないからじゃないか、
と思います。
異形のものを見る視線で、「奇跡の詩人」を見ている。
NHKという公共放送を使って、大道芸を演出したのが、
NHKスペシャル「奇跡の詩人」です。

それに対して、当事者が、異形のものなんかじゃない、と
声を挙げたのが、「異議あり!『奇跡の詩人』」です。

そのほか、翻訳班とか、検証会とかで、今まで、
障害やFCやドーマン法について勉強してきたこと、
ほんとうは、全部、
NHKが日木流奈さんのことを放送する前に、調べておいて、
番組作りに生かすべきことだったんですが、
それをしていなかったから、
このスレッドやYahoo!掲示板に視聴者が集まって、
足りなかった部分を補ってやっているんだ、と思います。
せめてNHKは、視聴者の一部がインターネットに集って確かめた情報を、
視聴者の全体が共有できるように、
改めて検証番組を作って放送するぐらいのことをしてほしい。



----------------

*参照

bk1の「異議あり!『奇跡の詩人』」紹介と書評


(2)「奇跡の詩人」問題をソフトランディングさせるための提案

579 名前:拙案投稿日:02/07/29 20:04 ID:b1mOyfEb

NHKが流奈君を本物だと主張しているので、彼の検証という話になりがちですが、
そうではなく、「私たちは見た」「専門家が認めた」「脳障害児の知的能力を明
らかにする方法は確立されていない」といった嘘(この3点のうち後ろ2点は矛
盾します!)を取り下げ、不確かな情報に基いて番組を制作・放送した点を反省
するようにNHKに求めて行くのが一番いいと思います。

次のようなコメントをNHKが出してくれれば、ソフトランディングできるのでは
ないでしょうか?
*************************
4月28日放送のNHKスペシャル『奇跡の詩人』は、重度の脳障害を持つ男児が著
したとされるさまざまな著書が多くの人に感銘を与えている、という事実を伝え
るため、男児とその家族に取材して、制作したものです。しかしながら、男児の
執筆能力について制作スタッフは科学的に検証しておらず、男児が受けている治
療法の医学的有効性についても確認しておりません。これらの点については、番
組のテーマとは直接関係ないと判断し、局内で十分な検討を行っておりませんで
した。しかし、番組放送後に視聴者の方から多くの疑問や批判を頂いたこと、ま
た専門家の方からも執筆能力や治療法の妥当性について問題点をご指摘頂いたこ
とを反省し、今後、同様の番組を制作する際には細心の注意を払っていきたいと
考えております。なお、5月11日放送の土曜スタジオパークなどでの男児の能力
に関する説明には不適切な点がごさいました。あわせてお詫び申し上げます。

*********************
米国の諸学会がFCに反対していること、ドーマン法は民間療法にすぎないこと、
の2点については甘い記述であり、虐待問題や講談社との癒着疑惑にはまった
く言及していませんが、こうしたコメントなら、疑惑を認めた上で日木家への
影響が最小限で済むのではないかと思います。

ここをご覧になっているNHKの方、ご検討下さい。

582 名前:耳をすませば投稿日:02/07/29 22:10 ID:uRjXh2J0

579さんが提示されたような案を認めるのは、
それほど、むずかしいことではないだろうと思います。
医療現場でも、何年も、実践された治療法が、後から、
効果が無いとか、副作用のほうが深刻だとわかることが、
後を絶たないようです。
「安全が確認されないまま医療現場に浸透する『有効な治療法』」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020729-00000008-wir-sci

>効果がなかったり、さらに悪いことには、害を及ぼす恐れがある治療や薬物、
>それに外科手術までもが、どうして医療の現場に深く浸透するのだろう?
(中略)
>だが、それだけではないとダース氏は言う。医師も患者も製薬会社も皆、
>有効な治療法を求めているのだ。そして、効果が期待できそうなあらゆる
>治療法に関して、三者ともに事例証拠をもとに楽観視し、その楽観が広まっていく。
>
>ニューヨーク・タイムズ紙には次のような解説があった。
>「このがっかりさせられる歴史物語は、われわれを神妙にさせる教訓を
>与えてくれる。製薬業界の積極的なマーケティングと、患者や医師の側の
>医学の奇跡への渇望とが、科学的なデータによって有効性が証明されている
>適用範囲を超えた薬物の使用を促すことがある、という教訓だ」


(3)NHKは、自分たちは被害者だ、という立場を守ろうとしている

631 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/30 00:29 ID:???

どうして、NKHってはっきり言わないでひたすら逃げるの?
私もとうとうふれあいセンターに電話する事にしようかな、
本当にゆるせない。


634 名前:S投稿日:02/07/30 00:40 ID:QPGXoBCM

>>631さん
「自分たちが被害者だ」と責任逃れするためです。
そのためには、絶対自分たちから言い出しっぺになっては、
いけないからです。

あの山元Pが窮地に立ったと思ったあの日の翌日以来、職員の態度 が恐ろしいほど一変しました。


641 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/30 00:44 ID:???

