
味のある看板。ニューデリー市内にて
どこの国にでも物売りはいて、ニューデリーではタペストリー売りがいた。 もともと、インドっぽい物を買って帰えりたいと思っていたので、品物を見た時、これは買い!、と、踏んでいた。
「サー、サー。(だんなさん、だんなさん)」 と、英語をしゃべれないおばちゃんが手に持った壁掛けを差し出してくる。
おばちゃんの顔を見て、とりあえずはいらないふりをして、通り過ぎる。 適当な所で折り返して、また例の場所付近にやってくると、 「ミスター。ジス イズ チープ ワン。」 と英語で話しかけてくる男がいる。おばちゃんの商売を取り持つ仲介屋の様である。
「ハウマッチ?」 と聞き返すと、おっ、脈あるかな、というような顔で
「10ユーエスダラ。オーケー?」 と来る。
「10ダラ?」 と高すぎるわい、という顔をして、にべもなく断り、ほんの5m先に座って同じようなものを売っている別のおばさんに、
「ハウマッチ?」 と聞くと、
「6ダラ」 と答える。
「5ダラ、オーケイ?!」 というと、首を斜めにかしげる、南アジア地区ではOKを示すしぐさをおばさんは返してくれた。
うっし!。と5ドル紙幣を出し、目的の品購入。 うしろではさっきの英語をしゃべる男が、売れなかったオババにぼろくそに怒鳴られていた。
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ニューデリーの風景: |
1989年ニューデリーでアジア陸上があり、私はパキスタンークウェートーインドとモルディブを脱出しての「50日間どさまわり旅」の最終地点だった。
ナショナルコーチの私は同じくジャパンチームのコーチとして来ていた順天堂大学の大西先生に見つかり、「なにやってんだ?こんなとこで?」と不思議がられてしまいました。
インド式開会式の様子がここでわかります。なんとも複雑怪奇なエンターテイメント。
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