| 旧樺太庁官舎群 |
| ユジノ-サハリンスク市 ジェルジンスカヤスカヤ通27番地 ユジノ-サハリンスク市 ハバロフスカヤ通48番地 ユジノ-サハリンスク市 クラスナヤ通12番地 |
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| サハリンエナジーの北向かいにある木造家屋2棟は、旧樺太庁官舎である。2戸1棟形式で屋根は寄棟、銅板平板葺である。現状の外壁は防水シートを張ってあるが、古い外壁面はモルタル塗りと下見板が混在している。 |
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| 写真は1996年調査時のもので、現在の庭部分の周囲は板塀で囲まれている。 |
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| 写真はハバロフスカヤ48番地の木造1戸建、日本時代には樺太庁の部長官舎であった。樺太庁の部長は、現在で言えば副知事にあたる要職であり、官舎中でも最高級のものであったと考えられる。玄関や窓廻を見てもわかるように、細部意匠が充実している。 |
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| 現在は軍の獣医学研究所になっており、一般の立ち入りは認められない。この写真は、許可を得て撮影したものだが、内部の立ち入りは不許可であった。外壁、窓、玄関などこれだけの細部意匠がきれいに残っている木造家屋は南サハリンでも稀である。 |
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| 行政府の建物付近にも木造家屋が残っている。一見すると、ロシア風の家屋であるが、この一帯も日本時代の官舎街であり、その名残であると考えるべきであろう。 |
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| この建物が日本時代のものであると考えられる根拠は、軒下コーニスの持ち送りが日本式の洋風建築を踏襲しているためである。明治44年の略地図をみると、この界隈には「裁判官官舎」が建てられており、その一部ではないかと推測されている。しかしながら、まだ憶測の部分が多く今後の憲章が待たれる建物である。 |