>>634
>あの山元Pが窮地に立ったと思ったあの日の翌日以来、職員の態度 が恐ろしいほど一変しました。

言うまでもなく、Sさんのかけた電話に対する応対が保身に変わったという ことですよね。
でも、私には山元Pに窮地に立っているという 自覚があるのかは信じられない。
今でも、ルナ君の「メッセージ」を信仰していそうな気がする。


657 名前:S投稿日:02/07/30 00:56 ID:QPGXoBCM

>>641さん
窮地に立った自覚より、あのときの会議で「保身体制を全面に押し出す」と 全職員に命令が徹底され、彼は守られているのでしょう。

実際職員から、「あなたをはじめとする、様々な意見を後からたくさんもらい
情緒に流れた、一方的な放送であったと思っています。今NHKは、その
方向で動き出しています。」という言葉を引き出した翌日・・・・一変してし まった。

NHKにすれば、ホンとは彼を守っているのでなく、NHKの被害者だという
切り口の立場を守ろうとしていると言うことです。

もちろん、山元Pは、あの釈明から想像するに信仰しているのでしょう。


670 名前:耳をすませば投稿日:02/07/30 01:06 ID:Gv4Jl4RA

>Sさん
>657
>NHKにすれば、ホンとは彼を守っているのでなく、NHKの被害者だという
切り口の立場を守ろうとしていると言うことです。

これは、

>NHKにすれば、ホンとは彼を守っているのでなく、NHKも被害者だという
切り口の立場を守ろうとしていると言うことです。

ということですね。


674 名前:S投稿日:02/07/30 01:13 ID:QPGXoBCM

>>670さん NHKの立場、ということに重点を置いた解釈

NHKも被害者だという解釈

どちらでも解釈はいいと思いますが。
私は、最初の意味で書いています。


676 名前:耳をすませば投稿日:02/07/30 01:19 ID:Gv4Jl4RA

>674さん
すると、
なんか遊んでるみたいやけど、

>NHKにすれば、ホンとは彼を守っているのでなく、
NHKの、被害者だという切り口の、
立場を守ろうとしていると言うことです。

ということですね。
まあなんにしろ、NHKの立場優先、ということですね。
(ほんまに言葉遣いで遊んでるみたいやなあ)


677 名前:耳をすませば投稿日:02/07/30 01:22 ID:Gv4Jl4RA

NHKの立場をあまりひどくは傷つけず、 日木流奈さんと千史さんも、傷つけず、
ただ「奇跡の詩人」の不正確で偏った情報提供を訂正し補足するだけ、
という番組を放送してもらう、ということが、できるだろうか?
つまり、ドーマン法とFCへの批判を放送する、ということ。


679 名前:S投稿日:02/07/30 01:28 ID:QPGXoBCM

>>676さん
NHK職員はすでにあの放送はおかしいと気がついているはずです。
だから、山元Pを、守る真の意味が生じないので、自分たちの被害者という
世間からの強い縦になる、だまされた立場を守る方がいいと思ってる。
と思います。そういう意味です。言葉遊びではありません。


682 名前:耳をすませば投稿日:02/07/30 01:42 ID:Gv4Jl4RA

>679さん
あ、ごめん、言葉遊びというのは、
私の書き方が、ということ。
ごめん。


683 名前:耳をすませば投稿日:02/07/30 01:47 ID:Gv4Jl4RA

ごめんと言いつつ、もう一回、ごめん。
どうも、句読点の打ち方なのか、助詞の使い方なのか、
わかりにくいところがあって。
そういうところにこだわる私自身が、
まるで言葉遊びしているみたいで申し訳ないんだけど、

>だから、山元Pを、守る真の意味が生じないので、自分たちの被害者という
世間からの強い縦になる、だまされた立場を守る方がいいと思ってる。
       ↓
だから、山元Pを守る真の意味が生じないので、
自分たちの、被害者という、
世間からの強い盾になる、
だまされた立場を守る方がいいと思ってる。
     ↓
自分たちの立場を守るには、
だまされたという姿勢をとっておくことが、
世間からの盾になるから、
そうする、
ということですね。


684 名前:S投稿日:02/07/30 01:54 ID:QPGXoBCM

>>683さん
その通りです。
盾という字、間違っていたので気になっていました。

(略)


(4)放送批評懇談会の「奇跡の詩人」批評

823 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/30 17:11 ID:???

