ナマステ(ネパール)のページ

ネパールを訪れたのはモルディブに赴任してからちょうど1年経った1989。 パキスタン経由で入ったカトマンズは雨模様であった。 空港には連絡を受け、同期の佐藤康孝隊員が出迎えに来てくれていた。

溜まり場であるドミトリーには夕方、近場にいる同期の仲間達が集まってきてくれた。

白目がやけに濁っている反町隊員には、

「どうしたん?」と尋ねると、

「俺さあ、今赤痢にかかってるんだよお」と、風邪でもひいているくらいの軽さでこともなげに言うのであった。


ネパール国旗は個性的


正面真中に座っている反町隊員は、この時日本ならば隔離されている赤痢なのであった。


カトマンズのカツ丼うまし

モルディブで1年働いた頃、ネパールの同期隊員を尋ねてカトマンズを訪れた。

<マーレ>ー<カラチ>ー<カトマンズ>と飛行機は飛び、上空から見たカトマンズの景色はあたり1色のレンガ色であった。

モルディブはイスラム国。当然豚肉はない。

日本人観光客もたくさん訪れるネパールには日本料理店もあり、はてはキリンビールなんてのも手に入ったりする。

「何が食べたい?」

と聞いてくれた友人に、本来ならば土地のものを食いたい、という所なのだが、いかんせん私は豚肉に飢えていた。

「カツ丼が食いたい!」

と訴え、カツ丼ととんかつ定食を一度に注文し、

「やっぱり日本人には豚肉だよなあ。」

としみじみつぶやくと、

「日本人には刺身だよ!」

と海のないネパール隊員は声を大にするのであった。


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