放送批評懇談会編集・勁文社発行の「GALAC(ぎゃらく)」という雑誌 の8月号(名目8月6日発行、実際の発売日は7月6日)にギャラクシー賞 テレビ部門5月の月間賞(対象期間4月27日〜5月26日)の審査報告が 掲載されている(p.65〜)。
p.66では審査において「他に取り上げられた番組」として 「奇跡の詩人〜11歳脳障害児のメッセージ」があり、その評価は次の通り。

●作り手は何を信じてNスペ枠に載せたのか。技術的弁明では疑いは晴れない。母親の狂信的情熱だけが浮き上がってきて、子の奇跡に結びつかない。

また、p.73に次のような意見が収められている。

●NHKスペシャル「奇跡の詩人 11歳脳障害児のメッセージ」は、脳障害でありながら著書を何冊も出している日木流奈君の紹介だが、これは絵本や活字の世界のもので、映像にしてはいけなかったのではないだろうか。作り方に手抜かりが多すぎる。

●文字盤から翻訳される言葉から判断するしかないが、その詩からは、子どもの感受性、感動は伝わって来ない。そういうことは、制作者だったらわかるのではないだろうか。使われている言葉はわかりやすいが、子どもの発想には思えない。

「GALAC」って業界の人が読む雑誌のようだが、大きな書店でも売っているらし い(定価780円)ので、入手可能だと思う。私は、大学図書館で今日見つけた。

839 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/30 18:48 ID:???

>>823
勁文社についての重要なお知らせ
小誌「GALAC」の発売元である株式会社勁文社が、
2002年4月19日、東京地方裁判所に民事再生手続開始申立をおこない、
同日、保全処分の発令を受けました。
http://www.houkon.jp/galac/keibunsha.html
・・・良い出版社は経営が大変という定説。

860 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/30 23:04 ID:???

823の紹介した「放送批評懇談会」は、草野教授の「メディア検証機構」とは違い、しっかりした組織で、NHKも維持会員になっている。
http://www.houkon.jp/


(5)NHK中央放送番組審議会での「奇跡の詩人」釈明

961 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/31 11:21 ID:ycWG15dF

NHK中央放送番組審議会6月分に更新

http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/bansin/bansin.htm

962 名前:837投稿日:02/07/31 11:58 ID:???

>取材したVTRの映像と音声を30分の1秒の単位で詳細に分析する
>と、まず、少年が文字盤を指し示す行為が必ず先行し、その後に、
>母親が文字を読み上げていることがわかる。仮に、母親の自作自演
>だとすると、ある文章を読みながらその先の文字を打っていること
>になるが、それは不可能であり、そのことは脳科学の専門家の一致
>した見解である。したがって、母親が自分の考えを表現していると
>いうことはありえず、

番審の、これ何を言ってるの?
自分のアタマで考えた文章を、タイプで打ちながら口でも言う場合、
手が先に動いていることはありえないと言ってるの?

ループだったらゴメソ

964 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/31 12:11 ID:???

>>962
私もそこに引っかかりました。
>仮に、母親の自作自演だとすると、ある文章を読みながら
>その先の文字を打っていることになるが、それは不可能であり
>そのことは脳科学の専門家の一致した見解である。したがって
>母親が自分の考えを表現しているということはありえず、少年が
>自らの意思を確実に伝えていると判断している。

こんなことハピョーして恥ずかしくないんか?
962さんが言うように先に指が動くって。

966 名前:名無しさんといっしょ投稿日:02/07/31 12:32 ID:???

7/13の放送

>最後にNHKに対して番組審議会から、
>今後の少年の成長を、長期的な視点からフォローして
>視聴者の疑問を解くよう取り組むこと。
>今後の番組制作において、視聴者の十分な理解が得られるよう
>細心の注意を払うことが要請されました。
>
>NHKからは、番組審議会からの要請を真摯に受け止めて、
>今後の番組製作に臨みたいと回答がありました。

この部分は恣意的に省いた?

>また、番組審議会に寄せられている意見書については、確認している科学的な論拠を踏まえて、
>NHKの責任者が責任ある回答をすることを要請する。また、どのような回答をしたか次回の審議
>会で報告してほしい。

いずれにしても、検証が必要なのは少年のFCの真偽ではなく、NHKのスタッフが「真実と確信するに至った過程」である。

987 名前:中島定彦投稿日:02/07/31 16:42 ID:PjD/gbKB

>仮に、母親の自作自演だとすると、ある文章を読みながらその先の文字を打って
>いることになるが、それは不可能であり、そのことは脳科学の専門家の一致した
>見解である。したがって、母親が自分の考えを表現しているということはありえ
>ず、少年が自らの意思を確実に伝えていると判断している。

脳科学の専門家とやらは「こっくりさん」を知らないのか?

----------------

*参照

2002年10月30日 NHKからの回答
http://members.tripod.co.jp/saihikarunogo/20021030nhk.html
〜2002年9月30日にNHKに送った公開質問状への回答〜


「奇跡の詩人」関連リンク集

NHKスペシャル「奇跡の詩人」〜日木流奈くんについて〜

小林泰三の不確定領域「駄文24 NHKスペシャル」


[PR]当たる!無料占いで運命鑑定:プロの占い師による本格運命鑑定が無料で